春日 幸貴は、メモを貼った。 (a3) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 7:21:28 |
【秘】 星見 朱里 → 春日 幸貴 それは… ……会いたい、ってこと? [見つめて来る彼に、同じくおずおずと。 少し顔を伏せて、目線だけ合わせて聞き返した。*] (-4) Yuun 2021/03/12(Fri) 19:02:05 |
【人】 春日 幸貴[俺があのとき戯れに抱き締めたのは“ステラ”だったし、ステラのことは魔王としてしか見ていなかった。 だから、そのステラが女の子に見えたとき……クラスメイトと言われても不思議がないくらいに身近にいそうな女の子に見えたとき、俺はすごく戸惑ってしまった。 ――ステラが魔王に見えなくなったら、女の子に見え始めたら困る。 そんな風に思ったのは、やっぱり魔王としてのステラに対して負い目があったからなんだろうか。 ステラには特別な思い入れがあったけれど、それはあくまで魔王としてで……彼女が違うものに見えるのは、なんだか怖かったんだ] (11) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 20:12:35 |
【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里[おずおずと尋ねてくる星見の、上目遣いの視線に一瞬動悸がした。 それが怖くて、俺は目を逸らしてしまったんだけど] うん……また会って話がしたい。 星見と、ステラのこと……知りたいんだ。 あのあと、ステラは“勇者”を見つけられたのかとか、 星見はあの世界でどう過ごしてたのかとか…… ……俺、星見のこと、ほとんど知らないし。 ステラのことは、ずっと気になってたから。 [気恥ずかしいことを言っているとは思う。 それで自然と声が小さくなってしまう。 動悸が少し強まるのを感じながら、どうか気分が悪くならないでほしいと切実に祈った。 ひ弱な心臓が恨めしい]** (-5) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 20:13:33 |
【秘】 星見 朱里 → 春日 幸貴[上目遣いで伺えば、彼が目を逸してしまった。 たぶん、チェスティーノとは違う反応。] 話すとしたら、長くなるね、きっと [この時点で、ステラとはハッピーエンドとして離別していないから。 だから、彼にこれを語って良いものだろうか。 魔王城に戻るまで一緒に居た時間を語れば語るほどその結末が色濃いものになってしまうから。 ……それを話してしまえるぐらい、自分は彼に会って話をしたいのだろうか? それに…] (-7) Yuun 2021/03/12(Fri) 21:53:29 |
【秘】 星見 朱里 → 春日 幸貴それに… 私はチェスティーノさんのことは、知りたいとはあんまり思わないのよ [そういうドライなところはやはり魔王経験者だった。] だから…ね? [それで納得していただける? とはにかんで見せつつ――明確な回答を避けた。 気分が悪くなったわけでは決して、無く――*] (-8) Yuun 2021/03/12(Fri) 21:58:34 |
【人】 春日 幸貴[ステラに勇者と扱われることは、俺にとっては心苦しいことだった。 勇者と呼ばれても、期待をかけられても、挑みに行けなかった。 そのことが俺の心にしこりとなって残っていた。 魔王として勇者に期待をかける気持ちを知ってしまったから。 魔王として勇者に対峙したい、命懸けの戦いをしたら愉しいに違いない――そんな風に感じてしまっていたから。 勇者への想いが恋にもなりかねないとも少し思っていたから。 そして、俺とステラは勇者への想いが近いことを知ってしまったから。 ――行けなくて、ごめん。 もう戦えなくて、ごめん。 そんな風にばかり思ってしまっていた。 思えばあれは俺自身の記憶というより、夢の中で俺だったあの元勇者の記憶だったのだと思う。 ほとんど完璧に混ざり合って区別できなくて、ほぼ俺のものだと思っていたけれど] (17) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 22:14:23 |
【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里[チェスティーノだったなら、というより……この体が健康なものだったら。 きっと目を逸らすことはなかっただろう] ん……話すことがたくさんあるなら、 きっと楽しいし、何回も会えるな。 [面会できる時間には制限があるし、家族でないなら余計に厳しい。 だから、何度も会って話すことになるかもしれないと思えば、それは俺にとっては嬉しいことだ。 だって、家族以外に歓迎したい見舞い客がいたことがないんだ。 それに] (-9) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 22:15:02 |
