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【人】 星見 朱里ステラは… 勇者がすぐやってきて、殺されちゃう、って知っていたけど… …でも、それが分かってても 意識を奪ってまでして、生き延びたい、なんて思ってなかったし [なんてぽつり。*] (32) Yuun 2021/03/13(Sat) 0:18:57 |
【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里[照れたり、視線のやり場に困ったような様子を見たりすると、なんだか星見が可愛くてたまらなくなった。 けれど、ここで手を触れようとすると、鼓動はますます激しくなりそうで。 それはさすがに気分が悪くなりそうで怖くて、できなかった。 なにせ、歩いただけでも調子が悪くなるぐらいに壊れてる心臓なのである] (-22) Siro_neri 2021/03/13(Sat) 0:30:52 |
【人】 星見 朱里うーん… 生きてるのが辛い、じゃなくて 生きてる意味が分からなかった…かな? [少なくとも健康体である自分には、生きていること自体に苦しみは無い。 だから彼の前で何を吐露しても贅沢な悩みでしかないのだが…] (35) Yuun 2021/03/13(Sat) 0:54:40 |
【人】 星見 朱里でも… …今はそうは思ってないわ だって、ゲームのキャラなはずのステラがあれだけ頑張って生きていたのに、こうして現実世界で生きている自分が負けるわけにいかないもん だから、これからはこの世界に向き合おうって思う [窓の外を見やる。 何気ない、街の風景だったけれど――自分がまだ冒険していない未知の領域が広がっているのだと思えば、映り方が変わって来る。 …――そして彼に視線を移し直した。**] (36) Yuun 2021/03/13(Sat) 0:55:54 |
【人】 星見 朱里生きてるのが当然になってて、価値が分からなかった…かな 地元の土産物は別に欲しくない、みたいな ステラだって 無限に近い寿命があって、絶対に死なない強さがあった頃はそうだったわ [散った旧友たちを弔いながら、ただ勇者を待つ、それだけの時を過ごしていて。 ある日突然に死と隣り合わせになってしまって……そこから生きていることの実感と喜びを知るようになった。 贅沢な話ではあるけれど、生きるのが大変でないからそうなのだ。] 元から好きだったのもあるし……今はもうひとりの私になっちゃったしね だから、自分に顔向けできないことはしたくない、って感じかな [だから"自分"をいじめる人に愛情を覚えないわけで。 同時に、自分を助けてくれた人を悪く思うこともないわけで…という視線を返せば] (39) Yuun 2021/03/13(Sat) 8:49:15 |
【人】 星見 朱里え!? [彼が寝込んでしまった。 椅子から立ち上がってベッドを上から覗き込んで、とりあえず布団をかぶせて。 ナースコール押すべきかスイッチを見やったり、一通り慌てた。] ……ごめんなさい 気をつけるわ はぁ… [どうにか大丈夫そうなのが分かってくると、謝ってから椅子に座り直し―ー封じていた溜息を漏らした。 きっと、幸せを逃すことをしてしまったと魂が認めたのだろう。**] (40) Yuun 2021/03/13(Sat) 8:50:25 |
【人】 星見 朱里そっか… ゲームは高難度でプレイするのも楽しいけど、それでもやっぱりクリアできなきゃね… [でも人生のクリアってなんだろう。 ステラのように自分の生に明確なゴールを設けているわけではないし。] それ言うなら、私だって恥ずかしいわよ ゲームのキャラだと思ってたら春日くんだったなんて… [旅の恥はかき捨てではなかったのである。 チェスティーノと接するのは楽しかった。 けど、チェスティーノじゃない人だった。 ……春日くんのことを知りたいと思う理由のひとつはそれなのかもしれない。] (43) Yuun 2021/03/13(Sat) 11:36:01 |
【人】 星見 朱里 気をつける… けど、手術って…大丈夫なの? 危なくない? 怖くない? ホームラン打たなくていい? [別に野球やソフトボールをやっているわけではないが、手術を前にした少年への定番ネタが出てしまった。 ――手術に臨んで何か勇気付けが要るのかと思ったのかもしれない。] (44) Yuun 2021/03/13(Sat) 11:37:12 |
