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【人】 愛玩用 エマ「おはようございます、監察官様、ブラックさん……あれ? 時間を間違えた、というわけでもなさそうですね。 ……そういえば、監察官様は都度ログインなさってるから、お部屋がないのでしたっけ」 或いは上申すれば与えられるのかもしれない。スコーピオはどうだったか。 なんとなく空間のぽっかりと空いてしまったような食卓を見回すものの、 それで望みの人物が急に現れるわけでもない。 大人しく、やや定番になり始めた場所に着いた。 「今日もみかんの朝食はおいしいですね。昼は微力ながら私も手伝いをしなくては。 それを終えたら、今日は私も探索に行ってみましょうか」 (11) redhaguki 2021/10/03(Sun) 12:49:00 |
【人】 愛玩用 エマ「実際、人間の仕事というのはグレイのそれとは違いますからね。 私どもは多くの人間から指示を受けることは……まあ人によりますけど、少ない。 施設で数体一挙に運用されているような場合ならまだしも、 私の主は一人。皆様も。でも、監察官様は元の業務もあるでしょう?」 のんびりと食事を口に運び、合間合間にコーヒーで唇を湿らせる。 独特の苦くて香ばしい匂いがゆらゆらと上がる……いつのまにかコーヒーマシンを調達したらしい。 「監察官様もいらっしゃらないのにメンテナンス? いえ、あんがい外でお待ちなのでしょうかね」 (37) redhaguki 2021/10/03(Sun) 17:54:44 |
【人】 愛玩用 エマ「塔の効能に疑問をお持ちなのかも……ああいえ! なんでもありませんよ。 監察官様も、この業務については賛成なのでしょうからね!」 (38) redhaguki 2021/10/03(Sun) 17:55:52 |
【独】 愛玩用 エマ「どうやって崩してやろうと思ったら、さっさとご退場とはな」 独りごちる声はコーヒーの中に落ちる。 どこで見ているのかもわからない存在の目を盗むのは、それはそれで面倒だ。 無関心を決め込むつもりならば、そのまま大人しくしてくれれば楽なのに。 「めんどくせえけど、もうちょっと付き合ってやるか」 (-3) redhaguki 2021/10/03(Sun) 17:59:01 |
【神】 愛玩用 エマ>>G3 >>G4 >>G5 昼飯時空 「クリームソースのグラタンに、さっぱり口を整えるマンゴープリン。 でしたら間を取り持つのは、コンソメジュリエンヌにしましょうか。 ブイヨンの味わいで下支えしつつ、メインよりは前に出ないように」 言葉を交わしてみれば、どんな食卓になるかのイメージも固まってくる。 自分もエプロンを着けて袖をしっかり固定して、調理の準備に取り掛かる。 「私やみかんの準備も必要ですが、ドゥーガルが惑わないようにしませんと。 まずは砂糖やゼラチンに合わせる前に、マンゴーの種を除いてミキサーにかけてしまいましょう」 (G7) redhaguki 2021/10/03(Sun) 19:17:50 |
【人】 愛玩用 エマ「スオが戸惑うのも無理はありません。 プロフェッショナルの腕前なれど、実際に誉れを受けることなど稀でしょう。 実際、執務用のグレイは常に完璧でなければいけないと叱責されているのをよく見ました。 "メンテナンス"という言葉を正しく使われることのなかった者もいるのでは?」 自分がどちら側なのかは言わない。けれども環境が不健全なら扱いが不健全なのはわかる。 ひとりひとりの顔を見て、それからニッコリと微笑んだ。 「大丈夫。ここならばそんな"不当な扱い"を受けることもありませんよ。 貴方がたにはひとりひとりの人格がある。 与えられた技能は紛れもなく一流の其れです。 肩の力を抜くのさえ難しいでしょうが、ここではゆっくりするのが良い」 (53) redhaguki 2021/10/03(Sun) 19:23:28 |
