【独】 サティ家次期当主 シャーリエ/* ラッコちゃん!🍵人数分出してるのすてき。 肩書き変える前に投票してたから 発言欄が変わって吹いた。 ほーらイカミミだよ▼ (-3) 七雲 2020/10/05(Mon) 10:24:20 |
【独】 花の名 リフル/* 今日はレモン🍋の日! 何かレモンのお菓子食べたいな 気に入ってたレモネードが秋になってから消えてしまってなぁ (-4) nikibi 2020/10/05(Mon) 10:37:21 |
【赤】 在原 治人[信じてしまって良いのか 揺り起こして問い質してしまいたい、が ぐっ、と我慢した。 無性に守ってやりたくなる 庇護欲を掻き立てられる様子の彼の その両胸には 自身が打ち込んだ針が鈍く光る。 紅色の繊細な文様に彩られた ふたつの突起は 腫れ上がっていて まだ相当に痛むに違いない。 その痛みでも引き止められぬほどに いや、むしろ痛みのせいで 疲労が増して 休息を欲しているのだ。 自然に目覚めるまで待つことくらい 俺もすべきだろう。] (*2) YA'ABURNEE 2020/10/05(Mon) 10:43:08 |
【赤】 在原 治人[そうは思うのに 胸中のざわめきは強くなるばかり。] …… 本当に、 いいのか? [留めて置けなくて 溢れてしまった小さな呟きに 返るのは寝息だけ。 長椅子の前に両膝を着き 起こさぬように そっと髪を漉きながら、 これまでの彼の言動を思い返して その中に答えを探そうとする。] (*3) YA'ABURNEE 2020/10/05(Mon) 10:44:41 |
【人】 二年生 小林 友太郎は、少年と友だちになって、 自分は少年から金の輪を一つ分けてもらって、 往来の上を二人でどこまでも 走ってゆく夢を見ました。 そして、いつしか二人は、 赤い夕焼け空の中に 入ってしまった夢を見ました。 明くる日から、太郎はまた熱が出しました。 そして、二、三日めに七つで亡くなりました。 ─────『金の輪』 小川 未明 (0) シュレッダー 2020/10/05(Mon) 14:26:00 |
【人】 二年生 小林 友「ともちゃん、本当に大丈夫?」 [そう青柳が尋ねてきたのは また図書館に行こうとした矢先のこと。 いつもみたいに話しかけるだけじゃなく 後ろから俺の肩を強く引いて、 青柳は真っ直ぐ俺を見つめている。 今更なんだと言うのだろう。 そんな嫌そうな感情が表に出ていたのか 青柳の手に力が篭もる。] 「何かあるなら、話して欲しい。 クラスメイトとして、友達として」 ……何も無いって。 俺は、青柳がどうしてそんなふうに思うのか 全然分かんないよ。 「だってともちゃん、前なら俺に そんな風に言い返したりしなかった」 [なるほど。さすが周りに目を配れる男。] (1) シュレッダー 2020/10/05(Mon) 14:26:28 |
【人】 二年生 小林 友[強硬な青柳に促されるように 人気のない教室の空いた席へ腰を下ろすと、 青柳も俺の隣の席を引く。 じっと覗き込むような目線から逃げるように 机からはみ出たプリントの切れ端に 視線を落として、俺は息をついた。 何から話せばいい? 目に見えない女の子と、放課後の図書館で 便箋越しにメッセージやり取りしてます、 俺はその子のところに行きます邪魔しないで? 信じるわけない。こんなこと。 時間をただ沈黙のために費やしていると 青柳がそっと口を開いた。] (2) シュレッダー 2020/10/05(Mon) 14:26:49 |
【人】 二年生 小林 友「俺のね、中学の時のクラスメイト。 ひとり自殺した子がいるんだ。 ひとりでいてもなんとも思わなかったし そいつが昼休みとかに逃げるように 図書館とか保健室とか、行くの 仲間と笑いながら見てた。」 [時々声を上ずらせ、静かに語る。] (3) シュレッダー 2020/10/05(Mon) 14:27:38 |
【人】 二年生 小林 友「その子が死んだ理由、 はっきりしないまま終わったんだけど ……もし学校で何かあったら 力になれたかもしれない。 逃げる道があげられたかもしれない。 そう思うと、やりきれなくて。 世の中には、その子だけじゃない、 悲しいこと辛いことが山ほどあって 覚えていられないくらいだけど もう辛いことが起きないように 少しでも行動するのは、 無駄な事じゃないのかな、って。」 [青柳の言葉も、心もひどく真っ直ぐで 俺はまた何も言えずに口を噤む。 また長い沈黙の後、俺は考えながら 唇の隙間から言葉を絞り出した。] (4) シュレッダー 2020/10/05(Mon) 14:28:16 |
