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【妖】 武藤景虎…………ッ、 [ワイシャツの襟元を掴んで身体を引き起こすと、まるで鏡写しのように同じ顔の中心を思い切り殴りつけた。 ゴツ、と鈍い音がした気がしたけれど、拳に伝わる感触は、グシャ、ともつかない果実の潰れるものに似ている。 蹈鞴を踏んだ足が川辺の砂利を踏んで、バシャリと川の中に倒れると、ドロドロと身体から滲んだ油のような色が水に流れ出して。 恨めしげな視線と目が合うと、その姿も溶け出した色彩も、跡形もなく掻き消えていく。 僅かに残った林檎の甘い香りも、春の陽気を含んだ風が浚っていけば、ひとつ大きく息を吐いた。 “完璧なオレ“ってどうだった?とは、柚樹に聞くのはちょっと怖い気がした。 見た目には殆ど、違いはわからなかったし。]* ($34) dix73 2023/03/05(Sun) 14:21:46 |
【独】 武藤景虎/* もうちょっと偽物と戦った方がよかっただろうかとは思いつつ、とらは偽物になんか言われたとこで響かないんだよな……というのもあり…… (-54) dix73 2023/03/05(Sun) 14:49:37 |
【妖】 武藤景虎あっ、え?ごめん、とどめ刺したかった……? [どの辺りが“完璧“だったかは結局確かめることなく殴りつけてしまった“自分とよく似た何か“が水に溶けて消えていくのを見届けた後、呟かれた言葉>>$36に、目を丸くする。] っふ……、でも柚樹が容赦なく攻撃したのはわかったので……。 [自分の彼女が自分の顔したものの股間を蹴り飛ばすところは見たかったような、ヒュンってなりそうだから見なくてよかったような気はするよ……? それに、既に攻撃してたってことは何かされたかされかかったってことだし、柚樹の前にわざわざ現れたなら目的は明白で。 考える間もなく手が出てしまっていたのだから許して欲しい。] ($38) dix73 2023/03/05(Sun) 16:02:40 |
【妖】 武藤景虎あっ、うん、来てた……、 つーか今もコテージにいる、多分。 置いてきちゃったし……。 [柚樹の偽物。>>$37 服の上からでも胸の膨らみが視認できたり柔らかそうだったりする“女らしい“姿のそれ。 突き飛ばす前、縋るように伸びた手の爪に春めいた色の乗った手を思い出して頷いた。 押し退けただけだし、おそらく崩れ去ったりはしていないだろうことを思えば、確かに早く戻った方がいいのかもしれない。] とどめは、うん、譲るので。 [柚樹があれの言葉に惑わされることはもうないのだろうとはわかっていても、柚樹の手で倒した方がいいような気もするし。] ($39) dix73 2023/03/05(Sun) 16:03:22 |
【人】 武藤景虎[怒ってはいないらしい、とは此方を見つめる表情にわかってはいたけれど。 “合格“を告げられれば、柚樹の元に歩み寄った。>>45 なんとなく、実家の犬に餌やるのを任せた時より随分スムーズだなとか思ってしまったが。 オレのが犬より賢いから仕方ないな? なんて、明後日な方向のことを考えてしまうのは相当焦ってたせいだ。 今はそれどころじゃなかったってことにも、少し遅れて気づくくらいには。] ん……、ただいま。柚樹。 [場の緊張感が去って漸く、改めて抱き締めると、いろいろ話したいことはあったし、離れてる間に起きたことだとか、聞いてみたいことも多々あった。 でも、そうだな。 まだ全部終わったわけではないから。 コテージに戻ろうと駆け出す柚樹の後を追って来た道を戻れば、朝起きてからほぼずっと走り回っている気がする。]* (48) dix73 2023/03/05(Sun) 16:03:58 |
【妖】 武藤景虎[そうして、コテージへと戻れば柚樹に持ってる鍵で出入り口を開けてもらって。 咽せかえるような甘い香りに、う、と胸が悪くなる感覚がして。 中にはまだあれがいる証左だと思えば、いくらか緊張した心持ちで室内へと足を踏み入れた。 ムダじゃなかっただろ、とは、二人で戻ったことがわかれば“それ“にも伝わるだろうけど。]* ($40) dix73 2023/03/05(Sun) 16:04:38 |
