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【神】 勢喜光樹「ウケるな〜……道厳しいだろJK…。オタクくん足腰ガクガクでワロタ……とは、ならないんですね。オタクはアニメの影響で筋トレをしていたため。 ……五穀豊穣、子孫繁栄………。へー……。」 通路の傍にあった、古びた岩石版に記された文字を読んで声をあげている。 (G15) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 2:09:17 |
【徒】 勢喜光樹お隣に座っていた者となります。 「なんか本当に観光地行くんかな。地元の人向けぽいなー……眼光厳しいおじいちゃんまみれだったら俺は、まあ、ビビって、出るよねー……」など、とんでもない後ろ向き発言をしたことだろう。 「あ、飴食べる?」とか。 (.1) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 2:18:33 |
【徒】 勢喜光樹「そうなんだー…、じゃあまあ、大丈夫かも……」 もごもご、と自分も飴を舐めてのんびりしている。 もごもご…もごもご… (.3) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 11:22:17 |
【人】 勢喜光樹「子孫繁栄かー……。………これ、エロゲだったら大変なことになるんだろうなー……。 なーんちゃって………」 なんて呟きながら、自分もぼちぼち温泉へ向かう。 (2) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:15:07 |
【神】 勢喜光樹「じゃんねん。 あ、あれすごくない……? ”源泉を霧化装置で濃縮して霧にしています”だって。ミストサウナだ……顔に当てるといいらしいよ……」 (G30) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:20:43 |
勢喜光樹は、千葉郁也の顔にミストサウナ装置をそっと向けた…。フワワ……。と (a1) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:25:16 |
【神】 勢喜光樹「あ〜〜〜〜……」 バシャーッ。 服がべしょべしょになった。 「何すんのー……着替えなきゃじゃん…。まあ温泉入るからいっか……。」 よくない方向に効く (G36) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:30:34 |
【神】 勢喜光樹「………………………。」 少し口に入ったそれは、鉄分のような味がする。 「…………………?」 心臓が、少し早鐘を打ち出す。ただ、具合が悪いとか、気分が悪いとかではないのだが………―― 「……………」 (G37) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:34:13 |
勢喜光樹は、黒沢誉の方に手を伸ばす。特に何ということもないように、 (a2) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:35:41 |
【神】 勢喜光樹「 あ 、」 黒沢が特に避けてもいなければ、彼の後ろから髪の毛に触れただろう。 「虫ついてますねー……、とれたよ、オキャクサーン」 ぱっぱっ、と手で払う仕草をした。 (G39) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:36:57 |
【神】 勢喜光樹「きよひー先輩…と。とよぴー先輩も…。どーぞ、スキンケアっす……千葉は、めっちゃ嫌がっちゃった……」 シュー……。と源泉濃縮ミストサウナの小さい噴霧器を向けた。 けむいわけでもなく、単純に美顔器のようなそれだ。 (G47) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 12:55:02 |
【神】 勢喜光樹気持ち、移動速度は速かった。 人気の無いお土産品売り場を眺める。 正直自分の服がベチョなので他のお客さんがいたら…、 と思っていたが、あまりにも客がいない。 「めっちゃ先行くじゃん……。でも俺も早く行こ。着替えないとなー……」 (G52) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 13:29:13 |
【神】 勢喜光樹「あー、シャツ、いいねー……。ほしいな…。」 廃墟をモチーフにした崩れかけの民家マスコットくん。 名称ホウカ(崩家)くんのクソデカ石造の書かれたシャツを手に取る。 「これだな…………。」 本気のようだ。 (G56) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 14:24:58 |
【神】 勢喜光樹「ッス、買います……。帰りこれ着よう……。 スタイルいい、かー……照れますねー……。 こういうの、地味に家で寝間着とかにすると使い勝手いいから、ずっと着たりするんすよねー……」 (G59) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 15:13:33 |
【徒】 勢喜光樹「なんか、カゴがないね」 荷物を入れるカゴが無い。 お客はあまりないような気もする。 カゴが丁度二つ並んでいるので、 おなじものを探して、あなたの隣に辿り着いた。 「………」 間。 そして、もそもそと着替え始める。 「……黒沢さ……」 上半身のシャツを脱ぎながら、袖を抜く途中でぼやっとあなたを見ている。 「……………………か」 間。 「かなり客はきてないね、ここ…………」 なんてことを言う。 若干、ふわふわしているのが見て取れた。 (.6) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 17:31:48 |
