人狼物語 三日月国


140 【身内】魔法使いの弟子と失われた叡智

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【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[指示を仰ぐ必要がないと判断できる程度には、
あの方との付き合いも長くなった。
こんな末端まで気にかけていただけるのは
ありがたく思っているが。だからこそ、
便利に使われている部分も否定できないので
正直、胸中は複雑だ。

しかし、対価を出し渋る方でもないし。
王国の為に、と仰るからには
事情がおありなのだろう。]


 旅支度をしてくれ。二人分だ。

 今回は君も連れて行こう。
 良い経験になるだろう、……おそらく。


[一つ息を吐いて、そう言った。]
 
(60) chiyo 2022/03/27(Sun) 6:01:38

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[手紙は、考えていた用件とは違ったようで。
それに安心していたら、]


 えっ…二人分ですか。


[師匠の声に驚いて。
思わず、聞き返してしまった。

短い旅の支度なら、何度か手伝ったことがある。
けれど、いつも師匠一人分だった。
それに文句を言ったこともないし、
連れて行ってくれと頼んだこともない。
……ないのだけれど。

遠出なんて、いつぶりだろう。

外を出歩くのは苦手なままだ。

だけど私は18で。隠者になるには早すぎる。


ちらりと、開けたままの窓を見た。
春の陽気は穏やかだ。]
 
(61) choco 2022/03/27(Sun) 6:01:45

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[それに、私は。
家事手伝いについてはともかく、
師匠が教えてくれることに、
不満を持った覚えはなかった。
自ら望んで、ここに来たのだし。

蒼鉛のように――蒼鉛とは、他の魔術師が
師匠を指して呼ぶ言葉だ――冴えない仕事は、
お前がやるべきことじゃないと。
そう言う人もいるけれど。

薬を作ったり。道具を作ったり。
作業台の上での静かな仕事は、
私にとって、好ましいものだった。]
 
(62) choco 2022/03/27(Sun) 6:01:54

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[師匠は私の叔父様で。
当然、私の事情も知っていて。
それでも、慰めのために外に連れ出そうとか
そんなことは、今までなかったのだから。

連れて行くというのは、つまり、
弟子として同行させるということ。

しかも、難しいお仕事に、だ。

つまりそれって――

弟子として、少しは当てにしてくれている、
っていうことなのかな。]
 
(63) choco 2022/03/27(Sun) 6:02:05

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[久しく味わっていなかった高揚感を覚えた。

もちろん、そうでなくとも、
弟子としてNOと言う選択肢はないのだけど。]


 わかりました。出発はいつですか?
 行き先は? 手持ちの路銀は足りてます?

 ミュラーさんへは連絡しておきますね。
 あとお休みするのは、牛乳の配達と、それから…


[ミュラーさんとは、通いの家政婦さんのことだ。
家政について、私に仕込んだのは
師匠ではなくミュラーさんの方。

師匠は、私の勢いにすっかり押されている。]
 
(64) choco 2022/03/27(Sun) 6:02:12

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

 ……あ、ああ。よろしく頼む。

 行き先は…仕事については追々話そう。
 路銀の心配はしなくていい……。


[出発日時など、必要な事だけ伝えると、
オペラは早速動き始めた。

やや呆然と、部屋を出て行く背を見送って。
…いつの間に、あんなに逞しくなったのだろう。
初めての事だろうに、牛乳配達まで気が回るとは…
私は度々忘れて、ミュラー夫人の世話になったのに…
無論、帰った後の小言付きでだ。


師としても、叔父としても、肩身が狭い。
姪は、私よりしっかりしているのかもしれない。

性格は父親似かと思っていたが、
やはり、そうでもなかったのだろうか。
私は実の姉よりも、義兄の方と馬が合った。]

 
(65) chiyo 2022/03/27(Sun) 6:02:17

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[……誰も居なくなった部屋で、
もう一度依頼書を読み返す。

ああ、同行者がいると言い忘れたな――
それも後で伝えなければと、心に留めて。

書かれた名前を指でなぞってから、
他言無用の手紙は、早めに処分してしまう。


          懐かしい名前だ。
          元気にしているだろうか。
          仕事にかまけていて、
          久しく顔も見ていない。]
 
(66) chiyo 2022/03/27(Sun) 6:02:21

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[家事は多少おざなりになっていても、
仕事については、真面目に取り組んで来たつもりだ。
筆不精の自覚もあるが、私だって、
用があればペンくらいとる。

心配の必要はないだろうが。
私も手紙をしたためた。
薬の調合に必要な条件を考えれば、
向かう先はあそこだろうと
頭に思い描いた地図から、一つの名前を拾い上げて。
紙に記すのは、落ち合う場所と、大体の日時など。
それから 
よろしく頼みます
 と
一言書き添えた、簡潔な手紙を出した。

こちらに秘匿事項はないものの、
連絡事項は速やかに。そう思って封をした、
蒼鉛の酸化膜による虹色も、己の魔法も。
アガーテ様とは並ぶべくもないが、
私の手によるものだという事は
あの方ならわかってくれるだろう。

         あのひとは、今頃。
         不肖の弟子と組む事に、
         何を思っているのだろうか。]**
 
(67) chiyo 2022/03/27(Sun) 6:02:24

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
聞いてください、気付いたら朝
え?????なんで????????

