人狼物語 三日月国


216 【半突発R-18】Magic school『Camelot』【飛び入り募集】

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オーク フォボスが参加しました。

【人】 オーク フォボス

ー正史ー

 百余年前、へルオート地域の残存敵性種であるオーク帝国を滅ぼした。これをもってへルオート地域における長きにわたる全敵性種との生存圏を賭けた戦いに終止符が打たれ安定した統治が始まった。
 へルオート地域のオークは危険な生命体であった。凶暴かつ残忍で戦いを好む戦闘種族であり、帝国拡張主義により戦いによって領土を広げ続けていた。巨軀であり全身筋肉の塊であるオークたちの危険度は計り知れないものがあったが魔術への適性はなかった。
 だが、もはやオークに怯える日々は訪れない。帝国は斜陽し人類種が隆盛を極めるのだ。
(9) rusyi 2023/06/20(Tue) 16:25:38

【人】 オーク フォボス

ー偽史ー

 十数年前、ネヴァー地域の深い森にて敵性種と思われる生命体の村落が発見された。探索に出ていたチームが遭遇し雄叫びを挙げられたためにやむ無く交戦し甚大な被害を出しつつも情報を持ち帰ったと報告があった。情報精査により凶悪な個体群と思われたため地域最高峰の魔術師であるーー師が後援として招集し討伐隊を派遣した。
 後日、帰還予定日にーー師が村落にて誘拐されたと思われる子どもを連れ帰った。ーー師によると討伐隊は全滅したらしい。これは由々しき事態であり派遣を決定した私の進退に大きな影響のある話である。ーー師にとっても自身の名声に影響があるだろうと協定を持ち出し討伐隊は未確認地帯の探索中に全滅しーー師の協力のより生存者一名を確保したことにした。
 これで我が身は安泰だ。しかし、ーー師は不可思議な人だ。金や権力ではなく拾ってきた子どもを譲り受けるなんてな……。
(10) rusyi 2023/06/20(Tue) 16:26:13

【人】 オーク フォボス

 討伐は予定通りに進んだ。被害も相手がオークであったことを考えるとこの程度で済んだと言えるだろう。だが一つ問題が発生した。討伐が完了した村落で子どもが発見されたのだ。子どもは完全に人型であったが村落全てのオークが子どもを護ろうとしていたことを考えるとこの子どもは恐らくオークのハイエンド種なのだろう。あゝ、このオークを研究したい。魔術師として当然の欲求は討伐隊の生き残りには理解できないものだったらしい。隷属の首輪をつければ安全だというのに聞く耳を持たずに滅ぼそうとする。……では仕方ない。叡智のために、討伐隊には全滅したことになってもらうとしよう。
(11) rusyi 2023/06/20(Tue) 16:26:42

【人】 オーク フォボス

ー正史ー

 ーー師が亡くなった。どうやら昨日食べたキノコに当たったらしい。だから初心者はキノコには手を出すなと口を酸っぱくして地元の民が言っていたというのに……。だが、死んでしまったものは仕方ない。ーー師には子どもが一人いたらしい。弟子、なのかもしれないがいずれにしてもこの辺りの風習から師の財は弟子が引き継ぐのだろうが彼はあまりにも年若すぎる。きっと協会から人が来て管理されるだろうし後は任せるとしよう。続柄の説明は先のものでいいだろう。
(12) rusyi 2023/06/20(Tue) 16:27:06

【人】 オーク フォボス

ー現在ー

 魔術学園キャメロットニ回生、名をフォボスという。師は地方ではそれなりに名を馳せていたが弟子であるフォボスに魔術的才能はないとされ師の名声で入学されたと言われている。
 身の丈2.3メートルの巨軀は筋肉の鎧で覆われているが才能の無さから豚と呼ばれたり木偶人形と蔑まされて戦闘訓練の練習台になったりしていた。それはまさに練習人形であったが多少の怪我はすぐに治ってしまうし大怪我をしてもけろりとしていたため遠慮もなくなっていた。
 転機が訪れたのは昨年の『グランド』数日前の戦闘訓練の時だった。誰か覚えていないがその者の一撃が頸に入った。下手をすれば死んでしまいかねない一撃は、しかしながら隷属の首輪に当たりヒビが入ってしまった。壊れれば首輪の効果も消えてしまう。幼年期から隷属されていたフォボスは自由になったが、それは同時に魔術的抵抗能力の薄い彼を容易に影響下にできることも意味していた。

