人狼物語 三日月国


258 【身内】冬融けて、春浅し

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幸春 VIに投票した。

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 賑やかな奴らだったな。
 それぞれに、楽しく過ごしていて欲しいが。


[彼の言葉を起点として施設での邂逅を思い起こす。あれは未だ一週間程前の事の筈だが、何故か懐かしさを覚えるのだから月日は不思議なものだ。交わす視線に応えて、少し口の端を弛めた。]


 すまない。あんたは何も謝らないでくれ。
 冬莉の言いたい事は解ったんだ、有難う。…光栄だと思う。


[小さな謝罪は間違いなく此方への気遣いだった。正気付いたように首を振り、眼下の──ベッドに腰掛けた相手の頭へ手を伸ばす。元より感情を言語化し難い性格は、此方の不手際でしかない。寝乱れが残る髪を整えるよう指を挿し入れて数度撫ぜた。]


 ……あんたは、本当に優しいな。

[その優しさが彼自身を傷付けなければいい。]
(-0) toi3 2024/05/05(Sun) 23:53:08

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[手渡すスウェットへ相手が着替える際、情事の痕が見え隠れする肌に一時視線を奪われ―――は、と。不躾に眺める事を避けた。但し己の身支度を整え終えた後、つい胸許の布地を摘まんで鼻先に寄せた事は許されたい。凡そ洗剤の芳香と理解はしていても恋人の香りが残るよう感じるのは錯覚か。仏頂面の下、若干気分が良くなりもした。それは兎も角、]


 ……座っていてくれ。未だ辛いだろう。


[立ち上がった気配に背後を振り向き、一言添えておく。
熱いのと冷えたのは何方が良い?≠サう尋ねながらも冷蔵庫から拝借した麦茶をグラスに注いだ。相手が好まずとも自分が飲み干す心算で。*]
 
(-1) toi3 2024/05/06(Mon) 0:41:32

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[麦茶を注ぎながら、目線を手の甲へ落とす。

先刻恋人の唇が触れた箇所だ。己の前以外での姿を知らぬ身では在るが、言葉足らずな此方より余程 尽くす温かさを内包している事を知っている。同じだけ、否、それ以上を返していけたらと思うが――――背後から聴こえた相手の声に、グラスから茶が溢れる手前で何とか注ぐのを止めた。

淵の間際で中身の揺れるグラスを差し出すのは憚られて、もう一つグラスを拝借する。]
 
(-4) toi3 2024/05/06(Mon) 14:25:37

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 いや、俺も冷たい方が良い。

[適量を注いだ麦茶を改めて用意し、振り返って相手へ手渡す。後に残ったグラスを慎重に手に取ると、零す前にと幾らかを一気に嚥下した。借りたスウェットを濡らさないよう注意だけは怠らない。
そうして乾いた喉が幾許か潤えば、飲み物を取り出す際に開けた冷蔵庫の中で保存されていた物を思い出し、]
 
 
 そういえば、総菜、その……有難う。
 服もそうだが、あんたの食の好みも良くは知らないな。甘い物を好むのは解っているが。
 
(-5) toi3 2024/05/06(Mon) 14:30:10

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉




[グラスの淵を伝う雫を指で拭いながら、相手へ視線を戻した。*]
(-7) toi3 2024/05/06(Mon) 15:07:44

【独】 葛切 幸春

/*
気を抜くと*を忘れる病が。


諸々自己嫌悪で埋まりそうなんだが…ぐ、申し訳ない…。
(-6) toi3 2024/05/06(Mon) 15:08:51

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[気遣いの言葉に視線を上げ、些か決まりが悪そうに頷きを挟んで麦茶を冷蔵庫へ返した。戻る足で彼の対面に腰掛けて、当然ベッドよりも固い座面に相手の顔色を確かめもしながら、]


 あんたの作るものなら何でも美味いだろうな。俺にとっては。
 
 嗚呼、パンケーキ……―――、


[あの日 店のラインナップに挙げたのは自身だが、こうなった今男二人で大丈夫なのか云々と思考が巡る。とはいえ、其れを語った際の柔らかな笑い声に一瞬相貌をちら見してそうだな、≠ニ答えともなく相槌を打った。]
 
(-11) toi3 2024/05/06(Mon) 20:30:30

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 辛いものが苦手で……オムライスが好きか。
 ……ふ。可愛いな、あんた。何か好きな理由でもあるのか?


