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【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[形と固さを確かめるようにそろりと撫でて じわりと伝わってくる生々しい温度に ちょっとびびってたら、 …………なんか理解できない言葉が聞こえた。] ──は? なんて? [俺の中つったか今。 今度は中がどうなってるのか忘れないようにする ではなくて。 今度は忘れない。+中がどんな風か と受け取ったので昨夜のリベンジをしてぇって事だろうか なんて受け取れて、納得しながら困惑する。 いやいやいやいや、いやいやいや。ないわ。 男なら突っ込みてぇって気持ちはわからなくはない。 むしろ突っ込まれていいって気持ちが一oもわからないし。 でも、無理だろ、普通に。 俺の尻は一方通行進入禁止なのである。] (-38) yahiro 2020/10/22(Thu) 23:39:41 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司………いやその、申し訳ないけど俺はそっちは… [余りの困惑によそ行きの一人称がバグった。 けどそんなのいまはどうでもいい。 そしてこれもわりとどうでもいいが お前のそんなとこ届くほどでかくねーだろ? え?とどくの?こわ。 驚いたのと困惑したのとですっかりショートした頭は ぽかんとしたまま現実逃避みたいな どうでもいいことに思考を巡らせ始めた。*] (-39) yahiro 2020/10/22(Thu) 23:40:08 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[ねむたい。一気に眠気が襲って来た。 もういえついたしねていいはずだねる。 床にぶつかってずれる眼鏡が邪魔だが それを外すほんの僅かな動作すら億劫で 心地好い温度の床に擦り寄って懐く。 げらげら笑う声がうるさいけど 段々聞き慣れてきたら気にならなくなった。 うつらうつらと遠ざかる意識を 引き留めるように引き摺られてむずがるみたいに唸る。 けれど逆らうより従った方が早く解放される気がしたのか 逃げようとしたのか自分でもわからないまま もそもそ起き上がって歩き出し、自分で寝室迄移動した。 片足土足のままベッドによじ登ってひと心地。 手を伸ばしてボスボス叩いて枕を求めたが 手が届かないまま力尽きて ベッドの足元1/3くらいのスペースで落ち着いた。] (!19) yahiro 2020/10/23(Fri) 0:23:23 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[夢現に足音を聞いていたら遠ざかって、戻ってきて ぎしりと小さくベッドが鳴いた。 ガサゴソしてるから何してるのか気になって 眠い目を擦って這いずり転がり近付く。 探し求めていた枕の代理をみつけて 頭乗せたらそれは堅い膝だった。まぁいいか。 欠伸と生欠伸の中間みたいな吐息を零して 伸ばされる薄ピンクを眺める。 ああ、そういえばそんなの買ったな。 なんでだっけ、なんのために? のるまみっつ。 鸚鵡返しに繰り返して切り離された残りから 真似るように一つ切り離す。 もたつきながら封を切って… ああこれしってるやつだ、と思い出した。 ちんぽにそうちゃくするやつですね、わかります。 のるまはみっつ。みっつつければいいんだ。 そしたらねていい。 なんてぽやぽやしながら理解して ……目の前の、自分のじゃないファスナーを 唐突に、脈絡なく、遠慮なしに降ろした。] (!20) yahiro 2020/10/23(Fri) 0:24:30 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[ずぼっと強引に手を突っ込んでごそごそすれば ふにゃっとした感触を捕まえた。 引きずり出すのに少し苦労して ぐにぐに擦ると揉むの中間くらいの感覚で玩ぶ。 たたせなきゃ、かぶさらないですね、はい。 なんっか気持ちよく無いなぁ感覚鈍いなぁなんて 自分のじゃないから当然なのに不思議そうに首を傾げる。 たたせるの、どうするんだっけ。 半分寝落ちかけてる頭で必死に考える。 『じゃあ、はい、勃たせて。』 