お兄様は、奴らに連れ去られ……て……
私は、探しに行って……うぅ……

記憶が、曖昧だわ……
お兄様、どうしていなくなってしまったのかしら……？

シラユキ……ありがとう。ｷﾞｭｯ

[近づいた自分よりも大きな姿。自分よりも大きな、あなたの胸板に、そっと顔を伏せる。
背中に回った自分よりも大きな手の温もりに…最初に芽生えたのは、安心感だった…。
そっと自分の手を、彼の背に回し…弱い力で抱き締める。
この温もりは、決して嘘ではないのだと…あなたが教えてくれる。]

…カワセさん、わたし…あなたのことが…好きです…。

[少しずつ…あなたを知って、求めて…辿り着いた…答え]

…クラウスさん、なんだか、近づきにくい雰囲気はありますが…正直わたしもお話は、できたことがございません…。
ヨツヤさんが泣いてしまうだなんて…わたしも泣いてしまいますよ…。

おやすみなさい、ヨツヤさん…また、楽しいお食事会は、お時間のある時にしましょうね…。

え、お兄様は…連れ去られたのですか…！？
そんな…なんと、聞けば聞く程、痛ましい…。

…無理に思い出さなくても、いいのですよ…。
お兄様が今、どうなっていらっしゃるかはわかりませんが…きっと、無事ですから…ええ…。

（わたしは真実を知らなくとも…辛い記憶なのではと…想像くらいは働きますから…。）
（お兄様のことを思い出して…壊れてしまわないか…心配になりました…赤い目のグレーテルさん…あなたはどうおもいますか…？）

グレーテルさん…大丈夫です、大丈夫ですからね…。
[不安そうな少女を、ギュッと抱き締めた]

シラユキ……

[ｷﾞｭｰとさらに抱きつき……]

[パッと顔を顔を上げた]

……目が覚めたら可愛い子の腕の中ってのも、良いもんだな。

思い出すのも、コイツに取っちゃ悪くないんじゃないかと思うがな。
それこそ、呪いも解けるんじゃないか？

確かなものは温もりだけではないけど。言葉からも沢山沢山、感じるけど。

ただ静かに寄り添い交わす抱擁に、誰もが安堵を抱く。

心を寄せた人しか抱かないし、心を許した人の胸にしか人は飛び込まないだろう。だから。

彼女をしっかりと抱き締める。
そして、その言葉を聞いて。

涙が溢れた。

「シラユキさん、ありがとう…嬉しい、僕はとても嬉しい…

好きだ。僕は君が…好きだ」

言葉が敬語から砕けに、ゆらゆら。
想いはそんなところにも。

「ずっと傍にいてほしい」

クラウスサン、忙しいみたいであんまりお話できないけどいい人だよ〜

いや泣くとか無いから！

そだね〜3人で顔を合わせられる時間にしよっか！

[目が合って、色が変わっていることにぱちくりし]

あら、赤い目のグレーテルさん…おはようございます…。

まあ…思い出しても…大丈夫でしょうか…？
なんだか辛い記憶のように思えましたので…でも、あなたがそう言うのであれば…良いのかもしれません…。

…赤い目のグレーテルさんがどうなるか…いなくなってしまうなんてことがあったら…とても寂しいですね…。

そうなんですね…機会があればお話してみたいものです…。

え、でも泣いて…いらっしゃったような…。

ええ…３人でお話できる時に…お話しましょう…。

[寄り添った温もりと…交わした言葉の温もり…どちらからも感じる柔らかな安心に、ただ身を委ねる…。]


…カワセさん、ありがとうございます…わたしも、とても嬉しいです…。
わたしでよろしければ…お傍にいさせてください…。


[しばらくしっかりと抱き合って…ふと顔を上げ、目が合えば…あなたの涙が見え、その純粋な想いの欠片を、愛しく想う…。

そっと右手の指先を伸ばし…溢れる欠片を拭いながら…自然と自分の瞳からも、想いの欠片が零れ落ちた。]

ジョバンニさん、こんにちは…。

墓下で適当占いをした結果、ジョバンニさんが出てきましたので…秘話を送ってみます…。

地上ではゆったり適当していらっしゃいますか…？
ラ神様のいぢわるに振り回され、大変なご様子でしたが…無事に手が生えて何よりでございます…。
わたしもスライムさんのお力で…新しい手が生えました…。
ジョバンニさん程時間はかからなかったので、奇跡でしたね…。

うん！
機会があればな！

きのせい！！！！！

わーい！いつかな〜？

…クラウスさん、お時間がある時に少しでもヨツヤさんとお話出来ればいいな…なんて思いますが…。

…わかりました、気のせいということにしますね…。

いつになるかは分かりませんが…楽しみですね…。

……そだね。ありがと！

うん！カワセサンとシラユキサンとオレが揃える時間帯っていつだろ〜？

>>@118
えー？オレは見てないけど、見苦しくはないと思うよ？
……早めに着替えるのは正解だと思うけどね。恥ずかしいだろうし。