人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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【秘】 将軍 かんぅ → 白竜 ヤオディ



 …多分、婿殿の愛とは
 言葉の意味が異なるな。


[ふっと笑うかんぅは長い髭を撫で
年長者のようにふるまう。異なる愛をしるかのように、慈愛の眼差しを魔物にむけるのだ。其処に下賤な色はない。ただ相手を慈しむばかりの暖かさだけが存在する。今までの行動、今までの行い、全部あれなのに今更なにをやっているんだ、こいつ。

しかも全裸で。]


[あ、この婿殿ちょろい。
かんぅの告白に赤くなるなんて、まて早まるな。かんぅだぞ。君の未来が一瞬見えた気がするぞ。すでに手遅れだ、なんて言わせない。が湯殿に畳み込まれ、おぅ。と一声。
それから、かかっと笑う声は大きく]
(-42) sudati 2021/06/19(Sat) 22:18:17

【秘】 将軍 かんぅ → 白竜 ヤオディ



 よいよい、婿殿は元気であるな。
 だからこそ


     愛い。


[にやり。
獲物を前にした肉食獣。
いや、規格外生物かもしれない。湯舟で温まり、その見事な髭をたなびかせて、出た頃には食事の用意も終わり、その様子に改めて目を輝かせるだろうか。


――世話になる。と武人めく顔]
(-43) sudati 2021/06/19(Sat) 22:18:43

【秘】 白竜 ヤオディ → 将軍 かんぅ

[なんかかんぅにものすごい残念な子を見るような目で見られた気がするのだけれど。屈辱である。これ以上のない屈辱である。
とりあえずはこの辺りは置いておこう。しかし]


 余の知らない愛?


[なぜだろう。このかんぅがなんか知らない者を知っている大人のような存在に思える。かんぅの癖に。
自分の方がうんと年下のように扱われるのは、こそばゆいし、なんとなく、ずるく思われるのが悔しい*]
(-44) momizituki 2021/06/19(Sat) 23:06:19

【念】 白竜 ヤオディ


[かんぅがこの明泉洞に住むようになって何日もすぎて。
どうなることかと思ったが、ちゃんとトイレのしつけもできているし、無駄吠えもしないので困らない。
放置しておけば一人で勝手に遊びにいき、そして自分の食い扶持分くらいの食糧を取って帰ってくるので、楽ではあるが]


 おかえり。帰ってきたかの。
 今日は何を獲ったのだ?


[ほてほてと滝の入り口までかんぅを出迎えて、招き入れてやる。
かんぅがいない時は中の水を満たしているが、かんぅは水の中では生きられないから、かんぅが戻ってきたら水を呪術で外にくみ出して、の繰り返し。

服は用意していたはずなのに、体に合わなかったのだろうか。
腰みのをつけて奇声を発しながらの山をかけずりまわっている姿は、大きな猿のようである。
まさかかんぅの姿を見て、村人が怯えていることも知らず、滝壺のヌシは元気だなぁと微笑ましく思うだけなのだが]
(!8) momizituki 2021/06/19(Sat) 23:06:32

【念】 白竜 ヤオディ


 今日は鹿かの?
 よくもまぁ、器用にとらえるものよの。


[食べるたんぱく源は基本的に魚なヤオディにとって、四つ足の獣は珍しく。
肉食系男子なかんぅはよく食べるので、これくらいでないと物足りないのではないだろうか。
ちゃんと食べさせておかないと、そのうち自分までも食べたいと言い出すのではとひやひやものだ。
これではどちらが贄だかわからないが] 


 これより鹿の処理をいたしてくるが……。
 そちは絶対に入ってきてはならぬ。いいな?


[まるでどこぞの異種婚姻譚のようなことを言っているが、何をしているか素直に聞けば、普通に答えただろう。
単に凍るレベルの冷たい水の中で、腐らないように空気がない場所で処理をするので(いわゆる冷凍処理)かんぅが下手に顔を出せば死ぬので禁止しているだけだ。
入ったが最後、冷凍マグロならぬ冷凍かんぅの出来上がりだ]
(!9) momizituki 2021/06/19(Sat) 23:06:55

【念】 白竜 ヤオディ



 そなたは毎日裸に近い格好で走り回っているが、着物を着るのは嫌いなのかの?