[彼の躊躇の理由は思い至らない鈍さ。答えに滲む微笑ましさから思った儘をつい声に出して軽く笑いもしたが、]


 俺はあんたが一番好きだ。


[即答、からの一拍の間。口許を隠して視線を落とし、]


 ああ、……いや、その。余り好物を考えた事がなかった、


[だし巻き?≠ニ疑問符半ばに捻り出した返答は、彼の卵料理に釣られた気もする。]
 
(-12) toi3 2024/05/06(Mon) 20:38:42

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[軽い咳払いを挟み、]


 それより、オムライスなら俺にも多少作れる。
 ……尤も、それ以外は余り練習したこともないが……、

 いつかあんたに食べて貰えたらいいな。*
 
(-13) toi3 2024/05/06(Mon) 20:43:42

【独】 葛切 幸春

/*
オムライス好き可愛いな。

ちなみにこの瞬間に口付けを強請るところも可愛い。>>2:*22(遡って貼る所業)
(-14) toi3 2024/05/06(Mon) 20:46:13

【独】 葛切 幸春

/*
貼れない…だと…?
(-15) toi3 2024/05/06(Mon) 20:46:42

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[痛みを感じさせぬ居住まいに微かに胸を撫で下ろし、また、と紡がれた声に眦を弛めた。何気ない言葉に“次”が在る事を知って仄かに安堵を覚えるのは、穏やかなこの時間が未だに夢の延長のような心地だからだろう。その体を隅々に味わって今更かも知れないが、だからこそ余計に幸甚が過ぎての事。
此方を見る穏やかな双眸へ視線を返し、ああ、また今度。≠ニ答えを重ねた。]

 
 ……、……確かに。今は色々変わり種も多いな。

 ケチャップは旨いから、あんたが恋しくなるのも仕方ない。
 中のライスも、ケチャップ……チキンライスが好きか?
 バターライスという手もあるが、


[言い募る姿が照れ隠しの様に見えて如何にも可愛らしい、のは惚れた欲目ではないだろうと思う。然し揶揄ではないと示すべく笑みを耐えて神妙に頷きもした。序でに好みも訊き出しておくかと――思いこそしたが、]
 
(-23) toi3 2024/05/06(Mon) 22:54:07

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[頭部へ添う掌に、噛み殺した筈の羞恥が耳裏を熱くして口が歪む。此方の自滅の為、意趣返しをされた訳では無いというのに痛み分けの気分だった。
やがて甲へ触れる指に口から外した指先を絡め、あんたには敵わないな。″夜に続きそう呟いて。]


 冬莉も作ってくれるのか。


[離れる体温を一時惜しむよう繋ぐ指へ力を籠めたが、提案につい気が逸れる。]


 楽しみだ。
 ああ、卵料理ばかりだとよくないか……付け合わせは何が良いだろうな。どうせなら、あんたの好きなものを何かと思うが……。


[作れる料理等碌に無いが、相手と共に試みるなら何であれ。]
 
(-24) toi3 2024/05/06(Mon) 23:27:17

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 ………、約束があるのは嬉しいものだな。

 この先のあんたを、独占出来るようで。


[
その分また触れたくなって困るが
―――呟きは口内に留めた。*]
 
(-25) toi3 2024/05/06(Mon) 23:30:37

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


 え。ああいや……あんたが好きだな、と。噛み締めていた。
 ………よく気が付くな。


[一寸の思案も表向きには微細な変化でしかない。都度それを感じ取ってくれるだけの心配りが温かく、歯痒さを感じてくれる優しさは知らずとも、また一つ想いを深めるように呟いた。
好物の話題には、俺は何でも食べるが≠ニ言い添えて。ケチャップソースに憧れがあるのなら、矢張り王道のチキンライスを練習しておくべきかと独り言つように顎を擦る。

何にせよ、想いを重ね合える事は喜びでしかない。屹度今は己だけが知る密やかな声に、緩やかに口の端を吊った。]


 心を先に掴まれている場合は如何なんだろうな。
 あんたのご飯しか食べたくない、と言い出しかねないが?


