人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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【墓】 盗人 アシュレイ

 
[ 一瞬目を閉じ、くそっと毒吐く。

  それから実験台の上に腰を下ろした男に
  視線を向けて、台に手を突き頭を下げながら]


   た……何でも言う事聞くから……
   助けて、ください、……ご主人様。


[ そう言って、彼の靴に口を寄せただろう]*
 
(+19) kurage 2020/12/02(Wed) 17:48:29

【墓】 魔王 バルトロメオ



 それがさぁ、だめなんだよなぁ、男じゃ。

 まぁ、俺様も高みの見物───…
 兼、サポートで着いてってやるから。 


[>>+14未だアシュレイの片脚を
宝石越しに圧し折った感触が残る指先を
ちっちっちと左右に振って。

そりゃ自分で行けるなら行っていると
言外にそのダンジョンの高難易度さを
チラつかせたりしたのだった。

まぁ、あそこはなー。
色々やっべぇからなぁ……]
(+20) goza 2020/12/02(Wed) 23:06:12

【墓】 魔王 バルトロメオ

[>>+15そんなこんなの後に
よばれてとびでたオークちゃん達。

目の前に匂い立つような雌が転がってりゃ、
そりゃあ、奴らにとっちゃいただきますってなもんだよなぁ。

>>+16そんでアシュレイちゃんといえば
片脚も負傷した状態で、多勢に無勢。

はー……
せっかくの初物が豚の餌食かって、
ちぃとばかし勿体ねぇなぁと見てたんだが]


 ……うっあ、痛そ……


[伸縮性のある黒のインナーが
オークの指の形に引き千切れ。

肌色の面積を大幅に増やした肢体が
冷たい床になすすべもなく貼り付けにされた────

と、思いきやだ。

大事な部分を蹴り飛ばされ、
オークの濁声が地下研究室に響き渡る]
(+21) goza 2020/12/02(Wed) 23:16:01

【墓】 魔王 バルトロメオ

[それからは見事なもので、
躊躇の無い目潰しは完全に豚の視界を奪い。

もう一匹をも怯ませる事に成功したのだった。

いやそりゃ片割れが上下の玉潰されたの見りゃ
縮み上がるってなもんだよなぁ……


>>+17とはいえ、それでビビらんのが
肉欲獣人の怖えところとゆーか。

「この雌犯す」が「犯して殺して食う」に変わった分、
>>+18状況は悪化したとも言えて]


 さぁて、どうする?

 絶体絶命だなぁ……?


[>>+19実験台に腰掛けたまま、
口元に張り付いたにやにや笑いと共に問いかければ]
(+22) goza 2020/12/02(Wed) 23:22:32

【墓】 魔王 バルトロメオ



 おーけー、奴隷ちゃん。

 変なプライドより最善手を取れるトコ、
 プロって感じで好感が持てるねぇ。


[>>+18あの時何を思い描いたのか。

首を振るアシュレイの一瞬の表情の変化の
所以までは分からなかったものの……

生きる為に、なんだってやってきた男という
当初の見込みは間違っていなかったとみえる。


つーかそういう兄ちゃんを屈服させるのが、
何より愉しいんだよなぁ。
>>+19ゾクゾクする顔で見上げやがって]
(+23) goza 2020/12/02(Wed) 23:37:23

【墓】 魔王 バルトロメオ



 そんじゃ、ご主人様の偉業をとくとご覧あれっと。


[革靴の爪先を
アシュレイちゃんの口元に押し付けながら。

実験台に下ろした両掌に魔力を込める]


