人狼物語 三日月国


236 【突発誰歓】とある冒険者ギルドの宴【R18】

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【人】 飼われ賢狼 アルブム



……わふ?


[食べる?と
傍らに置いたバスケットの取っ手を咥えてぽてぽて駆け寄る。

スコーンやマドレーヌ、玉子やハムのサンドイッチ、ピクルスにアンチョビ、揚げたポテト。
祝いに駆けつけたギルドメンバーからの差し入れを少し詰め込んだそれは、ちょっとした戦利品状態となっている。

二人が貰ってくれるならば。
上機嫌に「わふん!」と一鳴き]*
(89) yuno 2023/12/08(Fri) 18:44:33

【人】 飼われ賢狼 アルブム

[人の運命というものはほんの少し、些細なことで変わったりするもの>>0:46

僕は人かというのはさておき。
それを一番感じたのは、ウルと後輩の一人である彼の父親と始めて出逢ったときのこと。

あのダンジョンの最奥。>>0:162>>0:163
長い年月のあいだに棲み着いた魔物たちと彼等を襲う幻影を越えて、そのパーティはやってきた。

……ほうっておいて、と。
彼等の道中、そう何度も伝えたはずなのに。
それでも、ああやって彼等がやってきたのは……任務ということもあるのだろうけど、やはり、彼等が『冒険者』だからだろうか。]
(90) yuno 2023/12/08(Fri) 18:46:09

【人】 飼われ賢狼 アルブム

[最奥までやってきた彼等をどうにか追い払おうとした。
……その筈、だったのだけど。]


『―――独りっていうのは、寂しいものなんだよ』


[目の前の彼が口にした言葉。>>0:174
雄々しくて逞しくて。
それでいて優しくて、寂しがり屋な彼の口癖。]

……………。


[その言葉に心揺れた結果。
僕は、此処に連れてこられることになった>>0:163]
(91) yuno 2023/12/08(Fri) 18:48:13

【人】 飼われ賢狼 アルブム

[時折、僕は考える。

もし、あの場所に彼等がやって来なかったら。
もし、あのままダンジョンの最奥に留まり続けていたら。
もし、やってきた冒険者が彼等ではなくて、
容赦無く僕を殺そうとするような人たちだったら。

ほんの少し、何かが違っていたら。

可愛い後輩たちと出会うこともなかったし、
子供たちと幸せな時間を過ごせることもなかった。
居心地の良い場所を誰かと共有したいと思うことも、蛇と呼ばれた彼の手が、存外温かいということも>>49
きっと知ることもなかった。

そういう意味では、彼は僕の後輩であるのと同時に、恩人の大事な『家族』ということになるんだろう。

だから。
人ひとりいなくても変わらないなんてことはないと思う。
少なくとも、どこにでもいる戦士Aの言葉に、生き方を変えられた生き物がここにいるのだから。]*
(92) yuno 2023/12/08(Fri) 18:50:13

【独】 癒し手 イクリール

/*
ぅ、時間がたつにつれて、申し訳なさしかなくなってくる。
下手な絡みをしてごめんなさい。
不快な思いを抱いていたら、ごめんなさい。

エピでも謝ろう。お叱りあるならしっかり受け取ろう。
本当にごめんね。
(-28) shiya 2023/12/08(Fri) 21:26:24

【人】 雪花の魔女 マギサ

 
『未明-所在地不明』


[一寸先も見えない吹雪の中。
今と変わらない姿をした僕が立っていた。]

  (これは夢だ。)

[あの寂しい雪の中で生きていた記憶。
空白のの記録。
あの人と出会った昔話。]

  死んでる?

