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【独】 恋塚 暎史「どーすっかな……行くの待ってもいいか」 /* へいよぉ…… 「…………おつかれ」 /* 今回はやらかしたな…… 「仕方ねぇさ。人間やらかすときはやらかす」 (-5) anzu_kin_ 2020/08/10(Mon) 1:12:38 |
【人】 恋塚 暎史−ラウンジにて [ エスコートをした彼女がほろ酔いで去った後、 片付けのためにテーブルに近付いた。 ムーラン・ルージュは初めてだったのだろうか。 飲むペースが少し早いように見えて 声をかけるべきかと、悩んだほど。 しかし、彼女は千鳥足になっていたわけでもなく、 ほろよい程度で済んだようで、 声をかけることはなかった。 グラスとコースターを回収して、 彼は表のデザインとは違う 綺麗な文字に目配せをした ] 若いのに、あそこに泊まるのか。 [ 百日紅。この旅館随一の高額部屋。 コースターをポケットの中に入れれば、 夜が明ける前にお邪魔するのもありかな、 などと考えながら仕事に戻る。 ] (17) anzu_kin_ 2020/08/10(Mon) 9:42:12 |
【人】 恋塚 暎史−ラウンジ そう、年齢確認。 [ 別にハタチ未満と思ったわけではない。 いや、確認と言っている時点で思ったのか。 彼女は温泉上がりと見える。 故に部屋の鍵以外は 持ち合わせていなかったらしい ] 向日葵の、卯月様………… 確認しますから、まだ口にしないように。 [ アルコールを出したのは自分だろう。 しかし、取り上げては二度手間になるため そのまま彼女の目の前に置いたまま、 スマホを使って予約確認をする。 ] (21) anzu_kin_ 2020/08/10(Mon) 16:19:54 |
【人】 恋塚 暎史[ あった、と呟けば生年月日を確認する。 21歳という発言に偽りはなかったようだ。 急いでスマホをポケットに入れれば、 彼女に視線を配り、首を縦に振った。 ] ……確かに。 (23) anzu_kin_ 2020/08/10(Mon) 16:21:44 |
【人】 恋塚 暎史−ラウンジ [ ゲストの歳が近いと、友達感覚になる瞬間がある。 勿論、支配人から注意が入る。 入った後暫くは治るものの、また戻る。 接客業だから気をつけろ、とはいうもの。 そろそろクレームを出しかねないな、と 彼自身も思うところがあって 言葉遣いは、彼にとって最重要項目に なり始めていた ] けちと言われようと、それが仕事なので。 [ 言われたくないなら、その童顔をどうにかしろ、 とは口が裂けても言えない。>>24 白ワインを頬張る彼女を暫く眺めていると、 笑みを浮かべているような気がした。>>25 今日のチョイスも間違ってはいなかったよう。 ] (29) anzu_kin_ 2020/08/10(Mon) 21:37:46 |
【人】 恋塚 暎史知っていましたよ。 就活していたのが 恋人と別れたときだったので、 就職先にいいかなと。 …………自分で選んできたなら、 その恩恵は今夜沢山もらってください。 [ グラスの中のワイン越しに、 見下げる形になっている彼女を見つめ、 彼自身も冷えたワインを口にして。 緊張していた、という彼女。 でも、好き好んできたということだろうから、 少しくらいは興味は湧く。 ] (31) anzu_kin_ 2020/08/10(Mon) 21:40:21 |
【人】 恋塚 暎史 [ 知らなかったとしても、 多分彼はここで働いていた。 すぐに順応して、 『よくやるよ』 なんて鼻で笑って 周りの情事の話を聞いていただろう。 そんなことを考えながら、 彼女の横に立ったまま、彼は彼女を見据えた ]* (32) anzu_kin_ 2020/08/10(Mon) 21:44:44 |
【人】 恋塚 暎史−ラウンジ [ 味気ない返事。 多分彼女には早かったのかもしれない。 年齢は21歳。アルコールに興味がなかったなら、 というよりもまだそんなにアルコールと 触れ合っていない年齢だ。 ならば、そんな味気ない返事も理解できる。 ] …………はっ、ここに来る客の9割は 恋人がほしくてここにきてるわけじゃない。 [ 恋のキューピット、と言われれば 彼は笑いを抑えることが出来なかった。 恋人が欲しいのなら、 友達に紹介したもらったり、 街コンに行ったり、 普通のことをするほうが確実だろう。 彼女は、彼が言ったことを誤解しているらしい。] (42) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 0:20:18 |
