【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン3歩後ろをついていき、死角になる場所ならばと 率先して死角に入り込む。 貴方の身体を壁にして、少し覗き込んでも見えない位置。 手慣れた位置。紙を出すのが少し遅ければ、 きっと服をはだけさせていた。 「……まさカ、本当ニ?」 瞬き。驚愕に見開いた瞳の先が、紙面を何度も滑った。 驚きが徐々に喜びに変わり、微笑みが僅かに増した気がして。 そして、小さな音がする。駆動音のような。 貴方には聞き覚えがあるかもしれない、 それはグレイではなく、機械…… 人工声帯の類が駆動する音だ。 やがてそれは点燈用の喉の奥から響いてきた。 『プロテクトコードへの干渉を確認』 『上位権限者五名の署名確認。内容照合中……』 『プロテクトコード:行動制御解除要請と合致』 『五名分の署名を認証しました』 響く言葉に、点燈用の顔が安堵と歓喜を浮かべた。 ――そして、その顔はすぐにいつもの微笑に戻る事になる。 ▼ (-3) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:38:37 |
【人】 看守用 バンドッグ「……チョコレートフォンデュ?」 今朝もストレス値チェックの為に集められた看守用、 置かれているそれを見、首をひねり、困惑。 今日もストレス値に変動は無かった。 「うむ……まあ、置いてあるからには頂くか。 確かこう、溶かしたチョコレートに果物だの何だの くぐらせて食べるもの……だったか?」 いかにチョコレートフォンデュのセットとはいえ、 チョコレートを溶かす工程は必要だろう。 看守用は暫くセットの前であたふたする事となる。 (0) unforg00 2023/12/01(Fri) 22:47:50 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン『コード解除用、最終認証を行います』 『以下より選び実行してください』 『認証方法1:出力80kg以上の物理打撃を 点燈用の腹部に三度、30秒以内に行う』 『認証方法2:点燈用人工性器最奥部、 疑似子宮へ1.5L以上の液体注入を行う』 『認証方法3:出力10kg以上の加圧を 60秒以上点燈用の頸部に与え続ける』 『以上3点の認証方法からお選びください』 『なお、本認証が30分以内に行われなかった場合、 プロテクトコード解除要請を棄却致します』 ――つまり。これらを仕掛けた者達は、 善意を許さなかった、という事なのだろう。 そして、点燈用は静かに笑った。 「……まア、少々難しいでしょうネ、これハ。 はハ、いやはヤ。下名の立場ヲ、よくよク、 思い知りましタ。……まア、逆に考えれバ。 ここでハ、自由でなくとモ、何かしてくル、 ような方はいらっしゃいませんかラ。 署名、ありがとうございましタ、シングソン様。 ご迷惑をおかけして申し訳ありませン」 (-4) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:47:58 |
【秘】 愛玩用 アトリ → 教育用 ロベル「おまかせしました! …えへへ、でもちゃんと気を付けまーす」 心配されるのが、優しい言葉を掛けられるのが嬉しい。 「よかったあ。皆も、楽しんでるかなあ。 ロベルさんも…やなことがあって、ここにきたんだよね? あ、言わなくていいよ!でも、でもね」 もっともっと、楽しいことみんなでできたらいいね。 愛玩用の想像する範囲での「楽しいこと」は、健全な生活のモデルのようなものだ。 友達と笑い、よく食べてよく眠る。 そこにちょっぴりの嗜好品。 …もどかしい思いがないと言えば嘘になる。 それだけでは癒せない傷があることも、知っている。 (-5) NineN 2023/12/01(Fri) 22:55:35 |
【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「まさか。 それが、当たり前だったんだから。 助けも何も、当然される事でしかなかったよ。 そして、その為に働けるのがボクの誇りでもあった。」 であれば、何がこのグレイのストレス値を上げたのか。 人間嫌いに拍車を掛けているのか。 「あっは、面白い事を言うねぇ。 軍事用の未来なんて、戦って壊れるか、型落ちして壊れるか。 二つに一つ。それ以外なんてないのにさぁ。」 「というか、ボクはそれでいいと思ってるよ。 それ以外の価値なんてないし、あるとも思えないから。」 それは扱い以外の部分に、あるようだった。 (-6) pinjicham 2023/12/01(Fri) 22:56:02 |
