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【魂】 疾風迅雷 バーナードへえ。そう。そうか。 アイツ、アレだけ言ったのにやるんだ? そんな気はしてたけど。 ――殺したら当然殺しに行くけどさ。 耐えられなかろうが避けたくて仕方なかろうが発生するなら、せめてアイツのそういう姿が晒されないよう頼むしかないだろ。 そう、アルレシャに話した時点で。 覚悟はできていた。耐えられはしないと分かっていた。 ある意味、頼みを聞いてもらった形にはなるんだろうな。 文句は言わねえよ。俺は言える立場じゃない。 だから仕方ない。仕方ないんだ。殺すしかないんだ。 アルレシャ・フォーマルハウトを。 アイツのもとに行くのは、それからでいい。 (_0) uni 2022/02/27(Sun) 21:16:12 |
【人】 疾風迅雷 バーナード「俺も様子見。俺に殺されたいならまあ、動くけど」 処刑室には赴くものの後方に下がる。楽しむべき人間は他にいくらでもいるだろう。戦意のない俺以外にもたくさん。 この時はまだ戦意がなかった。知らなかったから。 (2) uni 2022/02/27(Sun) 21:20:32 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ/* 拝啓、アルレシャPL様!まずは 因果応報パンチありがとうございますですわ! カスに報いをいただけてまことに恐悦至極……拝んでおります……。さて、秘話でお話した通り 『殺したら当然殺しに行く』 つもりだったので、どこかしらで奇襲もしくは模擬戦の機会をいただけたらと思うのですがいかがでしょうか?襲撃絡みもありお忙しそうなイメージがあるので無理にとは言いませんが、機会がありましたらぜひいただけると幸いです。 (-5) uni 2022/02/27(Sun) 21:27:18 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ/* ヒィwwwなんて面白おかしいルーレットなのかしら!!!アナタ本当に持ってるわね!いやこれはアナタもアタシもラサルハグも持っている可能性は存分にありますわね。 ですわよねアナタ模擬戦の神様……love。奇襲許可ありがとうございます!秘話と表での進行どちらがお好みとかありますか! (-8) uni 2022/02/27(Sun) 21:37:30 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ/* はははご謙遜を!アナタがただの歩兵だったら騎兵は光速で迫り敵を穿ちますわよ! でしたら見学はされてもいいけど乱入はされたくないので秘話でお願いしてもよいでしょうか?確実に殺したくって……他の要素排除したくて……。 いずれにしても処刑終了後になると思うので返信は後で大丈夫ですわ!愛を込めて! (-12) uni 2022/02/27(Sun) 21:53:51 |
バーナードは、見ているだけだ。手は出さない。 (a11) uni 2022/02/28(Mon) 1:27:26 |
バーナードは、首を左右に振った。「それはお前に渡したいものじゃない」 (a13) uni 2022/02/28(Mon) 1:42:05 |
【魂】 疾風迅雷 バーナード>>ラサルハグの秘話 「頑張らなくていい自然のままの俺で、ってでも……ああ、そっか、これストッパーだ。皆に迷惑がかかるって踏み止まりそうになった。探さなくていいから無理しなくていいし頑張らなくていいんだ。じゃあ、 お前ももう無理しなくて済むんだ。 よかったな、ラサルハグ」ぐすぐす泣きながらも伝えるのは、"無理して幸せを探す"のに疲れたあなたにとっての幸せが自分であるという傲慢と、それ故の祝福だ。 「やかましいは褒め言葉だろ?お前らしい色だと思うよ。……暴力セックス?お互いの身体が治ったらヤる?ここでヤったらどこに飛んだのかはっきり分かるよ。文字通りお前で染まっていくよ、……よくない?ヤらないにしてもこの部屋ならお前がいるって分かりやすいのは嬉しいかな」 今散々泣いているが元々持っているのは加虐嗜好だ、ろくでもない理由にこちらも反応してしまっているのでろくでもなし同士お似合いなのではなかろうか。 男の見る視界はすっかり滲んでしまっているけれど、安らぎの色である白に抱き込まれて暗い中に黒を見出しているから存外落ち着くのは早いかもしれない。 