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【墓】 瑞野 那岐ぁ、ンッ、ぅ……、 [好きに好き、を返したはずなのに。 更に好きを重ねられて、弱く首を揺らす。 些細な違いが伝わらなくてもどかしい。 瞬けば潤んだ瞳のせいでまつ毛に露を移しながら] ぁ、ぅッ、ちが、くて……ッ、 [硬い歯で扱かれるように刺激されれば また、ぴくん、と肩を震わせながらも、 一拍置くようにはく、と呼吸を紡いで。] (+2) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:55:01 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗 景斗さん、だから。 触られると、きもち、い [他でもない、好きな貴方だからと伝われば良いのに。 ──ふるり、と再び瞬けば 露が玉になって目尻を濡らす。] (-6) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:55:47 |
【墓】 瑞野 那岐[口にもしていないのに伝わったみたいに ぢゅうと強く音を立てて吸い上げられたら尖りは 既にぴんと立ち上がって肌よりも色濃く色づいていた。 腕を下ろせば、持ち上げてフリースがずり落ち 生地が擦れることすら敏感になる。] そ、れは、言われると意識する、から…… [言葉にされるのは確かに羞恥が浮かぶ。 と、言った矢先から情事の最中をまた口にして、 ことを想像したのは彼も一緒だったのだろう。] ッ、 ぁん っ……、ッ![言葉と共に彼の腰が僅かに上下に揺れ、 まるで突き上げられているみたいに動いたから 一際甘い声が洩れて、思わず口を手で抑え、] (+3) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:56:47 |
【墓】 瑞野 那岐〜〜〜〜〜〜〜っ、 何度言われても恥ずかしいものは、 恥ずかしいです……っ、 [喘ぎを誤魔化すみたいに いつもより声を大きくして赤面しながら応えただろう。] (+4) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:57:26 |
【墓】 瑞野 那岐[そんな一幕を経て。 結局、崩折れるようにしなだれた身体は彼を求めている。 誘う声に、こく、と浅く頷いた。 彼のスウェットもずらせば既に兆しを見せていた。 自身で反応しているのだと分かって 少し面映ゆくなりながらも愛しさが込み上げる。] ン、……こう……、? ……っぁ、は……、ッ、ん、 [乞われるままに脚を広げて 身体を彼に寄せるようにすれば ぬる、と互いのものから溢れた先走りが刀身を滑り。] (+5) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:58:18 |
【墓】 瑞野 那岐[互いが興奮していることを理解らせるみたいに 彼の手が自身の手を刀身へ導いて、竿ごと握り込まれる。 掌の内の熱さと、 手の甲に重なる彼の手の熱さを受け止めながら、] ぁッ、だめ、……これ、きもち、くてッ、 ……ぁ、ぁんッ、……、は、 ん、ぅッ、 ……っふ、 ぁ [逆上せ上がった声はすぐに彼の唇に覆われて、 口腔に掻き消えていく。 くちゅくちゅ、と掌から伝わる水音と、 口内を掻き回す水音が重なって、とろ、と脳が蕩ける。 気がつけば夢中になってキスをして、 飲み下せない唾液が、口端から溢れていた。**] (+6) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 1:58:52 |
【墓】 瑞野 那岐[好きだと伝えて、 同じ答えが返ってくるのはどれくらいだろう。 口数が足りない拙い言葉でも 少しは伝わったのか、抱き寄せる手と共に もう一度、最初と同じ言葉が返ってくる。] ……ん、 [頷くように浅く、首を揺らして ちう、と吸い付くようなキスを頬に、口端に落とした。 愛おしいと思うから唇で、掌で触れたくなる。 触れた部分から足りない言葉の分だけ伝われば良い。] (+12) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:04:28 |
【墓】 瑞野 那岐[水音がだんだん加減がなく立ち始める。 夢中になって舌を絡めて、吸い上げられて喉が震えた。] っ、ぁ……ふ、ぅ、ン……ッ、ん んンッ、……っ、 [気持ちいいと確認する声に、薄目を開けて。 舌を突き出したまま、感じ入るように目を細め、 頷く暇すら惜しむように、また唇を合わせて。 擦れ合う熱がどんどん張り詰めていく。] (+13) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:04:55 |