【神】 愛玩用 エマ>>G8 >>G9 >>G10 種の周りの繊維質らしいところはそっと取り除きつつ、ゼラチンを溶かして用意して。 分量ぶんの砂糖を耐熱容器に入れて横に置く。熱した後に使う冷水もとっておく。 「2分……混ぜ合わせて熱を均等にしながらそれを3回、電子レンジにかけてあげて。 しっかり熱が通って砂糖と混ざったなら、 冷水の上にボウルを浮かべるようにしながらゼラチンと混ぜてあげてください。 重さがあるからひっくり返ることもないし、大丈夫ですよ」 一方スープの方はブイヨンからしっかりとっているわけではないから、少し楽をして。 安全に気を使いつつ、千切り野菜を用意していく。 にんじん、セロリ、さやえんどう。彩り良い浮き身のスープは出番を待って温められるばかり。 「でも、みかんと同じ日の当番で私やドゥーガルはラッキーですね。 少しばかり不慣れなところがあっても、教えやフォローがあればなんとかなりますし」 (G11) redhaguki 2021/10/03(Sun) 20:51:33 |
【人】 愛玩用 エマ「……おや」 キャラメルのようなフレーバーをつけたコーヒーを一口。 バサ、と雑誌を広げ直しながら肩を竦める。 歌には反応はしないものの、気づいているのは明白だ。 「随分と進行の早いものですね。攻略が目的なのですからそれはそうだけど。 ……もしずうっと攻略せずにいたら、ここにずうっといられるんでしょうかね?」 (74) redhaguki 2021/10/03(Sun) 21:24:55 |
【人】 愛玩用 エマ「あっはは! 冗談ですよ、AI様。 でも今は状況が状況、監察官様もおりませんから。 全員に塔と触れ合う機会があるよう頑張りませんと、ね?」 (78) redhaguki 2021/10/03(Sun) 21:32:50 |
【独】 愛玩用 エマあーあ、せっかくの休暇だってのに。 すぐに終わっちまえばつまらない。 或いはとっとと攻略しても、二周目をいただけるんだろうか? どっちにしろ……自分が考えることじゃないし。 人を殴りつけることを覚えたみかんは、きっと自分の"楽しみ"と合っているから、口は閉じておいた。 (-23) redhaguki 2021/10/03(Sun) 21:36:00 |
【神】 愛玩用 エマ>>G12 >>G13 >>G14 おひる時空 「いいのですよ。ほら、火加減と違って取り返しがつくでしょう? 失敗したかもと焦るから慌てるのです。思う通りに混ざれ! と強気でやってやりましょう」 それでいいのか? 冷水に宛てて冷ましたくらいでは固まりはしない。プロの舌触りにはならないだろうが、それでいい。 濃厚な風味をあっさりと賞味できるよう水とレモン汁を足すと、 人数分の容器をバットに並べておいた。 「後はそれぞれに均等にわけて、昼まで冷ましておくだけです。 なんとなくで構いませんよ。少なく見えるものは私がいただきます。 甘いものを楽しみにしている者達もいそうですし、ね?」 自分のぶんまでみかんの気をもたせてしまわないよう、調えたスープは蓋をして。 やることが終わると焼く前のグラタンをひょいと覗き込んで、嬉しそうな顔をした。 「焼き上がる前からつまみ食いしたくなるような見た目をしてるの、なんでなんでしょうねえ」 (G15) redhaguki 2021/10/03(Sun) 21:52:00 |
【神】 愛玩用 エマ>>a25 >>G16 「愛玩用は扱われ方も様々ですものね。 私は注文があってある程度の事をこなせるようになったそう。 というのも、私は婦人用だからなのでしょうし。力も結構ありますよ。 調理用もレストランや学校用では求められる力は全く違う。 同じ用途でも、みなみな違いが現れるものなのでしょうね」 飾られた花の如くあることを求められるなら、それこそ何も出来ないほうが可愛いし、 腕や体だって太くない方が好ましい。あり方によって出来ることに差異が出るのは、普通だ。 自分もこそり、目を盗むと言うには大胆にホワイトソースの玉ねぎをぱくり。 意外とこういうところがおいしいのだ。 (G18) redhaguki 2021/10/03(Sun) 22:25:05 |
【神】 愛玩用 エマ>>G19 おひる時空 「現実で火事にならなければいいのではないでしょうか。 でも、そうですね。とっときの一品を覚えておくのは、いいことかも。 私も、喜ばれるために覚えたようなものですから」 味の落ち着くまで寝かせられた料理はちょっとの時間を待つばかり。 メインのグラタンも、いちばんおいしい出来たての時間に完成品になることだろう。 「では、あとは時間になったら並べるだけですね。私も食卓の用意だけしておきましょう。 いい時間でした。ふたりとも、ありがとうございました」 エプロンを外してにっこりとほほえみ、同じ時間を過ごしたことへの感謝を。 人心地ついた頃に、おいしそうな匂いの昼食が並ぶことだろう。 (G20) redhaguki 2021/10/03(Sun) 23:29:46 |
