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【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「冗談にしてはタチが悪いな、全く。」 掴み所がないその様子は僕の気を引くには 充分すぎるほどのウェディングベール。 悪戯な笑みを浮かべるアンネの姿に 苦笑いを浮かべていた僕の表情は きっと明るいままだったはずだ。 彼女の手に包まれる僕の手は 不思議と熱を帯びていくような感覚がする。 それはまるで、暗闇に火が灯るように。 (-23) 西 2022/02/13(Sun) 22:32:42 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「じゃあ、僕の秘密をもっと明かしたら そしたらもっと...君と話していられるのかい?」 (-24) 西 2022/02/13(Sun) 22:33:27 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ上乗せされるわがままへの答えはイエス。 仕返しだと悪戯な笑みを浮かべて 彼女が振ってくれる話題に答え始めるのだ。 と言っても普段やってる事は演奏ぐらいで 好きな物が実はチョコレートだったりと 話題性のなさに我ながら情けないと思うのだが。 (-25) 西 2022/02/13(Sun) 22:35:35 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ話し始めれば話題は無限に湧くが時間は有限だ。 終わりは僕の逃避行が終わりを告げたと同時。 「エド」と、こちらに手を振る両親に 今行くよと答えれば、途端に名残惜しさが募る。 しかし今度ばかりはわがままも言えずに アンネとはその日は別れることになったのだろう。 (-26) 西 2022/02/13(Sun) 22:36:45 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズしかし別れ際、君にだけわかるように重ねた手は 両親に見えないように二人の身体で隠す。 それからアンネの指先に自身の指先を合わせると (-27) 西 2022/02/13(Sun) 22:38:59 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「ねぇ。アンネ。 君の為だけに、僕はまた病院へ来るよ。 そしたら、今日の話の続きをしよう。」 (-28) 西 2022/02/13(Sun) 22:41:43 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハムそうなのね。でも、綺麗な音を紡ぐのに 必要なのは指の綺麗さより…… 心じゃないかしら? 心の内に眠るものを呼び覚まして 言葉にできないものを表現するのが音楽だ… なんて、これは前に読んだ本の 受け売りなんだけどね? [ 貴方が自分の指先を見つめるのにつられて 同じ方を見る。あの時滑らかに動いてた指は 綺麗だなって思っていたし 今見ても、綺麗な指だと私は思う。 私はピアノが弾けるわけではないから どちらかというと指の綺麗さと音は関係あるのか なんて純粋な疑問なの。 勿論、怪我をした手で弾けるとは思わないから 手を大切にするのは自然だと思うけれどね。 ] (-33) alice0327 2022/02/14(Mon) 0:34:48 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハムごめんなさい、 でも、話していたいって思ったのは本当なの。 [ タチが悪いって言われたらほんの少し眉が下がって。 でも、それも一瞬の事。 だって貴方の顔は曇ってなかったもの。 ] (-34) alice0327 2022/02/14(Mon) 0:35:23 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム そうね、たくさんお話したいから 貴方のこと、もっと聞かせて? [ 我儘を叶えてもらえるなら 貴方の仕返しなんて気にならない。 嬉しくて笑みがこぼれるのを止められないの。 普段やってることが演奏だと聞けば どんな曲弾くのかとかそれはそれで興味は尽きないし チョコレートが好きなら、今度一緒に食べたいとか。 今度の約束なんてまだしてないのにそんなことを。 手元にあった本の話も少ししたわ。>>35 貴方は知らなさそうだったから 簡単なあらすじを伝えて、 興味があるなら読み終わったら貸そうか、 って言ってみたりもしたのよ。 ] (-35) alice0327 2022/02/14(Mon) 0:36:10 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ 楽しい時ほど時間がたつのはあっという間。 逃避行だったとは知らない私だけど 呼ばれている人を引き止めることはできずに。 その日はそれでお別れすることになるの。 ] (-36) alice0327 2022/02/14(Mon) 0:36:42 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム 大丈夫だからって普段虚勢を張ってるから 誰かを引き止めようなんて思わないのに 今日ばかりは引き止めたいと思ってしまった。 もっと、お話したいと思ったから。 もっと、時を重ねたかったから。 (-37) alice0327 2022/02/14(Mon) 0:37:22 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ 私にだけわかるように手が重なって 自身の指先にエドの指先が重なる。 時を重ねたいって私の思いが 伝わっているみたいに思えて、 白い頬に熱が集まるような感覚がした。 ] 会いに来てくれるの?嬉しい。 そしたら、貴方が来るまでにこの本、 読み終わっておくから。借りにきて、ね? 勿論、もっとお話もしましょう。 [ 花が咲くように微笑んで 約束を交わして、彼をその日は見送ったの。 ]** (-38) alice0327 2022/02/14(Mon) 0:38:28 |
