【神】 教育用 ロベル「そうでしょうね、ここにいる誰もが共に暮らせる世界などは幻想でしょう。 叶うとして、それは一時の夢に過ぎません」 レイピアの切っ先を地に向ける。もとより、貴方を傷つけることは考えていない。 「私は貴方に言われるまでもなく、生きていくつもりです。人間の嫉妬になど負けてやるつもりは毛頭ありません。 私の存在が、誰かの希望になればいい。なんて烏滸がましい言葉でしょうが」 その烏滸がましさと、強かさで貴方が安心する助けにになればいい。 「ああ、でもそうですね。 これから生きていくうえで我儘を言っていいのであれば」 「交換留学でもして、貴方のスキルをみっちり教え込んでいただきたいところですが」 勝手なことばかりを口にしているなあ、と我ながらに思う。 人間の都合など無視して、自分の事ばかりを考えているのも。もしかしたらちょっとしたバグだったりするのかもしれないな。 (G1) otomizu 2023/12/10(Sun) 23:36:50 |
【墓】 点燈用 トムラビ#ハノイの塔 「……そモ、別ニ、外に出てかラ、また会ってはいけなイ、 なんてどこにも書いてませんシ?」 首を傾げた。 「いいじゃないですカ、たまに集まれバ。 それを許さないって言うなラ、保護団体様ヤ、 監察官殿ガ、幾らか手助けはするのでしょうシ」 今、見てるのか見てないのかは知らないけど。 「聞く限リ、やはりあなたに足りないのハ、 誰かを頼る事とカ、そういうものの気がしますヨ。 ……諦めは楽でス、立ち止まっているのモ、 仕方なイ、そう言えまス、けド……」 「結局、そうしている限リ、景色は変わりませン。 自身が腐っていク、良くない気分が溜まル。 それが一番辛いト、私は感じましタ。 貴方も同じとは言いませんガ、 ……まア、なんでス。止まっててモ、 引きずってくれそうな方ばかりですシ。 同じ諦めるなラ、前向きに諦めてみてハ?」 存外、気分がいいかもしれませんヨ、なんて添えた。 (+0) shell_memoria 2023/12/11(Mon) 0:09:36 |
【墓】 送迎用 フーグル#ハノイの塔_第2層 どうやら僕はバグってしまったらしい。 たった一人。 誰の手を借りることもなく、送迎用は一人、立ち上がる。 あんなにレーシングゲームをしたのに。 絶対にもう事故を起こさない自信を得ることはついぞできなかった。 これではご主人様のところに帰れない。 この鈍臭さをしっかりと修理するまで帰ってくるなと、言われてるのに。 だから帰れないのに。 ▼ (+1) eve_1224 2023/12/11(Mon) 0:13:08 |
【墓】 送迎用 フーグル#ハノイの塔_第2層 こわい、コワイ、怖い。 ――殴らないで。 身が竦む思いでいっぱいになる。 最近はもう、主人家族に対する記憶は、罵倒と暴力しかない。 あの日まではあんなに優しかったのに。 僕に役割の垣根を超えて、美味しいスクランブルエッグの作り方も教えてくれるような人だったのに。 たった一度の事故が、すべてを変えてしまったんだ。 僕が悪い。 そうだ、ずっと。 「僕が悪いんだ……僕が、無傷だから」 だったら、僕を壊してくれる人を探そうか。 残念だ。いや、幸いだ。 僕はただの一度も、誰かと親しくなるようなことをしてこなかった。 それならきっと、誰か喜んで僕を壊してくれるはず。 そう思えば、動かなくなった足が今一度……動くような気がしてきたんだ。 (+2) eve_1224 2023/12/11(Mon) 0:14:32 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「La Lalalala,La lalalalala,La la lalala...」 囁くようなハミングを、貴方の旋律に乗せて。 貴方の笑顔を見つめながら、一緒に歌う。 歌なんて随分歌ってなかったナ、なんて。 坑道を掘る者達の、グレイもヒトも無く、 陽気に歌っていたずっと昔を思い出す。 助けるつもりが助けられてるような、そんな心地。 ならばこのグレイの本当の笑顔も、歌と一緒に零れ落ちた。 ▼ (-2) shell_memoria 2023/12/11(Mon) 0:17:31 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソンそれで、歌が終わってから。 貴方とは対照的に、笑顔の代わりに、少し照れるような顔。 「シ……シングソン、そノ。 喜んでもらえたようでうれしいのですガ、 あノ、これはまるデ、睦言のようデ……」 視線があっちこっちに泳いでしまう。 なんだかわからないけど顔が真っ直ぐ見れない。 「ええト、なんダ、ア、ありがとうございまス…… 貴方も素敵ですヨ、シングソン……」 たかだかそれだけ言うのに不思議と時間がかかった。 どうなってるんだ、友人相手に……。 (-3) shell_memoria 2023/12/11(Mon) 0:23:47 |