[雪の中で倒れるあの人に吐き捨てた第一声。
それが始まりだった。]
(93) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:16:45

【人】 雪花の魔女 マギサ

この場所で過ごす時は、泡沫の夢のように儚い
(94) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:19:24

【人】 雪花の魔女 マギサ


 確かにお前はそこにいる馬鹿とは違うね
 それが証明になるかは別として

[ダンジョン探索から持って帰ってきた生き物について、必死に弁明する男>>29に対して僕が返した言葉はそんなものだった。
正直な話をすれば、からかってはいるけど、彼との付き合いが長い者に疑っている者は一人もいなかった。
そういう男なのだ、この男は。

女癖の悪い仲間を切り捨てず、人を大切にする男。
そんなこと、人の認識が弱い僕にだってわかることだった。]


 ま、番に土下座の準備でもしとくんだね

[無表情な僕がそう言えば、男は肩を落としていた。
それを見た周りの仲間達はそんな男を笑っていた。

…とても、あたたかい場所だったのを覚えている。]
(95) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:19:42

【人】 雪花の魔女 マギサ

[何度か男とダンジョンの攻略に向かったこと>>30があった。
広範囲を無差別に殲滅する僕との相性は良くないが、僕に合わせて戦える数少ない一人だったから、僕も組むことは嫌ではなかった。
このギルドの中でも長い時を過ごした一人と言える。

ただ、ある時ギルドの名も知らぬ新人が噂しているのを耳に挟んだ。
>>31『男は家族を本当は愛していないのではないか?』
男が家族の話をギルドでしているのを聞いたことがないから、もしかしたらという話。

男を知る者ならそんな訳がないとわかる噂だった。
僕ですらわかるのだから、そんな訳が無いだろう。
その時はそう思い、気にも止めなかった。]
(96) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:19:57

【人】 雪花の魔女 マギサ

[ある時の話だ。
何度目かの男とその仲間達と向かったダンジョン。
休息を取っている時、僕と同じ噂を聞いたのだろう男のパーティメンバーが彼に問いかけた>>31

『本当に家族を愛してるのか?』

男の答え>>32>>33>>34は予想の範囲のもので、とても男らしいものだった。]


 ほんと、お前らしいね

[その声は男に届いて、少し恥ずかしそうにしていた。] 
(97) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:20:20

【人】 雪花の魔女 マギサ



  でも、今の状況はお前らしくないぞ


[男のいつも使っていた言葉>>0:174を思い出す。
一度も口にしたことはなかったけど、内心では同意してたんだ。

孤独で歩むことの辛さを知っていたから。]


  なあ、ウル?

[男はどこかのパーティの戦士Aだった。
だけど、名前を覚えていていいと思える男だった。]
(98) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:21:06

【人】 雪花の魔女 マギサ



 ……そうか、あいつが


[人らしく、心が揺れる。
そんなものがあったらいい。

震えることのない指は、確かにグラスを掴んでいた。*]
(99) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:21:52

【独】 雪花の魔女 マギサ

/*
魔女様は当初ウルフェのこと本名ウルだと思ってましたと内緒話
周りがウルって呼んでるからそういう名前だと思ってた
後々ウルフェって名前知るけど、覚え直すの面倒でそのままウルって呼んでます
(-29) yomikan 2023/12/08(Fri) 23:27:38

【人】 癒し手 イクリール

[離れて、壁に寄りかかる。
目を閉じて、身体の痛みがどこかを探る。
痛いけど、魔法を使うほどではない。
ここは、危険な場所ではないから。
喉の方は……]


  …ぁ、ぁー……ぅー…。


[一応風に声は出来るが、痛みがある。
しっかり痣になっているだろうが、それは服で隠せばいい。
きっと、バタバタしたのは、祝いの喧騒でまぎれて誰も気づいていないと思いたい。
知られていなければ、お咎めも何もないと思うから。

よしと、壁から身体を離して、騒がしい場に…何事もなかったように戻る。
だが、騒がしい輪には入らず、果実水のグラスを持って、静かな隅のテーブルに座る事に。

そこから眺める。
仲間同士騒ぐ人たちを、その中には、スワローさんとディアスボールくんと、アーさんの姿も。
マギサさんは一人のようだから、なんだかソワソワしている人たちが、いるように見える。
気のせいかどうかは解らないが。
そんな様子を眺めながら、果実水を一口……喉を通る感触すら、今は]


  
はぁ…何しているんだろな。私…



[ため息とともにぽつりと漏れ落ちてしまう。]
(100) shiya 2023/12/08(Fri) 23:47:54

【人】 癒し手 イクリール

[初めはきっと、怒りだった。
よくあるそんな話の一つ…なのに歓喜を上げた人いたのを白い目で見たのは、経験したことあるなら、そんな事は出来ないと思ったから。
でも、そんな事は関係ないとばかりにあげた宣言が、とてもまぶしく見えた。>>0:14
どうしたらそんなに強くあるのか…それを知りたくて…。