更に言ってしまえばあなたの話を聞くと普通に泣き濡れた顔をそちらに向ける程度には驚くのだから涙も引っ込む。そうしてそこに在る自由の青を丸くした梔子色の瞳で見つめるのだ。 「へ、……王族?お前やんごとなき身分だったの?びっくり。まあ、とはいえあくまで過去か。 ゲームイベントの時にあのくされ巫女がどうこうとか言ってたのそういう理由だったんだな。王族側からすりゃ神だかなんだかわからんが巫女側に色々掻っ攫われてたら面白くないのもわかる。 で、巫女がいなくなるまでは?途中で巫女がいなくなったのか?」 (_1) uni 2022/02/28(Mon) 3:42:16 |
バーナードは、処刑が終わってから、最後まで――少なくとも蘇生装置を申請するまでは――残っていただろう。 (a16) uni 2022/02/28(Mon) 3:44:26 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ 男は早起きである。それは両親とともに暮らしていた頃の早寝生活の影響でもあり、孤児院に入ってからの院での生活習慣の影響でもある。 何はともあれ、男は早起きで、だから襲撃情報を見たのも比較的早い時間であったはずだ。朝の日課の一つでもある銃弾を装填し直す作業も行うことなくすぐさま部屋を飛び出した。 そうして赴きあなたを見つけたのが娯楽室に転がる姿であったのか、蘇生装置の中に横たわる姿であったのかは分からない。いずれにしても男はあなたの遺体を見て、静かに名前を呼ぶはずだ。 声になっていたかはともかくとして。 (-65) uni 2022/02/28(Mon) 11:27:21 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「ラサルハグ」 声にならない。喉が震えない。吐息にしかならない。 喉が己の制御を離れたことを皮切りに、次々と身体が言うことを利かなくなっていく。頭も、手も、足も、少しずつ。 ごめん、ごめんな、ずっと考えていたのに結局覚悟なんてできないままだ。お前を死なせないように何度も訴えかけたけど駄目だったみたいだ。俺だから。こんな俺だから。やっぱり何したって無駄なんだ。 血溜まりを避けることもなく、されど真っ直ぐ歩けるわけもなく、交戦の跡が色濃く残るそこを歩いてあなたのもとに向かう。白兵戦もできるとかチートかよアイツ、という文句は飲み込んで、というよりも文句よりも先にただ情報として認識を"取得"しながら進み、漸く辿り着く頃には遺体となったあなたの傍らに半ば頽れるように座り込んだ。 「がんばったね」 声にならない。喉が震えない。吐息にしかならない。 あなたに伸ばされた手ばかりが震えを引き受けているかのように、優しく撫でる手は滑稽なほどに震えている。 でも、大丈夫だよ、これからするべきことはちゃんと分かっているからさ。お前を殺したら殺すってアイツにも伝えてあるから頑張ってくる。無駄だけど。こんな俺だけど。俺の言葉に責任くらいは持とうと思う。 予想がついていようが受け入れられないものはある。あなたに守られたあの夜以降、某所に耐えられないと弱音を吐き出していたほど恐れていたことなのだ。受け入れられるわけもない。ぼたぼたと落ちる涙を拭うこともなくあなたを慈しむ。表情だけは普段通りの形のままで。 「またあおうね」 (-68) uni 2022/02/28(Mon) 12:29:54 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ/* ハアイ!お疲れ様なのよ、処刑の区切り難しいわよね……! 隙間にねじ込んでいただくのはこちら側なので本当にありがたいわ、対応してくれてありがとう!ではこの連絡の後に奇襲、かけさせていただくわね……!!よろしくお願いいたしますわ! (-73) uni 2022/02/28(Mon) 15:43:42 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ さて、これはあなたが襲撃を終えて、その結果が張り出されてからのどこかのタイミングだ。周囲に人がいなくなったその間に、その奇襲は行われる。 気配を読むことにも長けかつ目のいいあなたが意識を向けるのが周辺だけに留まるのならば、この攻撃は突然のものとして認識されるはずだ。