[随分と日に焼けている、とかんぅの肌を見てため息をつく。
対照的に彼の肌は真っ白だ。
少しずつ、少しずつかんぅがいる生活に慣れ、彼が言うように体力をつけねばとこっそり筋トレをしているのは内緒だ*]
(!10) momizituki 2021/06/19(Sat) 23:07:11

【念】 白竜 ヤオディ

[名前は教えたはずなのに、かんぅは自分を婿殿とずっと呼んでいる。あだ名のようなものだろうと諦めた。
かんぅはしょっちゅう肉を献上してくれるが、あまり得意ではないので、かんぅを始め、他の者の口の方に多く入っているきらいはあるが]


 ん、余は言うことを聞く子は好きぞ。


[ちゃんとあらかじめ言っておいても、嬉々として地雷を踏みぬきそうなかんぅへの認識は赤ちゃんと一緒であるので。
信頼具合も似たようなものであるが。静かだなと思っていれば、壁に落書きしているかもしれないと思って放っておけない]
(!14) momizituki 2021/06/20(Sun) 5:48:11

【念】 白竜 ヤオディ

ああ、なるほど……花嫁らしい衣装をお好みか。


[視覚の暴力だと思ったので、あえて落ち着きのある色の男物をそろえていたのだが、あれは花嫁としてここに参っていたから着ていたわけではないようだ]


 でもの、かんぅ殿……。
 花嫁らしい衣装とは、婚礼衣装なのかの?
 あれは婚礼の儀の特別な時に着るから喜ばしく、いつも着ているとその嬉しさもなくなるのではないかの?
 普段は動きやすく、肌なじみのよい服の方がよいと思うのだが。


[女物を用意する前に説得をとりあえず試みるが。
問答無用に用意した服を着ろと押し付けるという知恵がないのが、この婿さんの弱点である。
かんぅが我儘を言うようなら、村人たちにお願いするしかないかの、とため息をついていたら、目の前に白いものが突きつけられた]
(!15) momizituki 2021/06/20(Sun) 5:48:30

【念】 白竜 ヤオディ


 え……?

[目の前には白い百合。
この辺りには色のある山百合が多く、白百合は珍しかった。
そっと手にして、ふわりとほほ笑む]


 余に似ているか。
 百合は美女の形容に使われる。
 そちには余はそのように見えているのだな。

[なんとはなしに、くすぐったくて。
彼が触れた唇と、ちょうど真向いの位置にある花びらに自分も唇を触れさせて、小さな口づけを送る]
(!16) momizituki 2021/06/20(Sun) 5:48:47

【念】 白竜 ヤオディ


 ありがとう。

[その言葉は、百合をもらったことに対してか、それとも愛の言葉を貰ったことに対してか。
少しずつ打ち解けている最中ではあるが、羞恥のせいで素直にもなれずにもいるし、同じ言葉を返すほど気持ちも育っておらず、ただ今日も「帰ってきたら、まずお風呂」と湯殿に自称嫁を叩きこむのだ*]
(!17) momizituki 2021/06/20(Sun) 5:49:07

【念】 白竜 ヤオディ

[かんぅが花嫁衣裳以外のものを着ることを妥協してくれてほっとした。
花嫁衣裳か全裸か、よくてこしみのだとなれば選択肢が少なすぎるし、洗濯の暇もなくて困っていたのだ>>!18

かんぅはたまに文明人のように褒めることがあり、それでも少し驚かされる。
普段やってることが原始人というか野蛮人なので、そのギャップ萌えもあるのかもしれないが。いや、萌えているわけではないのだが、きっと、けっして]
(!21) momizituki 2021/06/20(Sun) 10:00:46

【念】 白竜 ヤオディ


[かんぅが持って帰ってきた百合を活けるように命じていれば、今度はものすごい勢いで洞内を走り回る物体がいた。
湯殿で吠えている姿はいつものことだったが、このように駆け回るのは珍しいかもしれない。
何事ぞ、と思うまでもなく現れるかんぅに眉一つ動かさずに相手するのは、さすがにもうかんぅの扱いに慣れたから]


 紙と筆?


[唐突に叫ばれ、なんだろうと思う。紙だけなら厠の紙が切れていたのかと思うが、筆もセットであるなら違うだろう。
用意した服を嫌がることなくちゃんと着ているようだけれど、少しきつそう。
ふむ、もう少し大きめの服を用意させねばと思うところはやっぱりこちらが嫁かもしれない。

紙と筆だけ用意しても、台がなければ書きにくいだろうと卓も運ばせる]
(!22) momizituki 2021/06/20(Sun) 10:01:03

【念】 白竜 ヤオディ



 かんぅどの、手紙でも書くのか?


[風呂でゆっくりしているとネタが浮かぶものだが、と連載を抱えている漫画家のようなことを考えていたが]


 余もたまには何かをかくかの……


[かんぅ殿よりいただいた百合の絵でも描くか、とかんぅの前で筆をとり、さらさらと百合の絵を描き始めた*]
(!23) momizituki 2021/06/20(Sun) 10:01:18

【念】 白竜 ヤオディ

[文明人が野生人になったなら、それは退化ではないかというツッコミはおいといて。
かんぅはどうやら自分の絵を描きたかったようで驚いた。
ほう、目に映る美しいものを描きとめて永遠にするような、そういう風雅な心がこの無骨そうな男にもあったのか、という意外な驚きだ]


 余の顔?

