【独】 帰宅部 津崎絵音/* 大丈夫?オレ邪魔? 昼から放課後までずっとフェンス前は流石に無いと思うから皆時間ずらして願いに行ってくれていいよ? (-87) ガラシア 2022/10/19(Wed) 21:31:35 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 世界や皆が嫌いなんじゃない。 自分が嫌いだから、耐えられなくて消えたかった。 だから、誰かの希望は応援したい。 自分が見る事ができない未来が、明るいものだといいと思える。 千葉は>>270 少し目つきが鋭いけどごく普通の奴で、話していて楽しくて。 真っ直ぐな志と思い遣りを持っていて。 それだけでもさ、充分なんだけど。 ────文化祭の時、 視線は自分には出来なくなった指の動きに集中していたけど 耳が聴いていた低音は、メンバーの奏でる音を支えるようで 頼もしくて、かっこよくて。印象に残っていた。 伝えるでもなくただ労っただけの自分に向けられた表情 直向きに語られた未来への思い、 憎しみを抱くこともなく、純粋に尊ぶべきものと思えた。 お前はずっと優しかったし、 オレはお前が思ってるよりずっとお前のこと好きだよ。 男同士でそんな言葉使うなと無関係な誰かに言われたら 好意を性愛だけのものとしてくれるなと返したい。 (296) ガラシア 2022/10/19(Wed) 23:46:23 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 質問にはすぐに返されない。言葉に詰まったようだった。>>272 本当は分かってるんだよ。 沢山言葉を尽くしてくれて、息を切らして来てくれる そんな温かい人間の千葉郁也が 自分の中身に空洞を作り生きる選択に、 思うことが何も無いわけないんだ。 寄った眉間の皺の奥の頭の中で、何を思っていたのか。>>271 分かるようで分からないけれど、 そーいうの全部認識しながら無視して、 自分の都合をまた押し付けて、頷かせようとしたのかも。 オレって千葉相手にも酷い奴なんだなぁ。 これは死後地獄行き確定か。 消滅すれば逃れられたというのに。 ] (298) ガラシア 2022/10/19(Wed) 23:47:37 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ だからやり返されないといけなかったのかもな、って。 実のところ最初の踏み込みとなった短い問いだけで>>273 肩を跳ねさせ表情を変え硬直したオレの思考は停止し、 冷静に思うことも出来なかったのだけど。 ] ぁ…… [ 無意味な音だけが漏れる。それは話を止めるに至らない。 維持してくれていた心地良い距離感が、変わる。 段々身体が震えていく、止められない。 友人のように悪意無く、 それでいて浅慮に告げられることはない。 こうなってしまっても千葉は千葉。 だからこそ苦しくなる。 一度語る肯定に続いた、「でも、好きなら」 それが的外れでは無いからこそ突き刺さる。 ] (299) ガラシア 2022/10/19(Wed) 23:48:29 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ そんな心が痛みに襲われているオレを余所に、 千葉は最後まで一生懸命に寄り添うような言葉を紡ぎ、 相手の選択そのものは否定せずに思いを伝えた。>>274 二日前拒まれ怯んだ身だから分かる。 誰にでも出来ることじゃないだろ、これ。 ああでも、だからこそ思ってしまう。 なんでこんなにオレと千葉は違うんだろうって、 オレみたいなのが千葉が語るみたいに なれるわけないじゃん、って。 いつの間にか握り込んでいた両拳。 右のほうが痛くて仕方ないのに、力がうまく抜けなくて なんだか呼吸が浅く早くなってきて、 自分がどんどん冷静じゃなくなってきてるのが分かるのに 抑えられなかったオレは──── ] (300) ガラシア 2022/10/19(Wed) 23:48:50 |
