【人】 奔放 メイジ「えっと、セナハラにー あとはロクとミロク。名前似てんね。間違えたらごめん 銭もってないから取引はできないかもなー」 メイジはそんなに頭がよくない。ゆえに名を声に出して覚えた。 みんな……自分より大人に見える。多分。 それらの知らない人たちの顔をぼけーっと見た後 幾分年齢が近そうなフジノへと視線をやる。 >>5 フジノ 「オレ、君のこと見たことあるかも! ああでも、最近まで村にいちねん?くらい いなかったから、君はオレのこと、覚えてないかもね」 突然馴れ馴れしく声を掛けてきて、びしょびしょのまま笑う。 あなたがおなじ小・中学校に通っていたなら、やんちゃな──主に怪我をしそうな遊びばかりしていた──メイジのことを知っているかもしれないが……。 (8) DT81 2021/06/28(Mon) 0:19:49 |
【赤】 奔放 メイジ「ひどい雨。今日はほんとうについてないな。 もう沈んじゃったかなオレの実家 流されちゃったかな、親父」 ぼそりと、近くにいる人間にしか 聞こえないような声量で呟いた。 メイジは戦後に生まれた子供だ。 戦地の恐ろしさを大して知らない。 父親は、なにも話してくれなかったから。 本当に今日はついてなかった。 (*1) DT81 2021/06/28(Mon) 0:37:31 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「木の枝……大丈夫? 抜いたほうがいいんじゃない?」 初対面だというのに興味本位で枝の先をつついている。 痛いかもしれない。 (-36) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 2:25:27 |
【人】 奔放 メイジ>>10 フジノ 「そうだったっけ? そうだったかも! 木登りして木から落っこちた時は騒ぎになったかも」 いつだったか忘れたけど、なんでもない風にけらりと笑う。 この調子だ、火傷のことなんてさほど気にしていなかった。 「君はさ、いつも下向いてたよね。 なんでかな〜ってなんとなく覚えてたのかもしんない。 オレ、人の顔とか名前覚えんの苦手なんだよな」 俯くあなたの顔を、遠慮なしに覗き込む。 水滴がぽたりと床に染みを作った。 メイジはよくやんちゃはしていたが…… いや、していたからか、友達は少なかった。 「ほっときゃ乾くかと思って〜……へへ……。乾かなそう。 気にしてくれんの? やさしーね!」 でもタオルのほうはもらっとけばよかったな、とぼやく。 受け取らなかったのにはそれなりに理由はあった。 傷は気にされはじめてから、手で隠している。 (12) DT81 2021/06/28(Mon) 3:19:07 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「わ!」 びっくりして跳ぶように後ずさる。 その拍子に腕の木の枝がぽとりと落ちた。 あなたが傷をよく見ていたのならば 木の枝の傷のほかに引っ掛かれたような痕が見えただろう。 「はー……びっくりした。 ……平気平気、怪我すんの、慣れてるし。 君こそ寝といたほうがいいんじゃない? なんか顔赤いし、りんごみたい!」 (-37) DT81 2021/06/28(Mon) 3:36:49 |
メイジは、全員の顔と名前を一致させようと、逐一指さし名を呼んでいた。 (a5) DT81 2021/06/28(Mon) 4:01:47 |
メイジは、ニエカワもガッコー同じだったかも……と記憶を探っているが、なにも思い出せなかった。 (a6) DT81 2021/06/28(Mon) 4:05:16 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「そう…?平気ならいいけどさ……メイジだっけ? ここ病院だし、ちゃんと見てもらった方がいいんじゃない? ほかにもなんか傷いっぱいあるみたいだし」 自分と割と年が近そうな相手に初対面から気の置けない態度だ。 「熱出てる時寝なきゃなら、俺一生ベッドから出れなくなるって。 大丈夫、そんな高熱でもないし……多分」 リンゴといわれて少々気恥ずかしいのか、自分の顔をペタペタと触った。 (-50) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 11:35:12 |