[美しかった、など、とかんぅがいうのもだから、はにかんだ顔をする。
百合の絵を褒めてもらえるのも嬉しく、彼が描いた絵は何を描いたのかよくわからないものだった]
(!28) momizituki 2021/06/20(Sun) 21:52:27

【念】 白竜 ヤオディ


 もしや、それは余か?


[絵を描くからこそ、難しいというのはわかる。
しかし、かんぅの素直な性根がそのままに残るいい絵だな、とほほ笑んだ]

 かんぅ殿は絵がお上手だな

[技量というより、子供が描きたいものを描くようなあどけなさがいい。
ああ、余には描けぬものよと思い]
(!29) momizituki 2021/06/20(Sun) 21:52:46

【念】 白竜 ヤオディ



 かんぅ殿。もしよかったらその絵を余に譲ってはもらえぬか?


[そうおねだりしたが、毎日の獣といい百合といい自分はもらってばかりだな、と少し気が引けて]

 もし、かんぅ殿が欲しいものがあれば、交換いたすが、どうだろう


[そうおずおずと尋ねた。ちなみに、かんぅがこの滝を訪れてから毎日のように破く服やら、身一つで来たために用意した日用品やらはノーカンである*]
(!30) momizituki 2021/06/20(Sun) 21:52:59

【念】 白竜 ヤオディ

 こんなものでよいのか?

[かんぅ殿に描き終えた絵を渡す。
技巧に長けているのは描きなれているせいと、見ながら描けたせい。
絵を渡した時に触れ合った指先が温かく、彼の手が自分の手を握りしめてきた。
かんぅから流れるその想いの交歓とかができるほど育ってない心は、どうしたのだろう、と普通に謎めくだけだ]
(!35) momizituki 2021/06/21(Mon) 6:16:38

【念】 白竜 ヤオディ


 それならば、余はかんぅ殿のために首から下げる掛守(かけまもり)を作ろうか。
 どこにいてもかんぅ殿が怪我などしないように願いを込めて。


[絵を持ち歩くより、その方がよほど楽に違いない。
すぐに全裸になるかんぅだから、首から下げられる方がいいだろうと。
既にヤオディの中でかんぅは全裸が基本と刷り込みが起きている]
(!36) momizituki 2021/06/21(Mon) 6:16:55

【念】 白竜 ヤオディ



 かんぅ殿、こちらへ。

[彼を自分の衣装が納まっている部屋へ連れていくと、衣架に目を当てる]


 かんぅ殿はどのお色が好きか?

[どうせなら自分が着ている着物をほどき、それで作ろうと。
布も用意し綺麗な刺繍糸も用意して、縁起のいい図案も考えて。
どのようなものがいいか、とウキウキしていた*]
(!37) momizituki 2021/06/21(Mon) 6:17:11

【念】 白竜 ヤオディ

 かんぅ殿ったら

[彼がまさか雄たけびを上げそうになるとか野蛮なことを思っているとは思わず、色にかこつけて好きだと言われて照れて頬を染める。
かんぅは出会った当初から自分に対して好意的な言葉ばかりを口にしてくれて、嬉しがらせてくれる。
最初は呆れるばかりだったのだけれど、どうしてだろう。
いつしか照れて仕方がなくなってきた]
(!41) momizituki 2021/06/21(Mon) 19:47:27

【念】 白竜 ヤオディ


 そ、そうか。
 それならば、生成りの白の地に、白い絹糸で縫い取りをしようか。
 平織のものなら縫いやすいし、肌に触れても痛くない。


[長く身に着けてほしいから、と彼の肌に傷みがないように思うのは、自分の肌が弱いせいか。
すぐに治ってしまうが、人に化けているとどうしても白竜での鱗とは違って傷つきやすいのだ。
かんぅの肌は強そうに思うが、少しでも自分のせいで傷がと思うと胸が痛くなってしまうだろうし]
(!42) momizituki 2021/06/21(Mon) 19:48:03

【念】 白竜 ヤオディ


 ん?
 よいぞ、そんなのはいくらだって。


[抱きしめたいと言われて、何を今さら、と思ってしまう。出会い頭は傍若無人に抱き上げられたりしていたような気もするが。
それならば、と自分の方から抱き着こう。
彼の太い胴に抱き着いても腕が回らない。
本当に、子供と大人のような体格差だ。そのせいだろうか。自分の方がうんと年上だというのに、かんぅ殿にいつも子供扱いされてしまうのは]
(!43) momizituki 2021/06/21(Mon) 19:48:39