知りたいと思ったけど、やはり触れたくないものを触れたと…自分だったら触れられたくなかったから。
だから謝りに行った。
触れられたくない事に触れたから?
それとも別なのか……イラつきを感じていた。その理由は解らないのに、ふっとよぎったから、思わず零れ落ちてしまった言葉。
その反応で、イラつきの理由が腑に落ちた。

仲間を失って、折れてしまった……。
そんな風になりたくないという像が私だから。

そう言うのを見たくないだろうと、引こうとした時には遅く、しっかりと噛みつかれていた。
最終的に可笑しくなってきたのは、自分とは違うなという気持ちが湧いたから。
そうなりたくないと、足掻く力があるように思えたから。
それは私にはないモノだろうから。]
(101) shiya 2023/12/08(Fri) 23:48:49

【人】 癒し手 イクリール

  はぁぁ……。


[またしても重苦しい、ため息を漏らしてしまう。]

[どうすればよかったのか。
考えても今更だが、考えてしまう。

きっと、過去の自分を見た気になったから。
慰めがつらかった。どうにか進みたいと思っていた。
でも、どうにもできなくて――。

慰めが嫌だったから、慰めなんてできなかった。
ならどうすれば…と言うのが解らなかった。

どうにかしたいなが、どこかにあったのかもしれない。
でもどうにかする術が解らないまま、どうにかしたいと思ったのがいけなかったんだろう。

そして今になってやっとわかる。
――少しでも吐き出せればいいのにと。

そう思っても、今更過ぎる。
だから願おう……こうならないように、誰が寄り添うようにと。*]
(102) shiya 2023/12/08(Fri) 23:49:29

【独】 癒し手 イクリール

/*
マギサさん来た。
希薄なのか。

そしてディアスボールさんがうまいんだよね。
ディアスボールさんのお父さん中心に回っている感じがする。

とっつきやすいものね。私は見たかどうかは定かではないから、関わり合わなかったが。

今日はここまで、明日は誰かに絡もう。
(-30) shiya 2023/12/08(Fri) 23:53:09

【人】 雪花の魔女 マギサ

[ちょっと昔の話の際>>16
僕はダンジョン>>0:162の最奥に向かうことはなく、そこに向かう人々を見送った。

暫くして戻ってきた彼らは変な姿の彼>>0:163を抱えていた。
そのことに僕は安堵していた。

きっと、あの男が成し遂げたのだろう。]
(103) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:00:49

【秘】 雪花の魔女 マギサ → 飼われ賢狼 アルブム



  ……………そうか


[朧気な姿のそれは、酷く冷たく見えた。

その姿を見て、全てを理解した訳では無い。
むしろ今でもわからない部分の方が多い。
ただ、本能的に理解した。]
(-31) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:02:15

【秘】 雪花の魔女 マギサ → 飼われ賢狼 アルブム



  うん、僕の魔法は駄目だな
  後は頼んだよ、お前達


[拒否するその姿を見て意思を尊重した訳じゃない。
帰るべきだと、頭のどこかで思っていた。

でも、もし
  


思い出す。]
(-32) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:02:46

【秘】 雪花の魔女 マギサ → 飼われ賢狼 アルブム


 『君は、自分が寂しいと思っていること
  それを知らずに生きてきたんだね。』
 
(-33) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:03:11

【秘】 雪花の魔女 マギサ → 飼われ賢狼 アルブム

[僕には何もできない。
でも、送り出すことはできる。

幽鬼のような君が、何を思うのか。
それは僕にはわからない。

でも、どうせならハッピーエンドってものをみたいだろ?
だから任せたぜ、ちっぽけな剣士Aヒーロー。]
(-34) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:04:05

【秘】 雪花の魔女 マギサ → 飼われ賢狼 アルブム






"偽物"の僕にできないことをやってみせろ





 
(-35) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:04:27

【人】 雪花の魔女 マギサ

[青空の下。
走り回る姿を見ていた。

もしかしたら訪れることのなかった未来。]


 おー、どうした?