 そして、フォボスは現在、本来の種としてのオークとは異なるオークの概念を打ち込まれてしまっている。
(13) rusyi 2023/06/20(Tue) 16:28:12
オーク フォボスは、メモを貼った。
(a3) rusyi 2023/06/20(Tue) 16:54:16

【人】 オーク フォボス

ーこれまでの話ー

 『グランド』にてアーサー寮のニ回生は何かをするらしいがフォボスはぼっちだった。
木偶人形に友達はいなかった。

 昨年まで違うのは隷属の首輪が壊れて意志が自由になったこと、それにより多少魔術が扱えるようになった。
覚醒した時はこの年齢になっても程度の低い自分自身に絶望感しかなかったが、戦闘訓練で技や魔術を試し撃ちされる間に見て覚えることで著しく成長してきている。
これは戦闘種族としての本能を今のところ満足させることができている。
戦闘訓練で肉体を使えば腹が減る。
食欲は最初から変わらずにあり毒キノコなどを食べてもけろりとしていられるくらいには対毒性は強い。
(32) rusyi 2023/06/20(Tue) 19:35:00

【人】 オーク フォボス

 それらの欲求は元からあるものだ。
だが隷属の首輪が壊れたことで別のナニカの介入を受けている。
これは明確に自覚できるもので、生殖欲が恐ろしく高まっていた。
種族として孤独なこともあるが『他種族の女を拐かし胤を植え付ける種族』と種族概念が外付けされているらしい。

 外付けされた欲求は強かった。
欲求を解消する方法は調べてもわからず恐怖を覚えて過ごしていたが、ある時木偶人形と侮りかかってきた女の子の実力が足らず返り討ちにすると欲求が抑えつけられなくなり、そのまま胤付けを済ませてしまった。
後日、発覚して責められないか怯えていたが気づかれておらず、それはナニカの影響があったのだろうか。
女の子は記憶を曖昧にされながらもオークによる強い快楽の強制を身体に覚えさせられているようである。
(33) rusyi 2023/06/20(Tue) 19:35:24

【人】 オーク フォボス

 フォボス自身はと言えば最初は恐れ慄いていたが次第に慣れてしまっていた。
それはこれまでの学園生活で木偶人形と打ちのめされてきたこと、強いものが正義であり敗者は勝者に全てを奪われると覚えてしまっていたからだった。
たった一度、庇われたことがあったがそれだけだ。
その一度で全てがなかったことにはならない。
元来戦闘種族であることと外付けされた概念が環境により最悪の意識を芽生えさせ、罪悪感のざの字も浮かばないようになっていた。

 そして、欲求は『グランド』が近づくたびに強まっている。**
(34) rusyi 2023/06/20(Tue) 19:36:22

【人】 オーク フォボス

―これまでの話>>8

 フォボスは戦闘術や魔術を修めていなかった。
完全に素人であり思考も制限されていたため常に受け身で反撃もしなかったのは前回の『グランド』までの話だ。
そこから戦闘術も魔術も見て覚えていくまでに時間がかかった。

 >>33最初に犠牲者は新入生だった。
>>20『丁度良い相手』として二回生か三回生に紹介された後にいつものように打たれ続けていた。
ただ、その連れてきた上級生は用事があるのか去ってしまったので二人きりになってしまったことが災難の始まりだった。

 フォボスは術理はないが恐ろしく強靭な肉体があった。
いくら打たれても倒れないし怯まない。
そうして平然としているものだから大体の相手は打ち込み続けてくる。
打ち込み続ける方は続ければ普通は疲れが溜まっていってしまうものだ。
フォボスがしたのは打ち込みを誘い続けて疲れ切ったアカツキに最後に一撫で、初めて反撃しただけ。
(35) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:03:34

【人】 オーク フォボス

「あー…………」


 見様見真似の一撃は拙い術理によるものだった。
だが、『反撃はない』と言われていた相手からの唐突な一撃はダメージはなくとも疲労と衝撃から一次的に前後不覚の状態に追いやった。


「…………かったあ! かったあ!」


 初めての勝利は猛烈な高揚感を齎した。
それは抑えこんでいた欲求を解き放ってしまう程であった。
勝者は敗者を好きに扱って良い――。

 その日、フォボスは初めて女を抱いた。
アカツキと名前を聞き出した少女はその日のことを覚えてはいないらしいが、フォボスは覚えている*
(36) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:04:09

【人】 オーク フォボス

―これまでの話―

 木偶人形であった時の記憶は朧である。
隷属の首輪が種族意識を封じ込め向上心をなくして意志を他人に委ねるように操作していた。
――師が亡くなりマスターが消えた後はマスターからの強い強制力はなくなったが他者の言いなりなのはそのままだった。

