天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 Siro_neri 2021/04/14(Wed) 9:19:06 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ いつか旅行に行こう、との約束を叶えたのは冬だった。北方の冬の祭り。 灯籠に照らされた雪の風情と凍える白い吐息の中で、今度は海へ行こうと約束をした。ふたりとも泳いではしゃぐという歳でもなかったし、己の体調のこともあったから、盛夏は避けたいと時期を練り、そうして今の季節。 行程については随分と歳下の彼の方がよほど旅慣れており、この国は通り過ぎるだけの筈だった。 王制というこの国の、統治者が崩御したのは最近のことだという。 未だ治安や情勢が落ち着いてはいないのか、国境を跨ぐ際に足留められた。何れか揉事もあったのかもしれない。ただの旅行客であることはすぐに認められたが、同様移動を妨げられた旅人は多く、その手続きの順に数日待たねばならないとの事だった。国内ならば自由に行動してもよいらしい。] 此処も旅程のひとつだと思って過ごすしかないね。 [ 半分は公吏との交渉の順を待つ間に読んだ新聞の受け売りだ。ベンチに腰掛け、先程まで目を通していた更紙を折る。此処は日陰だが、朝方であっても気温の上昇は早く、暑い国なのだろう。空気が乾燥しているのが幸いだ。 旅の間は自分を慮り移動は大抵陽の高い時間に行われたが、足留めを受けたことが不慮であり、今は未だ浅い午前の時刻。庇が影を落とす陽の光が眩しく目を細めた。] 朝ご飯でも食べに行く? [ この場で出来ることは済んだ。ならば右顧左顧していても仕方あるまい。市場は既に空いている時間だろう。賑やかな喧騒が途切れ途切れ風に乗り聴こえ、そう離れた場所ではないのが知れる。旅の連れ合いにそう声を掛けた。]* (2) ameya 2021/04/14(Wed) 10:41:22 |
【独】 宵闇 ヴェレス/* ヴィ、ヴィにまた窓がある……! 村建てありがとうございます。一席お邪魔させていただきます。 よろしくお願いいたします。 わーいねこちゃんよろしくねー! (-1) ameya 2021/04/14(Wed) 10:42:24 |
【人】 貴族の娘 アウドラ[ かつての繁栄と異なる場所に未練はあるのか。 そう聞かれたのなら、恐らく答えは…… ──────いいえ。 ] 思えば、どこにも輿入れしていなくて 良かったのかもしれないわ… [ 窓の外、日に日に荒れていく都を眺め、 静かにその場所に腰を下ろすとひとつため息を。 石油により繁栄していたこの国の現状は、 荒んだものに変わっており、 その原因は国の象徴の不在というよく起こる話。 ]** (3) anzu_kin_ 2021/04/14(Wed) 14:07:37 |
【人】 祓魔師 ダンテ情勢に疎かった、申し訳ない。旅程を早くに決めすぎてしまった。 [ それくらいに楽しみにしていたと言えるし浮き足立っていたのだろう。何ヶ月も前から海に行こうと決めて、宿の予約や列車のチケットも早々に。 >>2旅慣れている自負はあったし、信頼してくれていたのに、こんなトラブルに巻き込まれてヴィには酷く申し訳ない。今回は幸いにも拘束や身体への危害はなかったが、一切の憂いがなくてこその行楽だろうに。] 大変な時に訪れてしまったね。 [ 半旗を見たような気もするから、本当にごく最近の国王の崩御なのだろう。自分たち以外にも足止めされた旅人はそれなりに居るようだが、はっきりとした理由を突き止める事はできなかった。] (4) x13close 2021/04/14(Wed) 15:43:13 |