 
……帰し返し、現せ姿を。



[呟く様に唱えれば、
オーク達の丁度真下の床が、波打ち。

真ん中よりばくりと。
巨大な口となって四匹を飲み込んだ。
一瞬の後に、研究室は再び静寂を取り戻し。


>>1:32ちなこの生きた罠。
談話室にいた人食い宝箱と同じ種である。
上手い事育て上げるとこんな事もできるってゆーな。

なおオーク達は丸呑みにされただけなんで、
消化される前に後で出してやろうと思う。

使える物は骨まで使い倒さんとなー]
(+24) goza 2020/12/02(Wed) 23:52:31

【墓】 魔王 バルトロメオ



 さって、じゃあ、オシゴトの話をしよう。


 やる事ぁ簡単。
 とあるダンジョンに潜って、
 最奥の悪魔をぶん殴って、とあるブツを取り返す。

 そんだけだ。


[説明しながら、俺は再び両手から魔力を操作し。

この屋敷を覆う蔦の一部を呼び込んだ。
そいつらはアシュレイちゃんの折れた脚に絡み付き、
ぺろぺろと舐めはじめて。

昨日の胸の傷が無くなっていた事を思い出せば、
蔦の行うそれが回復行為だと判るだろう。


故に、説明もそこそこに俺は話の続きを口にした] 
(+25) goza 2020/12/03(Thu) 0:00:32

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム



  
         [ 赤黒く死が積み重なる峠。
           処理の追い付かない死体が
           敵味方問わず一絡げに燃やされる。 ]


 ( 通った後には築かれる炭の山か、
   焔が嘗め尽くした灰の原のみ。
   どう歩いたのかも、どう生き抜いたのかも、
   ある時を境に覚えていられなくなった。 )




 
(45) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:05:38

【人】    





  「 陛下、斥候より伝達に御座います!
    サー・アルベルタが討死したとの事──── 」



 
(46) のーまん 2020/12/03(Thu) 0:06:21

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム





   
( この憎しみが背負わされたものだと言うのなら、

     
沸き起こる悲哀もそう在って欲しかった。 
 )

 
(47) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:09:49

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム



[ 山脈の冷気が裾を広げるかの様に、
  焼け爛れた平原の戦場に新雪が降り注いで行く。
  その中に立てられた軍幕の一つに仄かな光が灯り、
  中央に横たえられた寝台の傍に立つ影が一人。 ]


    サー・アルベルタ=フォン=アイゼナハ。
   誓を守り、王の意に添い、逆境にて闘い抜く。

      彼女の務めは此処に終わった。


 [ 別れの言葉を読み上げれば一度だけ振り返り、
   遺体の安置された其の場を後にする。
   爆発と崩落に巻き込まれた彼女の亡骸は、
   戦い続きの兵士達に死に物狂いで捜させたのだった。 ]


 
(48) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:10:01

【墓】 魔王 バルトロメオ



 目的を達成できたら、
 俺様ができる範囲で"何でも一つ"
 願いを叶えてやるよ。

 男に戻して欲しけりゃそれでも良いし、
 自由の身にして欲しけりゃそれでも良い。
 
 ただし、一つだけだからな?

 当然願いを増やしてくれとか、ズルはだめだ。


[そして、揺らめくブーツの先っぽを、
彼女の唇から胸元へと伝い下ろして]


 それはそうと……
 >>+19そういやそっちは
 何でも言う事を聞いてくれるんだよなぁ?


[ガシャリ、と。
魔力の鎖を引き上げ、俺様の奴隷を上向かせる] 
(+26) goza 2020/12/03(Thu) 0:10:12

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム



[ 軍幕の外では大勢の臣下や各家の当主が控えていた。
  同じ歳に生まれ、同じ王宮で育った騎士団長が
  皇帝にとってどんな存在であったのかは
  彼等の殆どが理解している。

  おくびにも出さぬ様に振舞ったとしても、
  心情もある程度は窺い知れるもの。
  誰もが彼の言葉を待った。 ]


         生まれた家へ送り届けてやれ。
     その際、戦から退きたい者はそうして構わん。
     隊列に加わり、安全に帝都までの路を往くが良い。


[ そうして軍議は明日に回された。 ]


 
(49) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:10:25

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム



[ 散っていった名も知らぬ駒を幾つ掻き集めても、
  その名と生まれと家族の有無を一つ一つ聞かされても、
  到底将たる其れには及ばない。
  『価値』がではない。意義の有り様がだ。

  陽動の為に割いた二千の兵の命より、
  バルバロスの森に斃れた戦士達より、
  この峠を超える際に失った臣民より、

         彼女は
心の中で
重い存在だった。 ]



[ 彼自身が知る喪失の痛みとは
  彼の瞳が初めて開く前に産褥の床に亡くなった実母、
  既に定められた運命の中で手に掛けた父帝……

   判断を誤って身近な人間を喪う事はなかった。
   故にこそ訃報は失態を確実に物語る。

   そうして男は冬季の撤退を取り止めた。 ]