いつかの自分の声が頭にこだまして その時押し付けた小さな唇の心地よさを思い出す。 しゃぶるときもちいい。 だれが? 辺りを見渡して確認して 握ってるちんぽと俺しかいない、なんて納得して。 じゃあしかたないな、と手の中の柔い肉の先を ぱくりと。唇で食んだ。] (!21) yahiro 2020/10/23(Fri) 0:26:02 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[やり方が良く解らないことに不思議な気持ちになって なんでだ?って思うけれど そもそもさせたことはあってもしたことなんてない なんて簡単な答えに辿り着けない。 先端だけ浅く咥えて、肉の割れ目を舌で擽る。 なんだか不思議な味がして唾液が溢れたから 塗り込めるようにして丸い切っ先を舌の腹で擦る。 まるで飴でも舐めるように口の中を舌が泳ぎ回り 亀頭とその境目迄を撫で廻す最中 時折エナメル質が過敏な皮膚に掠める。 二本の指で輪を作った指が包皮の名残を摺り下げるように 竿を下まで扱いて…… ……あ。これならわかる、みたいな顔をして そのまま上下に扱き始めた。 呑み込む事を忘れた粘ついた唾液が滴り落ちて それを泡立てる速度で扱く指が、時折 根元で止まっては陰嚢との境目を撫で摩る。 自慰の時、そこを摩る心地よさを思い出して、 むずむずして、無意識に内股を摺り合わせた。*] (!22) yahiro 2020/10/23(Fri) 0:27:37 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司 はーーーー。…待って。 いや、それは完全に想定外だったわ。 え? まって、え? つまり俺抱けんの? いや抱かれるのは無理だけど。 ええええええ、まじか。うわ…っ… [俺の尻を痛めつける心算で勃起していたらしい かわいくもなんともないチンポからそろりと手を引く。 え、うそだろ?え?こわ。凶器じゃん。 もう口調が完全に素に戻ってることも忘れて 凶器の感触がのこる手をラグに擦り付ける。 何かここまでの流れを懇切丁寧に説明されている気がするが どうしてもこれっぽっちも理解できない。 こうだからこうなったといわれても、なんで?としか思えない。 なんで?] (-46) yahiro 2020/10/23(Fri) 1:20:48 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司そ、そもそも男が俺を抱けるという想定がなかっ……た? [多分何故と問われたらそうなんだと思う。 だってそこが一番衝撃的だったし。 だったというか今でも衝撃だし。継続中だし。 ああつまりあれだ年下わんこ攻め。 すっげ、あってんじゃんこわ。ガチ勢こわ。 混乱の侭頭を抱えるように額をに当てた掌を つるりと滑らせて口元に下ろして… 思案気に改めて凶器もとい 俺を抱く心算で勃起してるチンポを眺める。 冗談だろ?ってさっき触った癖に信じられなくて 恐々触れようと手を伸ばし掛けて、ひっこめる。こわ。 ……あれ待ってそれよりなんか重要な事聞き流した気がする] あの、御門クンこれは確認なんだけど… 感覚ないけどしてるってことはない。ないよね。 やっぱいいごめんね忘れて。 (-47) yahiro 2020/10/23(Fri) 1:21:55 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[まぁそうだよね、そうだ。冷静に考えればそうなんだよ。 男と男で間違いが起こる筈はない。 まさに今素面で起こし掛けてたけど。けど。 一気に理解して、長く深い溜息を零した。 なんだか頭が痛くなってきてもう一度頭を抱える] ……つまり結論から言えば昨夜は何もなかった。 ってことだ。 ね。 [同意を求めるように顔を上げればしょぼくれてる犬が見えた。 何に凹んでるんだろ、わからん。 ヤりたかったけど我慢するって事か。健気だな。 なんか期待させて申し訳なかったけど無理なモンは無理な訳で。 だって一方通行なのである。 出るのは出るが入りはしない。 けどまー扱くくらいはまー。 