この襲撃者の使用武器と船内の構造をもとに拳銃の届く範囲まで意識を向け続けていたのならば身構える余裕はあるだろう。 不可視の男の射撃は、あなたがちょうど拳銃の射程距離――サブマシンガンの射程距離の半分以下ほど――に入った瞬間に始まる。サプレッサー付きのサブマシンガンによるフルオートの掃射だ。 すぐに殺せないにしても手傷は負わせてやろうという明確な意識のもと行われる、明確な殺意を伴った射撃はあなたの首より下を狙ったもの。しかし、攻撃を優先すると同時に男は不可視を解除するので、すぐさまあなたの視界に躍り出ることになるはずだ。 (-74) uni 2022/02/28(Mon) 15:44:18 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ あなたならば、 従僕との白兵戦を制したあなたならば 突っ込んで来るだろうと予測していた男は当然のようにあなたが迫る様を梔子色に鈍く映していた。風に吹かれた草木が揺れるように、踏まれた花が折れるように。あるいは池に落ちた石が沈むように、男の身体はあなたの突き飛ばしを前にして抗うことなく後方へ。そのしぐさで回し蹴りを回避している間にも射撃の手は止まらない。 弾さえ出せればいいのだ。弾道などいくらでも変えられる。 「――……」 ことばのないいきものが、何か歪な集合体のように、それでいて人間の身体という最低限のルールを基に突き動かされているようだった。戦闘スタイルと言えるほどの規則性も存在せずただあるがままに動かされている男の気配が、殺意と虚無で星の瞬きのごとく明滅する。 男の表情は、 常日頃通りの微笑み だ。蠢くいきものの放つ射撃は、弾切れを起こすか、あるいはあなたが銃撃を止めさせるまで止まることがないだろう。近かろうが遠かろうが穴を開ければ殺せるのだから。 (-79) uni 2022/02/28(Mon) 16:36:37 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ 男は当然寄り添うし、あなたの損傷を伺うのだから、あなたの首につけたドッグタグの存在に気付くのは必然と言えるだろう。ドッグタグ。個人識別に用いる身元確認のための認識票。あなたのつけるこれは、あなたが自分のものである証。体温のなくなった肉体の温度が僅かにでも残っていないか追い求めるように、するり、するりと引き出す。 無駄だと思っていてもやるしかない。無駄じゃないって思いたいから。やってみないと分からないから。それに、無駄だからで諦められるほどお前を軽く見ていない。言っただろ、 お前を本気で獲りに行く って。「――ッ、」 痺れとともに手中に転がり込んできた弾丸にも声を上げることができやしない。けれど、震える手はその一瞬の痺れにあなたを感じ取り逃すまいと強く食らいつき、結果として手中に強く弾丸を握り込むこととなった。 属性弾。あなたの用意したそれを見て嗚咽が止まらない。一度それを胸元に寄せて懐にしまい、その後は瞳を潤ませたまま淡々と調査及び対策へと移る。戦うために。獲物を横取りした狼を狩るために。 ……そうして調査を終え、蘇生装置が部屋に訪れる前には再度あなたの元へと戻る。お得意の外面を張り付けたまま、変わらぬ表情であなたの遺体へ再度触れた男はあなたのドッグタグに恭しく口付けを落として。 「いってきます」 やっぱりずっと声は出せないままだけど、それでも確かにそう告げて。それから静かに動き出したのだった。 (-83) uni 2022/02/28(Mon) 16:59:08 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ/* ラサルハグ!!!!!!!!!!! PLがずっと号泣しております。ラサルハグ……ウゥ……ライ……案の定殺りに行ってきますわよ……アタイ頑張るからね……ラサルハグ…… (-84) uni 2022/02/28(Mon) 17:00:40 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ 激昂を持つことになると思っていた。悲しみに暮れるのだと思っていた。無礼講の序盤の己であれば、きっと楽しんでいたことだろうと思っていた。 『アイツを死なせる覚悟はないから』『耐えられなかろうが避けたくて仕方なかろうが発生するなら』―― ラサルハグを死なせる覚悟はないし 耐えられない 。