【人】 商人 J[ 本当に何の因果だろうか。 それとも、因果ではなく必然なのか。] ええ、見せてください。 もしも貴方が嫌でなければ。 [ 男は試す様に女にその醜さを曝け出させる。] 傷ならば治せるかもしれません。 そうでなくとも、それを見て気分を悪くするなどと。 そのようなことは決してないと約束しましょう。 [ 頬を撫でる指が冷たく硬い眼帯の縁をなぞる。]* (100) JohnDoe 2022/03/16(Wed) 17:40:58 |
【人】 旅人 J[そこには、左目を中心にして額から頬に至る Xの形に刻まれた大きな傷痕があった。 目は開かれており、右目よりも色が薄い。 いまは光を失っており 焦点など合うはずもないその目には 虹彩 どころか脳 に至る深き損傷によって後天的な虹彩異色症が表れていた。 そしてその肌の傷は、瞳は、 一秒ごとに元の姿と機能を取り戻そうとしている。 よく観察したならそれがわかるかも知れない。] (102) nagaren_rp 2022/03/16(Wed) 19:06:21 |
【人】 旅人 J[自己再生能力。 精神に働きかける系統の術への対魔力と それこそが娘に与えられたギフト。 女自身が見てくれへの関心が低いために 眼帯の下はごく緩やかに治癒が進んでいた。 今は視線を受ける意識からやや活発化しており 死に至るほどの損傷には立ち所に発揮される、 そういったもので。 女は自覚無しに一度死の淵から戻ったことがある。 不死ではない。痛みも苦しみもある。 だが女が病気や外傷では 簡単には死ねないことを意味していた。] (103) nagaren_rp 2022/03/16(Wed) 19:11:53 |
【人】 旅人 Jこれでも少しは治ってきたのだけれど…… [何の跡もない前髪の生え際を摩る。 大凡自然治癒する程度の傷ではないものを 当たり前のことのように漏らす。 見えないが布の巻かれた指の傷は跡形もない。*] (104) nagaren_rp 2022/03/16(Wed) 19:14:01 |
旅人 Jは、メモを貼った。 (a1) nagaren_rp 2022/03/16(Wed) 19:16:57 |
【独】 旅人 J/* あんまり会話好きじゃないでしょうに >お大事に >無理せず うれしいなぁ( ; ; )じょんさんやさしいなぁ (-37) nagaren_rp 2022/03/16(Wed) 19:19:15 |
【人】 商人 J[ それは眼帯の奥から現れた。 斜十字に切り裂かれた傷、光を失った瞳。 それを元に戻そうと蠢くそれは男の想像以上におぞましく醜かった。] 元に……戻るのですか? [ 美を損ねる程度の傷であれば治してやることも考えた。 だが、その傷は思っていたよりも遥かに深く、死に至っていてもおかしくはなかったと想像させる。] 痛みは? 私の顔は見えていますか? [ 頬に触れ眼帯をなぞった指先が再生を続ける瞳に触れるか触れないか、その際まで伸びる。] (105) JohnDoe 2022/03/16(Wed) 21:02:22 |
【人】 商人 J[ ─── アンペールの魔女。 男の脳裏に浮かんだ言葉、それはどこかで聞いた大昔の話。] 不躾なことをしました。 レディに傷を晒せなどと。 [ 指を離すともう一度だけ女の頬を撫でた。] これは……私と貴方だけの秘密としましょう。 [ 男は驚きと共に歓喜した。]* (106) JohnDoe 2022/03/16(Wed) 21:03:57 |