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【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「 それらが君のものでないなら、お前の時間の中にいた私は何処へ行く? 」コレは自分自身すら己の中に残せないのに。 耳朶に唇を触れさせたまま、囁く。 己の存在を人質に取るようにして、そこから他の日々へも……君の視線が映っていくといいと。 君が戸惑うための時間を与えるために一度唇を離し、血色で君を覗き込みながら指先で髪を梳く。 或いは幼子を慈しむようにも、或いは微かな熱を灯し続けるようにも。 「誘ってるの。友人とヤっちゃいけない理由ってある?」 コレの倫理観なんてそんなものだ。 変わらず、吹けば飛ぶ程に、軽く透き通っている。 (-96) shingetsusou 2022/03/04(Fri) 0:56:10 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ あなたの囁く声が、耳朶を擽る感覚が、耳奥だけでなくそれより遠くの何かに触れるような錯覚となって心身に宿る。あなたという『人』の存在はこの男にとって当然『人』質として有効であり、だからこそあなたに覗き込まれて暫くしてから黙ってひとつ頷いた。 「……俺の時間が俺のもので、その中にお前がいるのなら。俺の時間にいるお前は俺のもの、だな。 いいよ、じゃあヤろう。俺と今から過ごす時間の間、お前をちょうだい?」 あなたの腰に手を伸ばし、あなたの存在を手全体で堪能するかのように撫でる。唇はあなたの舌を求めて薄く開かれ、視界をより血色で埋め尽くそうと顔をあなたに近づけるだろう。許されるのならば、唇を奪うほどに。 (-99) uni 2022/03/04(Fri) 1:17:32 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード「ああ。 アルレシャが飲んだのを貰った 」回し飲みの相手として現在の話題的にも最悪の組み合わせがここにはあった。 口直しとして料理が出てきている…… 「まあ頼みたくなる気持ちも分からなくはないな……行ったのか?何だ……見に来るのが遅かったな。見たかった。 どうせなら見える所で殺し合ってくれたらいいじゃないか。どうして止めてしまったんだ」 返答まで少々の間。試しに目を閉じてみる。開く。 「分からない。それは、眠る時は安心できるということか?」 (-102) greenrotara 2022/03/04(Fri) 1:27:34 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 蒐集家 テンガン「どういう回し飲み?何この同じ釜の飯を食うならぬ同じ湯呑みのセンブリ茶を飲む状況……」 コーンポタージュを飲んで口直しをはかりつつ、アルレシャを殺しに行った件については少し遠くを見て話す。 「お前が絶対そう言うだろうと思って、見学されるのも邪魔されるのも面倒だから奇襲かけたんだよ。俺が殺さなかったのは殺す必要がなかったからだし、アルレシャが殺さなかったのは……覚悟がないつまらない俺だったからだよ」 それから、あなたの問いかけには何度か頷いて。 「そういうこと。布団にくるまったら一人になれるって安心があってさ。寝ている間は考えずに済むって意味でも好きだったし、趣味になる程度には好きなんだよね、寝るの」 (-107) uni 2022/03/04(Fri) 1:52:12 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「…………そういう理屈になるかぁ。強かで安心したよ。 ――いいよ。 あげる 。」今の君になら、そういう形でなら、大丈夫だろうと。 初めて君に、一時の所有を明け渡す。 撫であげられればふるりと震え、でも防御に優れた看守服の上着越しではきっとまだ遠い。頽れる程ではなく、だけど手を君の肩につけば君を迎えに行くような距離へ。 血色に梔子は溶け込み、淡い唇は君を受け入れ、開かれ、……そして君へ差し入れることはなく、軽く食む。 「沢山、あげよう。」 焦らすように。ゆっくりと、時間を愉しむように。 (-110) shingetsusou 2022/03/04(Fri) 2:01:15 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード「……、さあ?」 この状況のことは良く分からない。元凶なのに……。 