情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
![]() | 【人】 入江 修この激励になんの意味があるのだろうか。 大人になると意味の無いことも 時には声に出していかなきゃならないんだと うちの可愛い生徒にはいつか教えてやったはず。 だが実践してみせた場がまさか面談なんて 皮肉も効きすぎたら困りもんだ。 (41) 西 2022/12/09(Fri) 16:23:03 |
![]() | 【人】 入江 修浅見の質問への答えは至ってシンプル。 だがこれで浅見が納得してくれるかといえば 少なくとも俺にはそんな気が全くしない。 「ただの不仲じゃ済まないってか? まぁあの面談を見りゃ気にもなる。 あ、やべ、タバコ忘れた。 浅見の要領を得ない回答が、 その闇の深さを物語ってるような気がして。 いつもの癖でタバコを吸おうとしたところで 忘れたことに気づくと肩を竦め、徐に口を開く。 (43) 西 2022/12/09(Fri) 16:25:00 |
![]() | 【人】 入江 修「前にな。俺がよく面倒見てた生徒がいたんだ。 そいつは両親から虐待を受けてて いざ保護された養護施設でも居場所がなくてなぁ。 よく理由をつけては俺のところに来てた。 お前を見てると、何となく思い出すんだよなぁ。」 (44) 西 2022/12/09(Fri) 16:26:39 |
![]() |
![]() | 【人】 入江 修お前のことを目にかけようとするのに これ以上の理由は要らないだろと。 微動だにしない氷の表情へ バツの悪そうな表情で笑う俺は どんな大人に見えたんだろうな。** (46) 西 2022/12/09(Fri) 16:27:45 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律賢い、本当に賢い。 大人の狡猾さも汚さも知っているような それでいて隷属することに対する抵抗も失い 与えられる仮初の安息の中に快楽を見い出す。 膝の上で俺に抱きついてくる姿は 本当に哀れで、可愛らしいものだった。 (-18) 西 2022/12/09(Fri) 16:33:56 |
![]() |
![]() |
![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律浅見のお言葉に甘えた俺は 浅見の首に手を回すとその顔を胸板に埋めさせる。 本当にして欲しい相手は、 俺じゃなくて両親かもしれないのに。 くすぐるように耳を指先で撫でると そのまま華奢な身体を伝って 太ももに手を這わせていく。 最初こそ壊れ物のガラスみたいに 大事に大事に触れていたのに、 今はもうペットを可愛がるのと同じく手つきだ。 だが浅見は犬や猫とは違う。 言葉も交わせば感情も豊かで。 なによりその心が欲した言葉が そのまま首輪になることもあるかもしれない。 (-21) 西 2022/12/09(Fri) 16:36:39 |
![]() |
![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律ここはお前の居場所だと 遠回しにその意を孕んだ言葉を 首輪のように浅見に差し出して。 制服の中に手を忍ばせると、 そのまま膨らみを揉みほぐす。 布越しじゃ我慢できずに こうしてすぐ直に触ろうとするのは もう互いに慣れ切ったと俺が思っていたからだ。 (-23) 西 2022/12/09(Fri) 16:39:24 |
![]() |
![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律しばらく浅見の胸のふくらみをいじめながら 俺はいたって平凡な褒め言葉を投げつける。 安っぽいだろうか。 この関係なら仕方ねぇだろうよ。 「最初こそ全然だったのに 今はこんな色っぽくなっちまって。」 浅見の耳を甘噛みしながら 執拗に虐めていた膨らみから手を離して 今度はその手を下の方へと伸ばしていく。 俺もだんだんその気になってきたせいで 身体が熱を持つのも早くなっていた。* (-25) 西 2022/12/09(Fri) 16:42:07 |
![]() |
![]() |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修 (-30) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:07:01 |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修「気が向いたら。」 そんな答えを返して。 あなたに背を向けて、俯くと 小さく言葉を零してから、その時は立ち去った。 (-31) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:07:26 |
![]() |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修そんな言葉を吐いてしまえば、 嫌でもわかるはず。 私は一番頼れるはずの親に頼れない、 私がどうなろうと親は気にかけない、と。 (-33) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:08:22 |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修翌日の放課後。 私は迷いもせずあなたが待つ資料室へと行って。 「……気が向いたので、来ました。」 寂しかったので あなたに向かって、そう言ってしまう。 その日が、私達の始まり。 (-34) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:09:24 |
![]() |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修いい先生であり、私が好きな人。 好きだよ、修先生。 あなたは私の居場所をくれたから。 それが仮初だと、わかってるのに。 (-36) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:12:22 |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修 わかっているのに。 こんなことで心を温められないから 私は今ここに居るってことくらい。 (-37) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:12:45 |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修 年下の、生徒の言葉に甘える先生が いい先生なわけがない。 本当に、最低だと思う。 それでも、私は隷属したまま。 胸板に顔を埋めて、甘えるように擦りつけて。 こんなこと、されたことなかった。 膝の上に乗るのだってそう。 本当にしてほしいと願う人ほどしてくれない。 耳を撫でられて、微かに身じろぎしながら あなたの背に手を回して、 触りやすい程度に密着して、温もりを得ようと。 最初の頃と手つきが違う事なんて 気づかないわけもない、でも。 その手さえ心地いいのだから救えない。 熱っぽくなっていく吐息のせいで 私が嫌がらないことがあなたに分かってしまう。 (-38) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:13:54 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新