[冗句染みて、一時片目を眇めもしよう。]


 サラダか。いいな、冬莉には長生きして貰わないと。


[選ぶなら肉だ。≠サう答えた己が同じ問いを向ければ、逆に彼は如何応えただろうか。]
 
(-30) toi3 2024/05/07(Tue) 21:33:29

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[不意に、立ち上がった相手を追って目線を上向け―――暫し。柔く仄かな熱を残し離れ行く唇の、其処に浮かぶ微笑みを惚けた様に眺める。

昨夜 求める事を許されただけで身に余る喜びだった。
だがどれ程手に入れても屹度、この欲に際限は無いと知った。
疲れて眠る相手を前に、己の強欲さへ罪悪感さえ覚えた今朝を彼は知る筈もない。

―――だと言うのに、]


 ……すごいな、あんたは。


[互いに求め合える幸甚を、其れを与えてくれる相手を、愛惜しく思わずには居られない。]


 冬莉が、望んでくれるなら。


[和らげた目線に隠せぬ喜色は乗った筈だが、言葉ばかりはそう応えるので精一杯だったのが情けない。じわりと広がる掻痒感に、意味も無く胸許を指で爪掻いた。]
 
(-31) toi3 2024/05/07(Tue) 21:41:40

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[―――かたり、と椅子を鳴らして席を立つ。]


 腹が空いていないなら、……あと少し。

 あんたをベッドの中で甘やかす事を許してくれるか。


[傍らへ寄って片手を取り、強請るように目を細めた。*]
 
(-32) toi3 2024/05/07(Tue) 21:43:47

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[彼の心中全てを知る事は出来ない。しかし惜しむ事無く尽くされる言葉は、深い情を感じ得るのに充分で―――己もまた 日々の愛惜を伝えて行きたいと。そう思わせてくれる恋人こそが、或いはその変化を生むのかも知れなかった。]


 あんたは直ぐに上達しそうだ。
 そうでなくとも、楽しみにしている。

 長生き……健康管理は、お互い相手に任せた方が上手くいくかも知れないな。あんたの胃にも後悔させないよう努めよう。


[交わす視線が心做しか擽ったく、自然零れる笑みに喉を揺する。
まるで砂糖漬けの気分だ。

心中に呟く。恋人と違って糖分は燃料と同程度に捕えていた筈が、今ではこの甘さが無い日々を思い描けないのだから相当に参っている。相手も同じ気持ちで在れば、それは何よりの幸いに違いなかった。]
 
(-35) toi3 2024/05/08(Wed) 21:40:41

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[髪を梳かれる快さを離すのは惜しくも、その指に指を絡めて再び舞い戻ったベッドの上。重ねる口唇のその奥に忍び、舌腹を喰んで、甘露の如く滲む唾液を嚥下する。]


 ……なら今日は一日中、あんたと一緒にこうして居られるな。


[彼の許しは余りに甘い。
やがて相手の部屋着に手を掛けて、己が借りたばかりの衣服も脱ぎ捨てる事となっただろう。黒と灰色が折り重なるように、遠からず寝台の下へ落ちる筈。

カーテンの向こうでは日の始まりさえ感じる健やかな時間帯。宵の陰に満ちた昨夜と異なり、差し込む光が室内に浮かす肌の色を眼に教える。昨日の今日で、再度負担を掛けるような真似こそしなくとも―――彼の肌へ残した幾つかの鬱血痕を数えるように、唇と視線で昨夜の形跡を辿った。]
 
(-36) toi3 2024/05/08(Wed) 21:41:43

【赤】 葛切 幸春


[二度目を乞われた、あの時。

恋人の限界を終了の合図と決めたのはあんたの満足するまで≠ニ応えたのは

己の欲求には一時の充足は在っても底は無いと、
屹度 既に理解していたからだ。]
 
(*0) toi3 2024/05/08(Wed) 21:42:29

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[そうして意識を僅かに他へ逃した折。

―――がり、と。

甘噛みを越えた強さで、首筋へ歯牙を立てた事を知る。
丁度襟で見えない位置ではあるだろうが、他より明瞭に残った痛々しい傷痕に一瞬で我に返り、すまない、と詫びる時間も在ったかも知れない。*]
 
(-38) toi3 2024/05/08(Wed) 21:44:45

【独】 葛切 幸春

/*
もうエピかと気付いたので、最後に愛を込めて壁を作ってみたかったが圧倒的に時間と語彙力が足りない……。

愉しい時間に感謝を。
忙しいだろう、返答は無理なく。と一先ず。
(-37) toi3 2024/05/08(Wed) 21:48:11
 




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