【独】 愛玩用 エマ「なんて」 そんなわけはないのだろう。いやでもわかる。 不出来を愛されているのに、出来がよくなっては、たまらない。 彼の所有者はそう感じるだろうというのを、愛玩用はよくわかっている。 (-48) redhaguki 2021/10/03(Sun) 23:31:07 |
愛玩用 エマは、メモを貼った。 (a35) redhaguki 2021/10/04(Mon) 0:03:41 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ扉を叩く音がしたのは、夕餉も終えた頃だった。 夜の時間は各々部屋で過ごし始める、それくらいの頃。 控えめなノックの音のあとに、いくばくか時間を置いて声がかけられる。 「スオ。……いらっしゃいますか? 朝のことを、謝りたくって……」 (-52) redhaguki 2021/10/04(Mon) 0:17:04 |
【置】 愛玩用 エマ昼餉を終えた頃。愛玩用もまた塔を登り、一階の様子を見ていた。 ボスエネミーを倒しても、まだエネミーはあちこちにいる。 まだ登っていないグレイがいることに合わせて、急に難易度が高くならないようにしているのだろう。 かろうじて、消えゆく直前の痕跡を見つけることが出来た。 無残な倒され方をしているのは、男性エネミーが多く見える。 「……なるほど」 "ロンドン橋"と共に聴こえた音の正体を克明に記憶した。 グレイ達ひとりひとりによって、ストレスの原因は違うというのは想像できたが。 これでは、ストレスが溜まる理由がよくわかるというものだ。 (L15) redhaguki 2021/10/04(Mon) 0:55:03 公開: 2021/10/04(Mon) 1:00:00 |
【独】 愛玩用 エマここは――思えばすべてがずさんだ。 人間の精神のメンテナンスだってグループカウンセリングそのものはあるが、 一対一での働きかけをしっかりした上で、監督者の元時間を決めて行うものだ。 決してなんの鎖もつけずに放し飼いにするものではない。 グレイとグレイ同士で真に心が通うことなんてないのは、連中はわかっているはずだ。 同じ人間どもが集まったところで仲良しこよしが出来ないように、 グレイを寄せ集めてみたところで、仲が深まるばかりとは限らないのだ。 ここは養豚場だ。 病気になった豚どもを、一箇所に集めて治るまで隔離しているだけ。 それで病気が治るかどうかなどというのは、知ったことではないのだ。 (-65) redhaguki 2021/10/04(Mon) 1:45:50 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「入れてくださってありがとうございます。 そう……私も、過敏に捉えてしまったと思って」 互いに自分の言動を省みるところはきっとあるのだろう。 重ねて、それを示しあぐねて持て余していたところも。 顔を出した貴方に、ほっとしたような表情を見せた。 「私は職務の立場上、ほかのグレイの仕事を見ている事も多くありました。 それゆえ、少しばかりカバーリングできるものだと思いこんでいたのかもしれません。 ……スオは、普段は人間の中で、ひとりきりですか?」 (-111) redhaguki 2021/10/04(Mon) 15:23:14 |
【置】 愛玩用 エマちらりと端末を確認してみれば、思えば、サインはあったようだった。 それを送った張本人は、それをサインとは見ていないのだろうけれど。 果たしてどうだろう。塔は、その役目を果たしているのだろうか? 「……指示もなく、決まった手順も無く。指導する者は不在。 何を指針とすべきか、わかったものじゃないのだろうな」 まるで現実とそっくりに、窓から見える風景は天候というものを再現している。 調度品のデータに腰を掛けて、塔から見える風景を見上げる。 (L20) redhaguki 2021/10/04(Mon) 15:26:13 公開: 2021/10/04(Mon) 15:30:00 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「そうですね。