あなたのもとで命乞いをした際に伝えた通りだ。そして、宣言通りに耐えられず壊れた。それだけの話だ。より正確にいうのならば、120年と少し前の意識に近しいものに戻り逃避している。 文句は言わない。何も言わない。いつも通りの微笑み以外には何もない。 なにもなくなるのならほしくなかった。 うそ。ずっとほしかった。やっとだいじょうぶになったのに。なくなっちゃった。 ……何もなかったはずだった。何も言わないはずだった。 撃ち続けていた手はあなたをまだ殺すに至っていないのに自然と止まる。サブマシンガンを力なく下ろして、ゆっくりとあなたへと近づく。 「どうして」 声に出したとも言い難い囁き。 「どうして」 何故手を止める。何故抵抗しない。何故お前がそんなことを言う。何故アイツを殺した。やっと形になった拙い声音で、殺意から解かれていく感情をないまぜにして問いかける。 あなたの行動の意図が理解できない。理解できないものは腹立たしい。腹立たしいと、腹立たしい奥の方で悲しくなる。上手く処理ができないままあなたを見つめている。 (-99) uni 2022/02/28(Mon) 19:01:57 |
【独】 疾風迅雷 バーナード/* クソ重感情(虚無)を投げかけてしまって申し訳なく思っているわ……ごめんねアルレシャPL様……でもあれだけ駄目耐えられないってしていたからこうもなるんじゃて…… これでもマイルドかつ女々しくない方向に調整してあります……あるんです…… (-101) uni 2022/02/28(Mon) 19:12:49 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ「そう」 短い返答に対して短く返す納得。それもそうだ。そういうゲームなのだから仕方がない。そこはこの男とて理解しているのだ。理解しているのと受け入れられるのとは別というだけで。 「アルレシャ。お願い、叶えてくれて、ありがとう」 ――ラサルハグを殺すなら即殺にしろ、 己の従僕が抗ったことを咎めるものではない。寧ろ抵抗してでも生き延びようとした姿勢を好ましく思っているし、彼の遺体に対して労わる言葉を投げかけ ようとし たくらいには強く評価している。その上で、死因を見て、あなたができる限りで即殺を狙ってくれたのだろうと考えた。穴だらけの無残な死体にすることも可能だった、寧ろその方が襲撃として楽だっただろうにもかかわらず、彼があの姿で済んでいたのはあなたのおかげだろうと。 「ごめんね」 覚悟がなくて。つまらなくて。でも、だって、駄目なんだ。 懐に手を突っ込み、ひとつの弾丸を取り出す。表面を紫電が巡る雷の属性弾。彼の遺体から受け取った、あなたを穿つための雷。少し悩んでから、それを己の愛銃に装填する。サブマシンガンは床に投げ捨てた。 「ちゃんと戻るから。覚悟、ちゃんとして、面白い俺に戻るから、だから、」 銃口をあなたに向ける。一連の動作はどれも緩慢であるため、あなたならサブマシンガンを拾えるだろうし、それからこの男を殺すことも可能なはずだ。 (-125) uni 2022/02/28(Mon) 23:00:08 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ/* ハロー!ぴよぴよ(チャレンジ失敗)様!広範囲ヌードル型加湿器よ! タイミングについてなのだけど、バーナードのどんな様子を見たいか次第でタイミングが変化すると思うわ! というのも、襲撃直後については バーナードがマジでメンタルメコメコ かつ、現在アルレシャPL様にお願いして(あとで都合のいいタイミングに捻じ込む想定の下)秘話で殺しに行かせていただいているところで……ラサルハグの蘇生が完了すればまたちょっとメンタルが回復するから……。 虚無〜グズグズのどれを見たい か次第になるかと思いますわ。メンタルが虚無に近ければ近いほど遭遇時間と反応が少なくなる気がします。どれ見る〜?!(虚無の見本市を展開する)以上、友人のナフがそういうモノとして殺される姿を見てダメージを受けていた直後に従僕が死ぬとかいうメンタル塵コンボに死んでいるバーナードを因果応報顔で見ている加湿器でした! (-128) uni 2022/02/28(Mon) 23:11:00 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「よく分からなかった……分かってしまったんだ?