それで気が済むのかわからんけど。] (-48) yahiro 2020/10/23(Fri) 1:22:37 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[どうやらダメと言われれば我慢のできる利巧な子なようなので 凶器に思えた性器もそんなに怖くないように思えたから そろりと、もう一度擽る程度に触れようとして そう不用意に触れない方が良いかと行き先を変えた。 項垂れてる頭をなでなでしておく。 こっちなら触れても問題は在るまい、多分。] ええと、……その、 入れる、のは、確実にむりだけど。 手でする、くらいなら…いける、と、おもう… けど。 ええと、 どう、する…? [上に載ってる分少し高い位置にある顔を覗き込む様に 小首を傾げて尋ねてみる。 いい加減足が痺れそうな重さだから 続けるのならぜひ降りて貰おうなんて ぼんやり考えながら返事を待った。*] (-49) yahiro 2020/10/23(Fri) 1:24:10 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[音声アナウンスが聞こえる。 どこをどうとかじょうずだとか。 これ何だっけって思いながら、 先っぽだけしゃぶってたものを口から引き抜く。 うん、いい感じに勃起したじゃん。 いいぞ、つよそうだ。 封だけ切って投げっぱなしだったノルマ分を取っり出して 少々もたつきながら被せて根元まで下ろして行く。 ラテックスだったかポリウレタンだったかの 透明なやつに包み込まれたグロテスクな肉は 窮屈そうで気の毒にみえて。 わかる、めっちゃわかるわ。 イきたいよなぁ、って心の中で語り掛けて 今楽にしてやるからなって良く解らない使命感で 自慰の続きをするつもりで扱き始める。 液だまりに先走りが溜まり始めてぷくりと膨らむのなんて 普段あんまり見てないからなんか面白くて 弄ってみたり、舌を這わせたり好き放題だ。 競り上がってくる睾丸を皺をのばして転がして遊んでたら びくびく震え始めたから、あ、これイくなって 理解して、駄目押しに薄い膜越しにじゅ、っと 先っぽをきつく吸い上げてやった。] (!28) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:26:57 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[いつの間にか重なってた手が強引に 狙いを定めるみたいに角度を変えたから。 顔に掛かる覚悟をしてぎゅっと目を瞑ったけど 薄い膜に阻まれたそれが飛び出してくるはずもなく 無事に済んだ目元を、あれ?と不思議そうに瞬かせた。 きょとんとしながらも手癖で外して片付けて。 中身が零れないよう結んだそれをティッシュに包んで ゴミ箱に捨てるまでの一連の動作の間 漸く理解したみたいな顔になる] なるほど… [神妙な顔で頷く。 さてはおまえ、俺のチンポじゃないな? それなら気持ちよさそうにイってたくせに 全然気持ちよくなかったのも納得だ。 ひとりしみじみと頷いてる間に 転がされて尻が涼しくなったがよくわかっていない。 芯を持ち始めてるけどまだぐにゃっとしてるのが ぽろんと下着の引っ掛かりから零れて。 シーツに触れるのがちょっと気持ちよくて腰が揺れたら 相手からは誘うみたいに 尻を振ってるようにも見えたかもしれない。] (!29) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:28:17 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[なんかきかれた。こんなのってどんなのだ。 聞き返す前に微妙に閉じ切ってない腿の間に何かの感触。 擽っては逃げて行くそれを捕まえようと 腿の内側に触れた瞬間足を閉じて挟んでみる。 けどまた逃げられた、なんだこれ。 よくわからないけどちょっと気持ちよくて ん、って鼻から甘えた音が抜ける。 気持ちいいけど、全然足りない。 入る穴を求めて無意識に、マットレスに押し込もうとして シーツに擦り付けるかたちに腰が揺れる。 顔を覗き込もうとして被さる影に何度か目で気付いて のろのろ見上げてみたら、何か知ってる顔が在った。 こんな近すぎるバグった距離感なのはこいつしかいない。 そんな観点であんまり見えてないけど間違いなく認識する。] 御門……? なにしてんだ、これ。 [なんか、気持ちいいけど物足りなくて。 けどお前が居るとこでそんなことはしない筈だ。 何となくそんな気にならなくて自分でも処理してなかったから シーツに擦り付けただけでももうがちがちなのに。 このまま気持ちよくなりたいのに、お前が居るならだめだね。 うん、しゃかいじんとしてしぬ。] (!30) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:29:28 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[あれ?でもここは俺の家で俺のベッドだ。 おまえがいるはずがない。 自分で連れて来たくせにすっかり忘れているようで そう自分に断言できる妙な自信があった。 というか、このまま気持ちよくなりたいから 居ないで欲しいという願望に大分負けている] ……ああ、なんだ。 ゆめか、これ。 [よかった、御門はここにいない。 よって続けてもしゃかいてきにしなない。 だいじょうぶだ、もんだいない。 そうか人肌恋しさに可笑しな夢を見ているんだ。 思い返せば確かに最近一番感じる他人の体温は こいつのちょっとやりすぎなスキンシップくらいだ。 距離感バグってんだよなぁ、こいつ。 ならしかたないね、おれはわるくない] (!31) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:30:22 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[夢なら好きに触れていいですね、って 誰かに言い訳しながら体を捻って 唇を重ねてみたがちょっとずれた。 あれ?おかしいな。 やりにくいので殆どラリアットみたいな勢いで ベッドの上に引き摺り倒す。] うん、御門だ。ゆめだな。 [近くで確認して、再度納得。 半端にずり下ろされて引っ掛かった 邪魔なスラックスと下着を足でけって脱げば 片足だけしつこく残ってた靴もついでに脱げて自由になる。 脱げ掛けの靴下が引っ掛かった足で もっとこっちに寄れと口で言う代わりに力技で引き寄せた。 改めて唇を重ねるけれど まだどこかへ行ってくれない眠気に捕らわれたままなので 唇を擦り合わせながら時々一時停止する。 夢なんだから都合よく女みたいな穴がないものか 適当に腰を揺らしてみたら棒にあたった。 なんだよ、リアルだな。まぁいいか。] (!32) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:30:42 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[どっちがどっちかよくわからなくなって 二本まとめてひっつかんでみたら 熱くてつるつるしたのが擦れて気持ちよかったから 擦り合わせるように捏ね合わせながら興が乗って腰を揺する。 重量オーバーのベッドが揺れて マットレスのバネが支えきれずちょっと軋んだ。 もっと、密着させたくて足を絡めなおしたら 押し込む様に揺らすたびに乾いた肌と肌が当たって ぱつぱつ鳴るようになって聴覚から犯されて 頭の中まで完全にその気になっていく] は ……っ、…ふ 、ン…… ふふ、なんか、…せっくす、してるみてぇだ。 ね? へんなの。 っ、……あーー…きもち… [こっちは何もつけてないから、だらだら漏らしてるみたいに 溢れるカウパーがかぶせてあるつるつるの表面に擦れて ぬるぬるするのが堪らなくて。 段々腰を振る速度が早くなってゆく。] (!33) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:32:35 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[まずい、まずい、このままじゃシーツ汚す。 まだ我慢してるつもりでもいまいちその辺の感覚が 普段より若干緩い自覚はあって 手探りに定位置のティッシュを探すが、 さっき床に落としたようで指に触れない。 焦れば余計に、変に焦れて。 良く解らない拍子に一気に堪らなくなったから さっき足で脱ぎ捨てたスラックスを手繰り寄せた。 