鍵魔法師 ジブリールは、メモを貼った。 (a13) Altorose 2021/12/31(Fri) 19:41:02 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[歓談用車両のこたつの中で、 ペンギンぬいぐるみを抱えた男女が向かい合っているという、 中々面白いであろう絵面が展開しているかもしれない中。 新たなお客様がお見えになった。>>107 大分量は減ったけれど、コーヒーフロートはまだ飲んでいる。 美味しかったからお薦めするよ! 意外な組み合わせにチャレンジするのも良いんじゃないかな。 「空間の限られた車内ですものね」なんて言おうと、 口を開きかけた瞬間の絶妙な空気に、>>108 ボクの口は貝になった……。] (125) Altorose 2021/12/31(Fri) 21:04:44 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[そんな状況で頭は動かさず、 目線だけがデリック殿と ベルジュラック殿を行き来している。 あ、知人の方は皆、事情をご存じじゃなかったんだね。 それはよく似ているに決まってるさ。 多分本人だし……。] あ、わたくしはお部屋に荷物を置いてきますわね。 どうぞ、ごゆっくりお過ごしくださいませ。 [丁度コーヒーフロートも 飲み終わった事だし、 感動の再会(?)に 水を差してはいけないので、 ボクはそそくさとこたつから脱皮し、 その場を後にした。 あとは若いお二人で……。 (乗客最年少より)] (126) Altorose 2021/12/31(Fri) 21:09:11 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[宣言通り、一度個室に戻る。 展望室もまだ利用していないけれど、それは個室も同じ。 荷物を置いたり取りに来ただけなので、 折角のお部屋も堪能せねばと、うーんと伸びをする。 折角だから、出来るだけ起きていようとは思っているけれど、 それでもお風呂には入りたかったからね。 丁度良かったさ。] (127) Altorose 2021/12/31(Fri) 21:10:31 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[浴室に入ると、浴槽傍の魔石に触れて、お湯を張る。 荷物の中からバスミルクを出し、浴槽へ。 流石にお風呂で使える魔法は無いんだよね。 体を洗って、髪も洗って、 バスミルクで少しとろみのついた湯に沈む。 石鹸は勿論、ベルジュラック商会の製品だ。 ボクが今愛用しているのは、蜂蜜の香りのものさ。 いい香りだし、しっとりして気に入っている。 石鹸の泡をふうっと吹けば、小さなシャボン玉が。 おや、宣伝のようになってしまったね。 こたつも良いけれど、やっぱりお風呂は格別さ。 「命の洗濯だ」なんて言ったりもするのだったかな? お風呂から上がれば、よく拭いて髪を乾かして。 顔には化粧水と乳液を、体にはボディミルクを。 生まれ変わったみたいに、すっきりした!] (128) Altorose 2021/12/31(Fri) 21:16:45 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[もう日付変更まであと数時間。 夕食は個室でとることにした。 ペンギン君にお願いして、年越し蕎麦を出来るだけ少なめで。 あまり得意ではないけれど、折角だからお箸で食べる。 汁が飛んでしまわないよう、しっかりと気を付けた。 とてもよくお出汁がきいているね。 複雑に溶け合った旨味成分が、染み渡る。 つるつるとお蕎麦を啜れば、 適度にコシがあって喉越し良好。 かき揚げはさくりと解け、玉葱の甘さが美味しい。 海老天はプリッとした歯ごたえで、 ここの料理は本当に外れがないな。] (129) Altorose 2021/12/31(Fri) 21:18:11 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[食事を終えれば、個室の窓に視線を。 すっかり暮れて、星が瞬いている。 見遣れば連続して 二つの箒星 が。][あのように、並んで空を飛んだな……。 闇に溶けていく様は、 消えてしまった未来のようだ。**] (130) Altorose 2021/12/31(Fri) 21:20:56 |
