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[時は、ダーラ・ケタイとの決戦前。
皆様方、ご刮目なさって？
ワタクシのこの働きぶりを！
これは神様が有能判定出すのも納得の人材。
という訳でワタクシ、戦利品にほくほくしております。]

　念願の。
　見た目はデスサイズでありナガラ、
　実際はワタクシが難なく振るえるほど軽ク、
　所々にあしらわれた魔法石で実用性も高いのデス。
　勿論刃の部分で切る事は出来ませんガ、
　鈍器として使えばそこそこ痛いと思われマス。

　そして、。
　豪奢ではあるが華美過ぎず、
　薄布を重ねたように見えマスガ、
　これもしっかりと防御力を兼ね備えておりマス。
　耽美な黒衣が大変高貴！

　髪と共に靡く、は
　ミステリアスな印象に。
　耳を飾るピアス、。
　涙滴型の紫色の宝石は、
　大変希少な魔法石デス。

[そんな装備で大丈夫か？大丈夫だ、問題ない。
1番良い素材ですので！
と、ワタクシは欲しいものをしっかり確保しましたが、
頑張りすぎて少々アイテムが余りまして……。

ゆる募：持て余した戦利品の引き取り手
・伝説の武器×2
・伝説の防具×3

なのですが……皆様も結構だぶらせてますよね？
最悪キヨヒコ殿に引き取ってもらいましょうか？

　）
キヨヒコ殿に差し上げても余りそうですね……。
*]

━祝賀会の最中に━

[いないと思うじゃん？
実は……逃げた振りして、まだ近くの木陰に居たりしました。>>11
勇気が出なくてその時は立ち上がれないまま背中を丸めてしまったけれど、もう、大丈夫。]

ふぇーりーっくすちゃん、あーそびーましょ。


[そう呼び出して、改めて向き直る。]

ごめんね、あの日、本当は物陰で聞いてたんだ、全部。
だから……これは、そのお返事。
フェリックスがどんな旅をしてきたか知らないけれども、沢山出会いと別れを繰り返して来たんだろうなぁって、あの時聞いていて思ったんだ。
例えば戦力不足でとか、何か良くないうわさでとかさ、想像でしか無いけれども……先ずはそれについてね。

それを言ったら、わたしだって勇者パーティーに相応しくないよ？
だって、本来ならば戦闘も回復も魔法も防御も出来ない、ただの道具屋だもん。


世界をかえようとか、人の暮らしをとか、わたしだってそんな恐れ多い事を考えてなんかいないし。

でもさぁ……あなたを含めた皆が好きで「一緒に居たいから、いる」って気持ちは、誰にも負けない。
単純な話じゃん、誰かの側にいたいか、いたくないか。
わたしは、いたいからいるし、皆にもいてほしい。

……確かに出会えば、別れは必ずある。
でも、共にいる努力をしないって選択肢はわたしには無いし、だからこそのおかえり、ただいまなんだよ。

二つ目！
うちが側におってっていったのは、パーティー関係ありません！
パーティー解散、わたしが立派になったらはい終わり！じゃなくて……わたしは、あなたの良いところを学ばせて貰って、どんどん良い女になってやりたいから言ったんだ。
側にいたら頑張れる存在っていない？
憧れるわぁ〜よし、頑張ろう！って奴、実際沢山学ばせてもらっている、尊敬しているわ。

それで…例えば、わたしが手の掛からない立派なレディになって、将来、どこかに道具屋のお店を開いたら、次はお客として談笑に来てくれるとか、そういう形で続く縁もありでしょう、なんならママでも良い(？)
出会いか別れかだけならば、そりゃあ0か100だけだったらいずれは100になるに決まってるじゃん。

確かに、きっかけは家族だよ。
でも家族だけがわたしの笑顔の理由じゃない。
一緒に旅して来て、色んなクエストとか乗り越えた仲間……フェリックスも、もうわたしの笑顔の一部だからね！！
おわかりで？？？

わたしはもはや自分が何を言いたいのか、大分、分かんない！

ようは友達になり忘れてたのが悪かったのかな！
パーティーが終わっても続くお友だちになってください、以上！？

[しっかりメンチ切ってから、そうして、真面目に語りすぎたかな？って、からからっていつも通り笑ったの]

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きゃーゆーしゃーﾌｧﾝｻｼﾃｰ☆

ｼﾃ…ｼ…ﾃ…ﾍﾝﾌﾖ…ｼﾃ…>>-68