シーツを汚すよりそっちを汚す方が厄介な事くらいは 理解しているので目当てはそれ自体じゃない。] はあ……っ、あ、あ……っ、も、出す、出る…… [譫言みたいに吐息で喘ぎながら 間一髪で手繰り寄せた下着で先端を包み込んで、吐き出した。] (!34) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:33:19 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[濃いのが数回に分けて、どぷどぷとあふれ出す感触を 息を詰めてやり過ごし、はぁ、と充足の滲む溜息を零す 汚した下着はゴミ箱辺りに放り投げた。 多分音的にちゃんと入った気がするので確認はしない。 じんわり額に滲む汗に前髪が張り付いているが もう払い除けるのも面倒くさい。 けど幾分か、瞬間的に目は醒めた。 多分この後倍になって雪崩みたいな眠気に襲われるけど] なぁ、これ…つぎ、どうするか、しってる? [セックスみたいなこれの終わりが良く解らないので 目の前の男に聞いてみる。 返事を待つ傍ら唇に唇でじゃれつく。 なんかほんとにセックスしてるみたいだ。 とくとくと少し早くなった心臓の音が 摺り寄せて重なった相手の胸にも伝わっただろう。*] (!35) yahiro 2020/10/23(Fri) 13:33:43 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[ふつう、言われて考える。 襲われたら返り討ちにしたらいいのではないか。 別に目の前にいるのはゴリゴリのマッチョでもないし。 うん、眼鏡の優男だ。 犯す気でいる相手と殴って沈める気でいる俺なら 間違いなくこっちが勝つ。 向こうはケツという一点を狙うし こっちは何処に当ててもいい分的が大きいから。 改めて真面目に考えてみてから ツッコミに、良く解らないという顔で首を傾げる。 俺に勃起してるチンポは訳が分からなくて怖いが しょげてる眼鏡の犬は別に怖くない。] (-61) yahiro 2020/10/23(Fri) 14:04:15 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[俺はしたかったんだけど。 って言葉を飲み込む。 なんだこいつも見返りを求めるのか。 まぁそうだよな。普通そうなんだろう。 愛されたいよね、わかる。俺もだ。 ついでに言えばなんとなく入れることに拘る気持ちもわかる。 今日はオーラルでいいじゃんって言われても そうじゃねぇんだよと納得できない気持ちは大いにわかる。 ので。特に何も言えないまま帰り支度をするのを眺めてた。 なんとなく、漸く、こいつは俺のじゃなかったなって 思い出したので引き留める権利もない。 背後では銃撃戦と派手な爆破シーン。 BGMがまるで似合わないななんてどうでもいいことを考える。] ………僕は、無かったことにできるけど。 君は出来るの? [靴を履いてる後ろ姿がこの上なくしょぼくれて見えたから 週明けに引き摺りそうだと思って。しまって。 つい、余計な声を掛けた。 別段、往生際悪く引き留めたかった訳でもなく 純粋な疑問と、あとは…] (-62) yahiro 2020/10/23(Fri) 14:04:56 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[自分がそこまで凹ませたんだなっていう ほんの少しの後ろめたさ。 それに、うぬぼれでなければ… そんなに拒絶されてる気がしなかったから。 それでも振り返らずに帰るなら それ以上追いかけたりはしないけれど。 少しでも振り返るなら、腰を上げて玄関まで向かうだろう。 おう、ぱんつ姿の家主が玄関前にいる状態で 玄関あけやしねぇだろうな? 運悪く外に誰かいてみろ、もれなくしぬぞ?おれが。 そんな脅しにもならない脅しを込めて。*] (-63) yahiro 2020/10/23(Fri) 14:05:49 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[腕を組んで、玄関傍の壁に肩で軽く凭れて。 小首を傾げる所作で先を促す。 何かが変わるかと問われても、しらん、としか言えない。 何を変えたいかがさっぱり伝わってこないし 変えるより投げ出すことを選んだおまえが 何を如何変える事を望んでるかなんてさっぱりわからない。 