【念】 白竜 ヤオディ


 かんぅ殿には、余はどう見えているのかの。


[無鉄砲さや突拍子の無さから、余の方がかんぅ殿が子供ように見えるのに、と彼の胸に頬を擦りつけながら拗ねたように唇を尖らせて]

 余はもう色々と知っている大人だというに

[その知識がとても偏っていて薄いなどとは本人気づいていないのだが*]
(!44) momizituki 2021/06/21(Mon) 19:49:46

【人】 白竜 ヤオディ

― たまにはお仕事 ―

[滝の傍まできて、わんわん泣いている少女を前にうんざりした顔を隠さないヤオディ。
泣きやめばそれなりに可愛いだろう少女なのに、目を赤く泣きはらして壊れた蛇口のように目から水を滴らせていては、その可愛さも台無しだ]


 余にそんな相談をされても……


[弱り切ってそう言っても、キッと少女はこちらを睨んで、なんでですか!と怒鳴ってくる。結構な迫力で白竜であるこちらの方が一瞬びくっとなりそうなくらい、怖い]
(104) momizituki 2021/06/21(Mon) 20:08:25

【人】 白竜 ヤオディ

 その手の事柄は余の管轄でなくての……
 恋愛相談なら、縁結びの神あたりの方が向いてると思うのだが


[そうアドバイスを求める先の変更を依頼するが、少女は聞く耳をもたない。今までずっと私のことを好きって言ってくれてたのに、ちょーっと冷たくあしらっていたら、他の女になびきやがって!
とか、怖い顔をしてぶつぶつ言っている]


 そ、そちがそのようにそのおのこに興味なさそうな素振りをしているのがいけないのでは……そのおのこが好きというのなら、ちゃんと相手にそう伝えればよいのでは……。
なんでそうせんのだ?


[普通に不思議で問いかければ、そんなの恋の駆け引きですよ!ときっぱり帰ってきた。
自分には難しそうで、恋の駆け引きなどはわからない、が]
(105) momizituki 2021/06/21(Mon) 20:09:02

【人】 白竜 ヤオディ

 そちが恋の駆け引きなるものをしているなら、そのおのこも恋の駆け引きなるものをしているのでは?
 実際、そちは今まで追いかけてきていたおのこが急に自分をおいかけなくなったから気になったんだろうに。


[そう口にしたら、少女はそうか!と手を叩いている。
そしてそのままなぜか喜んで帰ってしまったが……。
なんか最初の方はあの男に呪いがどーのとか言っていたから、余に男に呪いをかけさせるつもりだったようだが、そういうのも自分の専門外だ]
(106) momizituki 2021/06/21(Mon) 20:12:05

【人】 白竜 ヤオディ

 人はすごいのう……。

[この洞にやってきた当初の自称嫁を思い出す。
今は日課の獣を狩りに出かけていて留守だったが、彼も最初から情熱的に愛の言葉を捧げてくれていたようだった。
まったくその意図が分からず、スルーするしかなかったが。

―――でも、今なら少し、人の心がわかるかもしれない。
もし、かんぅ殿が他のところに、と思うと、かの少女のようなことを、自分も思うかもしれないから………]
(107) momizituki 2021/06/21(Mon) 20:14:57

【人】 白竜 ヤオディ

 ―――な!
 余は違う、けっして違うぞ。


[そんなバカな、と自分で自分を否定して。
熱くなった頬をぺちぺち叩きながら、滝壺に消えていった*]
(108) momizituki 2021/06/21(Mon) 20:15:58

【独】 白竜 ヤオディ

/*
見る度に笑い過ぎてロルが書けないwwwwwww
(-77) momizituki 2021/06/21(Mon) 21:00:03

【念】 白竜 ヤオディ

[ぎゅうっと抱きしめるというより抱き着いていると、そっと背中を撫でられる。ああ、癒される。やはり人のぬくもりはよいものだ。
水の魔物である自分は、水生生物をやはり傍に置くものだから、それを人の姿に変化させたとしても本性は変わらずにいて。
そういうものたちは元々抱きしめる腕がないから、そのような習性がない。
だから、抱きしめることの温かさを教えてくれたのはかんぅだった]


 そ、そんなことは知っている、もう知っているぞ。


[ふいっと知ったかぶりをしてしまうのだけれど。
優しく髪を撫でるかんぅの手が心地よく、顎に添えられた手が上を向かせる。
どうしたのだ?と思えば顔がなぜか近づいてきたので、自然と落ちる瞼をそのままにしておけば]
(!50) momizituki 2021/06/21(Mon) 21:49:23
 




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