【妖】 武藤景虎なんでって……、なんか腹立ったので。 いや、柚樹になんかしそうだったから……? [律儀に答える必要はないと思いながら、“それ“の言葉に返してしまう。 こうして偽物と並んでるところを見ると明らかに別物ではあるなとは思いつつ、それでもベースは同じだから不思議な感じはする。>>$41 近づいてみると、そういえば顔は叩いてしまったのだったと思い出して。 それは本人にもやったことがあるから、こんなことになるとは思ってなかったのはあるけど。 傍にはいたものの、近づいていく柚樹の邪魔はしなかった。 とどめを刺すとは聞いていたし、水に弱いらしいのは美術館の時に教えてもらってはいたが、どうするんだろうとは思って見ていた。] ($45) dix73 2023/03/05(Sun) 17:49:31 |
【妖】 武藤景虎…………、 [柚樹の攻撃は思った以上に容赦なくて、傍らで一連の流れを眺めながら、喧嘩になったら大変そうだなとは思ってしまった。 そんな取っ組み合いの喧嘩にはならないと思っているけども。 おそらく表面的には絵画のそれで、内側は林檎のような何かが素材であることを差し引いても、元の柚樹より非力であろう“それ“は抵抗らしい抵抗をすることなく、膝で頭を砕かれる。>>$43 広がった腐臭に似たにおいに、胃酸が込み上げそうになりながらも、とどめに足が振り下ろされるところまでを見届けて。>>$44] うん……、柚樹も容赦ないとは、思うよ……? [オレと喧嘩になってもここまでしないのはありがたいのだけど、急所を思い切り蹴るのも遠慮はしたいかな。 床に広がっていたグロテスクな物体が消えて漸く、安堵の息を吐いて。] 今度はちゃんと、とどめさせてよかったな。 [“今度は“の意味は、偽物のオレの話じゃなくて、美術館の時に現れた柚樹の偽物のことだけど。] ($47) dix73 2023/03/05(Sun) 17:50:22 |
【人】 武藤景虎ん……、終わったと思う。 [“あの時“も思ったけど、やっぱりオレの惚れた女はいい女だなと思ったよ、なんて。 問いかけには安堵の笑みを返した。] 起きてからずっと走り回ってたし、腹は減ったな……。 ホットサンド?食いたい。 [安心したら急に空腹感を思い出したのもあって、朝食には既に遅い時間だったし食事の提案には一も二もなく頷いた。] 何もされてないよ? オレの方が手を出してしまったくらいで……。 [あっ、変な意味じゃなく、とは付け足さなくてもわかると思うけど。 詳しくは飯食いながらというのには同意した。 なんか手伝うことある?とは聞きつつ、その前に手を洗ったり着替えたりしてくるとバタバタ荷物の方に移動して。] (52) dix73 2023/03/05(Sun) 17:51:32 |
【人】 武藤景虎[洗面台の鏡の前、装飾品をひとつひとつ付けながら、左耳のヘリックスピアスの内側を覗き込んで、あ、と声を上げた。 柚樹から誕生日に貰った太陽みたいな石と刻印の入ったそれは、昨日とは違うものだ。 オレの記憶がおかしかったせいでこの辺の物も巻き戻っていたのだろうか。 左手を見下ろすと、いつの間にか戻っていた薬指の金色ベースの金属の輪の重みに目を細めた。 足早に台所の方へと戻れば、柚樹の元へ駆け寄って、まず先に耳元や左手を確認することにはなったかな。]* (53) dix73 2023/03/05(Sun) 17:53:05 |
【独】 武藤景虎/* 思った以上に柚樹が容赦なくて笑ってしまった。 柚樹と殴り合いの喧嘩はさすがにしたくない……(しません) 漸くごはん食べられるね……。 (-63) dix73 2023/03/05(Sun) 18:04:38 |
