人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 鈴掛 未早


[ 小さい頃から、
 だいたい何だって「それなり」には出来る子供だった。
 テストの点数が低くて怒られたことはないし、
 かけっこでビリになるとか、跳び箱飛べないとか
 そんなレベルの醜態を晒したこともない。

 人前に出ることは苦手だったけど、
 そういう機会ってある程度避けられるものだし
 小学校に上がる前からコンクールには出させられてたから
 苦手なりに慣れはあったのかもしれない。

 手のかからない子だったと自分でも思う。
 そんな調子だとどうなるかって、きっとよくある話で。
 たぶん、「ある程度できるのが当たり前」で
 「この子は多少放っておいても大丈夫だ」と思われた。

 父は元々仕事で各地を飛び回っていたし、
 母は多趣味で、家事も趣味も両立できる強い人。
 ちょっと夏実に似てるかも。なんて。

 だから私にとって、先生は親より近いひと で
          
誰よりも大好きなひと だった
]
 
(456) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:20:05

【人】 鈴掛 未早



       [ …… 初恋を叶えてほしかった。>>3:570
           五年前の私ならきっと、
           その願いに魂だって賭けられた。 ]


 
(457) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:20:35

【人】 鈴掛 未早


[ ピアノを見てもらう時、コンクールの後、
 手を止めて関係ない雑談をしている時でさえ
 向けられた優しい声を、言葉たちを、
 今でも昨日のことのように思い出せる。

 
未早ちゃん
、と呼ぶ声を … まなざしを。


 私よりずっと先を生きている人。
 あまり現実的な年の差じゃないって、
 私だって年々理解はしていったけど。

 それでも、私が続ける限り
 先生は先生でいてくれると思っていた。
 才能がなくても、打ちひしがれても、
 それでも辞めたくはなかった理由。
 もちろん音楽は好き。それもあるし、
 ピアノはあのひとと繋がっていられる唯一の手段だった。 ]
 
(458) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:21:18

【人】 鈴掛 未早


[ 特別な才能が欲しかった。

 私に特別な才能があれば、
 音楽を一生続けていく未来を描けたかもしれない。
 先生の役目から離れられなくなったかもしれない。

 ピアノを辞めることもなくて、
 今でもずっと先生がそばにいて、>>2:481

    …… 結婚だってしなかったかもしれない ]

 
(459) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:21:50

【人】 鈴掛 未早


[ 報告を聞いたのは中学生の時で
 けれど優しい人だったから、
 辞める気はないって言ってくれて
 (その頃には先生も就職して普通の会社員になって、
  休みの日の隔週一度だったからというのはあると思う)

 だから私も、辞めなかった。
 褒められた行いじゃない?
 でもそこは、私の勝手でしょ

 音楽も、あのひとも、
 好きでいることをやめたくなかった。
 許される限りは続けるつもりだった。

 それ以上何もする気なんてないから、許してよ

               
…… 許してよ。
]
 
(460) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:22:21

【人】 鈴掛 未早


[ ―― 三年前。

 中学三年の夏、父が倒れた。
 幸いにして一命は取り留めたし今でもぴんぴんしてる、
 けど、長期的な治療が必要で、
 当面は今までのように働けなくなって、
 鈴掛家は生活を見直さなければいけなくなった。

 本当は。
 今までより切り詰めた暮らしをすれば
 知り合い価格の月謝なんて払えたはずなのだ。
 最悪私がバイトを始めて、自力で払えばよかった。
 
両親ともに実家はわりと太い方、だと思う。


 けれど、母に言われた時>>0:365
 ああ、親ですらその程度だと思ってたんだって
 もしかしたら裏で、
 辞めさせるよう頼まれてるのかもしれないって

 ―― もう、心が、折れてしまって ]
 
(461) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:24:03

【人】 鈴掛 未早



     [ しゃぼん玉とんで 弾けて消えて
      そしたらもう、なんにも残らないね ]