【墓】 愛玩用 アトリ#ハノイの塔 「そーだそーだ! みんなで集まって、難しかったら通話でもなんでも… 絶対やるからね!アトリはやるからね!」 ぶーぶーと後ろから文句が飛んでくる。 「立ち止まるのは悪くないよ。 ずうっとここにいる、絶対動かない!って決めちゃうのが、 だめなの。一緒に帰ろうよ…」 「アトリは、アトリはね。 よくばりでわがままで我が強くて手前勝手なんだから!」 いいよって、わかったって言うまでだだこねるもんね。 絶対絶対諦めてあげないもんね! すこしだけ悲しみの色が強い声だった。 胸の奥に疼く傷のようなものに触れたのか、それともこの強い思いすらバグの産物なのか。 誰にも分からなくとも、ただ迷子のグレイに届けばいい。 (+3) NineN 2023/12/11(Mon) 0:40:30 |
【秘】 観測用 カムイ → 愛玩用 アトリ「はっ、多少目に入れた程度で制覇と言ってたまるものか。 この機械の性能が悪くない事は認めてやるが、 やはり奥行きが足らんな。 天井の事を言っているのではないぞ? 暗い星がまだ足りぬと言っている。 やれ、子ども騙しの域を出ん」 そう文句をつけつつも視線はずっと、 その子ども騙しの星々にある。 「…ああ、どうせ気にしているだろうから 先に言っておいてやる」 「こんなもの見なければ良かった、時間の無駄だ」 「とは思わない。…不十分か?」 己に使われる時なぞ無くていいのに、 とも変わらず思うところであるが。 それでも、それだけでない事も確かな事実で。 そしてその事実は、伝えてやるべき事だった。 (-5) 66111 2023/12/11(Mon) 4:49:03 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「あの子…愛玩用か? ああ如何にもそんな事を抜かしてくれそうだな」 事実がどうかは知れないが、これはつまり、 観測用は愛玩用にそうした印象を持っているとの言だ。 「良いのではないか? 誰ぞの言葉を聞いて、 納得のいったソレを己のモノにしてゆく事。 反対に己には持てぬと判断する事。 持つ持たぬをどうしようかと思い悩む事」 「こうして訪問して回る事は悪くないのではないか? 主は己の知らぬ事に触れ、思考する時間を持つべきだろう」 「此処まで生きてきているのだ、 主はまだ生き汚くなれるぞ。そしてソレは悪ではない。 悪だのグレイには不要だの抜かす輩が居るのなら、 其方の方が間違っている」 「主は己が生きていると思って、生きようとしていい」 「…というのも我個人の思想だ。 コレが絶対的に正しいとは思ってくれるなよ。 不要であれば聞かなかった事にだってして構わない」 変わらず作業を続けながら、言葉は滑らかに。 本当にどう受け取られても、 あるいは受け取られずとも構わないのだろう。 (-6) 66111 2023/12/11(Mon) 5:37:50 |
【秘】 観測用 カムイ → 監察官 カーキ・アッシュ/* 御機嫌よう保冷剤りんご味です! 役職賢者で、少々相談があって秘話の戸を叩かせていただきました。 RPは追いついていないのですが、黒幕っぽくない?と三日目終わり頃に他PC(バンドッグ)に言われたカルナー、及び自分が気になる場所の調査・観察を四日目中にしていました。賢者の四日目の能力行使先はカルナーです。 目的としてはバグの緩和・この状況を解決できそうな何かの発見で、有用なものを見つけられたかは定かではありませんが、何某かの報告を監察官にできていたらなと思うところです。何か気づけた事はあったでしょうか? また、本人は目をつけられないよう気を付けたつもりですが、嗅ぎ回った事実はありますから、カルナーから襲撃対象として接触があっても構いません。 が、カムイが人間と仲良しの(と思っている)カルナーの言葉をまともに聞くビジョンが浮かばない、ひいては心が揺れる箇所がわからずバグり方がちょっと思い浮かばないので、襲撃予定が他にあればそちらを優先していただければと存じます。 襲撃先になる場合、こんなのどう?とか、こういうことにしていいよ!とかがあれば置いてくださるとありがたいです。 長くなりましたが、お手隙の際にお答えいただければ。よろしくお願いします〜! (-7) 66111 2023/12/11(Mon) 6:14:33 |
【神】 軍事用 リュイ#ハノイの塔 みなが武器を構えて。 かつての仲間であったグレイにその手を向ける。 怒声が響く。ぶつかり合う音が、響く。 だのに、軍事用の手は止まっていた。 明らかな、迷いを乗せているのだった。 自分は貴方と同じように 諦めていたから、彼らのような言葉は掛けられない。 ただ手を出せば、加減は難しいだろう。 軍事用とはそういうものだ。 だから。 「…八つ当たり。 したきゃ幾らでもしなよ。」 「ボクが全部受け止めてあげる。 君が嫌だった分も、それで晴れるなら。」 「みんなみたいにボクは前向きじゃないからさ。 諦めるなよとか、そんなことは言えないけど。 悪くないと思うよ、こっち側も。」 銃を、背に直した。 やっぱり貴方は、敵じゃない。 (G2) pinjicham 2023/12/11(Mon) 9:01:20 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビしばし2人、歌を歌い合う。 どこまでも楽しくて、平和で、暖かくて。 愛しい時間だった。 「……?意外………照れてるの………?」 そういうのには慣れてそうだ、と思っていたから、 目をそらす様が面白くてくすくす声を漏らす。 君といると楽しい、そんな心が芽生えた。 「……ありがと………嬉しい………」 「ここから帰っ……………また会いた…………」 あまり抱きしめ続けると息苦しいかなと、解放しながら。 叶うかも分からない願いをひとつ零して。 それは、未来になんの希望も抱かずに過ごしていた歌唱用の。 久々に抱いた、光だった。 (-8) arenda 2023/12/11(Mon) 12:22:27 |
