人狼物語 三日月国


242 『慰存』

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視点:


【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[元々そのつもりでしたから
 拒むなんてことするはずありません。

 朝までどころか明日一日さえも貰いたいと、
 そんな欲を隠さないまま、
 甘い誘惑に導かれるのです。]


 
(-33) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:38:36

【赤】 七海 聖奈


***

[お店を離れる頃にはすっかり酔っぱらっていました。
 あんまり飲んでは迷惑をかけてしまうと
 分かっていても、隣で飲んでいる人がいるのに
 全然口を付けないのも嫌で、
 ご飯が美味しくてついつい飲んでしまって。

 考えがふわふわと纏まらないまま
 ただただ、隣に好きな人がいて幸せだな、なんて
 機嫌よくにこにこ笑いかけて
 自分から手を繋いで指を絡めてみせました。]
 
(*52) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:39:06

【赤】 七海 聖奈



   
おいしかった……ごちそうさまでした!


            
また、行きたいな……。



[今の私を見れば本当にただの大学生でしょう。
 
 きっと誰も気づけません。
 私がストーカーをしているだなんて。]


 
(*53) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:39:35

【赤】 七海 聖奈



   新刊、早く読みたいな……


[思考がまとまらないせいで
 話がすぐ別方向へと飛んでしまいます。
 普段ならこんな喋り方しないのに。
 
 新刊がどんな内容なのか知りもしない私は
 まさか私がしてきたことが
 小説に書き起こされるなんて考えもしていません。

 仮に知っても、怒りも軽蔑も抱かない。
 ただ、小説の題材になるほどのことを
 自分がしていたのかという疑問と
 何故数ある題材の中からそれを選んだのか、と
 混乱はしてしまうでしょうけれど。]


 
(*54) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:41:07

【赤】 七海 聖奈



[―――――好きな作家さんに主人公を頼まれるなんて
 光栄なことだとは思いませんか?

             怒るわけ、ないでしょう?]


 
(*55) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:41:27

【赤】 七海 聖奈



[あなたと話していれば、
 家まで戻ってくるのはあっという間でした。

 火照った頬に当たる夜風の心地よさに
 ほんの少しだけ酔いがさめたような気もします。]

 
    
裕太郎さん………


 
(*56) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:43:58

【赤】 七海 聖奈



    見てたんでしょう?
    私、ずっといい子にしてましたよ?


  
(*57) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:44:25

【赤】 七海 聖奈



    
もう、お預けは嫌なんです……。



         
―――――あなたのことが欲しい。


  
(*58) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:44:51

【赤】 七海 聖奈



[部屋の扉の前、入る前にそう言うと
 背伸びして、あなたの首筋に口付けを落とすのでした。]*


  
(*59) alice0327 2024/01/18(Thu) 23:45:22