[こちらに気が付き駆け寄ってくる君>>70
僕の周りをぐるぐるしたり、きみのお気に入りの昼寝スポットに連れて行ってくれたり。
人生を謳歌する様子を見て。

良かった、と僕は思うんだ。]
(104) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:04:55

【人】 雪花の魔女 マギサ

 今日は何処に行くんだい、アルブム?
*
(105) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:05:17
雪花の魔女 マギサは、メモを貼った。
(a8) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:14:02

【人】 雪花の魔女 マギサ


 そろそろいいかな
 …地味にこういったのは初めてだ

[プレゼントの書かれた紙の入った箱に群がるメンバーも減り、丁度良さそうなタイミングを見計らって動く。
正直中身に関しては様子>>8>>27>>40を見ていた限りそこまで期待はしない方が良さそうな気がする。

よくわからない視線>>100を感じながら箱の中に手を伸ばした。]


 ふぅん

[紙に書いてあったのは、火の護符(火の魔法を(3)1d6回防ぐ)vil。]
(106) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:23:27

【人】 雪花の魔女 マギサ


 い、……貰っておくね

[よく氷は火に弱いと言うが、こちらに届く前にそれ以上の物量で押し返せば良い。
それが僕の流儀である。
つまるところ、僕にこれはあまり必要ではない。

けれど、僕も人について伊達に学んでいる訳では無い。
プレゼントにいらないと言うのはマナー違反ということは知っている。
つまりこういう時は何も言わず貰っていくのが正解…のはずだ、多分。*]
(107) yomikan 2023/12/09(Sat) 0:28:16

【人】 式神使い スワロー

[>>74"多少の"願望はあれど、過度な謙遜や遠慮をしている訳ではなさそうなのだが
僕は敢えて意を唱えよう。
微笑みながら、静かに首を振る。]

君はまだ弱いから、同行"させて貰う側"と考えてるようだけど
それを恩義に感じる必要はないんだよ。

僕が君と同行することで、君が少しでも早く強くなれるなら
君にとってだけでなく、僕にとってもメリットになる。

つまり、双方の"利害の一致"に過ぎないんだ。

[有益となるかそうでないか、品定めしたい。
ある種の投資のようなものだ。
故に、礼を返す事にはならないと考えている。

ただの石ころに終わる様であれば…切り捨てるだけだ。
その分の時間は無駄になるだろうが、また新たな人材を探せば良い。それがギルドという仕組みの利点だ。
そういう割り切った、冷めた考えでいるのもまた事実。]
(108) りお 2023/12/09(Sat) 2:25:21

【人】 式神使い スワロー


まぁ何より……貰いっぱなしは僕がイヤなんだ。
これは良いアイテムだからね。

[たかだかポーション一つ、ではあるのだが
僕にとっては、命綱と言っても過言ではないアイテムだったから。
それ相応の物で返したいと思った。

まぁこんな玩具みたいなものでも、
喜んで着けてる者が…いたとかいないとか?>>65
その青い服と蝶ネクタイの少年…一体何◯ナンなんだ?
]
(109) りお 2023/12/09(Sat) 2:25:52

【人】 式神使い スワロー

[『家族』とは、どんなものなんだろう。
僕は両親にさえ、愛情というものを受けた事はない。

ウルと知り合って、何年経った頃だったか。
奴には家族が出来た。だがそれを表沙汰にしたり、ひけらかしたりしなかった。>>33 >>34

その一線の引き方は、戦士としての誇りでもあり
奴なりの他者への思い遣りなのだと知った。

嘘偽りのない、汚れなき心。
肉親からは感じ取る事のなかった、慈しみ。

そのどれもが僕にとっては程遠く、手の届かない尊いもののようにさえ思えるほどだった。
身近にはいなかった人種。理解に苦しんだ。
故に厄介でもあったが、月日を追うごとにそれがウルなのだと
僕の中で、そういう存在が居る事を認めつつあった。

しかし、ふとした疑問も抱いた。

もしも『家族愛』を日頃から語る事があったなら
家族というものの良さを知らない僕は、奴の思う様に傷付くのだろうか──。

いいや、違う。
僕には何の関係もない出来事として、単に流れて行くだけだ。

…そう思っていた。その筈だった。]
(110) りお 2023/12/09(Sat) 2:26:59