「君が俺をもっと理解していなければ良かったな。惜しいことだ……。 成程、君は相当……感傷的になっているらしい。しかも衝動的にもなれず。それはそれで面白いから安心するといい」 果たしてこれが慰めに聞こえるかどうか。 「1人でない方が好むように見えるのにか。頭を動かす事も好みそうなのに。いや、寝るのが上手いようで羨ましいことだが。 俺は布団を飛ばさず包まっていられる自信がない……」 (-114) greenrotara 2022/03/04(Fri) 2:13:31 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「強かじゃなきゃここまで来てこんな生き方してきてねえよ。お前から貰うのなら大事にしないとな、……ありがとう」 一時でもあなたを受け取れるのであれば、穏やかに微笑んでからその唇を堪能し始めるだろう。すり合わせるようなそのしぐさに少しずつ己の内の熱と欲を混ぜ込み、息継ぎの動作であなたの呼吸をも飲み込むように、あるいは鼻にかかった小さな声音とともにあなたへ情欲を流し込むかのように。 その間にも腰に伸ばした手はそのまま看守服の内側へと侵入していくだろう。上着を越えただけでは足りない、シャツも引き摺り出して、あなたの褐色へと触れようと。 (-116) uni 2022/03/04(Fri) 2:43:49 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 蒐集家 テンガン「……お前本当に隠さず言うよなあ、少し羨ましいくらい。衝動的にはなったけど、まあなんだ……逆にそれで虚無ったからつまらなく見えたんだと思う。ともかくありがとう、面白いならよかった」 実際、半ば心を壊した状態になっていたのでそういうことである。アルレシャに戦闘放棄されたのもナフに嬉しそうに笑われたのもそのあたりが原因だ。 ラサルハグが蘇生されてからは徐々に回復傾向にあるといったところ。だから"大人しすぎた"というわけだ。 「昔は自分を周囲から切り離して俺個人になれる場所が欲しかったし、考えるだけ意味ないからって色々考えないようにしてたんだよね。今はまあラサルハグがいるから問題なくなってちゃんと考えるようになったけど。 お前は逆に周囲から自分を切り離すほうが苦手なのかな」 (-117) uni 2022/03/04(Fri) 2:57:27 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード礼を言う君が可笑しくて、熱い吐息に混ぜ込むように笑声を零す。 君の熱を受け取り、情欲を注ぎ込まれる程に声は色付いていく。 浅すぎる触れ合いに焦らされ、微かな声が鼓膜を揺らす度、血色は蕩けて色彩を深める。 「はっ……ふ……バーナード……。……君のこれまでの時間、……教えてよ。」 息継ぎの間に、享楽に混ぜ込んでしまえと誘う。 何を聞こうとコレは君を哀れみはしないし、関係性の傷になることも無く流れて行くのだからと。 その間にも君の手の侵入を許し、硬い指の腹を感じればひくりと表面が震えるのを伝えるのだろう。 (-118) shingetsusou 2022/03/04(Fri) 3:10:49 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「ん、……いいよ、どこから話そ、かな……」 息継ぎに混ぜ込んだ声音は徐々に甘くなる。甘くなると同時に聞き取り辛くなるかもしれないが、それでも訥々と――時に口付けの内に言葉をなくしつつ――語っていく。 「子ど、ッもの頃……はァ、孤児院に、いたんだよね……。両親が、仲悪くて、ッふ……傷害じけ、んで……家庭、なくなった、かッ、ら……」 語る一方で手は止めず、それ故に銃を握る手の腹を擦り付ける形で手を滑らせては少しずつあなたの肌に己の体温を滲ませ、衣服にも指をかけていく。 あなたと重ねた時間があればこそ、脱がせる勝手も分かっていよう。あなたと過ごした時間があればこそ、白蔓草の大まかな位置も覚えていよう。幾度となく見たあなたの肢体を求め、手指が探り求めていく。 (-125) uni 2022/03/04(Fri) 4:14:17 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード甘やかすように君の髪を撫で、滑らせ、襟に侵入しようとしてその窮屈を知る。 「……ん、ぅ…………ン……。」 相槌代わりに甘く啼きながら、喉元の釦を探して外そうとする。 知ってる構造の服だから、きっと見なくても指が覚えているだろう。 