【徒】 勢喜光樹「かも。でも宣伝微妙だし、案内も微妙いよねー……。 さっきツブヤイッターでググったけど、ここの情報でてこないんだよねー……」 「あー……ウン……。」 着替えだしたあなたから目を逸らして、着替えを再開する。 「悪循環なんだろうな。来る人数少ないからバス出す予算もない。バスが出ないから余計に人が来ない。あんまちゃんと考えないで始めたのか」 「………なー…、って」 明らかに滑らかに喋っている。 …のが、ゆるやかに戻った。 「いや……、乗り物は全然、無敵……。 ……なんか、……温泉かかったからね…。 ぼーっとして……疲れかも」 本人としても、若干妙な気分ではあったらしい。 水を薦められたら、大人しく飲みに行ってきた。 先程よりかとろとろしている。よし、いつもの勢喜だ。 「水、飲んだら余裕になった」 着替え自体は早々となった。 インナーのシャツを脱いでいく。 勢喜は運動部に所属しているわけでもないのに、妙に引き締まった身体をしていた。どこかで言っていただろうか。筋トレを家でしているらしい、からだろう。 普段のぬぼ〜っとした空気と比較して、やや違和感があるかもしれない。 (.8) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 18:05:31 |
【徒】 勢喜光樹「そうだねー……。何やれば、お客が来るのか、想像もつかんけどー……。」 「………」 一度、口元を手で覆うような仕草をした。 それから、改めて。 「………実は、ちっと……」 拳を握り、シャドウを取った。 目の前の着替え入れ籠に拳を入れるポージング。 ………堂に入っている。 「まあ、家で筋トレしてたんだよねー………。漫画に影響されてー……。……黒沢は、なんも、やってないんだよね。身体、十分、ちゃんとしてるけどー」 (.10) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 22:03:13 |
【徒】 勢喜光樹「あれを……?」 #あれを? 「あー……。でも、ありかもなー……。 ここでしかないものっていうかー…廃墟マニアとかいるし。 おかげさまで、結構健康……かも。………」 相手が自分を指さした指をじっと見ながら、うん、うん、と頷いている。 「ああ、それでかー……。……えー、もっと、聞きたかったのに……。」 相手が自分を指さした指をじっと見ていたが、押されて進む。転びはしない。案外、体幹がしっかりしているであろうことも伝わる。 「え……」 背を押されながら、ぼんやりと声が出る。 表情は当然、前にいるので見えないが。 「………じゃ、ぁ、お願いします。なんかこういうのいいな……初めてだからさ」 そういいながら、ぼちぼちと温泉へ向かうのだ。 同じくタオルを巻いて。 (.12) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 23:12:08 |
【神】 勢喜光樹「待っててくれて、ありがとねー……。 まあ、広いしね、だいぶ………」 そういいながら、とりあえずかけ湯をざぱーっと浴びて。 洗い場の椅子に腰かけて、身体に湯を当て始める。 「広いなー……アガるわー……ていうか、施設、結構いいね……。なんで人気、ないんだろ…」 (G81) aoyagisan 2021/08/13(Fri) 23:29:35 |
【徒】 勢喜光樹実は、勢喜光樹――初めての経験である。 なので、微妙に緊張もあったのだが。 不思議と、この後輩は気を使い過ぎるくらいだろうし、 彼が普通なので、自分が妙にこだわるのも変で。 いつも通り、ぼんやりとした態度を繕う。 「うん。お願いしまー…す」 (.14) aoyagisan 2021/08/14(Sat) 0:31:35 |
【徒】 勢喜光樹ぞわ 「………………」 …………。 「うん、大丈夫」 流暢に喋る。 「もうちょっと強めでもいいぐらいかな。全然大丈夫だわ」 ぞわ 石鹸が合わないのかも。 (.16) aoyagisan 2021/08/14(Sat) 2:25:28 |
【徒】 勢喜光樹 ぞわ、 僅かに指が揺れる。 「………………そ」 「……うだな。そう………、だ、よ。最近、直してたんだけど」 「…あはは…………わかる。……黒沢も悩む方なんだ。たまに、考えてたりするのかな、とは、思ってたんだけど」 (.18) aoyagisan 2021/08/14(Sat) 2:42:22 |
【徒】 勢喜光樹「ああ、いいよ。俺も、肌強いみたいだから……。」 「あの……、あんまり、考えすぎないように、みたいな。 元々、あんまり自分の思ってた事正直に言ったら、 クラスの女の子泣かせちゃったんだよね」 ぽつりと、流暢に喋って。 少し間をあけて。 シャワーの流れる音を少しだけ聞いて。 「それで、考えるようにしてたら、凄い返事遅くなっちゃった………。でも、最近、その上で、もっと早くしたくて。 あ、頭流してもらっていい?お願いできる……?」 (.20) aoyagisan 2021/08/14(Sat) 3:17:29 |
【徒】 勢喜光樹「まあ……キツかったなあ。でも……」 「その子を傷つけたのも、そうだけど。周りに結構嫌われて、ちょっと……」 頭がぼんやりする。 過去のことを想っているからか。 腹の底にある熱が引かない。 「寂しかったし」 「………」 今、なんだか勢いに任せて、普段言わないようなことを言ってしまっている気がするが、ふわふわとした脳裏は、穏やかで低めの相手の声を聴くのに精一杯で。水音は大きく流れていって。 「慣れ、か………。俺も、受け答えがもっとまともに出来たらよかったんだけど。 ――――。」 目を瞑って流された後で、 ごぽごぽ、ばしゃばしゃとはじける水の音に交じって聞こえた言葉。 わずかに、目を開いた。 ”普通に喋ってもらって大丈夫すよ” ▼ (.22) aoyagisan 2021/08/14(Sat) 4:45:14 |
【徒】 勢喜光樹「――打たれ強い、か。 ………なら後輩に、でも、黒沢だけだけど。 甘えちゃってもいいのかな。 今、多分ちょっと、疲れが出て来てるから」 ぽた。と、湿った髪の毛から水滴が落ちた。 (.23) aoyagisan 2021/08/14(Sat) 4:45:38 |
【徒】 勢喜光樹「……黒沢、腹立つなんだ。はは……。俺も、腹は立った。でも、それなら離れるでしょ。俺は離れたくはなかったから、たぶん、」 「さびしかった」 自嘲めいた言葉が、流れる水音に入り混じるように呟かれた。 水気でしっとり崩れた髪の毛が柳の葉のように下がって丁度いい。 今、自分の顔を誰にも見られたくないから。 「うん、聞こえたよ」 ▼ (.26) aoyagisan 2021/08/14(Sat) 12:17:18 |
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