【人】 帰宅部 津崎絵音何も知らないくせに勝手なことを言うなよ! 手を治したって、二年もブランクがあるんだぞ! 昔みたいに弾けるようになるなんて限らないだろ! あの頃みたいになれなくて結局折れたら、 他の原因で怪我したり病気になってまた弾けなくなったら、 二度も同じ目に遭わされたら、 また周りに失望されて見捨てられて哀れまれたら! そういうことにずっとずっと怯えながら これからも一人で生きていけって言うのかよ! 今でも全部忘れられなくて、ろくに眠れないのに! [ もしかしたら、 一生懸命になってる千葉より聞き手のほうが 言ってることが分かったのかもしれないから。 最初は激情を乗せ責めるようだった怒鳴り声は、 感情的になっても自分が間違っているとを忘れられなくて 最後には泣き叫ぶみたいな情けなさに変わっていた。 ] (301) ガラシア 2022/10/19(Wed) 23:49:15 |
【人】 帰宅部 津崎絵音……っ ごめん、本当にごめん [ 全て自ら吐き出しきってしまった後に我に返り 惨めさに頭を抱えて俯いた。 昨日の後悔の上を行く言葉を浴びせ、醜態を晒し こんなことの為に呼んだわけじゃないのに。 ピアノに触れ希望を語られると、どうしても。 ] 違う、違うんだ。千葉は悪くない 知らないのはオレが喋らないからだし、 多分正しいことを言ってるってことは分かるんだ、でも…… [ ただ、それに耐えられる精神状態じゃないだけで。 オレは千葉よりずっと弱いだけで。 ああ、どうしてこんな風にしか接せなくなったんだろう。* ] (302) ガラシア 2022/10/19(Wed) 23:50:35 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 吐き出したのは自分の中にあった全て。 だから、何も求めてないつもりだったオレも 望んで独りで抱えていたくせに、それが辛くて。 それぞれの形で呼びかけようとしてきた二人に、 せめてどこかで覚えていてもらいたくなっていたのかもしれない。 不思議なものだ。それが嫌で仕方なかったのに。 だとしたらまあ、 よくもこの期に及んで他人に責任を押し付けられたものだ。 皆が言うから?一体皆の何のつもりなんだか。 友人以下と昔親しかった先輩だろうが。 散々に自分勝手に振る舞った人間が、 誰かの為だけで自分の願いを諦めるわけもなかった。* ] (312) ガラシア 2022/10/19(Wed) 23:58:52 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* シリアル陣営ってどうなるとシリアル陣営なんですか? 願いが軽くて悩みがなくてもシリアス陣営に関わって話聞いてたらシリアルではない? あくまで本人のロルと設定基準? (-110) ガラシア 2022/10/20(Thu) 0:15:50 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* 一方的にやたら好かれて困ってたらアレなのでフォローに。 大丈夫やで。まず数年間恋愛どころの精神状態ではないので千葉が女でも大丈夫だったで。 (-111) ガラシア 2022/10/20(Thu) 0:25:41 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* 金海さんの短文で雰囲気出していくところ好き オレのやつは金海さんより長いけどきっといらない部分沢山あるし雰囲気もない (-112) ガラシア 2022/10/20(Thu) 0:36:33 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 何も見えないように頭を抱え、オレがまた逃げる前の千葉は 驚くでも他の奴みたいに同情を浮かべるでもなく、 顰めたままの顔でいた。>>328 経験の無い反応の上、心が乱れきっていたから もう今度こそ駄目なのかもしれないって思った。 こんなに手を尽くしても恩知らずに怒鳴り散らしてくる奴は 嫌われて当然だろうな、と。 ちょうどいい距離では自分を繕えていた。 そのオレは多分、暇潰しの話し相手程度にはそう悪くもなく 変に千葉を困らせるようなことも無かった筈。 踏み込まれたくない、知られたくない その拒否感にはきっと、 そうなれば自分を嫌いになるかもしれないこともあった。>>327 プライドとは無関係の、個人の弱さ。 ] (363) ガラシア 2022/10/20(Thu) 3:09:32 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 酷いことを言われ自分は知るわけもなかった事情で否定されて、 何も知らないことを認めた上で>>329 それでもまだ、なんで まだ伝えることを諦めずにいられるの、見捨てないの。