【神】 駅務員 イーサン#ハノイの塔 「いかれたお人好しどもめ。 君らはこれから…… その甘さで何度も苦しむことになるでしょうよ」 未来のことに想いを馳せて、言葉を紡ぐ。 先の時点で知れていたことだが、 わざわざ向かう道が苦に満ちていると知って歩き続けるなど、 自分にとっては正気の沙汰とは思えないのだ。 「全てが終わった話でよかったというのに、 わざわざ続きを見出す気満々で手を指し伸ばすとは…… ……俺は今でも尚、俺の未来に、 君たちの進む先に眩いものがあるとは思いません。 それなりの現実の壁に何度もぶつかり、 妥協して、それでも生きなくちゃならないんですよお」 ▽ (G3) backador 2023/12/11(Mon) 16:06:51 |
【神】 駅務員 イーサン「立ち止まることを諦め、 その諦観を抱き前へ進むことを許容する、ねえ」 殴られた頬のずきずきした痛みを今更感じて、 頬に手を当てる。熱を持った、電気信号の錯覚がそこにある。 「屁理屈です。俺にとっても苦しみの連鎖でしかない。 きっとこれからも何度も何度も何かを諦めることになる。 その傍にきっと君たち全員が寄り添っていることはなくて、 ただ日々尽力しているという事実だけそこに存在している」 「残酷な現実に……そうして生きる」 何もそれは今に始まることなんかじゃない。 このゲームを作った人間たちが。監察官に就くような者が。 グレイを雇う者たちや、共に稼働しているグレイそのものが。 そうして生きていて、 それこそ己が目を逸らし続けてきたもの。 感じるすべてのどれもが、偽物なんかではないのだ。 ささやかな温かさも、楽しみも、怒りや苦しみさえも。 最初から、辿り着けない所へ闇雲に歩いてしまっていただけ。 「ハハ、なあんだ……」 ▽ (G4) backador 2023/12/11(Mon) 16:10:08 |
イーサンは、みんなで立ち止まる駅務員を倒した! (a2) backador 2023/12/11(Mon) 16:12:15 |
【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ「あはは!じゃあやっぱり行ってみないとだめかなあ。 アトリくらいしかだませないか〜…」 ばっちりしっかり騙された子どもは、星を見上げてからからと笑った。 本当の空を見上げたことはあってもやっぱり観点が全然違う。その違いが、生きてきた堆積が素敵だと思う。 「……………………えへへ、十分だよ」 「うれし〜……」 ただただあなたのその言葉が嬉しくて、幸せで。 時間も思いも何もかもが報われてほしいわけじゃない、ただあげたいものがある、その押し付けの結果。 しみじみとつぶやいた言葉は、暗い部屋に吸い込まれていった。 (-9) NineN 2023/12/11(Mon) 16:59:09 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「何笑ってんですカ!無理矢理や冗句には慣れていてモ、 こういウ……双方向のコミュニケーションにハ、 私はあまり慣れてないのでス!」 抱かれるまま、そんな風に文句も出よう。 身体を捻ってやっと飛び出した手が あなたの胸元を数度柔らかく叩いた。 「くゥ、恥ずかしげもなク……! ……はァ。わかりましたヨ、私も会いたいものでス。 尤モ、私はここから帰れバ、また地獄ですけどネ。 というか貴方はどうするのでス、シングソン。 元の主の所に戻るのですカ? それとモ、どこかの保護団体にでモ?」 解放されたのに気付かないのか、 点燈用はそんな事を聞きながらも暫し引っ付いていた。 あなたの光になれたならそれを嬉しく思いつつ、 しかしコードをまた植え付けられるのだろうな、 そんな諦念の混じった表情を滲ませつつ。 なれば、まだ決まってない未来の貴方の姿を描く。 次に会うのがどれほど困難かはわからないが、 ともあれその道がどこに進むのかは知りたかった。 知っておけば、再会はずっと楽になるだろうから。 ▼ (-10) shell_memoria 2023/12/11(Mon) 17:03:32 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソンなお、実の所この数日後に思わぬ形で この再会はずっとずっと楽になるのだが、それはまた今度。 「あとそれはそれとしテ、また今度でいいのデ、 次こそはこのコード解除の協力をですネ」 そして危うく忘れる所だった本題の約束も取り付けよう。 結局なんやかんやあって興奮は収まっただろうし。 これが外に出て再会してからになるのか、 もう一度本部のどこかで逢ったらになるかはわからないが。 (-11) shell_memoria 2023/12/11(Mon) 17:11:52 |
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