 >>20その日もいつものように木偶人形をしていた。
獲物は真剣の時もあるので模造刀は"きれないから楽だな"なんて思っていた。
怪我をしても魔法が通りやすいので回復魔法を掛けてもらえば常人より遥かに早く治癒すると知られてからは真剣が増えていたものだから特にそう。
相手は学生ではないらしいし"きょーのご飯なにかな"と思っていたら>>21恐ろしくキレがある思い切りのいい一撃が飛んできた。
(37) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:22:43

【人】 オーク フォボス

 フォボスは避ける技術もなかった。
手で庇おうとしたがご飯のことを考えていたことで反応が遅れてしまった。
"あー、しんだかなー"と思った一撃は直前で軌道を変えた。
軌道が変わった軌跡は隷属の首輪へと入り、その一撃は頸を断つことはなかったが首輪を太い首に押し付けることになり、振り切った衝撃に吹き飛ばされてごろごろと地面を転がった。

 隷属の首輪にヒビが入る。
刻まれていた魔術刻印が機能不全を起こしていき、フォボスは急速に自意識を取り戻していった。

 自分は誰だろう。
どうしてこんなところにいるのだろう。
討たれて、打たれて――あゝ、弱いからみんな死んだのか。
弱いから、みんな、奪われてきたのか。
身体を弄られ、操作されて、自由意志を消されてきたのか。
(38) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:22:53

【人】 オーク フォボス

 
 
 "あゝ――強く、なりたい――"
 
 
(39) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:23:20

【人】 オーク フォボス

 芽生えた自意識に外付けで別種のオークという概念が植えこまれるのはまた後の話である。
この時、フォボスは幼年以来はじめて自由になった。


「あ……あ、あり……あり、が、とう?」


 >>21無事を問いかけてきた相手にお礼を言い返した。
それはもう晴れ晴れしい笑顔であった。
後日、顔を合わせる機会があったが謝罪されると不思議そうな表情で首を傾げた。


「みためかわいいのに、おすなの、ざんねん」


 その上で大層失礼なことを面と向かって告げたことだろう**
(40) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:23:34

【人】 オーク フォボス

―裏庭―

 ぼっちのフォボスは今年の『グランデ』でもやることがなかった。
準備も当日の役割も何もない。
みんな準備で忙しいから木偶人形としての出番もない。
昨年と違うことは当日は部屋にいなくてもいいということだ。
思い返せば一年前の出店は美味しそうなものがいっぱいあった。


「ことしは、いっぱい、たべられるー」


 お金は――師の遺産があるので大丈夫。
食べる意志もあるから今年はいっぱいご飯が食べられることが嬉しかったので気分がとても良かった。


「まほーせーぶつも出るのかなー」


 魔法生物は食べたことがなかった。
学園の周辺に現れる魔法生物は友好的な生物だけらしい。
以前、飼育場の傍で魔法生物美味しそうだなと見ていたら>>25ちょろまかす奴と間違えられてキツいお灸を据えられた。
(41) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:45:10

【人】 オーク フォボス

 "ごかいだよ! 売らないよ! 食べたいだけ!"

 誤解を解こうとしたら余計に怒られたことは覚えている。
氷の魔術とはあんなにも洗練した美しさとキレがあるのかと驚きながら全攻撃を受けて撃沈した後に反省と強制労働をさせられたのだったか。
あれも良い思い出だ。
(42) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:45:30

【人】 オーク フォボス

 現在、煉瓦で組んだ竈に網を載せて、その下に熱した炭火を敷き詰めている前に座ったフォボスは持ち運び式の冷蔵庫魔道具から貝を取り出して口を開けて中を確認していた。
魔道具は魔道具クラブに作ってもらった。


「ない、ない、ない、普通の真珠」


 そのクラブで>>16材料を依頼されたのでそれを捜索中。
開いた貝は真珠があれば取り出して網の上に載せてバターを載せておく。
熱されぐつぐうじゅうじゅうと磯の良い香りが周囲に漂えば食べごろで素手で熱された貝を掴むと一口で身を食べて貝殻はまた材料なのでボックスへ投げ込んでいく。
(43) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:45:41

【人】 オーク フォボス

 次ゝに貝を取り出して中身を確認して焼いて食べてを繰り返していると遂に目当ての代物に巡り合った。
キャメロット近海の海で育った貝の黒真珠。
何に使うかは知らないが大きさも形も上々だろう。


「あとでとどけよー」


 じゅうじゅうぐつぐつ。
潜って獲ってきたのは貝だけではなく海老も魚もあるし他にも材料があるかもしれないから、そう、そういう建前でいこう。
お腹ぺこぺこだもの。**
(44) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:45:47
オーク フォボスは、メモを貼った。
(a9) rusyi 2023/06/20(Tue) 20:48:41

【秘】 アカツキ → オーク フォボス


………えっ……!?!?