まぁ一番望むのは俺と両想いでハッピーエンドなんだろう。 まずない、くらいは理解してると思う。 じゃなきゃ尻尾巻いて逃げ出したりしない。 じゃあなにがどうなるのが望みなのか どの辺までで納得するのか、その線引きは 俺に判る筈もない。] …………、何か勘違いしてるみたいだけど。 別におまえの性的指向がどうだろうと なんならSM通り越してスカトロ齧ってて 俺の小便飲みたいとか血迷ったこと言い出しても 別に、俺は今まで通りで居られるけどな。 そんなもん、仕事するうえで、関係ないし。 (-70) yahiro 2020/10/23(Fri) 17:51:36 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[いっそ幻滅させてやった方が良いのかなぁなんて あえて取り繕うのをやめて。 がしがし頭を掻きながら面倒くさそうにぼやく。 多分こいつが好きだなんて思ったのは 猫かぶりの余所行き用の俺だろうし。 自己完結しておわりにして、ちゃんとこいつのことを 好きになってくれる誰かに乗り換えられるならそれでいい。 けどなんっか引き摺りそうなんだよなぁって 特別親しい訳でも詳しい訳でもない相手に なんとなく思ってしまうから、どうしてやるのが最善か 面倒くさいながらも考えてみる。わからん。 ものの15秒程で終わった] その程度の事で態度変えられると思ってるお前の方が 余程、意識して可笑しなことになりそーな気が ……するんだよな、俺としてはさぁ。 というか。 何か変えたいと思うなら多分 その辺だと思うぞ。 わかる?今、俺に意識されてねぇの。 今というか、今迄?んでこのまま帰るなら、今後も。 まぁ、きれいさっぱり忘れて次の恋探すんなら それもいいかもな。 (-71) yahiro 2020/10/23(Fri) 17:52:24 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[言葉にしてみたらしっくりきて、 成程そういう路線かと納得したので。 奇跡的に端に揃ったままのサンダルをつっかけて 彼の向こうの隙間を顔を出せるだけ開けて、覗く。 開きかけのドアとの間に男一人閉じ込める様な 奇妙な体勢で外を確認してみて… よし、無人だ。 帰すなら今だ。 そう思った瞬間に問答無用で蹴りだした。 思い切り、靴底で。] 今度は記憶失くすほど飲んじゃダメだよ? じゃあね、御門くん。 また週明けに、会社で。 [蹴りだした靴底をそっちに向けたまま 寝ぐせの髪の癖にいっそ爽やかさすら醸しそうな 普段の穏やかな笑顔で挨拶を。 蹴りだされたことに驚いていそうな顔を 見送ることなく目の前で扉を閉めた。] (153) yahiro 2020/10/23(Fri) 17:53:15 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡はぁ…ぁ。シコってねよ。 [思い切り深い溜息の後に、ぼそり、低く呟いた声は ドア越しの相手にも聞こえたかもしれない。 あいつの知る「葛西さん」のイメージがぶち壊れそうなことを、 わざわざ聞こえるように言ったのは子供じみた腹癒せだ。 なんだよ俺のみたいな顔してたくせに、がっかりだ。 やっぱり面倒でも女なのかなぁと 映画の終わりにヒロインを抱き寄せる主人公を見て 今夜口説けば抱けそうな女の事を考えるけれど 億劫になって、投げ出した。*] (154) yahiro 2020/10/23(Fri) 17:53:42 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[キスしながらなんか聞かれてなぁって思い返して 溜まってるのかと聞かれたことを思い出す。 どうしたもこうしたも溜まってんだよこっちは。 こんな夢みるくらいには] うん、してない。 女途切れたのが3…4か月前?でぇ… 最後にヌいたのいつだ…やばい、おぼえてない…。 最近朝勃ちすらどーにかすんのめんどーで… って思ってたらだんだん、すくなくなってきたし 枯れてんなぁっておもってたけど。 わりとあるもんだなぁ、性欲。 やばい、あったかくて、きもちい。 [若干呂律の怪しい声でぽやぽや応えて。 ぜったいいまより、なんて聞こえた言葉を繰り返す。 いまよりか、すげぇなそりゃ。 