【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里俺もチェスティーノの話する気は全然なかったな……。 もし聞きたいのなら、ってぐらい。 [何しろ、“ステラ”が知らないことで俺があの世界でやったことといったら、ほとんど弟のことだ。 せいぜい、会長の話が少しあるくらいか。 弟が可愛いとか弟と前より仲良くなれたとか、それはわざわざ他人に語って聞かせるようなこととは思えなかった] 一方的に星見に語らせるだけに なるかもしれないけど。 それでもよかったら…… 来てくれたら嬉しいな。 [明確には答えてくれない彼女に視線を向けて、もう一回、俺は真剣に訴えた。 だって、本当のことだから。 星見のことを、もっと知りたい]* (-10) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 22:15:36 |
【秘】 星見 朱里 → 春日 幸貴まったく、もう… [彼の言葉に。 しっかり「何回も会える」と言うあたり、思わず眉尻が下がる。 したいことに前向きで純粋な面が、兄弟よく似てるなと。 そんな彼のことを、もっと知りたい――と思った。 …だからゆえか。] ……。 [笑って聞けたのはその部分だけで。 あとについては、自分の感情とせめぎ合う部分が多くて、答えにならなくて―― こうとしか言えないことに、申し訳ないとは思いつつ。] (-11) Yuun 2021/03/12(Fri) 22:35:13 |
【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里[笑ってくれたかと思っても、何かを抑え込むような反応を見ると不安になった。 やっぱり迷惑をかけているのだろうか、負担だろうか。 どうしてもそう思ってしまう。 それが表情にも表れていたかもしれない] (-13) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 22:50:36 |
【人】 春日 幸貴[けれど、曖昧ながら返事をもらえると、やっと俺は安心できた] うん。 じゃあ、気が向くの待ってる。 [何日も待つのかもしれない。 来てくれないのかもしれない。 それでも、責任を取らせてもらうまで待たせることになったのは俺も同じなのだから……。 当分続く入院生活の間、家族以外にも来る人がいるかもしれないと思えば、毎日がまた少し楽しくなりそうで嬉しくて、自然と笑顔になっていた]* (22) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 22:50:50 |
【秘】 星見 朱里 → 春日 幸貴……。 [もっと、彼と話をすべきだったろうか。 ステラと離別して、自分の中で決着がついていないあの夢について、彼に甘えても良かったのだろうか。 …――あのときみたいに、委ねてしまっていいのだろうか 一瞬立ち止まっただけでは結論に至ることはできず、心配をかけた母親に連れられていてはそれ以上悩むこともできずに、病院をあとにすることに。] (-15) Yuun 2021/03/12(Fri) 23:02:10 |
【人】 春日 幸貴― 翌日 ― [昨日、星見と御蔵の病室を去り際、俺の病室の場所は伝えた。 2人部屋だが、現在は個室状態。 ドアは直前に訪れた人によって、開いてたり閉まっていたりする。 昨日はその後、部屋に帰ってから疲れ果てて寝そうになったところに夕食が来て、食べた後は消灯前に眠る有様だった。 そうして今日になって、まだ昨日あちこち行った疲れが響いていた。 病み上がりどころか病んでいる真っ最中だから、体力が乏しいのは仕方ないのだが、情けなくて嫌になる。 それで病室でぼんやりしていたとき、去っていく星見の姿を廊下に見つけた。>>23 咄嗟に手を振ったのと、彼女の会釈とはだいたい同じタイミングで。 もう帰ってしまうんだな、と少し寂しくなった] (25) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 23:19:40 |
【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里[ステラのことが知りたいのは、仲間だったから当然だろう。 仲間のその後が気にならないはずがない。俺はシリウスだってどうしたか気になっているし、それを言い出したらルナリアやペトルーシャも気になるし。 一度見かけたきりのエルも、その後どうしているんだろう。 ……けど。 星見のことを知りたいと思うのは、不思議な感覚だった。 俺はあまり他の人に興味を抱いたことがない。 他人を得体が知れないと恐れたことも、嫉妬や羨望を抱いて疎んだこともある。 けれど、他人を好意的に思ったことはほとんどない。 夢の中でだけだったような気もするくらいだ。 だから……よく知らないから、ステラと関わりがあるから、そのくらいの理由でこんなにも彼女のことを知りたいと思う理由が……わからなかった] (-16) Siro_neri 2021/03/12(Fri) 23:20:19 |
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