【人】 恋塚 暎史 だから、私は……恋人ができた場合、 契約違反となり辞めることになるんですよ。 [ くすくすと、彼の契約事情を漏らした。 すると、彼女がまたひと口ワインを飲めば、 彼女の参加理由が詳らかになった。 処女喪失 片想いとは、厄介なもの ] へぇ。……なんで処女は重いんですかね。 昔から処女は最高のステータス。 処女しか娶らない貴族や皇族がいたし、 賀茂神社の斎院は処女の皇族のみ。 なのに、重いとかいう人間は処女の良さが 全くもって分かってない。 (43) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 0:30:36 |
【人】 恋塚 暎史[ 体を近づけるために 彼女の座るソファに膝を突いて距離を詰め、 顔を近づけて耳元で囁けば、 彼女の反応を見るためにゆっくりと 体を離してワインを一口含もうか。 ]* (44) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 0:32:03 |
恋塚 暎史は、メモを貼った。 (a18) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 0:37:49 |
恋塚 暎史は、メモを貼った。 (a19) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 0:38:12 |
【秘】 恋塚 暎史 → 卯月 侑紗 [ 彼は、契約書を見たときに これに引っかかって辞めることは 果たしてあるのだろうかと思った。 項目のひとつに、 “恋人ができた場合は、トラブルを避けるために 会社都合解雇とする” というのを見たときの話。 ] (-81) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 0:50:49 |
【独】 恋塚 暎史/* なんか、処女に詳しいな?? 「漫画読んでるだけ。でも、多いのは事実。処女の扱いが分からないから処女は無理、とかいうやつらは…………うん、まじめに処女の良さ分かってない」 /* どちらかというと処女好き……? 「どうかな。それは分からない。でも、処女だからって嫌がったことはないよ。恋愛感情抜きにしても、優しくしてあげれば行為をすきになる。なら、利害の一致で絡める。恋愛が見え隠れしてきたらちょっとこっちは構えるけど」 /* 饒舌になりやがった。 (-89) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 1:57:14 |
【人】 恋塚 暎史−ラウンジ [ 総支配人と女将という夫婦を除けば、 大体の従業員が未婚らしい。 もしかしたら、 若い新卒だったからなのかもしれないが、 クビの条件が真剣そのもの。 その契約書にサインをしたとき、 『期待してるよ』と 言われたことを覚えている。 何を期待されているのか、 4年目になった今でも分からない。 ] (67) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 10:41:06 |
【人】 恋塚 暎史 [ 白い花を自分の色に染める。 それは多分ではあるけれど、 相手の体に、性的欲求を満たすことの 良さを教え込むこと。 勿論、初めての人間は 経験のある人間より何倍も時間を要する。 彼にとって誰かの処女喪失というのは、 価値ある経験であり、 彼の経験値をグッと上げることができる 絶好のチャンスでもある。 ] ……それは構わないけど、 少し長い時間拘束してしまうかも。 それでもいい? 別に本当に縛るとかじゃなくて、 他の相手との時間が減るかもって そういう話なんだけど。 [ ささやいたことで、彼女は耳まで真っ赤。>>50 そんな彼女が最大限の勇気を振り絞って、 お願いをしてくる。 空になった自分のグラスをテーブルに置いて、 両膝を地面につけば、 今度は彼が彼女を見上げる ] (68) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 10:42:56 |
【人】 恋塚 暎史なんでも、準備は好きだから。 肩の力を抜いてほしい。 [ 彼女の片手を取って、大丈夫と呟けば、 彼はあまり見せなかった笑みを浮かべる。 それはまるで、擬似的にでも恋人を 演じるかのような。 彼女がよしといえば、 鍵を預かって彼女の部屋、向日葵へと 歩を進めることとなるだろう ]* (69) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 10:46:36 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・飲み過ぎな人と [ あれは、確か追加で浴衣とタオルをと言われて 菊の間に持っていった帰りの話。 あの日は空が綺麗だった。 月明かりに照らされ、星が煌めいて。 若い恋人たちなら、 この空を楽しんでいたのだろう。 しかし、彼にとっては楽しむものでもなかった。 少し休憩するための、材料。 そんな空を見上げるために、 中庭を通ってみると、女性がひとり座っている。 手元にはなみなみに注がれた飲み物と、 何かのボトルが近くの椅子に置いてある ] (76) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 11:49:44 |