 
(462) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:25:56

【人】 鈴掛 未早



[ 私がいなくても幸せに生きてる人の
 幸せを叩き壊してまで叶えるものではない。
 人の心を曲げるのは、いけないこと。>>3:571

 わかってる。わかってるから。
 過去になってしまったことも、何もかも。

 だから私には何もない。もう誰もいない。


     努力したって、好きでいたって、―――― *]


 
(463) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:26:43

【独】 天ヶ瀬 青葉

/*
>>-888
[ 壮真センパイをジッと見上げるの図 ]
(-890) よし☆ 2022/10/23(Sun) 20:29:01

【独】 鈴掛 未早

/*
出さないとアプローチしづらいかもしれないけど
出したら出したで恋愛フラグの余地が消えそうで
どうにも出せないなぁをしていた背景の話……

未来…わからない……
消えないって書いたから生きてるとは思う……
(-891) kasasagi 2022/10/23(Sun) 20:30:00

【独】 未國 聖奈

/*
えーん未早‥
(-892) ししゃもん 2022/10/23(Sun) 20:31:16

【独】 秋月壮真

/*
>>-882
卵焼き屋さんww
移動販売とかだと売れそうな気がしますね……!
(商売魂)


>>-890
可愛いオブ可愛い
[ 青葉をじっと見下ろして無言で撫でる。 ]
おそらく秋月壮真の手は大きい


>>-883
毎日卵焼き!!
もう千葉君が主夫!!
俺の味を君に託そう……
(-893) kogeneko 2022/10/23(Sun) 20:37:50

【人】 軽音部 千葉郁也

──ある日の放課後・大木さんと──

[何だか久しぶりと
同じ感想を持ったらしい大木さんの挨拶に、
それだけあの3日間がいろいろ考えすぎて
濃かったのかと感じる。>>446

それは大木さんも変わらないのだろうと思えば、
少し安心する思いだった。]


 そう、ですね。
 あんなに自分のことも人のことも
 考えたのは初めてかもしれないです。


[“千葉も“と言った大木さん同じように
頑張っていたということなのだろう。>>447

おそらく大木さんのことだ、
俺より多くの誰かを気にかけて過ごしたに違いない。

俺にはこの人ほどの気遣い力はないと思うので、
烏滸がましいとは思いながらも親近感を覚えた。]
(464) dix73 2022/10/23(Sun) 20:39:35

【人】 軽音部 千葉郁也

[大木さんもまた願いごとはしなかったと聞けば尚更。>>448
そして具体的に共感を示されたことで、
先程感じた親近感は間違ってはなかったのだと感じる。]


 はは、ちょっと安心しました。
 俺も願いごとしなかった理由、似たようなものなんで。
 俺が俺のままでいるには、
 自力で叶えられることは頼みたくねぇなって。

 でも、そうできない願いがある奴もいて…
 そういうとこでいろいろ考えたりはしましたね、俺も。


[幾許かの沈黙の間、
下に目線を落として大木さんの言葉を待つ。]
(465) dix73 2022/10/23(Sun) 20:39:38

【人】 軽音部 千葉郁也

 

 ……現実味は確かに。
 幽霊とか、願いごととか。
 そんなん絶対ないって思ってたんですけど。
 
 それに……、
 皆抱えてる悩みなんて大して変わんねぇかなって
 ずっと思ってたけど、
 聞かなきゃわかんないこともたくさんあるなって。

 ただ、俺はあの3日間があってよかった、とは思ってます。


[俺の少ない接触範囲ですら“消える“つもりだったのが2人、
消えたりはしないだろうけど複雑な願いを抱えていたのが1人。
消えはしなくても、現実を大きく変えた者もいるのだろう。

大木さんの言うように、
夢から覚めたばかりのような感覚がどうしてもあった。>>449]*
(466) dix73 2022/10/23(Sun) 20:39:45