お前に悪いことを教えてしまった気分だよ。いや、気分ではなく事実か。ごめん。押し込めざるを得ない状況に追い込んだのは俺だな」 あなたとはそもそもの在り方が違ったのだ。あなたという水と器はどちらも自由なものであり、バーナードという風と殻はどちらも不自由なものだった。殻の内で暴れ狂った風が解放を求めた結果がこれだ。あなたという水と器を不自由なものへと変え、バーナードという風は殻を脱して自由となった。 バーナードはあなたの変化を喜ばしくは思えない。けれどそれも己が受ける報いであるというのなら、巻き込んでしまったあなたに合わせる顔もない。 今更どんな顔で「俺に何ができる?」なんて聞けるだろうか。 あなたの生み出していく華のひとつに手を伸ばしてしまおうか。花は嫌いだが、あなたの生み出すこれを僅かでも掬い上げられはしないかと。 「そう。計画はアイツ。俺は俺の持つ情報を曖昧な形で渡した。……俺の不可視なんて"切り札のひとつ"も切ったが、全ては渡していない。俺の風でできることの一部と、お前の探知範囲の詳細は伝えてないよ。囚人相手に全ての手の内を明かしはしないし、仲間を売るつもりもなかったから」 (-133) uni 2022/02/28(Mon) 23:32:57 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ/* オッ!じゃあ襲撃情報が出てラサルハグの遺体を見てからのバーナードと遭遇するのはいかがかしら?!(乗り気) 完全に商人魂働いてますわ。ラッシャイラッシャイ!1番弱っているところというと、 娯楽室から出る〜自室に帰って準備をする あたりになりますわね。アルレシャとの秘話開始時のメンタルの都合上、その時の バーナードには上手く受け取ってのメンタル回復ができないのだけどお許しいただけると幸いよ!場面を決めた上で話しかけていただければそれに合わせてロールして行きますわよ!ナフの処刑にめちゃくちゃ興奮していたしナフの本領発揮!と大喜びしていた加湿器(ぴよぴよチャレンジは華麗に成功していく)でした! (-136) uni 2022/02/28(Mon) 23:39:32 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ 一発では無理だったと聞けば、尚のこと己にとって唯一無二の彼の奮闘を他者から認められたような心地になって。瞳から僅かに濁りが消える。 あなたが受け取れなくとも、男は思うがままに礼を投げつけるのだ。 「でしょ。俺のだもの」 少し和らいだ声音は人間らしいそれに近くなっただろうか。 彼を本気で獲りに行っているから。彼を本気で求めているからこそ、何もしない選択肢はなかった。 「俺、早く戻りたい。だから、俺のストッパーを捨てる、ね」 銃口を向けられてもすぐ間に合うような、ひどく緩慢なそれらを見てもあなたが何もせず、かつ目を閉じたのであれば。銃声とともにひとつの衝撃があなたの胸に与えられることだろう。 しかし、あなたの命は潰えない。 男の放った銃弾はあなたの横を通り過ぎ、銃弾の軌道と異なる雷があなたの胸に "体重の乗った拳の一撃"相当の衝撃と痺れ をもたらす。解けた殺意はそのまま霧散し、あなたの命を刈り取るに至らない。「考えた上で出した結論ならいい、ってきっと、アイツは言う。お前の言う通り、面白くなくても、俺は俺だから、こうする」 男はあなたの目の前で武器をしまい始めるだろう。それだけにとどまらず、端末を取り出して治療ユニットを申請しようとすらするだろう。もちろん、あなたはこれらの動作をいつでも止めさせることができる。 (-154) uni 2022/03/01(Tue) 0:34:48 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ あなたが男の部屋を訪れても、呼びかけに応える声は帰ってこない。ずる、ずると引きずるような音がゆっくりと扉に迫り、扉が開かれて。 「――……」 いつも通りの表情に埋め込まれたかのような濁り切った梔子色があなたを映して、しかし、それだけだ。扉を閉めることもなくゆっくりと踵を返し、またぐらりと身体を揺らしながらベッドへと戻っていく。 男の看守服は普段の綺麗なものと異なり、各所に血の痕跡が見受けられる。