【人】 恋塚 暎史[ 少し近づいて見てみると、ウィスキーのボトル。 つまり、手元のグラスもそういうこと。 角打ちじゃあるまいし、その飲み方は良くない。 ] その飲み方は、やめておいた方がいいですよ。 体に良くない。 ……何か良くないことでも? [ 彼女の手からグラスを回収して、 隣に腰を下ろせば話を聞こうとする。 彼女が飲んだいたであろうウィスキーを 回収したグラスに口をつけていく。 ガラスの中の量が減ったら、 彼女に返そうと思いながらも、 彼女は既に酔っているのではないか、と 考えてしまった。 ひと口含めば彼女がどうやって ウィスキーを飲んでいたのかわかる。 殆ど、薄めずに度数を下げずに よく飲めるな、と飲み進め。 ]* (77) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 11:52:29 |
恋塚 暎史は、メモを貼った。 (a29) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 11:54:17 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・月明かりが照らす中庭 [ グラスに口をつけると聞こえたのは、 彼女の小さな溢れた声。 そして、手を添えられ飲むのを止められる。 ] お酒は、飲みよう。 ウィスキーも、ゆっくり少量を口に含んで その甘さやスモーキーな香りを楽しめば、 これだけの量あっても飲む口が止まらないですよ。 [ 彼女の制止は効かず、そのまま飲み続ける彼。 添えられた手に彼の大きめの片手を 被せるように添えれば、 その滑らかな肌を少しだけ楽しむ。 彼女の落ち着いた雰囲気。 多分、彼よりも年上だろう。 歳を重ねれば、お酒の飲み方がわかる、などと 豪語していた人間もいたけれど、 多分そんなことはない。 分からない人は、 ずっと手探りで飲むしかないのだ。 ] (84) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 13:01:30 |
【人】 恋塚 暎史[ ある程度飲んだところで、 彼女の手の中にグラスを返すと、 口を閉じていた彼女がぽつりと呟く。 特段良くないことがあったわけではないらしい。 しかし、早く酔いたいから、と ストレートをこんな量で飲めば いずれ体を壊すだろう。 それでは元も子もないと言える。 アルコールに溺れるのは出来るだけ避けたい。 そう思って、彼は彼女に質問を返す ] お姉さんは、どうして酔いたくなるんです? 酒に酔わされるより、雰囲気に酔わされたほうが まだいいと思うんですけど。 [ 折角この宿にいるのなら、 酒もいいが雰囲気に酔うほうが 危なくはない。 彼はそう考え、彼女の頬に そっと手を伸ばし、親指の腹で 彼女の頬を撫でて、彼女の返事を待つ ]* (85) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 13:03:27 |
【独】 恋塚 暎史「間違った」 /* なにを 「4年目になってるけど2年目」 /* 寝ながら書いたからだろ 「バレたか。訂正いれとこ」 (-108) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 13:10:55 |
【人】 恋塚 暎史−独り言 [ 4年前。それは彼が働くことが決まったとき。 この美鶴荘はまだ、先代が切り盛りしていた。 とは言っても、内情は今と変わらない。 今の若い総支配人と女将が人事を担当していた。 つまり、本当に美鶴荘が現在の状態になる前準備が 進められていたということ。 だから、契約のサインの時に聞いた気がする。 『新しく立て直すんですか』 なんてことを。 現在の総支配人、当時の若頭は口元に笑みを浮かべて、 『この旅館を、より良いものにするだけ』 なんて言っていたか。 故に、最初の2年はバーテン以外の仕事は 少なかったほう。勿論、部屋に行って わざわざ客の相手をするなんてことは、 2年目の中頃まではなかった。 だから3年目になるというときに先代が引退すると 発表した時も然程驚くことなく、 自然と受け入れていた ]* (87) anzu_kin_ 2020/08/11(Tue) 13:33:50 |
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