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【秘】 書生 シキ → 忘れ屋 沙華「ッ……ぁ……く……」 為されるがままに、青年は声を漏らす。 眼前の漆黒に対する恐怖と困惑、そして 湿る憤りを滲ませる音が、青年の口から溢れ出る。 唸る狼たちに何を嘯かれようとも、 今の青年に、それを払う確証は無く それに相対するだけの力もまた、無い。 しかし、さりとて青年は。 まるで貴方へと精一杯食って掛かるように 己の言い分を、かろうじて紡いだ。 「俺、は……『先生』に、言われただけ、だ 『先生』が……た、だ……ッ」 要領を得ない呟きは、そこで途切れた。 (-45) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 16:38:49 |
【赤】 忘れ屋 沙華「へえ、己も若かったってかい。」 にへら、と薄笑みを浮かべて傷のすぐ近くをぽつぽつ突くのだが。 何かに気づいたように急に動きを止める。 「いけねえ、そろそろ起きるぜ。」 「流石に己の無残は今のこいつには目の毒だな。」 自分で暴いておきながらこれなのだが。 部屋にある薄着を見繕ってシラサワと戸隠の着物を換えていく。 そこまで手際よく済ませると戸隠の目覚めを待つことだろう。 (*57) Sanpatu Tea 2021/07/23(Fri) 16:44:12 |
【赤】 忘れ屋 沙華「やあ・・・。しまそとの舞手、踊り疲れてぶっ倒れるとは仕方のない奴だね。」 「俺だよ。今茶が入るからな、ほらどうした従者。」 (*60) Sanpatu Tea 2021/07/23(Fri) 17:07:02 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 書生 シキ「そうかそうか・・言わせてもらえないのかな。」 片手をそのままに今度は耳へと噛り付く。 「だけどそれじゃ身を護る駄賃としちゃ払い不足だよな。」 ぬめりと世界の半分に蓋がされたまま、頭に直接響くような声は続く。 「なあんでも他人事、今の君には平静だったとて褒められた命乞いも出来そうにないね。」 だから利用される。 そのまま敷物のようにされ。 引き摺られるように纏っている物を一つ一つ剥がされ。 「このままだと期待外れだな、芋虫君。」 格別冷たく触れているのは腿にあたるのか。 やわらかなくせ死体のように冷たい肉だ。 「何か一つくらい自分で選べなかったかい?もう少し御話を聞かせろよ・・・」 圧迫と開放を繰り返し、凍り付くことからは逃れられるかも知れない。 毒がまわっていくように、今も傷つけられていく耳からはじまって次に襲ってくるのは灼熱という定め。 (-50) Sanpatu Tea 2021/07/23(Fri) 17:20:20 |
【秘】 書生 シキ → 忘れ屋 沙華「ク、ぅ……ッ……」 抗う意味も余地も、甲斐も無く。 己の揺らぐ意識に、狼の爪牙が突き立てれ やがて、その体は地に倒れる。 青年の書生としての体つきは 幾分細い印象を持つものこそあれ 年相応の重みは感じさせるものだったろう。 「……ッ、!」 身ぐるみに手を出されれば、己もまた 反射的に手を伸ばし、それをさせんとする。 しかし、あなたの声が耳を撫で付ける度に まるで金縛りにでも遭うかのようにして 青年は手を強張らせ、動きを止めてしまう。 「ぅ……く、……そ……ッ、は……」 悪態をつき、言葉を無くしているものの。 今や、その青年は自らの思惑に止まらず 己が体の自由すら縛られ、手放してしまっている。 (-53) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 17:47:04 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 書生 シキ「あんなに人様をみていたのに、 自分や先生様の意図は覗こうともしなかった?」 人外の力が加減もなく締め付け始めていく。 荒くさせた脈の不協和音を無理に聞かせるようにしながら。 「そうじゃないと言いたがっているみたいだけどさ。」 そのまま余っていた手が必要なところへ回され、尖った指先から頂点を撫でられ続ける。 「ほら」 「ほら・・」 「結果は実に無残だったよね。」 「なあどうなんだい、ひとごとくん。」 開放のない遊びが徐々に支配者の好みなものへ変えられていく。 (-59) Sanpatu Tea 2021/07/23(Fri) 18:46:48 |
【赤】 忘れ屋 沙華「毎晩この隠れ宿で打合せとつうくらいかね。」 「今日の役目は終わってるんだ、まあ休めとしか言えねえな。」 (*64) Sanpatu Tea 2021/07/23(Fri) 18:56:48 |