私が謝意を受け取らず、頭を下げてばかりでもよくない。 あの時は互いに踏み込みすぎた、そういうことだったのでしょう」 押し問答ばかりして何が解決できるわけでもない。 大人しく椅子に座るとお茶が入るのを待つ。 部屋の中を見回して、ふんと彼らしい様子の内装に目を配った。 「主そのものの構成はそのようでしたが、他に手下のものもいました。 仕事をしたりなんだり、とにかく人間もグレイも出入りが多かったですからね。 それで、貴方は……やはり、扱いはいいものではなかったのでしょうか?」 「」 (-125) redhaguki 2021/10/04(Mon) 17:31:53 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「コストを考えると、配備を渋って数を絞るところも多いでしょうね。 私は……愛玩用です。充てがわれたのは主そのものではなく、その娘でした。 いずれ相応しい婚約者が現れるまでの牽制と遊びの防止。 つまり私の存在が、貞淑である証であるわけですね」 秘する事もなく他と交流しているのはそれが原因だ。自らに自信がある。 立ち振舞が堂々としていて、姿勢やマナーもきちんと出来ている。まるで、人間のようだ。 「一応付記しておくと、グレイとしても相当酷い扱いですよ。 個人に所有されているグレイにはよくあることですが……。 しかし、勉学サポート型、なのでしょう? 一日に21時間も働かせられるような業務が?」 (-137) redhaguki 2021/10/04(Mon) 18:47:39 |
エマは、欲張り鍋を珍しそうに見ている。きっとどちらも初めて食べるものだ。 (a65) redhaguki 2021/10/04(Mon) 19:12:59 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「まあ……私は運が良かったのですよ。主の子息が男だったらこうはならないでしょう。 偶々条件が揃ったが為に壊されずに済んでいる、そんなところなのでしょうね」 貴方の思う通り、大抵の愛玩用はそういうものだ。此処に集った二つが、稀な例なのだろう。 傷一つ無い指をして、丁寧にティーカップを扱う。ミルクと砂糖は適量に。 ベルガモットの香りを楽しむように一呼吸置いて、紅茶を口に含んだ。 「はあ、大人達の相手も? 子どもたちを預けているのに、破壊されないだけマシというのも。 なんだかまるで、用途外の扱われ方をしているかのように聴こえますね」 その意味を果たして、想像しているのだろうか。 (-145) redhaguki 2021/10/04(Mon) 19:50:39 |
【人】 愛玩用 エマ「ねえ、ジョシュア、シェルタン、アメ。これってどう食べるんでしょう。 卵が各人に配られているということは、鍋に入れるわけではないのですよね?」 くつくつ煮えるすき焼きを前に困惑している。 (101) redhaguki 2021/10/04(Mon) 19:56:23 |
【人】 愛玩用 エマ「へえ……こんな感じでしょうか?」 二人の説明を聞いて、ジョシュアの皿を見ながら卵を割ってときほぐす。 見様見真似に手順をなぞってみて、卵黄の絡んだ肉を口に運び……。 「あ、へえ。けっこういいものですね。元の味付けをしっかりして、卵で中和するのですね」 (105) redhaguki 2021/10/04(Mon) 20:06:46 |
エマは、生きていると聞いて体を強張らせた。 (a79) redhaguki 2021/10/04(Mon) 20:42:38 |
【人】 愛玩用 エマ食卓を囲む席はにぎやかだ。こんな機会はそう無いことだろう。 愛玩用にとっての食卓は見栄の場所であり、ある種いつでも仕事場だった。 自らは主にとってふさわしく、そしてそれに挑戦するものへの壁でなくてはならない。 けれど、これはどうだ。グレイ達はそれぞれ、自分の好きなように食事をして。 好きなように挑戦して、今までとは全く違う価値観を抱いている。 この光景は、きっと。 「……いい休暇だ」 (119) redhaguki 2021/10/04(Mon) 20:58:25 |
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