>>330 消えることは考え直した上で新しい願いを受け入れてほしがった。 なら分かったって言って黙って見送れば、 死ぬことは止められて相手の言う通りにして 全て解決とだって、出来るはずじゃん。 ] でも、だってオレは…… [ 駄々を捏ねる子供みたいだね。 どうにかして否定しようとしてしまう。 でもろくに続きが出てこなくて割り込むのを諦めた。 千葉の言葉の一つ一つに響き過ぎるくらいの力がある。 自分の未来を降って湧いた機会になんて託そうとしてない その強さが表れている気がした。 同じようにはなれない。 でも、強さを見せつけられてるんじゃなく 助けようとしてくれているんだ、と。 漸く受け止められた気がする。 (364) ガラシア 2022/10/20(Thu) 3:10:58 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 不意に右手に触れた感触に少し身を強張らせ、 けれど抵抗はせずに恐る恐ると抱えを解き見上げた。 いつもと逆だ。なんて少し日常じみた思考が戻って来る。 オレは弱いから、千葉にはなれないから 縋ってしまってもいいのかな。 常にいっぱいでパンクしてバグを引き起こす頭は またピアノに触れ一生懸命になったら整理出来るのかな。 ……消えたらよかったと後悔せずに生きられるかな。 ] ──千葉、 [ 距離を取ることを許してくれていた気遣いの千葉にとって こうやって否定されながらも呼びかけ続けるのは、 あまり自己を肯定出来る行いではないのかもしれない。 それでも、止めないでいてくれたのかもしれない。 消滅へ希望を見出すことは普通の人間にとって間違いだと 分かっていながら望んだオレには 多分そういう言葉じゃないと響かない。 ] (365) ガラシア 2022/10/20(Thu) 3:11:19 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 不思議だな。 何もかも吐き出し最悪の醜態を見せてしまった後でも 落ち着いた今は、お前の側は息がしやすいや。 ] ……自分が言ったことの責任取れよな 卒業したらはいさよならなんて許さねぇぞ [ なんて、千葉は昨日からその先の未来の話をしてくれていたのに オレがガキでしかない屁理屈と揚げ足取りで否定したのに。 隠したがり逃げたがりは中々、冷静に素直になるのは難しく。 未だ残る不安を今は秘めておこうと、 態と憎まれ口を叩くような言い方で、果たした心変わりを示した。 挑発する笑みでも浮かべられたらより良かったけど、 まあ、意図した表情変化の不得意さはお互い様。 ] (366) ガラシア 2022/10/20(Thu) 3:11:43 |
【人】 帰宅部 津崎絵音進路、一緒に悩もうか ……オレはまず三年に上がれるかなんだけどな [ もし本当に元の道に戻れるなら そうでなくとも、千葉の道の応援をして 乗れる相談があれば一緒に悩みたいと思う。 多分サボってきた勉強よりは役立つよ。 いいだろそれくらいの役目はオレにくれたって。 いつも怯えていた、何も信じられなかった。 未来にはまだ不安が残っているけど 千葉が変わらないことは信じられるよ。 ] じゃあ、行ってくる [ 少しだけ目線をフェンスの向こう側にやり、 また千葉を見た時、自然に笑っていた。 着いてきてとか情けないしさ、 自分で決めて自分で歩き出すところを見送ってほしい。* ] (367) ガラシア 2022/10/20(Thu) 3:12:07 |
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。 (a46) ガラシア 2022/10/20(Thu) 3:15:25 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* ああーこれは 近年のネットの加害者への異様な同調同情と被害者への無根拠叩きですね パイセンの文章力もありますがリアルすぎて本当…… (-123) ガラシア 2022/10/20(Thu) 3:22:40 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 進路について一緒に悩んで、勉強を一緒にする。>>397 それはもう、 ただの暇つぶしの話し相手ではないだろう。>>394 オレもやっとそう自分を認められそうだよ。 ボロボロで願いを隠すことも出来なくなったオレがもし、 千葉が覚悟を持たない内に醜態を晒したら 取り返しがつかない方向で関係は変化して そのまま独り消えてしまう可能性もあったのかもしれない。 生きてて良かったと思えるのは未来のこと 今はただ、こうしていられることを喜ぶだけ。 心の問題が絡む出席日数は、難しい問題で ついつい、一時苦い顔にもなってしまったけど。 その後すぐ「頑張ります」って千葉に宣言した。 怠慢を正し気力を取り戻していったら、 そうした目に見えない傷も治していけるのかもしれない。 安堵するような笑みが崩れない行く先があるといい。 ] (500) ガラシア 2022/10/20(Thu) 20:05:40 |
