【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティア[ ………… 声を聴いた。 まるで、翻るローブを掴まれたような。 “ 僕 ”自身の声ではないと驚きこそすれ、 一時だけジャックした回路を介した逆交信の主は 危害を加える相手じゃないと、声を聞けばわかる。 ] (-46) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:30:44 |
【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティアただ、居るだけだ。 ……と言いたいところだけど、 残念ながらそんなに平和じゃなくて。 だから ─────…… もう失わない為に、戦っている。 誰かがそれを願う限り、ずっと。 [ 射出呪文みたいに直球な問いかけに、 返せる事柄はさして多くもないのだけれど。 込めた言の葉に嘘はなかったし、 僕の知る君ならばきっとそれ位分かるって、 共犯同士の、ある種の確信すらも抱いていた。 ] (-47) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:30:51 |
【人】 Another Stigmata アレクシス[ そりゃあ、彼女の困ったちゃんぶりといえば>>58。 たまたま出くわして、話しながら石の床を歩けば 廊下を走るな、と眼前の砂時計の黄玉が減る…… なんて事があったりなかったりする程だけれど。 突出もまた、一つの才能だ。 かつて問題児と目された過去のハッフルパフ生、 かのニュート・スキャマンダー氏のように。 そうした人間だって好きだからこそ、 僕はあの蒼狼ともども、野うさぎの世話を焼く。 ] (110) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:31:35 |
【人】 Another Stigmata アレクシス (111) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:31:40 |
【人】 Another Stigmata アレクシス[ 気分が優れないのも相まって、 腹いせにセレスティアの羽ペンの羽へと杖を振る。 次に手に取った時、彼女をくすぐり始めるように。 あのウィーズリー兄弟だってグリフィンドールだ。 僕がささやかな悪戯の一つもしないとでも? 密かに溜飲を下げたあと、 持ち主がどうなったかはまた別の話として。 語るのは一見無関係な、吟遊詩人の紡いだ一編。 ] (112) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:31:52 |
【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー[8回裏 ワンアウト満塁 カットバース 大量リード] ……いやー、ここまでやるとはな。相手チームは前年度リーグ3位、そんなに弱くないはずなのに…… [スコアボードが示す、カットバースの圧倒的な実力。それはチームとしての成長、そして選手一人一人の成長を示していた。そして……] ワンナウト満塁、ここでラッセルか。さーて、一声かけてやるか。 [すでに試合は決まってるいるとはいえ、ラッセルにとってはアピールの大チャンス。緊張しているかもしれないので、リラックスをさせようとした] (113) byte1341 2019/04/17(Wed) 0:33:15 |
【人】 Another Stigmata アレクシス (114) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:33:24 |
【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー[タイムをかけ、ネクストバッターズサークルで準備をしているラッセルの後ろに近寄り、肩を叩く。そして] 大チャンスだな、ラッセル。ここで1発決めてくれれば今後のレギュラー争いを考えることになるだろうな〜? [悪い顔をして、囁く。そして悪い顔のままベンチへと帰っていく。果たしてセスからかけられた期待と重圧に、ラッセルはどのように応えるのだろうか*] (115) byte1341 2019/04/17(Wed) 0:33:38 |
【人】 Another Stigmata アレクシス危険な川を渡る三人兄弟のうち、 次男には添い遂げたい女性がいた。 けれど彼女は、遠いベールの向こう。 だから彼は望み、手に入れた。 彼女を死から呼び戻す“ 石 ”を。 [ 戦い好きの長男、傲慢な次男、謙虚な三男。 『死』を出し抜いた彼らが、求めた品は三者三様。 それぞれに物語という名の曰くはあるけれど、 此度のスポットライトは、二番目の兄へと。 ] (116) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:33:38 |
【人】 Another Stigmata アレクシス願い通り、女性はその姿を現した。 けれど彼女は、いつだって浮かない顔。 理由はとてもシンプルで、 “ この世に馴染めなかった ”から。 それでも一緒になりたかった次男は 思い悩み、自分の命を絶つ事を選ぶ。 あの世へと二人で船を漕ぎ出して、 彼らはようやく、一緒になれた…… [ 魔法族の家に生まれれば 誰だって知っている、詩人ビードルの物語。 多くの人は眉唾物の教訓話と思っているけれど、 実のところは“ 死の秘宝 ”を最初に手に入れた 現実世界の三人兄弟の話とも、伝わっている。 ] (117) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:33:47 |
【人】 Another Stigmata アレクシス“ 蘇りの石 ”の事だと言われる この不思議な石の力でさえ、 死者を永遠に留める事は出来ない。 おとぎ話と一蹴するのは簡単だけど、 ───── 現実でも、同じだとしたら? [ 彼女はかつて“ 石 ”の力を使い、 命の灯火尽きた者たちを癒し、蘇らせた>>59。 けれどその力が、一時のものでしかないのなら。 いずれ何が起こるかといえば ────………… ] (118) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:33:58 |
【人】 Another Stigmata アレクシス……さっきまで見ていたのは多分、 そんな未来を辿って、失った僕の夢。 未来一つよりもっと大きな何かを 守ろうとする、どこかの僕の夢。 そう言ったら……君は眉唾と思うか? [ 言い換えるなら『人理』と呼ぶヒトの歴史。 けれど生憎、表す適当な言葉を知らないものだから 浮遊呪文なみの曖昧さは大目に見て欲しいけれど。 真一文字に唇結ばれた面持ちを、 窺うように首傾げればさて、どうだったろうか? ]** (119) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:34:17 |