でもいまはいまでたりてるな。 でもいまよりきもちいいのはきになる。 何と応えるのが正解かわからなくて、んー、とか ぼんやりした音で相槌かどうか微妙な返事を返す] (!42) yahiro 2020/10/23(Fri) 19:12:02 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[今はいい、という結論が出る頃には ちょっともうそれどころじゃなくて。 もうちょっと…待てと言われたことは理解したが なんならもう擦らなくても無理だった。 だめだ、むり、もうでる。 まてっていわれたのに、無様にイってしまう。 そう考えたら余計に興奮して無理だった。 全部気持ちよく吐き出したのに背徳感に背筋がざわつく さいこうにきもちいいのに今より上があるなんて ちょっと俄かにはしんじられない。ので。 訊ねたうえでされるがままに身を任す。 俯せになればふにゃふにゃに戻ったやつが 柔らかく押しつぶされて形を変えた。 さっきここに入る穴がなかったのは確認済みである。 つんつん何かで突かれるさっきの続きかなって考えてたら 太腿の合間にずるりと勢いよく入って来た。] (!43) yahiro 2020/10/23(Fri) 19:12:49 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[ちがう、これはセックスではない。 素股だ。 予想外過ぎる事態に思い切り虚無顔になった。 え、素股じゃん、え?教えてやった方が良いの? うそ、素股をセックスだと思ってんの?え? なにそれどういうことだってばよ。 困惑している間に打ち付ける動作に リズミカルに下腹が圧迫されて ポンプの仕組みみたいに、 良くないのがまた競り上がって来た。 あ、やばい、はきそう。 ごきゅ、と喉を鳴らして一度目の衝動をやりすごす。 ベッドの上に沈んだ男を押しのけて這い出る。 大人しくなったやつが正しく呼吸してるか 確める優もないまま、二度目の生唾をごくりと飲み下… しても尚込み上げてくる口元を抑えて 転げるようにトイレに駆け込んだ。] (!44) yahiro 2020/10/23(Fri) 19:14:45 |
【念】 サラリーマン 葛西 聡[落ち着いてよぼよぼ戻ってきたら ベッドの上が占拠されていた。 え、おれのなのに。え、じゃま。 押しのけようとしたらゴロンと転がって 仰向けになった勢いで局地がぶるんと震えた。 めっちゃ勃起してるやん。 若々しくぴんと天井を仰ぐ切っ先が なんだか無性に笑えてきて その辺を探して漸く見つけてきたスマホで記念撮影しておく。 操作が一瞬良く解らなくなったのは 自分のじゃなかったからかもだし酔ってる所為かもしれない。 安らかな寝息が聞こえるのにバッキバキなのが 最初は楽しかったけれど、 なんだか取り残された哀れなチンポに見えてきたので 慰める意味でちょっと扱いてやる。 上手にイけたら綺麗にしてねかしつけてやろう。 なんてやってる間かやった後に仲良く一緒に寝落ちた。 未だ封を切っていない筈の3つはずり落ちかけてる ベッドカバーと一緒に床に落ちて ベッドに下に滑り込んでいるのかもしれない*] (!45) yahiro 2020/10/23(Fri) 19:16:39 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡 何か変わるんですか、ね。 [忘れる事が出来ないと。 自己完結で終われた片思いを終えて 恋を始めることになるのではないのだろうか。 今迄俺が如何だろうとただ想って気にせず居られたのに 思い出しては意識するようになるのだから。 変わらない方が良いと思うよ。多分ね。 俺と恋愛始めようなんてのがそもそも不毛だ。 なんせ一方的に搾取する気しかない。 そう…… 一方的に搾取してやりたかったのである。 繰り返す。 一方的に搾取してやりたかったのである。 しかし悪人にもなり切れず、手に入れる努力もせず 『手放した方があいつのため』なんて 楽でちょっと気分がいい方に逃げた訳だ。 うん、これだけですでに我ながらクソだな。] (189) yahiro 2020/10/24(Sat) 1:38:03 |
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