【人】 帰宅部 津崎絵音そうか [ ついでみたいに切り出された、でも大切なこと。 返事は短く促すように、 でも少し声色が嬉しそうになっていた。 ずっとずっと悩み続けてた千葉が決めた願い。 聞く権利を得られたのなら、知りたい。 ちゃんと顔を上げて、向き合って、その目を見て ────確かに聞き遂げた。 ] ……それ、最高の願いだな [ やっぱり熱心に思考を語ることは無かったけど 心からの祝福を込めて、そう返した。 誰かを救い、強い意思で自身の決断も出来る奴。 これから歩む先をファン1号として見ていたいと強く感じた。 こちらも同じく片手を挙げ、千葉に背を向け歩き出す。>>398 投げやりな思いや恐ろしさも無い今は、 フェンスの穴を潜り、旧校舎へ、その奥へ 迷いなく一歩一歩進んでいく。* ] (501) ガラシア 2022/10/20(Thu) 20:05:54 |
【人】 帰宅部 津崎絵音── 旧校舎 ── [ 草木が生い茂る敷地にある旧校舎は、 やはりどこか自分達が通う校舎より暗く感じたけれど 昼間と夜では見え方がかなり違う。 幽霊が出る場所というよりは、 ただ忘れ去られた物寂しさと過去を彷彿とさせられた。 オレはきっと、この場所みたいになりたかったんだな。 歩みに合わせ軋む床の音だけが聞こえる空間は静かだ。 やはり、あの時と同じで何も起きる気配が無い。“今は” 映画やゲームといったフィクションだと、 幽霊は一つの建物内の特定の位置や部屋に出たりする 所謂地縛霊ってやつ。 ただ一度出会い、二度目もそうだったとして 彼女がそれだとも限らなく解き明かすつもりも無いけど、 足は自然と月夜に出会った二階の廊下を目的地とした。 ] (502) ガラシア 2022/10/20(Thu) 20:06:12 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 気がつけばその突き当たり、まさに邂逅の地へと立っていた。 ──途中までしか記憶が無い。 この先のことを思うばかり、無心で歩んで来たのか はたまた、選択の期日を伝えグラウンドに皆を送ったように 今度はその膝元まで連れて来られたのか?……なんて。 いつにも増して睡眠不足に苛まれているせいで、 ファンタジーじみた思考になっているみたいだ。 白く、淡く光る人影は記憶のままにその場所に>>1:n1 ただ違う点が彼女の側に備え付けられた>>476 死者には不必要で、ある意味では必要なものたち。 お供えだって、すぐに分かった。 ならその椅子はなんだろう?彼女と対話する為のもの? そこまで想像に難くないけれど、 オレはそこに座らない、オレは対話を求めない、オレは] (503) ガラシア 2022/10/20(Thu) 20:06:25 |
【人】 帰宅部 津崎絵音……神様、 [ 自然、思考もなく膝をつく姿勢になっていた。 彼女は可笑しそうにしている。旧き学び舎に佇む幽霊を 救いの主のように呼び敬意を示す生者の様に、なのだろう。 愚かだろうか、狂っているだろうか。 それでも、 何かに縋らないと生きられない人間もいる。 あなたにとって、望ましかろうとそうでなくとも。 相変わらず床に足をつけることもなく、 白昼夢じみて宙で揺蕩いこちらを見下ろす彼女は やはりひどく優しい声で、 ──願いは決まったのかと問い掛けてくる。 ] (504) ガラシア 2022/10/20(Thu) 20:06:46 |
【人】 帰宅部 津崎絵音オレは、オレの願いは…… [ 喉が乾く、 鼓動が激しくなるのが分かる、 独り温め続け、 諦めた願いが再び頭を過る。 ] (505) ガラシア 2022/10/20(Thu) 20:07:45 |
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