 
(50) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:10:48

【人】 『ブラバント戦記』  



  722年 火の月2日

 バルジ峠唯一の陸路を雪が覆い隠していく。
 昨年秋のダンメルス家による決死の抵抗を受け、
 大損害を受けた帝国軍は反撃の機会を窺っていた。

 掃討部隊の空挺が丘陵を飛び交う中、
 深い雪原に潜んでは近付く冬に耐え忍ぶ。
 餓死者が出る様な行軍ではなかったが、
 気温が下がれば傷が癒えずに力尽きる者が増える。

 隊列から無念ながらに離脱する者も現れ、
 帝国軍は縮小の一途を辿っていたが────

 年も明けて間もない頃、彼等は攻勢に出る。
 其れは吹雪に紛れて四部隊に組み分けた布陣での
 挟撃作戦だった。

 
(51) のーまん 2020/12/03(Thu) 0:11:28

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム




( 若き騎士団長を屠ったのは、
  我々の恩師でもある魔術学園の老教師だった。

   本来の領分は名家お抱えの研究者だったからか、
   戦争を機にダンメルス家に戻って来たらしい。 )



 [ 憎かったのは彼そのものではない。
   奪われた物を取り返す事だけが目的だったのに、
   雪を踏み締める脚は次第に感覚を失くし……


      暫しの間、
しきものに躰を委ねる。 ]



 
(52) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:12:00

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム



[ この深紅の鎧も、ベルベットの外套も、
  眩いまでの炎を宿す宝剣も、
  その悉くを血に染めながら立ち尽くしていた。

  眼前には見知った顔の男。
  膝をつき、擦り切れた魔導書を手に、
  最後の悪足掻きに置き土産を残そうとしている。

       何を思ったのか、王はつい手を止めた。
       携えた剣を振りあげようとした格好の儘。 ]


 ( ……どう闘っていた?
     どうやってこのホールキープまで来た? 

      そう思った時、足が動かなくなった。
      得体の知れぬモノから自我を取り戻し、
      宿ったのは躊躇だったのだろう。 )




        
(53) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:12:37

【人】 『ブラバント戦記』  





 ────対し、死の間際に立つ者の激憤は
     血に連なって流れ落ちる事など有り得ず。



 男は言った。正確には諭す様な声色で嗤った。
 制圧された居城、今にも降ろされようとする梟の御旗、
 帝国兵の掃討を受けた残り僅かな同胞の断末魔。

 戦乱の喧騒が少しずつ過去のものと変わる中、
 余りにも穏やかな声は確実に居合わせた者達の耳に入る。



 
(54) のーまん 2020/12/03(Thu) 0:13:28

【人】    



 男は学者だった。
 物を作り、真理を知り、歴史を記す使命を持つ。
 同時に多くの術式に通ずる優秀な魔道士でもあった。


       「 お前一人の為に国は後退した。
         繁栄の手段を自ら潰したのだ 」


  
(55) のーまん 2020/12/03(Thu) 0:13:52

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム



 [ その掌の雷が爆ぜる前に、
   剣を墓標の如く

           き
            立
             て
              た
               ゜
   鮮血が足許を濡らし、耳障りな音を立てる。
   動かなくなった其れを兵に運ばせた。


   ────何も、返す言葉がなかった。
       つい先程まで何かに身を任せていた者には。 ]



  ( だからこそ決めた。
     この闘いは自分独りになろうとも続けると。 )


 
(56) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:14:34

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム




( 足が、身体が重い。
  二度目の遠征に出て既に一年近くが経過している。
  数の有利を覆す為にどれだけ力を使っただろう。
  契約は確実にこの身を蝕んでいる。

    此処で国に戻れば、間違いなく次はない。
    そうなれば誰がこの恥を雪ぐのだ? )



 
(57) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:14:51

【人】 『ブラバント戦記』  



  722年 土の月16日

 『724年中にはこの戦争を終える』────
 主君の言葉の元、数を減らした帝国軍は
 軍隊を複数に割いて暫しの休戦期間に入る。

 とは言え、制圧圏よりそう離れていない砦では
 変わらない厳戒態勢が敷かれていた。

 ダンメルス家滅亡より数ヶ月を経て
 残るアングレール、ロイス、ベストラの三家へ
 侵攻を開始する。

 最も社会的地位が低く、地理的にも北方に位置する
 アングレール家が真っ先に矢面に立つこととなった。


(58) のーまん 2020/12/03(Thu) 0:15:31

【人】 『ブラバント戦記』  



 ────と思われたが。

 自領への帝国軍の侵入を確認するなり、
 アングレール子爵側は兵を差し向けず白旗を上げた。

 数度使者による伝達が行われた結果、
 ブラバント帝国は城の明け渡しを要求。
 それは二百年前に大部分を焼失した後、
 再建されたかつてのシェーンシュタイン城だった。