やがて幾つか緩んだなら、指を滑り込ませて襟を寛げ、君の口を解放するためにそちらへ唇を滑らせようとする。 それが叶ったなら……硬い顎の線、喉の尖り、斜めに力強く浮いた筋を辿り鎖骨へと、君の形を確認するように、丁寧に触れていくだろう。 唇が逃れられなかった場合は……君に味わわれるがままだ。 そう、きっと平熱は体格のいい君の方が高いのだろうけど、君の熱を受け取り、浮かされ、その肌の体温に馴染んだならもうそこにあるのは同じ温度で。 「は……ぁ……バーナード…………擽ったいよ…………?」 擽ったいよりもっと深く甘い感覚。手探りで触れる度に、布が擦れる度に、褐色の下で敏感になった神経がひくり、ひくり、と筋肉を震えさせるのを君は感じるのだろう。 (-129) shingetsusou 2022/03/04(Fri) 4:42:51 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ しっかり着用した看守服があなたの手で徐々に崩され、男が看守の姿を失っていく。滑る唇を感じれば僅かに追いかけもしたのだが、あなたの意図を読み取れば名残惜しげではあるものの下っていくのを許す。 「で、家庭、っが、な、くなったから……俺の、全部なくッ……あ、なくなって。孤児院でも、俺、ッのもの、なくて、」 唇に触れる度に、伝う度に、押し殺しているような吐息が漏れるのがあなたの耳に届くだろうし、肩は小さく震える。馴染んだ体温で色の異なる肌に朱が差し、更に求めるが故に余計な布は取り払われていく。 あなたの上着もシャツもはだけさせてしまえたのならば、そのまま肩から腕を撫で下ろしていくように脱がせてしまおうか。男のほうもまた抵抗をしないため、あなたの美しくしなやかな肢体が露わになる頃には男もまた厚い胸板や程よい筋肉で構成された男性然とした肉体を曝け出すことになるはずだ。 「それだけ?……ね、ナフ。ナフも気持ちいい、でしょ」 (-134) uni 2022/03/04(Fri) 5:29:34 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード言葉の狭間に吐息が漏れる度に、声が不安定に揺れ跳ねる度に、それらを耳にする度に、熱が渦巻き熱くてたまらない。 布と君の手が滑るように撫ぜ下ろされれば、その刺激に一際大きく背筋を震わせ、縋り付くように懐いた君の逞しい肩が更に重くなるのだろう。 外気に晒された肌は冷めることなく色を濃くし、君に幾度も汚された白蔓草の清純を浮かびあがらせている。 強く吸い付きたくなる衝動を堪え、小鳥の羽根のような刺激を君に与えていく。衝動を逃すような吐息がまた、きみの皮膚の薄い場所に幾度も触れる。 「……ッ……は……ぁ……ん……それだ……け。」 それだけ 君は何も持っていなかったかもしれない。でも今この瞬間は、君は求めていて、コレは与えている。コレもまた、君を求めていて、与えられることを疑っていない。 快楽の潮に全て流してしまう。 「バー……ナード……気持ち……いい。もっと。……んぅ。」 哀しみを語り終えた唇も、塞いでしまおう。 今度こそ急くように唇を割り、浅いところから少しずつ深めていく。 力の入らぬまま、そっと君の剥き出しの肩を押す。君を押し倒せるようなものじゃない、するつもりも無い。今は穏やかに浸りたい気分だから。 ただ、これ迄に君と重ねてきた戯れを思い出させようとしただけ。 息継ぎの合間に、また笑う。心底楽しそうに。 (-141) shingetsusou 2022/03/04(Fri) 6:36:50 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ 互いの熱と震えが二人で持つ情欲と快楽を教え合っているような錯覚が垂らされた脳はそれを心地良いものと認識して。あなたが衝動を抱いているのを吐息として受け取れば、衝動を受容するのを示すように片手であなたの後頭部を優しく撫でたはずだ。 あなたが与えたいと願うのならば後押しするつもりでいる。 「そ、……っふふ、ありがと。いいよ、もっと」 あげる、と言いかけた唇は塞がれて、それならばと少しずつ深められていくその口付けの途中で幾度かわざと舌を僅かに差し入れて食ませようとする。成功しようがしまいが、こちらもあなたに応えて深めていく最中に段々と梔子色を熱で蕩けさせて、甘い獣欲の視線をあなたに向ける。 「……ん、ぅ……」 押し倒されてやるつもりはなく、けれどこれまでの情事を思い出してはくすりと笑った。穏やかな心地で触れ合い純粋な気持ちで溺れて行くのはなかなかに悪くない。 