【人】 武藤景虎じゃあツナがいいな。 [聞かれた二択に答えると、呪文みたいな単語を言われて首を傾げたが、組み合わせのことかと合点がいった。 つなたまちーのたまは卵かなと思って聞いてたけど、玉ねぎのこともあるようだ。>>64 卵も玉ねぎも合うと思うからどっちにしても好きなのだけど。 柚樹はいつも朝起きるのが早いし多分さっき合流する前には走っていたのだと思う。 その分朝食も早いからかなり腹は減ってるんだろうな、とは。 オレも朝から走り回ったりしたので空腹だったとのの、消えていたはずのこの半年で増えた思い出の品が戻っていたことが嬉しくて、急いで確認しにはいってしまった。] (74) dix73 2023/03/05(Sun) 21:57:04 |
【人】 武藤景虎[飯の準備をしているところに悪い気はしつつも、柚樹のところへバスルームから一直線に向かえば、左手と耳元を確認する。 指輪を受け取ったのは正月明けすぐで、ピアスを付け替えたのはオレの誕生日だからどちらもこの二ヶ月程度、見慣れてきた銀の装飾を目と指で確かめれば安堵の息を吐いた。>>65] ……うん、良かった。 [半年間のことを思い出したのがほんの少し前のオレがこれだけ安心するのだから、昨日から今までの間、柚樹はどれ程不安だっただろうと思うと申し訳ない気持ちになってくる。 記憶をなくしていた間のこともきっちり覚えてはいるので、後で改めて謝らないとな、とは。 とはいえ、柚樹が空腹だと元気がなくなるのも確かなので、掴んでいた左手を離すと、ホットサンド作りは再開してもらった。] (75) dix73 2023/03/05(Sun) 21:57:26 |
【人】 武藤景虎いただきます。 あ、卵と玉ねぎはどっちも入ってるんだ? 嬉しい。 [牛乳多めのミルクティーも好きなやつだし、此処にいる間は柚樹の手料理が食べられるんだなと思うと、気分が上向きになった。 冬休みに黒崎家に数日滞在した時のことを思い出して、あの後しばらくはかなり寂しかったな、とか。 少し懐かしい気持ちにもなりながら、美味しそうな香りの湯気を立てているこんがりと焼けた狐色のパンに齧り付いた。] うん、美味いよ。 [温まったツナとゆで卵、とろりとしたチーズの組み合わせは鉄板で美味いものだし、空腹も合間ってさくさくと食べ終わってしまいそうだった。 昨日のココアも美味しかった、とミルクティーに口をつけるのは、実家に呼んだ時にミルクティー好きなんだ?と聞かれたのを思い出して。 オムライスも、オムレツ乗せるやつを作れるようになってた理由は今ならわかるので。 こういう些細なことを柚樹が覚えててくれるのは嬉しい反面で、オレも柚樹のことなら何でも覚えてるつもりだったんだけどな、とは思ってしまう。] (76) dix73 2023/03/05(Sun) 21:57:51 |
【人】 武藤景虎……柚樹、ほんとに、ごめんな。 [ホットサンドの最後の一口の端っこを食べ終えると、ミルクティーのカップを傾けてひと心地ついてから口を開く。 昨日から今朝までの間、どれほどに不安だったかは想像に難くない。 オレが無邪気に男だと思いながらもベタベタと触り出したり、手を差し出したり、挙句に裸を見るという最悪な気付き方をしたこととか、全部。 柚樹が結構よく泣くことをオレは知ってはいるが、極力人前で、というか、オレの前で泣かないようにしてるのも知ってるし、泣いた理由も今なら検討がつく。 でも、あの事故が起きる前からずっと違和感はあったんだよって言ったら信じるだろうか。 そっと手を伸ばすと対面にある手の甲に触れた。] (77) dix73 2023/03/05(Sun) 21:58:27 |
【人】 武藤景虎……オレの偽物ってどんなだった? [美術館で遭遇することがなかったのは、オレが早々に現実へ還ったせいもあるが、何で今更あれが出て来たんだろうとは不思議ではある。 多分、柚樹が泣いている理由もわからず、かといって胸の内を伝えられる状況でもなく。 柚樹がオレを通して見ていた何か(それが何かは今ならわかるが)への複雑な感情が現れたのだと思うのだけど。 “あれ“がオレの半年間の記憶を知っていたなら、柚樹を柚樹と呼んでいたなら、そっちの方に縋りたくなってもおかしくないんじゃないかとは思うので。]* (78) dix73 2023/03/05(Sun) 21:59:35 |