【墓】 瑞野 那岐[それでも、もっと、と思ってしまうのは いつも与えられる中への刺激が足りないからか。 前を擦り合わせようとする間にも、 きゅう、と後孔が疼くみたいに締まるから。] ……ぷ、ぁ……ッ、…… ん、ッ……ぅ、ぁッ、は、…… め、っ ……[浅ましいと思いながらも彼の太腿で、 刺激を与えるようにお尻を擦り付け また、意味の為さない否定を口にして。] (+14) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:05:28 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗けぃ、とさ……ン、ッ…… も、……ィ、くッ、…… こたつ、よご、しちゃうッ…… [限界を訴えるように、涙声で零した。*] (-8) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 14:06:18 |
【墓】 瑞野 那岐[甘く誘う声に手を伸ばして、身体を支え。 疼きを訴える場所を今度は無意識ではなく 意図的に刺激するように押し上げられて、] ン 、ぁッ、ぁ っ……[細く啼いてぶるっと身を震わせた。 一度だけじゃない、ぐ、ぐ、と腿で押されて その場所を教えられて、羞恥だけではなく 快感に浮かされた熱が瞳を滲ませていく。] (+18) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 17:28:32 |
【墓】 瑞野 那岐[擦り合っている彼の剛直がぐんと勢いを増す。 彼も興奮しているのだと分かって、 その先を思わせるような行為に、は、と熱を零し] ぁ、ンッ、……だ、 め、揺らさ、ないでッ、 ……ア、 ぁ ッ、んっ、 ゃッ、……[膝の上でゆらゆらと身体が揺らめく度に、 自身の腰も甘く揺れて、波打ち、秘奥が切なくなる。] (+19) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 17:29:01 |
【墓】 瑞野 那岐[前と後蕾を同時に愛撫されて身悶える。 気持ちよくなって何もわからなくなってくる。 アルコールの混じった吐息が、彼の鼻先に掛かり、 酔いで上手く力の入らない手で、弱く肩を掴む。 いいよ、と促す声に、ン、んっ、と短く応え だめだと分かっていながらも止められない腰を 堪らずに揺らして、快楽を求め。] ……はっ、ぁ、ぁッ、……イ、くッ……、 け、ぃと、ッさ、も……で、ちゃ……、 ──ッ! [ぎゅう、と肩を掴む手に力が入ると同時、 強く瞳を閉じて、ビクンッと膝の上で跳ねる。 ぴゅく、と勢いよく吹き出した白濁が 彼の手に捕らわれた自身の手を汚していく。*] (+20) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 17:29:42 |
【墓】 瑞野 那岐[欲しくなるかと問われたら、素直に こくこくと首を縦に揺らして頷いただろう。 揺らぐ身体を支えるために肩に添えた右手も、 昂りを握るように抑えられた左手も、 漏れ出る喘ぎを抑えることができないでいる。] んッ、……ぅんッ……、 [涙を浮かべて、まだ湿り気を帯びた髪が 頷く度にぱさぱさと束になって揺れる。 見つめてくる瞳に気づいたら、 濡れた瞳で見返し、熱い吐息をついたのも束の間、 く、と喉を詰めて、達して。] (+24) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 20:30:38 |
【墓】 瑞野 那岐[熱を吐き出す解放感にクラクラする。 ふ、と力が抜けていく身体を抑え込まれて 握り込まれていた彼の手も力が籠もり、 苦しそうな声が聞こえたと思えば、 掌に広がっていく熱さが、彼も達したのだと伝える。] ……────ぁ、 [互いの吐き出したものが手の中で混ざり合って、 どろりと零れ落ちていくのを、 惚けた顔でぼうっと見つめていた。 彼が零したものを少しだけ、 もったいない、と思いながら。] (+25) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 20:31:18 |
【墓】 瑞野 那岐[肩で息をして、暫し惚けたまま。 汚れた掌を見つめていれば、 彼に手を取られ、タオルで拭き取られていく。 互いにまだ下肢だけを晒した状態のまま、 腰を引き寄せられれば、ン、と小さく残り香のする 吐息を零しながら、大人しく腕の中で彼と顔を見合わせた。] ……ン、きもちよかった、 けど、まだ……寝たくない、 [唇を受けながらも、とろんと瞼が落ちてくる。 朝から働いていたせいか、一気に押し寄せてくるように。 心とは裏腹に、身体は疲労を訴えていた。*] (+26) milkxxxx 2023/12/29(Fri) 20:31:45 |
【墓】 瑞野 那岐[揶揄ような声に、んー……とぐずるように小さく唸り 唇を離したら、そのまま肩口に頭を乗せて。 離れがたく思う気持ちと、襲いくる睡魔と戦う。 その間にも事後処理をしてくれる手に身を委ね 大人しくされるがままに面倒を見てもらった。 もうその頃には半分夢現だったから、 抗う力も残っていなかったというのもある。 ベッドに移動した衝撃で、少しだけ意識が浮上する。 向き合うように横になったベッドの中で 仕事の話をうとうととしながら耳を傾けて。] …… うん、待って、る…… [辛うじて応えられた小さな声は 彼の耳に届いただろうか。 眠りを促す緩やかな声に、再び瞼が落ちた。*] (+28) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:02:18 |