[気づいた時には自分に覆いかぶさって来る
男の巨体があって。]

え、ええと、せ……せん……ぱい……?

[自分が何をされようとしているのか分からず、
困惑のまま男を見上げるアカツキがそこにいた。**]
(-17) guno 2023/06/20(Tue) 21:06:26

【人】 オーク フォボス

―裏庭―

 獲ってきた貝の検分が終わった。
黒真珠は最終的に三つ。大きさはまちまちだ。
普通の真珠もそれなりにある。
身は焼いて食べたし貝殻も取ってある。


「つまり……」


 ここからがBBQの本番である!
冷蔵庫魔道具から取り出すのは40cmはある巨大な海老だ。
鋏はヒモで括って開かないようにしている。
フォボスはこの海老よりも強者だった。
だから海老はフォボスの糧となるのだ。

 獲った瞬間に〆て冷蔵したので活きはいいままだ。
そのまま網の上に載せてじっくり焼き上がるのを待つ。
大体の物は焼いたら食べれる。
味はカレー粉をかけたら大体大丈夫。

 野菜も必要だからレタスも丸ごと一個網に乗せた。
塩と胡椒だけで味付けをして、これは海老が焼き上がるまでの口直し。
焼き加減を眺めているといい香りがしてくる。
海老の香り、レタスが焼けていく香り、いい女の香り>>49
(58) rusyi 2023/06/20(Tue) 21:39:51

【人】 オーク フォボス

「…………うん??」


 女の香りがする方向を向くと物陰からこちらを見る視線と目があった。
見たことがない女の子である。
どうしよう。
レタスは焼けるのが早い。
手っ取り早く丸ごとレタスを四つに分けてその一つを摘まみ口にして咀嚼する。
その間も物陰から覗いていた女の子とは視線を合わせたままだった。

 咀嚼して飲み込み終わると表情に喜色を浮かべた。


「やいたれたすうんまあ!」


 それからまた一切れレタスを手に取り口に運ぼうとしてから少し固まり視線を女の子とレタスを行き来させる。
食欲を取るべきか、女の子を取るべきか。


「…………たべる?」


 結局はそう尋ねることになったのは海老がいい色をし始めていたからだった*
(59) rusyi 2023/06/20(Tue) 21:39:59

【人】 オーク フォボス

―これまでの話:アカツキ―

 >>46アカツキは礼儀正しい子だった。
顔はちゃんと見えていたがフォボスを見ると大体の人はそうなる表情だった。
サイズ比較で言えば大人と子どもであったろう。
>>50元気に挨拶をされるとフォボスもまた頭を垂れた。
それは礼ではない。
上位者に対する下位者のそれと同じものだった。

 フォボスは最初喋らなかった。
それはアカツキを連れてきた人がまだ居たからだ。
姿を消せば小さく吐息を零した。
安堵だ。
まだ、アレには勝てないとわかっていた。
(60) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:08:52

【人】 オーク フォボス

 アカツキは弱くなかった。
分類されるならば強者だろう。
ただ哀しいかな身長150cmの小柄で装甲の薄い女性が素手である。
>>51速度にはまったくついていけなかったし打たれると思ったよりも響くがふらつくほどではなかった。
思ったよりも打撃が強いのは魔術だろうか。
フォボスはじっくりと観察してその術理を逆に学びながら耐えに耐えた。

 アカツキは他の者と同じようにヒートアップしてくれた。
悲しむべきは質量の差だろう。
恐らく50kgない体躯のアカツキが200kg弱あるフォボスを打ち倒すには圧倒的に質量が足りなかった。
これで模造刀を使っていれば体重+模造刀と力の流し方で吹き飛ばせたかもしれないが――それを覆すのが魔術のはずで、覆さないのも魔術の所為だった。

 フォボスは戦闘種族オークの固有魔術を無意識に使っていた。
だから質量は正義であり打たれ強かった。
>>52言ってしまえば相性という運が悪かったのだろう。*
(61) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:09:21