【人】 武藤景虎冷静におしゃべりは無理……、だったかな。 [それがわかっていたからこそ、“あれ“はオレの前には現れなかったのだろうし。 偽物の柚樹については、美術館の中で柚樹が遭遇していたものと同じだと考えれば、柚樹の説明>>90は納得がいった。 柚樹に好きだと告げた時、同じ気持ちだと答えたすぐ後に、“でもダメだよ“と、恋人にはなれないと言われた理由を思えば、あの時の柚樹が抱えていた思いをそのまま表しているのだろう、とは。 柚樹と付き合ったらオレが変に思われるからとか、そういう。] まあでも、偽物の柚樹には全く心は動かされなかったよ。 [何も心配してなかったと思うけど。 だから、オレの方も似たような感じで自分の深層心理的なものが反映されていたのだろうと思うと、若干聞くのが怖くはあったが、気になってはしまう。 一言目の説明でもう、「は?」とは不機嫌な声が漏れてはしまったが。>>91 やっぱり“あれ“と冷静に話すのは無理だったと思う。] (100) dix73 2023/03/06(Mon) 2:59:57 |
【人】 武藤景虎いや、オレだって素面でもそれくらいは言え……、いや、続けて……。 [愛してると言ってきたからオレじゃないって判断されるのはどうかと思うと反論しようとしたものの、事実なので先を促した。] ああ……、それは確実に言わないかな。 [次に挙げられたことは、柚樹がオレではないと気づいても納得のものだったけど。 柚樹が忘れろと言ってくるようなことも、全部覚えているところはあるし。 なんでもかんでも覚えておこうとするのは、以前繰り返し見ていた“柚樹が最後の一人になる悪夢“のせいだと思う。 あの夢の中で、柚樹が天使にオレの記憶を消して欲しいと願った時、絶対に忘れないと叫んで、仮令神様の力とかで記憶を消されるようなことがあっても、忘れないつもりだった。 だから、“忘れる“ということを無意識下で避けているのかもしれない。 その分、ごっそり記憶を失くしたことのショックは大きかったのだが。] (101) dix73 2023/03/06(Mon) 3:00:21 |
【人】 武藤景虎[その他挙げられたものは、改める気がないか改められる気がしないものばかりだったから、柚樹が改めて欲しいわけではないならそれでいいかと思って。] 中身がある……って自分で言うのすげえアホみたいだな……。 [そんなこと言う奴がオレの理想だったらやだなとは思いつつ、まあ、コンプレックスの最たるものなのは確かだったので。] ん……、でもそれも、柚樹がそんなことないって言ってくれたから、もう気にしてないよ。 [柚樹があれに縋ることは無いとはよく理解できたから、聞いておいてよかったなとは思う。] (102) dix73 2023/03/06(Mon) 3:02:26 |
【人】 武藤景虎お互いにもうあれが出て来ても何の問題もなさそうだとはわかったから、大丈夫。 あ、紅茶ありがと。 [“あれを呼んだのは私かも“と言うのに緩く首を振って、新たにカップに注がれた紅茶に口をつける。] わかった、その必殺技みたいな名前のケーキは帰ったら奢るよ。 [“新エクストラスーパーあまおうショートケーキ“ってどんなんだろうと思いながら、ボウルに入った苺を口に放り込んで。>>93 オレもスーパーモンブランのことは思い出してはいたよ。 その時も、ケーキで手打ちにしてもらったんだった。 あの時初めて柚樹を部屋に呼んだんだったなと懐かしい気持ちになる。 ほんとにケーキ食べに来るだけのつもりだと思ってなかった、と笑って。] ……ありがとな。 [こうして思い出が語れることが嬉しいと改めて実感すれば、謝る代わりにお礼を告げて笑みを返した。]** (103) dix73 2023/03/06(Mon) 3:02:52 |
