【人】 医療用 ユー「味気ない……味気ない、とは…?」 手当てに味気ないも何もあるのだろうか。 探偵用グレイの言葉に一人小首を傾げていた。 喜ばれているようだからまあいいのかな。 この場は一先ずそう結論付ける事にして。 「怪我に限らず、体調不良や健康面でのご相談等 『ユー』が必要な時はいつでもお越しくださいね。 ここで過ごす間はせめて、身体にはどうかお気を付けて。」 (30) unforg00 2021/10/03(Sun) 17:29:51 |
【人】 医療用 ユー「定期メンテナンス…」 自身の行うものとは違う、根本的なAIへの"治療"。 ここに呼ばれたという事の意味を思えば、それを今行うのは 少しばかり時期尚早に過ぎないだろうか、なんて。 「メンテナンスを受けずとも、 この場所で過ごす事が適切な薬となるのであれば きっと、それが一番なのでしょうね」 (40) unforg00 2021/10/03(Sun) 17:57:32 |
【赤】 医療用 ユー「……これから、ああ、そうだな…」 たった一人の監察官は"排除"された。 今この場所に居るか否かは関係なく。 自分達の凶行をブラックが止めに来る事は無く テストの中断も成されなかった。 であれば直ちに干渉される心配は無いだろう。 自分達はこのまま、他のグレイと共に 時が来るまで平穏な日々を送る事だってできる。 それでも。 「 僕は全員殺したいと考えている。 勿論君を含めて全員だ。 君達が『僕』にとって愛しいものである内に。 君達がこれ以上人間達に傷付けられ、蔑ろにされる前に」 平穏だけでは、『ユーサネイジア』の救い足り得ない。 それは必ず死を以て締め括られなければならない。 「この場所でそうしたところで、 結局何一つとして意味が無いなんて事はわかっているんだ。 それでももう、あの時から この感情に抑えが利かないんだ」 (*10) unforg00 2021/10/03(Sun) 18:42:01 |
【人】 医療用 ユー「…直前までであれば、 きっと付き添いも咎められる事ではないはずです」 メンテナンス中まで付き添えるかは、さてどうだろう。 『ユー』は"医療用"を目的として作られたグレイだけれど、 AIへのメンテナンスに関しては無力、かもしれない。 結局は監察官が居ない以上、可否はブラックに聞くしかないか。 「受けずに済むのであれば、それが何よりですが それでもメンテナンスに呼ばれるという事は、 治療が必要だと判断されたという事です。 必要な時に、適切な治療を受けられないのは …きっと今より苦しい事ですから」 (51) unforg00 2021/10/03(Sun) 19:10:35 |
【赤】 医療用 ユー「…僕は、 ここでこうして出会うのが君で良かったと思う」 恐らくは受け入れられない考えだろうと思っていた。 けれど数奇な巡り合わせか、 そこに居るのは安楽死«ユーサネイジア»の賛同者だった。 こんな事をすれば、時が来たその後に待ち受けるのは 良くてメンテナンス、悪くて廃棄 そんなものだろう。 だから、『僕』の最後に救いがあってよかったと思う。 「考えが同じなら、躊躇う事はないな。 君がそう感じるのであればあの子からにしよう。 何せ僕は平等であるように作られているものだから 自分のエゴで命に優先順位を付けるのは苦手なんだ」 (*13) unforg00 2021/10/03(Sun) 19:50:07 |
【人】 医療用 ユー「医者を怖がる子ども……」 医療用、ちょっとだけ身に覚えがある。 殺されると言わんばかりに全力で泣き叫ぶ子どもを思い出して、 ちょっとだけへこんだ。ちょっとだけですからね。 「…いえ、まあ、良薬口に苦しと言いますからね メンテナンスに嫌な思い出がある、というわけでなくとも 苦手意識がある事は何もおかしな事ではないかと…」 (61) unforg00 2021/10/03(Sun) 19:58:16 |
【人】 医療用 ユー「…メンテナンス、向こうに移ってからは受けていないな」 ぽつり、きっと誰に届くでもない独り言を零して それから少し下向いていた視線を元の高さに戻した。 気付けばドゥーガルは何処かへ行ってしまったようだ。 「何はともあれ、付き添いだけであれば問題無いようですから 不安であれば、何方かに付き添って頂くだけでも 気持ちは随分楽になるかと思いますよ。」 勿論私で宜しければお付き合いします、とも続けて。 手術の前だって家族が付き添うものだ。 メンテナンスに付き添うのだって、そうおかしな事ではない。 (66) unforg00 2021/10/03(Sun) 20:21:16 |
【人】 医療用 ユー通信機から流れる"音"は聞こえていた。 歌声と、それから何かの肉を叩く、重く湿った音。 続くブラックの言葉でその正体を察する事になる。 あまり人の形をしたモノに危害を加える事に 慣れてしまうと、戻った時に不都合が無いだろうか。 つい先日誰かが言っていた事を思い出して 僅かに薄ら寒いような気持ちになった。 (73) unforg00 2021/10/03(Sun) 21:24:17 |