【秘】 奔放 メイジ → 遊惰 ロク──手から離れた傷をあなたは見ただろうか。 木の枝が刺さった傷のほかに あきらかに何かに引っかかれたような傷があることを。 (-58) DT81 2021/06/28(Mon) 12:42:58 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「メイジだよ。メイジ、アキラ。 オレ片目だからさー歩きづらくて。よく怪我するんだ。 こんな状況だし、かすり傷くらいで呼ぶの申し訳ないかなって。 あとで暇そうなセンセーに消毒してもらうよ、ありがと」 メイジは自分より年上が苦手だ。 他の大人を見る目よりも幾分気の抜けた笑みを見せた。 「ずっと熱あるの? 大変だね…… ねーニエカワってガッコー行ってた? オレたちって年近そうだし、すれ違ってたりしたかも」 (-61) DT81 2021/06/28(Mon) 12:51:15 |
【赤】 奔放 メイジ「…………そっか!」 軽い調子で相づちを打った。 安心したようにも、どうでもよさそうにも見えるような。 「セナさん……だっけ 病院のひとだからオレよりはわかるよね」 メイジはあなたのことは、知らなかった。 ここ数年は都会にいたからだ。 「オレたちってどうなるかな?」 助けは来るのかな。 食料の蓄えのことをはっきりとは知らないが アユミの様子を見て、察せれないほど鈍感でもなかった。 (*3) DT81 2021/06/28(Mon) 12:54:46 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「そっかアキラか。片目だけだと、不便そうだね……」 年が近そうなので容赦なく名前で呼んだ。 自分は熱はあるが五体満足だ。 ふらつくことはあれど、ここまでケガもしたことはない。 「支えることはできないかもしれないけど、注意するぐらいのことはできると思うし、なんかあったらいって?」 年の近い人としゃべるのは久しぶりで、表情は変わらないがどこかテンションが上がっている。 「学校……」 学校という単語を聞くなり急激にテンションが下がってしまった。 「行ってたけど……俺こんなだからさ。 すぐ入院とかしていけなくなって…… だから、すれ違ってることはないかも……」 少し寂しそうだ。 (-65) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 13:07:36 |
メイジは、全員の名前を覚えた、はずだ。ロクとミロクはちょっと怪しい。 (a14) DT81 2021/06/28(Mon) 13:07:51 |
奔放 メイジは、メモを貼った。 (a15) DT81 2021/06/28(Mon) 13:12:00 |
【秘】 遊惰 ロク → 奔放 メイジ ――その傷を認めた一瞬、険しさを表情に浮かべる。 彼が座り込むまでを悠然と、或いは呆然と過ごした。 (-72) 榛 2021/06/28(Mon) 14:00:07 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「へへ、ありがと〜。やさしーねえ〜」 え、じゃあオレも名前で呼ぼうかな。 リョウだっけ、リョウ、リョウと繰り返す。 あきらかに落ち込んで、寂しそうな様子には すこし申し訳なさそうに頭を掻いた。 「そっかー。ガッコー、行きたい? 勉強好き? オレ勉強は苦手だし、働けって言われたから 最近まで都会に行ってたよ。トーキョーってすごいね」 思い出したようにふところから取り出したのは 車のブリキのおもちゃ。 「こんなのがいっぱい走っててさー リョウも早くビョーキ治って自由になれるといいね」 宙を描くように、ぶーんと口で言いながら走らせた。 ……その前に、この状況から抜け出すことが先だが。 (-73) DT81 2021/06/28(Mon) 14:07:47 |