【人】 星見 朱里……。 うん、学校でも会えるようになれるといいね [逆に、病室で勇気付けが要るのは自分なのかもしれない。 先の見通しに明るいものを求めて、じわりと来た目元を前髪で隠しながら何度も頷いた。**] (45) Yuun 2021/03/13(Sat) 11:38:26 |
【人】 星見 朱里やろうと思えば何でもできるぐらい元気だけど… その「やろうと思う」ってのが私にはできるものじゃなかった だから私は勇者じゃないんだって、そう思ってた [一部の勇者と魔王以外、あの世界は確かにゲームのキャラらしく動きがなかった。 こうして現実世界で日々生活はしているものの、行動ルーチンが豊かになっただけであのNPCたちと自分は大差なかったのだろう。 そんな自分のままでは、生きているけれど詰んでいる、と言っても差し支えないのかもしれない。] (49) Yuun 2021/03/13(Sat) 13:25:40 |
【人】 星見 朱里たぶん… 夢じゃ、なかったんだよ 本当にあの世界で過ごしたから 春日くんも私も、現実で生きたいって思いを持ち帰ってきたんじゃないかな ……現実って言い方も、本当は間違いなのかも [腕を組むように、両手で自分の両腕をそれぞれ掴む。] (50) Yuun 2021/03/13(Sat) 13:25:59 |
【人】 星見 朱里…――本当にあったことだ、って覚えてる [夢なら脳の記憶だ…けれど、自分には身体への灯火の記憶もある。 あのときの感触を、一昨日の感触を思い出すように強めに握って。 だから忘れるわけないし、得たものは大事にしたいと前を向くと決めたんだ。] (51) Yuun 2021/03/13(Sat) 13:26:18 |
【人】 星見 朱里そっか… 春日くん、えらいんだね 自分でそれを決められて [危険がなくたって、そんな手術を受ける決心はそうそうつくものではないだろう。 アヴァロンで得たものがどれだけあったとしても、自分の心でそれを選べた彼を凄いと思った。 前を向くと決めはしたけど、じゃあ何をするのかというとまだ思いつかない状態だ。] (52) Yuun 2021/03/13(Sat) 13:26:40 |
【人】 星見 朱里ステラを守ってくれたお礼に、 春日くんの力になれたらなって思ったのだけど…… [この世界の第一号を向いて、何かできるかと思ったけれど――とりあえず必要性は薄いらしいことに勝手に肩を落とした。*] (53) Yuun 2021/03/13(Sat) 13:30:03 |
【独】 星見 朱里/* 秘話飛ばそうって思って秘話タブに書いたけど、あとにしようってそのままにしてるログがあるんだけど、ずっといるんだね 箱で書きかけてたのに鳩で見てもいるんだもん (-26) Yuun 2021/03/13(Sat) 13:40:30 |
【人】 星見 朱里うーん… ステラと一緒にいたから、魔王はなんとなく分かる 上手く言えないけど、ステラは魔王で間違いないし、私から見てもチェスティーノさんは勇者寄りって思ったなぁ… …――魔王が、素敵と思うから勇者だ、とか? [なんて対極理論を繰り出してみたり。] (57) Yuun 2021/03/13(Sat) 14:27:53 |
【人】 星見 朱里それがえらいんだと思うわ 私は生きてて別に楽しくなかったけど、そこから抜け出したいとは思わなかったもの 春日くんのそういうところは本当に勇者っぽいかも? [そう思ってもできなかった彼に比べれば、自分のは贅沢な話だが。 勇気が沸かないのも身体が動かないのもそう差はないのかもしれない。] (58) Yuun 2021/03/13(Sat) 14:28:07 |
【人】 星見 朱里だって… これは…私が、気が向いたから 私が、そうしたくて来てるだけだもの…… [だから魔王のわがままで速攻来ているつもりだったわけだ。 けれど、彼は嬉しいと言ってくれるわけで。] (59) Yuun 2021/03/13(Sat) 14:28:23 |
【人】 星見 朱里じゃあ、一緒にやりたいこと、教えて? 私がんばるから [それが手術への励みになるのなら――と。 そして、それはきっと自分がやりたいことになると思うから。**] (60) Yuun 2021/03/13(Sat) 14:28:37 |
