【赤】 警官 テンガン[排泄に興奮するような特殊性癖は持っていない筈だった。 だからこんなに興奮している自分に自分で戸惑っている。 上手く説明できないから、「うん」とだけ肯定してキスを深めた。 多分、排泄行為そのものというよりは、我慢からの解放を得た彼女の声や、見られていることに恥じらう様子が堪らなかったのだと思う。 辱めたいというよりは、「恥ずかしくて感じるところが見たい」というニュアンス。 おねだりは、このあたりの感情を言語化できるようになってからだろうか。 それまでにじわりと広がっていく臀部の浸みを何度も思い返してしまいそうだが。] (*41) Ellie 2021/07/27(Tue) 22:40:42 |
【赤】 警官 テンガンはは、味見してねえなら良かった。 まー形は鳥だから、焼けばそれなりに美味いかもしれねえな。 [強い訳でもなし、次に見かけた個体は落としたらホテルに転送しておこう。 そんなことを提案しながら彼女にハンカチを渡した。] (*42) Ellie 2021/07/27(Tue) 22:40:56 |
【赤】 警官 テンガン女の人……言われてみたら……? [すすり泣いているような声は、確かに子供の泣き方とは違って聞こえる。 だが子供じゃないからといって、誰かが泣いているならそれを助けに行かない自分ではない。 非番だろうが管轄外だろうが、警察官とはそういういきものだ。] ……イクリール? [用を足した後を拭くには入念過ぎるような、と様子を伺えば、彼女の顔が上気しているのに気づいた。 遠くから聞こえる声の正体には気づかないが、好きな女の発情の気配には敏感だ。] (*43) Ellie 2021/07/27(Tue) 22:41:29 |
【赤】 警官 テンガン[そこで漸く、辺りに残る魔力の残滓に気づいた。 精神に作用するような「禁じ手」を使うのは魔性と相場が決まっている。 先程の魔物か或いは風に乗って漂ってきたのか――] もしかして、催淫効果のある魔力か……? [そうだとしたら、自分の熱源の原因も―― そうだとしたら、あの声は―― 「誰か」が発情状態で事に及んでいる可能性があるが、助けを求めている可能性も否定できない。 だからもう少し声の方向に近づいてみようとイクリールを促した。 彼女は再び着衣するだろうか? 見たところ、拭いても内腿にまでとろとろと流れる軌跡があるようだが。 ごくりと生唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえた。**] (*44) Ellie 2021/07/27(Tue) 22:42:04 |
【赤】 警官 テンガン[視線を向けられれば、もう誤魔化しようもない位に勃起しているのが彼女にもわかるだろう。 どこかうっとりと見つめるその様に、今すぐ駆け寄って犯してしまいたい衝動に駆られながら、拳を強く握り込むことで耐えた。] 俺のシャツを巻いたら少しは隠れるか……? [彼女が身に着けていたものだと布面積が心許ないので、羽織っていたシャツを広げて巻き、臀部を覆った。 彼女のカーディガンを脱がせてしまえば今度はノースリーブから出ている上腕にむしゃぶりつきたくなるのが予想できたので。 自分の上半身は裸になってしまうが、男の上半身は海岸に行けばいくらでも転がっているのだから問題はない。 前側はショートパンツで隠すことにして進む。] (*49) Ellie 2021/07/28(Wed) 10:06:09 |
【赤】 警官 テンガン…………。 [近づけば近づく程、聞こえる声の正体は泣き声ではないと確信する。 普段ならイクリール以外の女性の喘ぎに興奮するとは思えないが、初めて陥る状況に下肢は痛いくらい張り詰めていた。 彼女の方どんどん昂っているらしく、並んで歩いていると先程から腰が誘うように揺れているのがわかって悩ましい。] はあ……迷子って訳でもなさそうだし、戻る、か……? [とはいえもう歩くのにも支障がある程だ。 今すぐ前を寛げて昂るものを彼女に――いや駄目だこんなところで――せめて擦って―― そんな風に逡巡していたら、イクリールが先に様子を見ると言い出した。 反射で「ああ」と答えてから暫くぼうっとして、一人で行かせてしまったことに気づく。 見失わないようにゆっくりと後をついて行った。*] (*50) Ellie 2021/07/28(Wed) 10:06:35 |
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