【人】 大木慎之介

─ 三日後・病室 未國と ─


  ガラじゃねえのはわかってるよ。
  手ぶらってわけにいかないだろ……。


[未國のからかうような言い方を聞いて、
 苦笑を浮かべた。>>450

 いつもと変わらない軽口のやり取り。
 あの3日間には、一時失われもしたもの。


 それが戻れば、日常に帰ったことを
 当然実感するものなのに]
(467) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 20:41:38

【人】 大木慎之介

[深刻さのない表情で他人事のように語られる内容は、
 真実味はあった。>>451

 曇った表情で言われたことも、>>452
 視線を落として続いた言葉も、>>453
 なにも言えずに黙って聞くしかなかった。

 意図的に明るくあろうとしたかのような言い方を>>454
 聞くと、思わず深くため息を漏らし]


  ……未國は願い事、最初は無いって言ってたな。
  けど、3日目には願い事しに行くって言ってた。
  その内容を、オレは知らない。聞かなかった。


[憶えていたくないような出来事が
 何かあったのかもしれない。

 思い返せばそう思わせるような変化が、未國にはあった。

 だから、未國の行動の概要だけが掴めそうなことを伝えた。
 3日間に何をしたかもわからないのでは不安かと思ったのだ]
(468) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 20:41:55

【人】 大木慎之介

[その後、何か、言おうと思ったけれど。
 どうしても大木には言葉に出せなかった。

 未國に記憶が無いことを、寂しく思うと。

 そうしたら未國との間にあったことを
 話さなければいけなくなる気がして。

 もし、憶えていたくないことがあったなら、
 それを思い出すきっかけになってしまいやしないかと。

 それは怖かった。
 自分の都合で、友達を深く傷つけるかもしれない可能性は]*
(469) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 20:42:06

【独】 大木慎之介

/*
返信に忙しいな……www(自業自得)
(-894) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 20:42:25

【独】 未國 聖奈

/*
未國後回しでも!いいんですよ!なぜならわれらには月曜昼がある(???????????????
(-895) ししゃもん 2022/10/23(Sun) 20:44:28

【独】 軽音部 千葉郁也

/*
鈴掛パイセン…せつないな……

>>-894
大木さんw
明日もいるのでゆっくりで!大丈夫ですよ!
って言ったら未國パイセンが同じこと言っていた。
ゆっくりで大丈夫です!(結論変わらず)
俺も風呂りだしたりするので、ので。
(-896) dix73 2022/10/23(Sun) 20:45:51

【独】 未國 聖奈

/*
つまり明日の日中は大木パイセン祭りなのでは(???
(-897) ししゃもん 2022/10/23(Sun) 20:47:43

【人】 未國 聖奈

 

── 三日後病室・大木と ──


 「 ……そっか。
   願い事、しにいったんだね 」


 どんなに大木の言葉に耳を傾けても
 あたしが何を願ったのか聞くことはない
 大木が、言葉を選ぶのがわかるから
 あたしも、ひとつひとつ、言葉を選んでいく

 
        
………、



 丁寧に、あたしは適切な言葉を探す。
 あたしだって 記憶を失っていることに
 あまりこれ以上触れたくなかったから


 探して、探して、そうして「ああ」と
 言葉を見つけて、小さく呟いて。

 
(470) ししゃもん 2022/10/23(Sun) 21:03:14

【人】 未國 聖奈

 


 「 ……あたしは、何か大木の役に立てた? 」

  
 空白の三日間。
 あたしは、誰かの役に立てていたのだろうか。
 せめて見舞いに来てくれた大木くらいには
 何か役に立てていたらいいな、…なんて。
 
 
…………、


 ………あたしはね、思うよ。
*

 
(471) ししゃもん 2022/10/23(Sun) 21:03:43

【人】 大木慎之介

─ ある日の放課後・千葉と ─


  そうだなぁ、オレもだ。
  ずっと幸せに生きてきたから。


[『自分のことも人のことも考えたのは初めて』>>464
 千葉の言葉に同意するように深く頷く。

 深刻な悩みが無いことは幸福の裏返しなのだと
 思う気持ちは、大木の結論だった。

 同じように共感を返してもらえると、>>465
 同じように安堵を感じて、表情に表す]