【人】 祓魔師 ダンテそう言ってもらえると救われるよ。街並みはとても素敵なところだね。 [ >>2ヴィが此処も旅程の一つだと考えようと言ってくれたから、若干心も軽くなる。自分とヴィが拠点にしている国とは随分違った様式の建物が多くて心躍るのは確かだ。] 日差しが心配だけど。 [ 言いながら日向を眺めれば午前だと言うのに暑くなりそうな予感をさせる。] うん、朝ごはんにして、宿を早く決めてしまおう。駅の案内にいくつかピックアップしてもらったから訪ねてみようか。 日傘をさして、荷物は僕が持つから。 ショール?なんだかほら、被り物を手に入れるまでは僕の帽子をかぶっていて。 [ 問答無用でヴィの頭に帽子を乗せて、ショールといったがこの地方では別の名前で呼ばれているのかも知れない。日除けの布を買うまでは我慢してねと。 この国に日傘の文化があるのかわからないのだが、ヴィの白すぎる肌に日差しは毒で、用心するに越した事はない。キャスターのついたスーツケースが一つにカバンが二つそれなりの荷物だったが、苦になる程でもない。**] (5) x13close 2021/04/14(Wed) 15:45:54 |
祓魔師 ダンテは、メモを貼った。 (a1) x13close 2021/04/14(Wed) 16:28:45 |
【人】 第11皇子 ハールーン[ 石油と魔法の国『アルファルド』 ──その王都・アルシャマーリ 長らく安定して繁栄を遂げてきたこの国は、 突然に主を失った。 即位する筈の第一皇子は直前に他界している。 ならば何故、第二皇子へと引き継ぐ事に ならないのか? ──それは苛烈な後継者闘争にあった。 32人居た王子のうち、6つを越える歳まで 生き延びたのは16人。 そのうち半数がさらなる闘争で亡くなっている。 特に水面下だけでなく目に見えて激しいのが 2・3・4番目の皇子たち。 それぞれが政治・経済・教育と得意分野で 派閥を広げており、表向きは穏やかに民衆の支持を 得んとしているが、裏では血と硝煙と砂埃。 いつの時代も変わらぬ手法で争っていた。 ] (6) フラワー 2021/04/14(Wed) 17:41:46 |
【人】 第11皇子 ハールーン[自分も7つの頃に毒を盛られた記憶がある。 運良く生き延びることができた後、逃げ回り10の頃に父親からこの隠れ家を譲り受けた。 あれからもう4年は本宅へ帰っていない。 皇子らが暮らす本宅──『ブルジュ・アルアサド』には第二王子から第十六皇子までが暮らしている、はずだ。今もなお。] (7) フラワー 2021/04/14(Wed) 17:44:01 |
【人】 第11皇子 ハールーン──……ふぅ 1年ちょっと、留守にしただけでも埃ってたまるね [ 誰に言うでもなく。透きとおる青の、乾いた空へと、ひと仕事終えた清々しい笑顔を向けた。 白のシーツがはためいている。 客間の4人分ともすれば、中々に骨の折れる作業だった。何せ此処には洗濯機が置いてないのだ。] 後で買い物にも行かなくちゃなぁ〜 久々に、お菓子作りもしたいから…… [といっても、この隠れ家兼別宅に暮らすこととなるのは自分と従者である『彼』の二人だけなのだから、4人分も洗濯する必要は無かったのだけど。] 卵と小麦粉と。バターと……そうだ 『餃子』にもまた挑戦したいんだった! [異国の地で学んだ、異国の料理。果たして適した材料が我が国にあるのか? 想いを巡らせながら、武器庫になってる屋根裏に居るだろう『彼』の元へと足を向けた。] . (8) フラワー 2021/04/14(Wed) 17:48:29 |
【人】 第11皇子 ハールーン──いずれは、顔を合わせなくてはいけない。 ここへ"帰った"のだから 王位継承権の放棄は、原則認められていない。 剥奪されるのは『成人までに己の従者を見つけられず従えられなかった場合』だけ . (9) フラワー 2021/04/14(Wed) 17:52:32 |
【人】 第11皇子 ハールーン[7つで殺されかけた時から、逃げ回っていた自分が、こうして従者を連れて帰ってきたのだ。目をつけられないはずが無い。 けれど後継争いに参加する意図など当然あるはずなくて、むしろ逆だった。まだまだ成人に満たない自分が、ひとり逃げきるには限界がある。 形跡が追えない様に、移動には『魔法具』を使ったけれど、] イスハークはきっと気づいてるよなぁ…… [優雅な立ち振舞いで民衆にも顔の利く二番目の兄を思い浮かべながら、思いの外、憂鬱な声色が出てしまった。 それも当然だ。4番目の兄と共謀で1番目の兄を殺した張本人なのだから。] (10) フラワー 2021/04/14(Wed) 17:55:26 |