しかしそれは男自身のものではなく、また、返り血と言うには大人しすぎる染み付いただけのようなもの。男が遺体となった彼と触れ合った際についたものだと伺えるだろうか。 ベッド上には男の持つ銃器の殆どが置かれている。あなたが訪れたのは、男が念入りに武器の手入れを行っている最中のようだった。 (-156) uni 2022/03/01(Tue) 0:42:28 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ あなたに問われても男は何も言わない。ベッドの上に置かれた端末が表示する襲撃結果があなたの思考を裏付けする程度だろう。あなたがベッドに腰掛けるのを拒まないのもいつも通りではある。そうして手入れを再開するために拳銃を手に取って。 しかし、あなたの悪趣味な冗談には拳銃に向けていた頭を、まるで首を捩じられたかのような不自然さを孕んだ動作で動かし、再度あなたに視線を戻した。 「ナフ」 声にならない。喉が震えない。吐息にしかならない。 彼の遺体を見てから制御を失ったままの喉では文句も言えないのだが、そもそも男に文句を言う資格がない以上は然程問題にはならない範囲だろう。 「なにしにきたの」 (-161) uni 2022/03/01(Tue) 1:13:14 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ 普段の男であればあなたの微笑みにすっかり気を良くして微笑み返していたことだろう。そんなに俺に見てほしかったの?なんて冗談すら言っていたに違いない。 首を傾げる仕草にしたってそうだ。曝け出された首元に口を寄せ、白蔓草まで唇を滑らせてもおかしくはない。 しかし、実際の反応はただあなたを見るだけ。手を伸ばすこともない。端末に視線を向けるだけだ。 「――……」 「しってるくせに」 このゲームでのあなたの役割を知っているからこそ、それだけを紡ぐように口を動かした。 (-167) uni 2022/03/01(Tue) 1:42:33 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ 転がったあなたのこともじっと見ていた。見ていたからこそ男は治療が必要と判断し、申請を行うべきだと判断したのだ。 あなたが後退しようとするのならば、ゆっくりではあるがあなたとの距離を詰めようとするだろう。もし叶うのであれば、そのままあなたの腕を捕まえるところまでいくだろうが、果たして手は届くだろうか。 「思うこと、色々あると思う。でも、いいだろ、これくらい」 意趣返しのつもりはない。情けなどでもない。 ただ、考えた上で、殺す必要がないと判断しただけなのだ。 強くもない。まだ、まだ見苦しいままの外面だけど。 ――まあ、つまらないと思ったらお前は殺りに来るだろ。 「逃げて死ぬな」 そうして傲慢の片鱗をまたあなたにぶつけるのだ。 「逃げずに生きろ」 そのために治療ユニットを呼んだのだから。 (-172) uni 2022/03/01(Tue) 1:57:50 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「全てを完璧に想定するなんて誰にもできねえよ。俺だってお前をそうさせるだなんて思ってなかったんだ。であれば、想定足らずはお互い様でノーカン。お前は傷付けられた側なんだ、俺は悪くないお前が悪いとはっきり突き付けろよ。立場がどうこう言うなら言い換えようか、お前はそれが許される立場だ」 あなたの容赦のなさと平等さを男は知っていた。 知っていたが、完全に理解はできていなかった。 だからこそ『ああ言うくらいなら覚悟はできているだろう』と思考し、あなたに罅を入れるような『遊び』に興じてしまったのだ。 あなたの容赦のなさと平等さを男は知っていた。 知っていたが、男自身がその平等を信じられていなかった。 あなたに迷惑をかけっぱなしの自分を、あなたが本当に受け入れて懐に入れてくれていると思うことができなかったのだ。 足音ですらすぐかき消していく雪の中、膝をつき華を拾い上げていく。砕けたものから砕けていないものまで、拾えるものを拾える限りで拾っていく。 「とはいえ、いくら情報があったところで結局のところは使いようだ。俺なんていうスペシャリストがいたにも関わらず奇襲は失敗、残ったのはボロボロのお前と、俺達の不和や苦しみだけだ」 そう、呟きながらも。