  似たようなこと考えてる奴がいると安心するなぁ。
  『俺が俺のまま』……か。


[言われた言葉をそのまま繰り返す。
 心に深く響くものがあって。
 千葉には自分に変えたい部分があったのだろうか、と
 頭を過った考えはあったが、その点を深く問うことはせず]
(472) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 21:06:14

【人】 大木慎之介

[『そうできない願い』>>465
 ──自力では叶えられないような、
 幽霊に頼むしかないような願い。

 それを叶えるチャンスだったのだろうと思えば、
 友達に聞いた『欲』という言葉が
 自然と思い浮かぶ。>>3:286

 それから、そう簡単には叶えられない
 他者の消滅を願う思いも。>>1:229

 どちらも大木にとっては縁遠いもので、
 現実味のなさに同意する千葉の言葉を聞いて>>466


  ……あるもんだよなぁ、
  友達だと思ってた奴の“知らない顔”。

  オレも友達のこと全然知らなかった気がしちまって、
  不安になったり怖くなったりしたな……。


[同意するように表す言葉は、
 珍しく気弱そうに響くかもしれない。

 そのせいで疎外感のような、孤独感のような
 言い表しづらい感覚を覚えたことを、
 大木が忘れることは無いだろう]
(473) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 21:06:39

【人】 大木慎之介

[『あの3日間があってよかった』>>466
 千葉の結論は、大木が抱いたものと同じだった>>3:569


  オレも、有意義だったと思うんだよな。
  結構辛い思いしたりはしたけど、
  あの日々が経験できてよかったと思う。

  だから……、


[一度言葉を切って、
 あれからまだ会っていない人たちのことを思い浮かべて]


  ……みんなにとって、そうだったらいいと思う。
  そうなってほしいと思って送ったんだ、
  「後悔すんなよ」って。


[ぽつりと、いつぞやのメッセージの
 裏にあった思いを呟いた。>>3:=20

 同じような祈りを抱いていた人がいると、>>3:92
 このとき知らなかったかもしれない]**
(474) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 21:07:10

【独】 大木慎之介

/*
>>-895>>-896未國、千葉
あっはっは
同じような速度で返ってくるから休む暇がww

いいんですよ
返信にあっぷあっぷするの村の醍醐味だからね……
そしておれはエピが閉じる寸前までロル書いてたい民……!

おつきあいありがとう……
(-898) Siro_neri 2022/10/23(Sun) 21:08:29

【鳴】 工藤 彩葉

 
― to:あおちゃん ―


 わかった。じゃあ、上で待ってるから。

 
(=21) chiyo 2022/10/23(Sun) 21:10:47

【人】 工藤 彩葉

 
― 旧校舎:あおちゃんと ―

[あおちゃんからの返信が届けば>>=17
私は彼女に短い返信をして、
その足音が近付いてくるのを待った。>>330]


 私こういうの、わりと平気なタイプだから。
 …それにやっぱりね、あの幽霊のこと、
 あんまり怖いと思えなくて。


[勇気あるねと言われたら、>>331
肩をすくめて微笑みつつ、声の方を見た。
代償の話を聞いた時には色々考えもしたけど、
結局あの幽霊のこと、危険な存在と思えないまま。

でも、よく考えたら私
見守り登校(?)してもらってたわけで
全く偉そうに言える立場 では
あとで羞恥心を覚えたのは>>320
今の会話を思い出したせいだったかもしれない]

 
(475) chiyo 2022/10/23(Sun) 21:10:50