鍵魔法師 ジブリールは、メモを貼った。 (a20) Altorose 2021/12/31(Fri) 21:25:33 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[家族でボク以外の鍵魔法師は父だけ。>>0:197 それは今現在の話で、本当は過去にもう一人いたんだ。 ……ボクの妹さ。 妹も、 悪魔 に食われた子供の一人。めきめきと頭角を見せ始めるボクに対して、 妹は鍵魔法師であったけど、 空を飛ぶことしか出来なかった。 それでもボクに対する劣等感も持たずに、 仲良く空を飛んだんだ。>>130] (156) Altorose 2021/12/31(Fri) 22:50:34 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[昏い瞳で拒絶されたのは、 緊急招集でハルモアに戻り、>>1:230 裁判みたいな追及が終わったその後のこと。>>1:231 血を分けた妹だったのにね。ボクはちっとも知らなかったよ。 妹が追放された元鍵魔法師に、想いを寄せていたなんて。 あの事件をきっかけにすっかり心が折れたらしい。 修行を終えて実家に挨拶に行ったとき、 そこに彼女は居なかった。 魔法師の道は諦めて、異国の普通科の学校に留学したらしい。 連絡の一つもなかったさ。 ……学校は正月休みだというのに、帰省さえしていない。] (158) Altorose 2021/12/31(Fri) 22:54:10 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[まぁね、ボクが何をしたかって客観的に考えたら、 正直そこまでの過失はないと思うんだ。 ……それは分かっているさ。 でも、流石にボクだってつらかったんだ! ボクが犯罪に手を染めた訳ではないのに、 ボクがあの二人をくっつけた訳ではないのに、 ボクが誰かの人生に鍵をかけた訳でもないのに!] (159) Altorose 2021/12/31(Fri) 22:56:04 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[未来ある魔法師を堕落させた、悪魔のような女。 あの魔女裁判以降、ボクに密かに下された判決がそれだった。 だからボクは、 天使 ではなく悪魔 だったという笑い話。 そうだな。 確かに天使なんて求められても、応えられる訳がない。 だから、分かりやすく傷ついた素振りなんて見せないさ。 お望みは魔女の哄笑だろう? スマイルは無料のサービスだからね!] (160) Altorose 2021/12/31(Fri) 23:01:02 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[固く閉じられた貝の表。 柳眉に目尻に唇に、幾重も浮かぶ妖しの三日月。 極夜のかんばせ、嗤う女の名は―――――……。] (162) Altorose 2021/12/31(Fri) 23:03:33 |
【独】 鍵魔法師 ジブリール/* ……皆また投下待ちされてました!?!?!? もう駄目ね……。 装飾は楽しいけど、あんまり凝ろうとして 人をお待たせしては迷惑をかけてしまうわ。 なんにせよギリギリで年越し前に間に合いましたね。 どこでHappy New Year!しようかな……。 展望車両は多角激しそうだし、……まぁ後でやってもいいか。 年越し装飾シスメで使って貰えて良かったな。 リアルタイムでやるの結構大変かも。 (-68) Altorose 2021/12/31(Fri) 23:24:32 |
【人】 鍵魔法師 ジブリール[折角の新年だからね、個室に籠っているのも勿体ない。 ボクが向かったのは、食堂車。 コック姿のペンギンさんは、確実にいるからね。] うーん、ボクは未成年だからね。 シャンパンっぽいスパークリングウォーターか。 酒と名のついている甘酒か……。 乾杯するなら、スパークリングウォーターかな。 [そう言って、ペンギンさんにお願いすれば、 カウンターに流麗なグラスに注がれた炭酸水が。] (176) Altorose 2022/01/01(Sat) 0:18:12 |
【人】 鍵魔法師 ジブリールthree two one Happy New Year! [もし誰かいたなら、グラスを掲げて乾杯をして。 そうでなければ、ペンギンさんと。 ……付き合ってくれるかな? 明けましておめでとう。 皆の一年が、輝きますように。**] (177) Altorose 2022/01/01(Sat) 0:29:35 |
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