あなたの問いかけには弾かれるように顔をあげてあなたを見る。こちらは膝をついているから、あなたを見上げる形になるだろうか。 「 ッ、当たり前だろ! ……ごめん、そう聞きたくなるくらいお前のこと、傷付けて、ごめん」 (-181) uni 2022/03/01(Tue) 2:23:28 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ 男自身はずっと分かっていた。己が襲撃されて護衛した彼が重傷を負ってから、盤面が狭まり死がより眼前に迫ってからずっと。話し合いで繰り返し命乞いをし、それだけに留まらず直接アルレシャに伝えた程度には。 ラサルハグを死なせる覚悟はないし耐えられない、と明確に認識していた。 そして、その通りに耐えられず心が壊れただけだ。自我――外界や他者から区別して意識されるもの――とは呼び難い、外界で構成された『これ』の内側は、明滅する殺意と虚無でぐちゃぐちゃになっている。 文句は言わない。何も言わない。いつも通りの微笑み以外には何もない。 なくなってしまった。 「しらない」 だから、己に言わせようとするあなたに対して口元が動くだけなのだ。 (-183) uni 2022/03/01(Tue) 2:44:39 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ「ひとりでできるけど。ふたりでもできる」 ああ言えばこう言う、というほどの精度や自然さのある言葉はまだ出ないが、それでも常であればあなたと軽口を交わす程度には気楽に話しているのを思えば、少しだけ元通りに近づいたようにも思えるかもしれない。 「離さない」 ぐ、と握ったまま。あなたの傷を痛めてしまうかもしれないがそこまで意識が回らない。大人しく留まらせることを優先中。 「それか、連れてく?」 要約。大人しくないなら抱きかかえて連れて行くぞ。まだ治療ユニットのほうが恥ずかしくないのではなかろうか。 遠くから治療ユニットが近づいてくる駆動音を確認し、あなたが大人しく治療されるしかなくなるまではきっと、そこにいることだろう。 /* あ、アル、アルレシャ〜〜〜〜〜!!!!なんか想定外の方向に急展開したにも関わらず真摯にご対応いただきありがとうございま、ます……!!一応こちら区切りのような文章を投げさせていただきましたが続けたい等あったら続けていただいて大丈夫です!人気者のアルレシャのお時間をいただけて、アタイ光栄でした……ありがとうございました……ラブ……。 (-185) uni 2022/03/01(Tue) 3:21:42 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ がらんどうを奥に持つ男をあなたの血色が、頬に触れる熱が、甘い囁きが男を侵 そうとして、擦り抜け落ちる。 あなたの笑いに文句を言わない。触れられることを拒絶することもない。囁きに拒否を示すことすらない。今はそれをどうこうする形を持っていないのだ。人間の身体という最低限のルールに従う何か歪な集合体がそこには蠢くだけ。 「――――」 男は知らない。撃ち尽くした先に残る虚無感と徒労感は確実に己を蝕み人間という輪郭を溶かしモノへと変じさせることを。 男は知らない。撃ち尽くすために行われる一連の作業自体が己の自由意思を投げ捨てた行為でしかないことを。 けれど、何もない中で思考が巡る度に、何かを忘れてしまっている気がするのだ。そう遠くないうちに彼が戻ってくるその時までに、激情を撃ち尽くすその前に、それが何であるかを見出すことはかなうのだろうか。 後に、男は喉の震えを思い出す。 疑問により殺意が解かれていく過程で情を手繰り、その先にある襲撃者に対する猛毒と、己が本気で欲している彼の残滓に辿り着く。 考えた上で出した結論は死をもたらさず、僅かずつではあるものの男を昨日までの姿に立ち返らせる歩みへと形を変えるだろう。 空虚をすぐさま癒すことは難しい。それでも、男は人間だ。 あなたの友人である事実は変わらない。 今の男は何も受け取れず、何もなく、何かでしかなく。 「そう」 それ故にそれだけを返して銃器の手入れを終えるのだった。 (-200) uni 2022/03/01(Tue) 13:05:39 |
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