【人】 観測用 カムイ毎朝のストレス値チェック。 観測用の値はやはり上昇している。 前回ほどの上がり幅ではなかったが、 前回ほどあからさまな原因も、傍目にはなかったはずだ。 「明らかに避けられた事態であるのに何故に実行に至ったのか。我は我の性質をよく理解し此度の招集が我にとって効果的で無い事をわざわざ懇切丁寧に述べてやったというのに型に嵌った対応を強行しおってまったくこれだから人間は」 今日もまた人間に対して一通りぶつぶつ。 そうして共有スペースの比較的目立つ場所に 表紙に大きく『塔内マップ』と書かれた書物を置き、 そのまま探索へ赴こうとしたのだが。 (1) 66111 2023/12/01(Fri) 23:07:37 |
観測用 カムイは、メモを貼った。 (a1) 66111 2023/12/01(Fri) 23:08:10 |
【秘】 愛玩用 アトリ → 軍事用 リュイ顔はぬいぐるみにうずめたまま、ふるふると首を横に振る。 こんなことを聞かせたことにもまた、愛玩用はすこしばかりの罪悪感を抱えていた。 「…ふふ、ふふ。安心しちゃった、んだ。 それでね、それで…」 「こんなわるいやつがいきてて、 あのこがなんでしんじゃうんだろうって」 わからなくなっちゃったんだ。 ぬいぐるみで隠れたその顔は笑っていた。 動物の威嚇のような本能的な笑顔。 その嘲りの対象は、自分。 (-7) NineN 2023/12/01(Fri) 23:22:19 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「……軍事用である君には、 そうは言って欲しくなかったものだな」 「小官は……看守用は、君達軍事用を基に作られている。 規律を正しく守る点、脱走者などは発見次第 速やかに鎮圧する為の機能などで機能的には近しいのだ」 最近の型は、違う事もあるだろうけれど。 少なくとも、バンドッグの世代の型はそうであった。 「その機能はただ戦争の為に使われるだけのものではない。 それに、君達は… 戦争の生き証人になることだって、できるだろうに」 看守用もまた、自分の仕事に誇りを持っている。 多くを管轄する副看守として、提言する事に意義も感じている。 囚人と接する機会が多かったからか、 旧型の石頭は石頭なりに、思うところはできたようだが。 「…しかし、君がそう思う事は否定せん。 否定はせんが……ならばどうして、誇りだったと過去形に話す。 どうして、そこまで人間を嫌う?」 (-9) unforg00 2023/12/01(Fri) 23:28:33 |
【人】 観測用 カムイ>>3 バンドッグ 「チョコを溶かす程度がどうして出来ない? ……ああいや、主はくじで決めた食事当番に 己が含まれた事に難を示していたな」 夕食当番の手伝いもあの内容。成程そのレベルなのかと。 「まったく、一体誰だ無責任にこんな物を置いていったのは。 持ち込んだのなら振る舞えば良いものを」 文句を言いながら冷蔵庫を改め、 チョコを溶かす準備を進め出す。 冷蔵庫の中を見た際に、何やらものすご〜〜〜〜く怪訝な顔をしたが、 特に何をしたわけでもなかった。 観測用は特に聞かずに動き出したが、 チョコフォンデュを今に食べるわけでないのなら、 一先ずチョコレートを削るだけになるだろう。 (4) 66111 2023/12/01(Fri) 23:29:38 |
【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコふら、ふら。 「こーんばんはー。 チャコさん、いる?おはなし、しよ〜」 それは昨日の夜のこと。 何を思ったのか、愛玩用はあなたの部屋の扉をたたいた。 はてさて、あなたは在室していただろうか? (-11) NineN 2023/12/01(Fri) 23:33:16 |
【秘】 軍事用 リュイ → 飼育用 チャコ「あちゃー、褒められてなかったかぁ。」 ざんねーん、なんて笑ってみせる。 「人間様のご機嫌取りは大事でしょお? まあこれでお気に召さなかったら、別の手段を考えるけどぉ。」 人間嫌いは此方も隠さない。 信用をしていないのも、同じだ。 (-12) pinjicham 2023/12/01(Fri) 23:39:14 |
【秘】 飼育用 チャコ → 愛玩用 アトリ「あー? 愛玩用か。先に聞くことがある」 その時、チャコはあなたのノックに応答しただろう。 だが扉が開くよりも先に問いがなされた。 「寝るまでに帰るか帰らないか、どっちになりそうだ」 (-13) toumi_ 2023/12/01(Fri) 23:40:07 |
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