こんな個数の壁築いたの初めてかも…二人はのびるね、のびのび…でもちょっと進んだ。でも多分また昼寝してしまう…ごめんね…!寝てくる…
(-22) chiyo 2022/03/27(Sun) 6:06:26

【独】 魔法使いの弟子 オペラ

/*
あと、伸びれば伸びるほど自分が何言ってるかわからなくなることがわかった。全体把握しにくい(それはそう
(-23) choco 2022/03/27(Sun) 6:07:14

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
あっ不肖の弟子ってヴィスマルトのことね!
リアントくんじゃないからね〜〜

お互い今の弟子の存在は知ってるのかな、どうかな
(-24) chiyo 2022/03/27(Sun) 6:08:42

【人】 紅玉の魔女 ルービナ



  何か裏がありそうだけれど
  正直報酬はとても良いのよね……



[ 手紙の報酬を読んでこぼした一言>>n1 ]
(68) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:01:25

【人】 魔法使いの弟子 リアント



  先生、報酬に釣られるのですか?
  
紅玉の魔女としてのプライドはないのですか



 
(69) kogeneko 2022/03/27(Sun) 22:02:25

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


  
ないわ

  
さっき貴方がそのプライドを粉々にしたじゃないの!


  
それは置いとくとして

  いい?
  現実的な話をすると
  こんな山奥に住んでいてもお金はかかるのよ

  ましてやこんな育ち盛りの子がいて……
  まあ自給自足なのだけれど


  簡単な話
  お金で解決できることの為に
  用意しておく、というものよ
 
(70) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:03:58

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


  例えば私が集めている
  紅玉
  そして貴方の石、金剛石……ダイヤモンドね

  私達宝石魔術を扱う者には
  自身に生まれつきあるその核の宝石とは別に
  天然のモノの宝石の力が魔力を増幅させると
  私は考えているの
  勿論生まれつきの魔力保持量、本人の才覚
  様々な要素が関係して一概にとは言えないけれど


  貴方にも常に持っていなさいと渡したでしょう?
  謂わば自身の化身
 
  そしてその宝石は自分達で探すより
  専門にしている人達から買う方が成果が良いの
 
(71) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:09:13

【人】 魔法使いの弟子 リアント



  己を知るには自身の宝石を知れ
  さすれば知識は己の力となるだろう



[ 先生が金剛石をくれた時にもらった言葉だ。

  持っていた金剛石を掌に乗せる

  これが自分の体に埋まっているから
  これを持って生まれたから……。



  強く握るも潰すことなどできず
  ただ硬い食感と痛みだけが残る。 ]

(72) kogeneko 2022/03/27(Sun) 22:11:37

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


   憎んではいけないわ
   貴方は宝石を持って生まれた
   それは呪いではないの


   祝福だと思いなさい
   この世界に愛されて生まれたと

   
”特別なモノ”は争いの種になる
>>38

   貴方が原因ではないわ
   特別なモノを作ったこの世界
   そして特別を
勘違いした人
に問題があるの

   どうして迫害された方が悪いと感じるの?
   そんな必要はないわ
   ただ普通に生きようとしただけよ

   普通より最初に一つ多く持っていただけ

   いつも、どんな時も
   迫害する方に問題があると私は思うわ
 
(73) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:14:19

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


   
人を憎まないで


   人を愛せとは言わないわ
   
自分を愛しなさい


   
自分の宝石を信じなさい



[ リアントの握りしめた手に己の手を重ねる
  師として、私が出来ることは成長を見守ることだけ。
  より大きく成長できるように手助けしかできないの。
  成長するのは、乗り越えるのは自分自身だから

  少しでもこの手が力になれたらと思うのよ。 ]
 
(74) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:15:29

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


   だから、この依頼は受けるわよ
   
追加報酬をぶんどってやりましょう!!


   宮廷魔道士の大魔女様の報酬が
   こ〜んなもんで済まそうとするなんて
   
紅玉の魔女も見くびられたものだわ!!