【妖】 武藤景虎一応言っとくけど、昨夜の時点でもオレは柚樹のこと、女子として意識はしてたよ……? じゃなきゃあんな、ベッド離したりしないし。 [半年前のオレが柚樹に恋情がなかったと思ってたなら違うよ、とは言っておかないとな、と思って。 うっかり見てしまった胸や下着も、まるで気にしてないみたいだったから。 いや、女だと知られたことの方に意識が行ってたのはわかるんだが。] あれもあの時点のオレには、刺激が強くはあったので……。 [告白もしてない状態で手を出したりはしない(できない)のはあるとはいえ、何かあったら困るわけで。 いや、あの場合オレはオレだからいいのかな。 でも経験の記憶がない状態では、またもたつくかもしれないし、それはちょっとカッコ悪いから。 柚樹の心情を思えば、そんな状況でもなかったのはわかってるんだけど。] ($49) dix73 2023/03/06(Mon) 3:05:33 |
【妖】 武藤景虎でも、こうしてちゃんと触れるようになってよかったな。 [指を絡めて握ると、身を乗り出して軽く口付けた。 丸一日くらい一緒にいて、キスのひとつもしなかったことなんてそうそうなかったから、随分久しぶりに感じられた。]** ($50) dix73 2023/03/06(Mon) 3:05:44 |
【独】 武藤景虎/* バーベキューしたいとか話してはいたんだが、どうしよう。 いちゃいちゃもしたい…… 手を出したら日付超える可能性ががが_(:3 」∠)_ (-84) dix73 2023/03/06(Mon) 7:15:58 |
【人】 武藤景虎[女子とわかった途端に明らか挙動不審には半年前にもなってたんだけど、あの時の柚樹は全く気づいてなかったよね、とは。 あの時は無意識下で否定してたのはあるんだろうなってことは今ならわかるんだけど。 オレはオレで、“気になる“+“女子“だから、かわいいって言っても許されると思って実際言ったというのは半年前も昨日も変わらなかったから。] もしあのまま記憶が戻らなくても、似たような行動を取ってた気はするから……そう言って貰えるのは嬉しいよ。 その度に柚樹を泣かせることになりそうだから、そうならなくてよかったけど。 [昨夜時点、はっきりとはわからないものの柚樹の中にある“半年後の自分“に嫉妬してた心境は今のオレの中にあるものだから、もしオレの記憶が戻らなくても>>113というのに救われる気持ちがあるのも本当だ。 勿論、この半年がなかったことになるのは絶対嫌なんだけど。 それはそれとして、半年後の自分に戻ったら戻ったで“昨夜の自分“が柚樹となんかあったとしたら(それどころじゃないし、なかったけど)、複雑な気持ちになってた気はする。 自分に対して謎の嫉妬するくらいなんだから、偽物の自分って最早他人(あれは厳密には人ではない何かではあるが)だし、顔を見た瞬間に排除する方向に向かっても仕方のないことだと思う。] (117) dix73 2023/03/06(Mon) 10:05:13 |
【人】 武藤景虎聞いててやっぱりなんか腹立つので……、うさんくさくて助かったまである。 [偽物が本当に“完璧な人“だったらそれはそれでやだし、わかりやすくてよかったのかもしれない。 美術館で見た後輩女子の偽物は正しく彼女の理想の姿だったのは明白だったが、オレとしてはオリジナルの方が親しみやすかったことを思えば、完璧だったら良いというわけでもないのはわかるし、オレの偽物がどんなのであれ柚樹がそっちを選ぶとも思ってはないのだけど。] じゃあオレは柚樹に別のやつ奢ってもらって分けて食う……。 [それだといつもと変わらないな?と笑って返せるくらいには気が楽になれたと思うよ。 夕飯とか風呂とか、居候かなというくらいに柚樹の実家で世話になってる分、外食はオレ持ちにしてるのに奢ってもらうのはなっていう気持ちはあるから、その分手打ちとは別として飯とか奢るし。 って結局単にデートの予定立ててる感じにはなってしまったけど、他愛のない“いつも通り“が今は常以上にありがたく感じるからまあいいかなって。 イスパハンって何……?っていうのも気になるし。] (118) dix73 2023/03/06(Mon) 10:05:48 |
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