とはいえ、身体の奥で焦れる熱は男の芯をすっかりと勃ち上がらせているし、あなたを撫でる手もまた焦れた様子であなたのズボンに手をかけ始めたことだろう。 欲している。あなたを。 (-156) uni 2022/03/04(Fri) 13:43:30 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード「言う癖はついているかもしれないな。言わなければ分からないだろう。隠すべき時は言わない。 まあその辺りの事は後でアルレシャに聞く事にする」 最悪インタビューが行われようとしていた。今のこれもそうかもしれないが。 「個人に。……君も君で何か"大変な環境にあった"事を感じるんだが。 しかも解決済と。それは聞いてもいい話か」 思い返せば悪巧みと寝物語のような話しかした覚えがない。あなた個人に興味があるかといえばあるので話すなら聞くし、話さないなら……いいや、無理矢理引きずり出す事でもないか。 「どうだろう。そもそも周囲から切り離す、ということを考えた事がないのと……、 純粋に、 ベッドに横になって寝ると90%落ちる。 そして起きる。だから座って寝る事にしているから、布団と縁がない」 (-158) greenrotara 2022/03/04(Fri) 14:54:31 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード堪えていた衝動は、そっと赦すような君の掌に誘い出されるようにひとつ深い溜息となってまろび出し。それから跡が残らぬ程度に音を立てて吸い、滲む君の情欲の味を確かめるように舐め上げてから離れただろう。 淡い塩の味と肌の匂いに満たされる。 コレは君の上で膝立ちになっているから、前を緩めようとすればそれは容易な筈だ。硬い生地の中に押し込められて、窮屈に膨れ上がっている。 だけどそれを自ら解放してやるよりも、君の衣服すらちゃんと脱がせるよりも、コレは甘い啼き声を求めている。 まだ布が引っ掛かった状態の隙間から君の肌を追い、肩口や背筋、君の感じる場所を、知り尽くした地図を辿るのに夢中だ。 「ん…………ふふ、ふ……は、ぁ……」 息継ぎか、喘ぎか、笑声か分からなくなりながら、君の味に溺れていく。深く、もっと深く、求めるように大胆に動いては、舌先でこれまた知り尽くした咥内をつついては舐める。 差し入れられれば軽く食み、絡め、それからもっと君の欲が欲しいと吸ってみせる。水を求めるように。餌をねだるように。 もっと、もっと君の愛欲を。情動を。君自身を。 (-159) shingetsusou 2022/03/04(Fri) 15:05:38 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 蒐集家 テンガン「言っても分からないことはあるけどな。言う必要がないこともある。とはいえ言った方がいいのは間違いないしその姿勢は素直に尊敬するかな。 ……アルレシャが変なこと言いませんように」 最悪インタビューは自分がされる分にはいいが自分のことで他人がされるのってなんだか不思議な感覚になるよね。 「ああ、別に聞いてもいいよ。もう弱点じゃなくなったし、言ってしまえば『親がクソ仲悪いから間を取り持ついい子してたけど結局家庭崩壊して孤児院行きになった』ってだけの話だ。君も君で、ってことはお前も"大変な環境にあった"の?」 以前までであれば、あるいは性質の全く異なる相手であれば、こうも素直に話はしなかっただろう。異端である共通点を持つ気楽なあなたであるからこそ素直に話すし、口調も表向きのそれと大きく離れている。 「寝相が悪いのか、それだけ悪夢見て暴れてるのかどっちだ?とはいえどちらにしても座って寝れるのは羨ましいかな」 (-164) uni 2022/03/04(Fri) 15:42:40 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード「アルレシャが変な事を言いますように」 早速言う必要がないことを言っておいた。 「ああ……そういう。いや、紛らわしい言い方をしたな。俺ではなく他の参加者と比べた。同情の余地のある人間がいたもので。 君と俺を比べるなら、俺の両親は非常に仲が良かった。いつも意見が一致していたし、子供好きでもある。気を使う場面もない。非常に良い環境と言えるだろう。 それにしてもいい子の君は想像がつかないな」 普段看守の仕事はしているのだろうが、処刑時も被害が拡大しないよう動いているのを見ているし、それはそれとして特定の事柄については話が合うのでこういうことを言う。 「悪夢は特に。