   えーーっと
   協力者? 
……は


 
             
蒼鉛の……


  
[ はらり、と手紙が手から落ちていく。 ]


 
(75) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:17:47

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   先生? 手紙が落ちた
け、ど

   
うわ、
顔が真っ青


[ 手紙を拾えば協力者の名前は
  蒼鉛の魔術師 ヴィスマルトと記されていた。 ]


   蒼鉛の魔術師
   蒼鉛……ビスマス……、珍しいですね


 
(76) kogeneko 2022/03/27(Sun) 22:20:02

【人】 紅玉の魔女 ルービナ



   あの魔女……
どういうつもりかしらね



[ 乾いた笑いが出てくる。

  かつての教え子の名前。
  あの子にとってはそうでしょう。


  でも大魔女アガーテなら……

  含みを持っているだろうと勘繰ってしまう。 ]

 
(77) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:23:50

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   
うわー……
今度は黒い笑いが

   先生って忙しいですよね、
表情が



 
(78) kogeneko 2022/03/27(Sun) 22:24:34

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


   
Be quiet!

   いいわ、アガーテ
   受けて立ってあげる

   
この私は紅玉の魔女なのだから



[ もう会わないつもりでいた。

  ヴィスマルト……蒼鉛の魔術師という名を貰って>>62
  一人前になった貴方に私はもう不要だから。
  貴方の師になれただけで私は幸せ者よ
>>43



              あとは最後に……。
              いえ、これは私の問題ね。



             今でも部屋にある蒼鉛の宝石に
             私の魔力を送り続けているのも
             私の自己満足問題



   ええ、知ってるわよ。
   私は自分が頑固で臆病ってことくらい。
   だからアガーテ……貴女は。 ]

 
(79) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:27:48

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


[ ま、まあ?
  普通に師匠と元弟子として会うのなら
  何も問題ないんじゃないかしら?
  
  確かに魔道具や魔法薬に秀でた彼なら
  この依頼も問題なく完遂できると思うわ。
  師としての我が子自慢も含まれているけれど。


  平常心なんて私には朝飯前なのだから
  笑顔で師の威厳を見せつければいいのよね。
  
余裕よ余裕。

  一人前になった途端
  ほとんど顔も見せにこなくなった子に>>66
  ニッコリ笑顔で嫌味の一つでも
  言ってやろうじゃないの! ]
 
(80) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:29:38

【人】 魔法使いの弟子 リアント



    ……おや? 先生!
    また手紙ですよ


[ 受け取った手紙を先生へと見せる。
  先程の手紙とは色が違うけれど

  虹色の手紙だった>>67 ]

 
(81) kogeneko 2022/03/27(Sun) 22:33:47

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


[ それは今し方の話題の人からの手紙>>67
  私が貴方の魔法をわからないわけないじゃないの。
 
  会うのはまだ先だと思っていたのに
  その懐かしい魔力を感じれば


  
気も遠くなるのは仕方のないこと。

  パタン、と綺麗に仰向けに倒れた私は
  リアントが驚いて落とした貴方の手紙を
  片手で綺麗にキャッチして



  
そのまま昼寝することにしたわ。

  支度?少し寝たら始めるわよ。 ]


(82) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:36:16

【人】 魔法使いの弟子 リアント


   はー
ー……っ

   先生ー、こんなところで寝たら風邪引きますよ
   まあ、
なんとかは風邪引かないんでしたね



[ カツンと頭に小石が当たった。
  
正確には当てられた。

 
  じと、と寝転がった人物を見て。 ]



   風邪引く前に起きてくださいよ
   支度はしておくので


[ 近くにあった布を先生に掛かるように投げつけ
  どこに行くのかわからないけれど
  出かけるであろうことは察して

  適当に旅支度をすることにした。 ]
 
(83) kogeneko 2022/03/27(Sun) 22:38:57

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ 先生の部屋にある蒼鉛の石。
  何に使うかわからない魔道具>>47

  年に1回、決まった日
  その日は一日中城の近くの森の湖に
  行くのを知っている。

  詮索する気は無いけれど
  先生がそれらを大切にしているのは
  私でもわかるから
  いつか知る時が来れば
  弟子として力になれたら良いと思ってますよ。



         
絶対言ってやりませんけどね。
 ]

 
(84) kogeneko 2022/03/27(Sun) 22:40:52

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


[ その日の夜に自室で一人手紙を開ける>>67
  こういう行動は素早いのよね。

  本来なら私から支持するべきことを
  あの子は先回りしてしれっとやってこなすのよ。


  落ち合う場所
  日時
  それから一言だけある言葉
  簡潔すぎてあの子らしい。 ]


   100点満点
   ただ、手紙が仕事向けすぎたので
  
マイナス99点!


   そうね。一言だけあったから
   プラス39点ってところかしら


[ 月明かりの窓の下で手紙を楽しそうに読む。
  あの子は私生活より仕事を優先しそうだから

  でもこうして元気にやっているようだから
  それだけで100点満点をあげようとは思う。 ]
 
(85) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:44:31

【独】 紅玉の魔女 ルービナ


  あら、合計40点ね
  そこそこ良いと思うわ!!
(-25) kogeneko2 2022/03/27(Sun) 22:45:21