【秘】 奔放 メイジ → 遊惰 ロク「ねえ」 「見ちゃった?」 「みんなにはナイショにしといてね」 あなたの一瞬見せた表情になにかを感じとって 秘密がバレてしまった子供みたいに笑った。 (-81) DT81 2021/06/28(Mon) 14:52:54 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「行きたい……子供の時からほとんどいけてないから」 勉強は入院中にもさせられているためそれほど好きではないようだが、やることもそれほどない入院生活の暇つぶしになっているようだ。 「トウキョウ?!トウキョウ行ってたの?!」 その単語を聞くと急に顔を上げて目を輝かせた。 「すごい……いいなぁ…俺もトウキョウで働きたい…… アキラはトウキョウでどんなことしてたの?」 (-82) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 14:56:55 |
【赤】 奔放 メイジ「……そっか。結構人いるもんね。 オレは争いは、やだなあ。早く助けがきてほしい」 ガタガタと揺れる窓の外、吹き荒れる風景の ずっと遠くを見ている。灯りは見えない。 「我慢するのは慣れてるよ。 ちょっとお腹減ったくらいならまだヘーキだし」 決して家は裕福ではなかったから。 けれど頑張ったらどうにかなるものなのかと逡巡して 「じゃあオレは、いい子にしてるよ。 手伝えることがあるなら、手伝います」 脅かされなければ、苦しめられなければ メイジはまだ大丈夫だ。 (*5) DT81 2021/06/28(Mon) 15:52:04 |
【秘】 遊惰 ロク → 奔放 メイジ「ア゛〜〜〜〜……」 膝に置いた腕に顔を伏せ、小さく唸る。 そののち、上げた顔から笑みは失せている。 「言わねェよ。 ……あの医者どもに見られンのは構わねェのか」 (-94) 榛 2021/06/28(Mon) 17:07:45 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「オレー? オレはね……」 目を輝かせるあなたを見て、メイジはへらりとウソをついた。 夢を壊したくはなかったから、今の自分が恥ずかしかったから。 「駄菓子屋。ずっとなりたかったんだ! 子供たちに大人気の。このおもちゃは 駄菓子のオマケ! よくできてるでしょ〜」 ブリキでできた車のおもちゃをあなたに差し出す。あげる。 「リョウはなりたいものとか、あるの? ガッコーに通ってるなら、大学とかいくのかな〜」 (-95) DT81 2021/06/28(Mon) 17:31:02 |
【秘】 奔放 メイジ → 遊惰 ロク「ありがと……ロクさん? だいじょぶ?」 未だに顔と名前が一致しない様子で首を傾げ 唸るようすにも、もう一度反対側に首を傾げる。 からくり人形のような動き。 「お医者さんは小さい頃からよく診てもらってるしなあ…… またお前か〜って感じじゃないかな?」 おそらく、なんとなく事情を知られているのだろう。 今更隠しても仕方ないといった様子だ。 (-101) DT81 2021/06/28(Mon) 19:13:16 |
【赤】 奔放 メイジ「猿?」 メイジは、小さな頃はよく山に遊びに行って 傷を作って帰ってきたものだ。 当然猿なんて一匹も見たことはない。 ……ないが、特に深く考えることはせず、笑う。 「切るくらいならできるよ。まかせてー オレ鉛筆削るのとか得意だし。わりと器用」 それが猿以外である可能性には思い至らない。 「セナさんも解体できるなんて、すごいね。 山で暮らしてたこととかあるの?」 (*7) DT81 2021/06/28(Mon) 19:20:27 |
【秘】 遊惰 ロク → 奔放 メイジ「ア? 気にすんな。 ダイジョーブじゃねェのはお前だろうが……。 ちっとロクでもねェこと思い出しただけだ」 しゃがんだ儘、右手で頬杖をつく。 指先が十字架を弾いた。 「……そンなら今すぐにでもみてもらいな。 お前サンの怪我ァみるより大事なモンはねェだろうよ」 一先ず、傷や態度の由来を尋ねることはしない。 根掘り葉掘り探るより、今は手当の方が先だ。 「言い出しづれェんならおれから勝手に話すが、どうする」 (-102) 榛 2021/06/28(Mon) 20:02:53 |
【独】 奔放 メイジテレビも無ェ! ラジオも無ェ!! 車も全く走って無ェ!! 食いモン無ェ!! 希望も無ェ!!! そのうち全員死体だぜ! (-104) DT81 2021/06/28(Mon) 20:11:47 |
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