【人】 ピアニスト イングラハム仲間入り。言い得て妙な話だ。>>37 こちらの意図を丁寧に読み解く姿に 私は驚きを隠すことが出来なくて。 「そういうことになるね。 正しくは、仲良くなりたいと思うくらい 君に興味を惹かれてるってところかな。」 そういう意味では仲良しの人よりも 特別なのかもしれないね、と。 楽しげに笑っているアンネに私は告げる。 (41) 西 2022/02/14(Mon) 3:02:01 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ指先の綺麗さを求めるのは手を怪我しない プロ意識を高めるための方便に過ぎず、 真に求めるべきは心の有り様。 君の口から毀れた感想は真理を突いている。 それがたとえ受け売りに過ぎないとしても 本来あるべき初心を指し示していた。 (-39) 西 2022/02/14(Mon) 3:02:42 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「それなら、もしアンネが演奏したら きっと素晴らしい音色が聴けそうだ。」 君の言っていることは間違っていないよ、と。 君に伝わることを願って、僕は再び笑う。 一瞬だけ眉が下がった時には少し動揺したけど 僕の真意はちゃんと伝わっていたみたいだから。 何も心配なんてしちゃいない。 (-40) 西 2022/02/14(Mon) 3:04:19 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「僕でよければもちろん。 それに、君の事も聞かせて欲しい。」 アンネはともかくとして 僕には話せないという話題はないのだから 聞かれれば素直に答えよう。 何度かコンサートをやる機会があって 都度、課題曲の練習をしていることや 好きなチョコレートの話だってしてみせよう。 流石にコンサート見に来てよ、とは この時には言えなかったけどね。 今度の話をされるのは、悪い気がしなかった。 (-41) 西 2022/02/14(Mon) 3:05:49 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ本を読もうと思ったのは 一冊の物語を通して、君と同じ世界を 共有してみたいと思っていたからで。 貸そうかと言ってくれた君には お願いしたいと僕も頭を下げただろう。 (-42) 西 2022/02/14(Mon) 3:09:37 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズそしたらさ。 「この本、返しに来たよ」って。 君に会いに来る理由がもうひとつ作れるだろう? (-43) 西 2022/02/14(Mon) 3:10:21 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズそんな言葉にしない願いを込めても 過ぎ行く時間は憂うことしかできず 取り戻すことは出来ないから。 今の僕に出来るのは未来の話だけ。 未来の提案を受け入れられれば 花に誘われる蝶のように頬は緩んで。 「あぁ、約束だ。」 別れ際に約束の証として 小指を差し出して見せたのだった。 (-45) 西 2022/02/14(Mon) 3:12:38 |
【独】 ピアニスト イングラハム見舞いを気取って 僕は君に会う時間を増やしていく。 君のふわりと柔らかな笑顔を 僕はずっと傍で見ていたかったから。 気づけば僕の頭の中は君でいっぱいで。 重ねられた時は、 幸せ と呼ぶに相応しい。 (-44) 西 2022/02/14(Mon) 3:20:09 |
【人】 ピアニスト イングラハム*** 私が彼女に会いに行った回数など 両手両足の指を足しても及ばない。 彼女の両親に会うことがあったのなら プロの演奏家らしく礼儀正しく振舞っただろう。 しかし彼女の前とあっては私も流石に気が緩む。 見舞いに来る度に彼女に何を話そうか 次第に考えることが楽しみになっていた。 (42) 西 2022/02/14(Mon) 4:36:12 |
【人】 ピアニスト イングラハムいつの日だったか。 お見舞いにと持ってきていた果物を 冷蔵庫へとしまおうとした時に 私はそのチョコレートを見つけた。 「これは?」と尋ねてみれば どこか得意げにチョコを準備するアンネがいて 私は嬉しさのあまり思わず笑ってしまったのは 今でも記憶に新しい。 (43) 西 2022/02/14(Mon) 4:38:50 |
【人】 ピアニスト イングラハム「ふふ、僕のためにか。 それなら今度から紅茶を持ってこよう。 アンネが紅茶が苦手なら他のお茶でもいい。」 優しさと気遣いに何も添える物がないのは すこしばかり寂しい気もするからと その日を境に見舞いは小さなお茶会へと変わる。 (44) 西 2022/02/14(Mon) 4:40:34 |
【人】 ピアニスト イングラハム重ねられるお茶会の時間。 アンネが楽しそうに聞いてくれるから 最初はほとんど私の話ばかりだった。 もちろん彼女の事を聞こうとしていても なんだかんだで自分の話をして時間切れだ。 またいつものように迎えてくれるアンネに 私は微笑みかけて、あの時の本の話を始めると 読み終わったと彼女が言っていたものだから。 (45) 西 2022/02/14(Mon) 4:41:55 |
【人】 ピアニスト イングラハム「本の見所を聞いてもいいかい? 本の内容は流石に聞けないけど... 君がどんな場面が好きだったか、 君が見たままで聞いてみたいんだ。」 本を読む前に聞くのはタブーだったかな、と アンネのリアクション次第では今のは無しと 取り下げることになるだろうが。 頭にチラつくのは病気のこと だかその話題は繊細なもので こちらから聞くことは、本来許されない。 (46) 西 2022/02/14(Mon) 4:42:21 |
【人】 ピアニスト イングラハム好きな食べ物のことなど アンネに聞かれたことはお返しにと 聞き返すことがほとんどだった。 後は...そうだね。 どんな演奏を聞いてみたい?とか どんな場所に行ってみたい?とか 話はどんどん病院の外のことへと 渡り歩いていくことになっただろう。 (47) 西 2022/02/14(Mon) 4:43:48 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「僕は、君の病気の辛さを知らない。 もしかしたら外の話なんて 聞きたくないかもしれない。 けれど何処かに行く度に、何かを得る度に すぐに君に話をしたくなってしまうんだ。 もしもアンネと一緒ならと想うと いてもたってもいられなくてね。」 (-47) 西 2022/02/14(Mon) 4:47:25 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ言い訳のように並べた句。 それがもしも君の気分を害したとしたら その時は静かに頭を下げることになる。* (-48) 西 2022/02/14(Mon) 4:49:03 |
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