 交渉はその大広間で行われる事となる。
 血濡れの婚儀となったその場所で。


 
(59) のーまん 2020/12/03(Thu) 0:15:50

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム

 

[ 使い鳥はこの所頻繁に本国と送り合っていた。
  兵站の要求や人員の増量、必要物資の買い付けなど
  用途は多岐に渡るが、
  数ある中でも一番大きな報せは男児の誕生であった。 ]


( 帰った処で抱いてやれるかも定かではなく、
  己に似てゆく成長ぶりを見る事も叶わない我が子。

  ならばせめて乱世は俺の代で終わらせよう。
  そして泰平の名君となり、その統治の栄えんことを。 )



[ その為には誇り高き家名と、慕う民草と、
  豊かな国土と、其れを治める貴族が要る。

         故にこの交渉は重要な意味合いを持ち、
         彼が下した決断は────…… ]

 
(60) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:16:18

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム





       ( ────あの様な小物を
          生かしておく理由があるのか? )


 
(61) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:16:36

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム




 ( 死んで欲しい奴こそ、金で命を買い戻す。 )


[ 穢れた施しは受けぬと心に決め、
  腐り果てた精神を隔絶する為に裏切りを選ぶ。
  招き入れられた城に武器は持ち込まず、
  その代わり……ありったけの“火酒”を振舞おう。

  独断での交渉に走った子爵を守る味方はない。
  僅かな兵のみが控える城内で
  仇敵を一思いに燃やし尽くすのは容易かった。 ]


 
(62) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:17:10

【墓】 魔王 バルトロメオ



 ならまずは、洗いざらいお前さんの事を話してもらおうか。

 ある程度能力を把握しておきたいし、
 あとはまぁ、純粋に好奇心だな。

 なんでケチな盗人なんざやってんだよ。
 俺にとっ捕まらなくても、
 何処で野垂れ死ぬか分かんねー様な生き方しやがって。
 若人のくせに生き急ぎ過ぎじゃねーの?


[そっちも聞きたい事がありゃ聞いて良いぞー、と、
心の広い所なんぞを見せつけながら。

俺のブーツの爪先が、
アシュレイちゃんの頬を持ち上げる]


 そうそう、あと。

 ……お前さんさぁ、女を抱いた事はあるのかよ?


[そんな、質問を*]
(+27) goza 2020/12/03(Thu) 0:17:11

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム



[ 燃え盛る階下。
  増設された回廊から大広間を見下ろし……
  其れから床に額を付けた眼前の男に視線を移す。

  この二百年シェーンシュタインを支配してきた子爵は
  肩書きだけ与えられたに過ぎなかったらしい。

         『未来永劫忠誠を誓います』と
          上擦った声で命乞いする様には
          嘲笑だけを降す。 ]



  (  悪意の芽は摘まなければならない。
    いつか玉座に着く息子の敵は全て滅ぼし、
       その上で汚名は返上し
     皇族の立場を確固たるものとする。 

         ……故に。        )


 
(63) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:17:33

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム




  ────貴様がこれまで重い税を巻き上げて来たのは
      誰の民だったのだろうな。

( 冷たく言い下した先の、気に食わぬ髭面が歪む。
  懇願が通らぬと知れば歯を剥き出して怒り狂う。
 
  嗚呼、醜く、鼻持ちならぬ、人の子に有るまじき貌。
  そんな唾棄すべき様が“見たかった”。 )



        
[ なれば己は是と思えたから。 ]


 
(64) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:17:48

【人】 燎原の獅子 ヴィルヘルム

 

         
もっと深く跪け

      
Mehr knie dich, Scheisse!


[ 憎しみの儘に、床を掻く指先を靴底で踏み躙る。
  骨が砕ける音が響く迄、悲鳴と嗚咽が言を封じる迄。 ]



 
(65) Saint-Exupéry 2020/12/03(Thu) 0:18:08