【人】 星見 朱里勇者と魔王って、運命みたいな感じに決まってたり、巡り合ったり、自分に無いものを求めたりするし……男の子と女の子みたいなものじゃないかなぁ 春日くんがステラを女の子って思ったのなら、その逆向きだってあったんだと思う ……ステラは男女がよく分かってなかったかもだけど (64) Yuun 2021/03/13(Sat) 19:17:21 |
【人】 星見 朱里……そっか 事故とか聞いてたけど……そういうことだったんだ [両拳を膝の上に置いて、顔を伏せる。 何か思うところあったのだろうか、やがてぽつりとゆっくりに] (65) Yuun 2021/03/13(Sat) 19:17:35 |
【人】 星見 朱里 ……小学生の時、担任の先生が事故で入院したんだ――この病院に 一回だけお見舞いに行ったけど…会えなくて 手術とかしたらしいんだけど……結局、助からなかったって 死ぬの選ぶのだって、抜け出そうとして進んだわけなんだし、勇気がいることだよって思ったけど… 春日くん死んでたらこうして話せないもんね だから…春日くんが生きることは、私が許すから 春日くんがやりたいこと…これから、いっぱい…しよ? [手術について過剰に反応があったのはそういうことからなようだ。 こうして結局喪った人と、生還した人と縁を繋ぐことになったのは――ステラと運命的に重なるものがあったのかもしれない。 彼の過去の決断は咎めることなく…現在と、未来と――そして彼の瞳を見つめ返した。] (66) Yuun 2021/03/13(Sat) 19:18:09 |
【人】 星見 朱里 じゃあ、 さっそく…… …――散歩、行く? [促すように、助けになるように、片手を差し出した。 過去何があったにせよ…今こうして目の前にいてくれる人へ向けて。 パラマウントベッドのスイッチを押せば起き上がるのを知っていればこうしなかったかもしれないが。*] (67) Yuun 2021/03/13(Sat) 19:21:29 |
【人】 星見 朱里 ステラの運命の勇者… 確かにいたわ 出会った日には、ああこの人がきっとそうなんだ、って分かった ステラがいつ気付いたのかは知らないけど……それから、ずっと一緒にいた 最初は弱かったみたいだけど…… "勇者さん"が世界が救えるぐらい強くなるまで、その世界の隅々まで冒険するまで――ステラはずっと一緒にいた ……大事な人と、毎日を共にするのが、すごく幸せそうだった 羨ましいぐらい きっと、幸せを重ねて、最高に想い合ったときに… 大好きになった世界の命運を賭けて、決戦を迎えたいんだな――って (71) Yuun 2021/03/13(Sat) 20:54:00 |
【人】 星見 朱里…――私が知るのはここまで 実は…どっちが勝ったのかは知らないの だって、私がお邪魔してちゃ悪いもの だから決戦前にステラと離れて戻ってきた [魔王が勇者に惹かれるさまを最も間近で見ていた者として、ふたりの運命を語って――けれど、その顛末については嘘をついた。 勇者はいつまで待っても現れなくて……自分の半身は、結局、報われなかったのかもしれない――なんて口にしたくなかった。 永遠に待ち続けて、それでも信じ続けて、花となって朽ちる運命に囚われるのを選んだ、なんて信じたくない。 だから――] (72) Yuun 2021/03/13(Sat) 20:55:41 |
【人】 星見 朱里…………だから、勇者が女の子をあんまり待たせるのは良くないからね? 過去どうしたかなんて別にいいの 弱くても逃げててもいいの …これから頑張れて、いつか待つ人のところに行けるのが――ハッピーエンドをくれるのが、勇者の資格だと、私は思うから [だから、朱里の勇者観は、ステラとは異なるのである――] (73) Yuun 2021/03/13(Sat) 20:57:13 |
【人】 星見 朱里[だからと伸ばした手は、体温を感じることはできなくて。 彼は自分で起き上がった。] えー…それでエスコート拒否るー? 嘘ぉーっ [笑う彼に肩をすくめたり、オーバーに驚いて見せて笑ったり。 並んで立ってみれば――あのときほどの身長差は感じなかった。 ステラはもっと小柄だったし、チェスティーノはもっと歴戦の体格があった。 隣の人を見上げてみれば――] …――顔、近くなっていいんじゃない? [と、前向きなコメントを出した。*] (74) Yuun 2021/03/13(Sat) 20:58:35 |
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