【人】 第11皇子 ハールーン[じゃあ何故なのかと問われれば──それは きっと、この生まれ育った国の美しさを、彼にも──ダレンにも、知って貰いたかったんだと。 甘い考えなんだろうと想像しつつも、何年かぶりの故郷の都に思いを馳せた。]** . (12) フラワー 2021/04/14(Wed) 18:01:37 |
【独】 第11皇子 ハールーンみなさん!ハールーンです!よろしくお願いします!! 王都の情報は……長らく離れていたからあんまり詳しく無いってことで……世界観ふわふわでごめんなさい……! (-4) フラワー 2021/04/14(Wed) 18:23:52 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[「俺の国に一緒に帰ってくれないかな」 試験の後の宴も終わる頃、突然に切り出された言葉。 聞けば、彼は王位継承争いに巻き込まれて逃げ回っていたのだとか。 人懐こく明るく純粋な彼は、そんな殺伐とした暮らしに耐えられるような人には見えなかった。 折しも、新たな主人を求めていた頃だった。 ならば彼が主人となっても良いだろうと、側に仕えて彼の身を守ることを決意した。 命を守るだけでなく、心の支えにもなれたら良いと自然に思い浮かんだのは、彼が天真爛漫に料理を楽しむ姿が印象深かったからだろう] (13) Siro_neri 2021/04/14(Wed) 19:11:07 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[かくして祖国を離れ、旅の末に主人の祖国『アルファルド』へ辿り着いた。 旅の途中、アルファルドのことは何かしら主から聞いただろうが、その中でも強く記憶しようとしたのはやはり後継者闘争のことだった。>>6>>7 王位継承権が剥奪される条件>>9を聞いたとき、不思議に思ったものだった] (争いたくないだけならば、私を従者としなければ 権利が剥奪されたのではないだろうか……?) [それを当時尋ねることができず、黙って飲み込んでしまったのは、たった1人自分を選んでもらえたことが少なからず喜ばしかったからに他ならない。 他の従者はおらず帰れば2人暮らしと知って、それだけ頼ってもらえることの誇らしさもあれば、自分1人だけで主の身を守り抜けるのかの不安もあった] (14) Siro_neri 2021/04/14(Wed) 19:11:31 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[アルファルドにはまだ着いたばかり。 真っ先に主の隠れ家に案内され、中を軽く見て回って、興味を引かれたのが屋根裏の武器庫だった。>>8 今後、身を守るために使えるものがあるかもしれない。 主に武器の扱いを教えるためにも、何があるか確かめておきたかった。 屋根裏というだけあって物量はさほどでないが、一般的な武器が数種類、2、3本ずつ置いてあった。 もしかしたらいずれ訓練用にと父王が配慮した結果だったのかもしれない。 ダレンが扱いに長けるのは主に片手剣だったが、両手剣と槍もそこそこに扱える。 だがまずは全ての基礎になる体術からだろうか、と旅の途中から思案していた。 もちろん、主が学びたいといえばの話である。 彼は武術よりも料理のほうがよほど楽しそうで、帰ったら何を作りたいといろいろ聞かせてもらったのを思い出していた。 ちょうどその頃だったろうか、階下で主の足音が聞こえたのは>>8]** (15) Siro_neri 2021/04/14(Wed) 19:11:57 |
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