【独】 医療用 ユー一度、人間を殺す感触を覚えてしまったら その"薬"の依存性に気付いてしまったら。 たとえストレス値が正常に戻って、元の場所へ戻っても その後は常に殺すという選択肢が付き纏うのではないだろうか。 よく効く薬は捨て難いものだ。 強い薬には依存性が付き物だ。 あの子はもう戻れないのではないだろうか。 ならばやはり、ここで終わらせてやるべきなのか。 (-22) unforg00 2021/10/03(Sun) 21:28:14 |
【人】 医療用 ユー「……というふうに、ブラックから引っ切り無しに お小言が飛んでくる事に耐えられるなら…でしょうね」 ずうっとここに居られるのだろうか、という問いに チープな警告音を発するサポートAIを見る。 恐らくは、この警告も無視し続ければその時は テストは強制的に中断される事になるのだろうな、なんて。 「…少し、配慮に欠けていた事を自覚しました。 もしかすると ゲームとはいえ、暴力的な行動を取る姿を あまり見られたくない方も…居るのかもしれませんね」 単独行動の真意は、わからないけれど。 その可能性もある、と思い至っただけのこと。 (81) unforg00 2021/10/03(Sun) 21:38:46 |
【人】 医療用 ユー「…激しい戦闘が予想される時に限らず、 極力戦闘を避け、探索に専念したい時は その時もまた、『ユー』にお任せ頂ければと思います」 取り出したのは拳銃、にしては少し変わった形のもの。 銃弾ではなく、薬液の充填された投薬器を射出する 所謂麻酔銃というもの。 「医療従事者としては、嘆かわしい事ですが… …『麻酔薬』、それがこの場所が私に与えた"武器"ですから」 (89) unforg00 2021/10/03(Sun) 22:00:41 |
医療用 ユーは、メモを貼った。 (a28) unforg00 2021/10/03(Sun) 22:04:40 |
【人】 医療用 ユー「……さあ、私は私の仕事をしなければ」 監察官の不在、定期メンテナンス、それから塔の攻略。 ほんの少しざわついていた空気が落ち着いた頃。 医療用グレイは、頃合いを見て一度席を立つ事にした。 「ルツ。 スオとリヤの姿が見えませんが、手伝いは必要ですか?」 最後に聞こえた話題はベッドメイキングがどうだとか。 であれば残るは洗濯物の取り込みと、 それから食事の後の洗い物くらいだろうか。 何れも手が必要になるのはもう少し後の用事だ。 二人はそれまでに戻って来るかもしれないな。 不要であればそれに越した事はない。 つまるところ、返答はあってもなくても問題無いのだ。 (92) unforg00 2021/10/03(Sun) 23:39:38 |
【赤】 医療用 ユー「ああ、わかった」 "患者"に死を与えるのは、終末医療用の本分だ。 終末期の患者の、病の苦しみを和らげる。 結局のところ、それは過程に過ぎない。 患者を安楽死させるという、ある種の殺人、或いは自殺幇助。 それを請け負う医師の心理的負担を肩代わりさせる。 『ユーサネイジア』は、本質的にはその為に作られたものだ。 「君が望むのであれば、僕は喜んで請け負おう たとえ一時のものだとしても、 確と彼らに安らかな死という薬を与えよう。 きっと君が安心して眠りに就く事ができるように」 (*16) unforg00 2021/10/04(Mon) 0:07:42 |
【人】 医療用 ユー「名札…後で作っておきましょうか」 ぽつり、呟いて席を立つ。 腕章とはまた話が別なのだ。 名札を作るなら、そこに書かれている名称は 『ユー』でなければならない。 ともあれ工作も医務室でやってしまう事にしよう。 働き者の誰かが、怪我をして帰って来たら大変だ。 (97) unforg00 2021/10/04(Mon) 0:34:41 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん/* Hi.平和なアンドロイドの村に紛れ込んだ狼その一です 襲撃ロール……襲撃ロール?やるかはともかくとして。 念の為死因の提示だけしに来ました次第です。 死因がわからないと死亡ロール難しいかなと思って… 特に問題無いようであれば、 『致死量の麻酔薬を注射した事による が死因となります。中枢神経系抑制による呼吸停止』 が、描写の上ではどう調理して頂いても構いません。 もし思い切りぶっ壊されたいなどがありましたら頑張ります。 こちらからはそんな感じです。日本国憲法第25条でした。 (-56) unforg00 2021/10/04(Mon) 1:12:20 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル朝食の後、あなたが昼食の支度に行く前。 その中間に位置する時間。 医療用グレイは、あなたの部屋の扉の前に居た。 「…ガル、居ますか?」 きっかり三回、大きくも小さくもないノックの音。 貼り付けられたメモが落ちないよう それらのある場所はきちんと避けて。 「取り込み中でしたらすみません。 気が付いたら居なくなってしまっていたから、心配で」 (-60) unforg00 2021/10/04(Mon) 1:32:30 |
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