覚えている限りで言えば普通でしかない。寝相が悪いのだと思う。 ……座って寝ると体は痛くなるぞ」 横になれるならおすすめしない。 (-165) greenrotara 2022/03/04(Fri) 16:25:19 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「は、ッあ……気持ちいー……」 吸われれば思わずといった様子で息を止め、舐められれば身体を震わせ。衝動を与えてくれたあなたへの礼か褒美か、跳ねた声音を素直にあなたの耳朶に届け、甘さの滲んだ囁きを伝えていく。 男はあなたの下腹を外気に晒して掬い上げるように撫でる一方で、知り尽くされているが故に高められていく己に若干の困惑も抱いている。まるで溶かされるようで、以前のように抵抗感を抱くこともなくなって、腰や身体が震える様を最早誤魔化しようもなくなってしまっている。 喘ぎがまだ抑えられているのは咥内での交接によって呑まれている面が大きいからだ。溺れれば溺れるほど、鼻にかかったような甘い吐息が己のものである事実も気にならなくなっていく。あなたに応える舌は、唇は、徐々に大胆なものへと変化していくだろう。快楽に浮かされた心地の中であなたを求め、強く欲し、いよいよもって抑えがきかなくなるほどに。 「ん、っは、ァ……ナフ、……ほしい、っんぁ、もっと……」 もっとあげるから、もっとほしい。幼子のような拙い言葉を愛欲で満たして伝える様は懇願にも似て。あなたを抱き抱えて、ゆっくりベッドに横たわってしまおうか。 今すぐにでも組み敷きたい衝動とじれったい悦楽に溺れていたい情動とが絡み合う。どちらに転がるかは後にして、一先ずはベッドに沈んでしまおうと。 (-166) uni 2022/03/04(Fri) 16:46:32 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 蒐集家 テンガン あなたの言う必要がないことを聞いてくすくす笑う。おかしくってたまらないという顔。 「同情の余地がある人間、こんな場所早く出て行けと思う善性。どちらもそれなりにいるよね。真っ当に目に留まって支援を受けてほしいと思ってるよ、心の底から。 へえ、いいなその環境。うちは子どもが好きだったことしか一致しねえや。家でも孤児院でも皆に尽くしてたし今でもこんな場所で看守様やってるし、本当に俺ってば 利他主義 のいい子だよなあ」自分が 利己主義 である自覚を持った上でこの言いようである。表向きは明るくて穏やかな看守をしているのだが、特定の事柄については無礼講なのもあり喜んで乗っていたところがあるらしい。「いっそどれだけ寝相が悪いのか見たくなってきたな、おもしろ。……警戒態勢で休まなきゃいけない時って、なかなか横になり辛くってさあ」 (-169) uni 2022/03/04(Fri) 16:59:31 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード素直な、拙い、それ故に内側の生々しさを伝えてくる言葉に耳を犯される。 そう、これ自身も……声に、耳からの刺激に弱いと、君は気づいていただろうか。 それは脳に伝わり共鳴すれぱ直接快楽を呼び起こし、背筋を伝わって下腹へ至れば陽芯は張り詰める程に充血し反り返り、君の手の中で硬く熱く主張しているだろう。 「ぅあ……バーナード……今それヤバい……」 撫であげられれば崩れ落ちるように君の首に縋り付いて、背を丸めて堪える。 だからきっと、抱えてしまうのは至極容易だった筈だ。 「あ……っ…………はっ……はっ……ぁ……」 丸くなるように君に縋り付き、衝動を堪える吐息を君の胸元に幾度も触れさせる。いっそそのまま胸元に吸い付き、這わせ、舐め上げる。 幾度も、幾度も、己の熱を堪え、震えを押し込めながら。 ちぅと唇の吸う音、ペちゃと舌の這う音。 まだ、勿体無い。もっと、もっと、もっと、一緒に気持ち良くなりたい。 無意識に腿を君の腿へ、そして未だ覆われた君の天幕に擦り付けながら、身体は誘うように揺れている。 (-170) shingetsusou 2022/03/04(Fri) 17:26:22 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 疾風迅雷 バーナード「君が"利他主義"なら俺は"こんな場所早く出て行けと思う善性"に当て嵌まりそうだな。 どうだろう、その看守様の権限で刑期を短くするのは? ついでに無礼講も延長しよう」 楽しそうなので、真顔でそんな冗談を言う。実際のところ申し出があっても刑期を短くなどまったく求めていない。 