【人】 瑞野 那岐── ゆくとし、くるとし ── [三月うさぎの店はクリスマスを過ぎた後も忙しく、 年末ギリギリまで店は開いていた。 常連客も大事にすることはもちろん、 従業員も大事にしている店長なので 大晦日と元旦の三箇日だけは店舗が休みになる。 あまりまとめて休みを取れない接客業は 4日間の連休だけでも嬉しい限りだ。] (6) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:02:30 |
【人】 瑞野 那岐[大晦日の午前中の間には実家に顔を出し、 久々に両親の顔を見た後、 店はどうだ、とか、杏は元気かという話を聞かれ どちらも順調だと伝えた。 なら、恋人はどうだ。と聞かれて 今度は言葉に詰まる。 長らく独り身を続けていた後の 新しい恋人の情報は杏から既に伝わっているらしい。 (性別はまだ知らないようだが。) あー……、と言葉を少し濁しつつも、] (7) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:03:24 |
【人】 瑞野 那岐優しい人、だよ。 誰かの為にすぐに手を差し出せるような、 ヒーローみたいな人。 [そう笑えば、格好いい人じゃないと母ははしゃいだ。 写真を見せて、と催促する声を 久しぶりの匂いに尻尾を振り続ける飼い犬へ おいで、と促すことで誤魔化して その場はうやむやにしつつ。 いつか母たちにも彼を紹介する日が来るのだろうか。 景斗さん、犬好きだったっけ。] (8) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:03:48 |
【人】 瑞野 那岐[そんなイレギュラーを味わった後、 午後は年末年始をゆっくりと過ごす為に 両手いっぱいに食材を買い込んで彼の家に向かった。 待って居てほしいと言っていたけれど、 自身も共に過ごすつもりだったのもある。 その時話していた土鍋は既に届いていたから、 使う前に軽く洗って火の通り具合を確かめていた。 今日買った食材の中には、 鍋に使う具材ももちろん買ってある。 今度こそこたつに合う料理になるだろう。] ……──、 [鍋の話を聞いた夜。 子供かと言いたくなるくらいに、彼に身を任せ 世話をしてもらったことを思い出す。] (9) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:04:33 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[自身の身の回りのことはできるだけ 自分自身でしないと落ち着かなかったのに 睡魔と疲労が重なったとはいえ あれほどに無防備に身体を預けたのは初めてだった。 それほどに彼に安心しきっていることを 翌日彼が出ていった後に自覚して 一人、赤面したのはつい先日のこと。] (-11) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:05:16 |
【人】 瑞野 那岐[甘やかして欲しいとは言ったけれど、 甘やかされてだめになる訳にはいかない。 小さく首を振り、いつかの失態を振り払うように。 買い込んだ食料を冷蔵庫へ仕舞い込む。 年越しそばの準備は彼が帰ってきてからにしよう。 それまでに部屋の掃除をして、 早めに風呂に入って。 子供の頃のように夜の番組が始まっても テレビに齧り付いて居られるように。] (10) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:05:37 |
【人】 瑞野 那岐[アーティストが次々とステージを入れ替わっていく。 ラジオで耳にしたアーティストも居れば、 初めて耳にするアイドルも居た。 まだ彼の出番は訪れていない。 不意にこたつの上に置いていたスマホが揺れる。 考えていたのが伝わったのか彼からだった。 ふ、と笑って短くメッセージ送り返した後、 再び、メッセージが届く。 それは彼と仲がいい友人からだった。>>1:0] 『見てますよ』 『年末にテレビ見てるの久しぶりです』 『順番通りなら、そろそろですね』 ……あ、 [そんな短文を送りあった後、テレビを映した画面が届く。 今、自分自身も見ているものと同じものが映っている。] (11) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:05:50 |
【人】 瑞野 那岐[大きな画面いっぱいに黒の姿の彼が映る。 何度か見返した、若い頃の彼ではなく 自分自身が知っている”今”の顔をした彼がヒーローの姿で。 ブル、ブル、と手の内で通知を知らせるバイブが 揺れ続けても、暫く画面に魅入ったまま。 すぐに画面は彼を恩人だといったアーティストに切り替わる。 けれど、その後ろに彼が映り込む。 アーティストを見守るように、後ろで。 時に、衣装を翻らせて不敵に笑う姿に。] 『すごいですね、格好いい』 [彼らの出番が終わった頃にようやく遅れて。 葉月さんには返信しただろう。 ヒーローに会えた少年の心を持つアーティストを眺めながら。] (12) milkxxxx 2023/12/30(Sat) 4:06:13 |
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