【秘】 オーク フォボス → アカツキ

 フォボスはアカツキに覆いかぶさった。
サイズ比は大人と子どもである。
抵抗は無意味に思えるがここはキャメロット。
本気で嫌がれば術式によって弾き飛ばされるらしい。


 フォボスは自分を指差した。


「勝者」


 次いで、アカツキを指差した。


「敗者」


 嬉しそうに事実確認のようにそれを伝える。
戦闘訓練だが先の手合わせの勝敗はそう見えるだろう。
(-19) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:09:46

【秘】 オーク フォボス → アカツキ

「敗者は勝者の、言うことを、聞く。
 それが、ここでの、るーる」


 その様なルールは存在しない。
だがフォボスの中ではルールと変わらぬ事実のような扱いになっていた。
これはルール、決まり事、守らなくてはならないこと。
意識に植え付けるように言葉を紡ぐ。


【アカツキは、次にオレに勝つまで、オレの女な】


 その言葉は呪縛だった。
キャメロット地下に眠るナニカの力。
外付けされた他種族との姦淫を是とするオークの魔術は抵抗しなければ、言葉を受け入れてしまえば、流されてしまうことは明白だろう。
フォボスは見上げてくるアカツキの瞳を見つめたままに尋ねた。


「わかった?」*
(-20) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:10:20

【人】 オーク フォボス

―これまでの話:氷の君―


 >>53フォボスはそんな怖い声をこれまで聞いたことがなかった。
地獄の底より来る絶対零度の冬将軍だってそんなに怖くないはずだ。
ガクガクと脚が震えてしまうし思わず気をつけと直立姿勢になってしまう。

 >>54魔法生物のことはよくしらない。
美味しそうだなって思ってしまうくらいには色艶もよくて肉付きもしっかりしている。
ステーキ、馬刺し、きっと美味しい!
過去の自分はどうしてそんなことを考えてしまったのか。
>>55痛みには強いはずなのになんでか痛い!
感覚はわかんないけど身体が動かしにくい!
それだけでも初めてのことで天変地異もかくやという状態なのに氷の雨はすんごい痛いし、矢は尻に刺さるし、全身氷漬けになるかと思うくらいすんごい寒い!

 肉体を震わせて熱を生み出して耐えたところもあったが満身創痍となったフォボスは正座していた。
敗者は勝者の言うことを聞くものである。
力こそ正義なのだ。
よって目の前の女の子こそ、今のフォボスのBOSSである。
(64) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:25:33

【人】 オーク フォボス

「いえっす、まむ!」


 >>56学園の魔法生物は食べてはいけないらしい。
触るくらいならいいが触ったら食べたくなるに違いないがきっとその時は自分もお墓に行くんだと思い知らされたので片手をあげて元気に答えた。
貫かれたけど筋肉に力を入れたら血もでないだろうけど穴が空いたところを治してくれた。
鬼強いのにこれが噂に聞く天使なのだろうか。
でも――師は天使はクソって言ってたし女神だろうか。

 急速に身体が回復するとお腹が減った。
ぐるるるるとものすごいお腹の音が鳴って>>56小さな呟きは聞えなかった。
>>57お肉食べたいがお手伝いするとミルクをくれるらしい。
何リットルくれるんだろう。
答えはもちろん一つだった。
(65) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:25:47

【人】 オーク フォボス

「いえっす、まむ!」


 牧草ロールを運ぶお仕事はいい鍛錬になった。
一つ300kgあるらしいので一個ずつ持ち上げて運んでいった。
これからも手伝ったらミルクをくれるらしい。
そんな自分をノした女王の名前はターコイズ・レムノと言うそうだ。


「おれ、フォボス!
 クイーン・ターコイズ!
 三リットルくらいミルクください!」


 クイーンと呼んだらまた怒られたかは別の話となる。**
(66) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:26:02
オーク フォボスは、メモを貼った。
(a14) rusyi 2023/06/20(Tue) 22:29:26

【秘】 アカツキ → オーク フォボス


………おれの………おんな……?

[彼の言葉に耳を傾けているうちに
魔術にかけられていると、アカツキ本人は自覚しないまま。
意識の中に何かが植え付けられていく。

ルール、決まり事、守らなければいけないこと……
本当なら疑問を覚える筈の事柄が
何故か当然のような気がしてきて……。]

―――……………は、い ……わかり、ました……
私は、次にあなたに勝つまで…フォボス先輩の、おんな、です………


[どこかぼうっとした眼差しで、言われるがまま復唱し。]
(-24) guno 2023/06/20(Tue) 22:42:26
 




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