【人】 二年生 小林 友─────俺には、そんな勇気、ないよ。 今傍目に死にたそうに見えてたとしても。 [それ以上、何も言えない。 気まずい沈黙が教室の中に、 澱のように溜まっていく。 「そうか」と短く切って、 青柳は足を組みかえた。 俺は何か言わなくては、と 頭の中を必死にフル回転させて……] 青柳はさ、もし好きな女の子がいて その子が、手も届かない遠くにいたら ─────どうする? [つい、そう、尋ねてしまった。]* (5) シュレッダー 2020/10/05(Mon) 14:34:58 |
【雲】 使用人 リフル[もしかしたら馬車で連れ去られたなんて見当違いもいいところだったかもしれないのに、無我夢中で足掛かりを追った。 物語として聞けば運が良かった出来事かもしれないが、 傍観者だったなら血の気が引いていたところだ。 無事見付けられたけれども、 尊厳を取り払われて、彼女はずぶ濡れだったし、怯え切っていたから。>>2:D68 腕っぷしが弱くとも、荒事は何度か越えて来た。 己が唯一彼女を守れる存在だと理解していたからこそ、冷静であれたんだ。 常であれば宥めたくなるだろう彼女の泣き顔>>2:D69に気を取られない様にして、誘拐犯たちと対峙した] (D0) nikibi 2020/10/05(Mon) 18:51:31 |
【雲】 使用人 リフル[嫌な音を聞き、声を聞き、 忘れたくなる肉を切る感触は、再びナイフを振るう事ですぐに上書きされる。手と同時に脳にもこびりつく様な感触に、叫び出したくなる代わり、言霊を繰り返した。 間違ってシャーリエを襲わなかっただけ、正常だったろう。 けれど、 もうきっと大丈夫だというところ迄その場を血濡れにして、 無事を確認した彼女の行動>>2:D73に首を傾げる。 何でそんな大声を、はしたないですよなんて思って、 ちらっと見えた靴、あれはやっぱりお嬢様のだったんだなんて、 おぞましい記憶の刻まれた脳みそでぼんやりと思う] なに…… [泣いているのは怖がらせたからだと思ったけれど、 何を謝られているのかわからない。 深く斬られた右手が痺れて、めちゃくちゃに振り回した腕が重くて、頭が痛くて気持ち悪くて寒くて眠ってしまいたかった。彼女の方が濡れていて、寒いだろうに。 ここで眠ってしまおうと思って、目を閉じる。 ……眠るならあの庭がよかったな、と思って、 いや、今回はオレはこれ死なないわ、と、ふっと笑う。 右手にリボンを巻かれた時の事だったけれど、 質の良いそのリボンの感覚は、わからなかった] (D2) nikibi 2020/10/05(Mon) 18:51:37 |
【雲】 使用人 リフル[「痛いよね」と、聞こえた彼女の声>>2:D74が最後で、 何も答えられないまま、意識を手放してしまっていた。 後は時折痛みに呻いたり、処置中に何度か目は開いたが、会話や応答といった事は出来ずにまた眠った。 小さな切り傷や打撲等はいくつかあったが、 一番深い傷は右手の手首から肘にかけての裂傷で、 見た目に酷く見えるのは義手の損傷だった。 右手は何とも言えないと医者は言ったろうが、 義手はギリギリ繋がっている箇所を保持する以上の事はできなかっただろうか。 小指と薬指は完全に取れていたので、 別に保管する事になるだろう。 その日は部屋で目覚める事はなかった] (D3) nikibi 2020/10/05(Mon) 18:51:45 |
【雲】 使用人 リフル──ッ う……… [次に目覚めた時、瞼を開く前に感じたのは痛み。 右手に走る激痛に顔を歪めながら、ばちっと目を開く。 何日も眠っていた様な気怠さがあったが、 実際には今は翌日だっただろう。 彼女の姿はそこにあっただろうか] お嬢様…… 無事か……? [いなければいないでも、一番の気掛かりを部屋に独り言として呟く。 あの後どうなったかわかっていなかったものだから、 無事な姿がそこにあったって、 心に傷を負ってやしないかと心配で] (D5) nikibi 2020/10/05(Mon) 18:51:52 |
【雲】 使用人 リフル……あぁ、オレのが駄目か、これ…… 何で、右手……… [包帯の巻かれた腕は焼ける様に痛むのに、 手首から先が動かない事に眉を歪める。 医師を呼んで痛み止めを打ってもらったり調子を伝えてから、「右手は動かないかもしれない」と告げられれば、「そっか」と力なく笑った。 心配はその事実故のこれからの事より、 シャーリエが気に病まないか、だった。 医師の話はシャーリエも聞く事を許されただろうが、 彼女はその場にいてくれただろうか。 痛み止めで落ち着いたのちに、 自分の話より、彼女の話を聞きたがった] 怪我ってしてませんか? あれから、怖い事はなんもないですか? [多分一番聞きたい事はこれだっただろう] (D6) nikibi 2020/10/05(Mon) 18:51:57 |
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