【影】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス[ あの惨劇から数年の時が過ぎた頃。 ついさっき“ 僕 ”の読んでいたあの新聞を たいそう騒がせる事件があった>>0:540。 『 魔法族の不審死多発事件 』 まるで死の呪文でも掛けられたみたいに、 なんの外傷もなく、なんの脈絡すらもなく、 立て続けに魔法族たちが命を散らしてゆく。 マグルのコメンテーターは連日のように 原因不明 “ 心不全 ”による不審死に理由をでっちあげ、 ノートに名を書いて人を殺したと嘯いても 驚かない、などと笑えないジョークを零す。 ] (&3) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:35:12 |
【影】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス[ 日刊予言者新聞には毎日のように、 謎の死を遂げた犠牲者の名が列をなす。 その内訳はホグワーツの関係者が多数を占め、 イギリス魔法界は多大な混乱に包まれた。 …… 紙上の知った名をなぞっても 今度ばかりは、彼らはもう還ってこない。 ] (&4) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:35:18 |
【影】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス( …… 蘇りの石は、 永く死者を繋ぎとめられるような 死を制する秘宝ではなかったんだな ) 覆魔法薬、盆に返らず [ “ It's no crying over split hellbroth. ” マグルよりは融通が利いても、変わらない摂理。 得心とともに、細く長く息をつく。 覚悟は僕なりにしていたつもりだから、 何が起ころうと最後まで見届ける心算だった。 ……けれど事態は、予想をはるかに超えてゆく。 ] (&5) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:35:34 |
【影】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス[ 『世界』が一つきりじゃないなんて、 こんな事になるまで、ちっとも知らなかった。 ほんの少し選択肢を違えただけで たとえば勇敢に闇使いと戦った魔法使いが、 逆に、闇の魔法に身を浸す事すらあるなんて。 そうしてみるみる生い繁る枝葉のうち、 可能性なき世界は、幹から落とされ消滅する。 “ 剪定事象 ”と呼ばれる世界がそれであり、 僕らの世界は、袋小路に至ってしまったのだと。 ] (&6) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:35:50 |
【影】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス[ 英国魔法界の礎たるホグワーツといえども ネットワークが著しい混乱を来してしまったら、 闇の魔法使いの支配には、むなしくも抗えず。 ───── 滅びが、すべてを覆い隠す。 魔法界も、非魔法界も、誰も彼もことごとく。 空はとうに、闇の印の髑髏に塗りたくられた。 闇祓いといったって、予言に名を詠まれたって、 こんな時に役に立てなきゃなんの意味もないのに。 同志たちばかりが、儚くも命の花を散らしてゆく。 ] (&7) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:36:29 |
【影】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス[ あの惨劇と同じように、 数多の骸が山となり、それでもなお、立つ者すべて殺し尽くそうと。 耳につく嗤いとともに杖腕を振る死喰い人へ、 ] ( Expelli ────── ) 僕の十八番 [ 思いっきり『武装解除呪文』を見舞おうとして。 ] (&8) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:36:38 |
【影】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス[ ────── ぱきり、と。 何かが割れるかのような音を聞いた。 姿現しの時のそれにも似ているけれど、 ずっとずっと焦燥を煽る、身を裂くような異音。 ] ( それは、世界の“ 終わり ”の音だった。 )** (&9) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:36:42 |
【独】 Another Stigmata アレクシス/* Q.突然のキャスター誰? A. ハリポタとFateのクロスオーバーです。 たまたま初演も再演も版権モチーフだったから 両方詰め込んだらえらい事になってしまった…… 分からない人には優しくなさすぎるのは許して_(:3」∠)_ (-48) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:40:21 |
Another Stigmata アレクシスは、メモを貼った。 (a13) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:43:20 |
【人】 裁判官 リーベルト─ 回想・影を抱きしめて ─ [様子を見に通い始めてどれくらい経っていただろう。 数ヶ月も経過したように感じていたけれど、実際はほんの数週間だったのかもしれない。 頻度としては週二、三回だったか。 扉越しとはいえ一言二言は会話していたのに、数十年間遠く離れていたかのような気がした。「久しぶり」だった。 大学卒業後も定期的に会っていた、ほぼ唯一と言っていい友人。 それが彼、ヴィクトルだった。 ギブアンドテイク止まりな友達はそれぞれの人生へと歩を進め、僕自身もわざわざ連絡を取らないから自然と疎遠になっていった。 時折一方的な近況が届き、申し訳程度に同窓会に誘われるのみ。] …………、 [零れ落ちた言葉>>0に返事は出来なかった。 何を言っても傷付けてしまいそうな気がした。 非情を承知で答えるならば、頑張りというものは必ずしも実らないし、報われない。 ――どんなに努力したところで、僕が彼になることは出来ないのと同じだ。 それでも、 努力に友情を重ねたなら、勝利を願いたいじゃないか。] (120) rinto 2019/04/17(Wed) 0:50:34 |
【人】 裁判官 リーベルト……君は君です。 これまでも、これからも。 ヴィクトルは、ヴィクトルです。 [「駄目なんかじゃないですよ」そう言いたかった。 けれど酷く無責任な気がして、言えなかった。 失敗への後悔も、無力さへの悲嘆も、罪悪感に苛まれる弱さも。 そういった全てを含めて、彼という男が存在するのだと思った。] (121) rinto 2019/04/17(Wed) 0:50:39 |
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