延長は少し欲しい。 「機会があれば見るといい。あればな。 ……少しくらい横になっても大丈夫では?すぐ起きるよう努力するといい」 警戒が必要な時にうっかり寝入ってくれるほうが都合がいい。絶対コツは教えないでおこうと思う。 (-175) greenrotara 2022/03/04(Fri) 18:26:52 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「イきそ……?イってもいい、ッけど……んぅッ、はぁ゙……俺もそろそろ、がま、っんが、利かなさそ……」 手中で主張する熱を受け入れるように緩く握り、吐精を促しはしない程度に――焦らすようにとも言い換えられるだろうか――上下に扱く。時折あなたを絶頂に追い込むように手が早まってはすぐ不自然に緩やかになるのは葛藤の証だろうか。 あなたを抱き込んで横たわり、胸元に触れる吐息から与えられる刺激にすら身体を震わせる中、吐息以上に強い刺激を与えられれば少しだけ背を逸らしてびくりと身体を跳ねさせる。胸に触れる刺激にも下腹に与えられる刺激にも声が止められない。 「か、ァーわい……っあナフ、それ……ッ、いい……俺も、ねえ、もう苦し……」 固い布越しではどうしたって更なる快楽を追えないのだ。あなたが止めない限り男は自らベルトを外して己の昂りを引き摺り出そうとするだろうし、それを許すのであれば先走りですっかり染みを作った下着を床に脱ぎ捨てる際に糸を引くのも伺えるかもしれない。 もっと長く味わいたいのに。もっと深く味わいたい。 (-176) uni 2022/03/04(Fri) 18:32:56 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 蒐集家 テンガン「聞き捨てならない言葉が聞こえた気もするが、まあ俺の利他主義もとい良心に従ってあえて聞かなかったことにしておくか。 この看守様そこまで権限強くないんだよね、俺の手伝いして都合よくポイント稼いで色々すればいいんじゃね?延長は正直したいし看守長様に申請してみるかなあ」 冗談だと分かっているからこそあえてノーコメントを貫き、ついでに駄目で元々精神で端末を触って申請を投げておいた。 「機会は作るものだし、近いうちに見に行くよ。今ここで寝てもいいけどそんな気分でもないでしょ? すぐ起きられたら苦労しないんだよねえ。寝るの好きで睡眠時間も長いからぐっすり不可避で」 睡眠時間が長めかつ朝型の人間だ。警戒態勢になった場合はうっかり寝入る側になる可能性がまあまあ高い。 (-177) uni 2022/03/04(Fri) 18:45:48 |
【人】 疾風迅雷 バーナード これは引きこもりの合間にロビーに姿を見せた看守。 目的は散歩兼食事といったところだろうか。 ハイビスカスティーdrink味噌カツfoodアン マンディアンvilをスムーズに注文。 (46) uni 2022/03/04(Fri) 18:50:12 |
【独】 疾風迅雷 バーナード/* 看守長出なくなってちょっとほっとしているよ!よかった!もう出さなくていいって!安心して[[.vil]]5連ができるね! プラリネvil ウィスキーボンボンvil トリュフvil 材料用チョコレートvil ダックワーズvil (-182) uni 2022/03/04(Fri) 18:52:19 |
【人】 疾風迅雷 バーナード まともなものが出てきたので安心して飲食、そして完食。 手持ち無沙汰にトランプをシャッフルしておもむろに左右に一枚ずつ置いて遊び始めた。一人ブラックジャックでもしようかな。 (47) uni 2022/03/04(Fri) 18:57:35 |
バーナードは、ディーラーとプレイヤーの想定、忘れてた……。 右がディーラーで。 (a50) uni 2022/03/04(Fri) 18:59:35 |
【人】 疾風迅雷 バーナード「……????」 プレイヤーの引くカード、弱すぎない?ディーラーはこれでストップとしてプレイヤー側に追加。 【プレイヤー】7+ 【ディーラー】17 (49) uni 2022/03/04(Fri) 19:01:34 |
【人】 疾風迅雷 バーナード「あのさあ……」 あのさあ……勝つためには4以下出す必要があるってこと? 5以上でバースト。 【プレイヤー】17+ 【ディーラー】17 (50) uni 2022/03/04(Fri) 19:03:25 |
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