【秘】 書生 シキ → 忘れ屋 沙華「ぐ、ぅ……あ、……っ!」 締め上げられる。 もがく青年の四肢を、狼の力がねじ伏せ 恐るべき気配が、その精神を縛る。 「っあ、は……か、ぁ……ッ」 弄ばれる、焦らされる。 饒舌に言葉を成す貴方と相対する青年は ただただ呻き苦しみ、声を漏らす。 __その手が、来るべき所へ下ろされようとも。 己が意志を持たず、ただ目の前の畏るるべき者から 逃げ惑うとするばかりの、軟弱な青年の力では。 その仕草を、払いのけることすら叶わぬだろう。 (-64) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 20:08:00 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 書生 シキ血みどろになったその口が あらゆる液を吸った手を舐めている 最早どちらが洗われているのか分からない 全くそれからというもの この犠牲に選ばれた青年を それ以上知性を試す言葉で愚弄しようとはせず もっぱら我欲を満たす為粗雑に扱い続ける 自らが余韻に浸る暇も別の獣をけしかけて、 気が向くとまた覆い被さってくるの繰り返しにして繰り返し 何度も 何度も 何度も 暗い魔窟にあまねく影が全て一人の気紛れに従っている。 皇狼とは誰が称したものだったか------ (-65) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 0:02:38 |
沙華は、シラサワに勝利を確信した。 (a3) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 0:02:55 |
【赤】 忘れ屋 沙華「せいぜい養生してくんな。」 しばらく茶を啜っていれば見守りも十分かという所で立ち上がる。 「患者"共"の相手はこれで十分かね。」 「俺は始末を後回しにするのも億劫なんでね、 終わってなかった片付けを済ませに戻るとするか。」 (*66) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 0:11:52 |
沙華は、秘〇朝&夜間出没 (a4) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 0:17:18 |
【赤】 忘れ屋 沙華「ふくく、弱者扱いをすれば自分から乗り出してくれると思ったよ。」 「結構安上がりだね・・・。」 「あはははは...」 枯れたようにひびきのない囀りは 万一にも子狼の耳を揺らすことはないような溶けるだけの風音で。 灯りを持ち、戸を出てから振り返る。 「とんだ天邪鬼ちゃんだな、万屋。」 「あした用に、俺の場を作りにいくんだよ。そんな要件でもいいの?」 (*69) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 4:13:30 |
【人】 忘れ屋 沙華>>27 >>28 「けへへ、言ってろ根なし草め。」 手の中の愛子はそうそう去っていかないと判ってか、 最早この自信を崩せる点穴も他にあったかわからない。 「だか薬師の旦那にお知恵を拝借てのは賛成するところだな。」 「己よりかなんぼも気前がいいよ。」 はしゃぐやしょげるやてんこ舞の偏食家。 - いまだに同じもん食ってやがる ひとふたこと挨拶をした片目の。 - あいつにも警策入れておく必要があったかもしれねえ 随分と出来がいい吟遊詩人。 - 神出鬼没もいいとこだ 「思えば島の連中ばっかり残っていやがる訳だな。」 いいながらまたコラーダの屋台に硬化を投げにいくのだった。 (29) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 4:14:54 |
【人】 忘れ屋 沙華「或いは問題があるとすりゃあいつかも知れねえなあ‥‥。」 視線の先にはひたすらに舞う青年の姿を捉えていた。 (30) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 4:31:17 |
沙華は、戸隠に自分の"活"は必要ないと判じた。 (a5) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 5:31:42 |
【赤】 忘れ屋 沙華/* パス選択完了済みだよ。 2日目夜の体での赤窓ロールも歓迎しましょ。 なんだいそんなに役職割れてたのかい? (*79) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 13:58:30 |
【秘】 書生 シキ → 忘れ屋 沙華__抗う術も、避ける術も奪われたままに。 青年の意識は、獣たちによって食い散らかされる。 「っ、ぁ やめ 、 。」 ほんの僅かに呟かれた呻きの後は。 泥のように深く息詰まり 狂わんばかりの熱に冒された肉の宴。 この窖で蠢く獣たち全員を満足させるには 到底足りないだろう、青年の細い体つきを しかしこの場の者たちは、代わるがわる蹂躙していく。 「 」 最早、己の無力さや不甲斐なさに 嘆き悲しみを馳せる余韻すらも無く。 贄としてのおぞましき宿命に浸される青年は やがて、その意識途切れるまで、延々と弄ばれるとこだろう__ (-74) Jagd_Katze 2021/07/24(Sat) 14:09:36 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 書生 シキ俺の専用にするにはいい候補だったのだけど だったんだけどな けどな な--- まだ黒さが 暗さが 黒さが くどさが くだらなさが 黒さが ちっ とも たりていない 坊や 鮮赤を炸裂させた口元だけ うっとりと 覆いつくすような暗黒はずっと何時までも 何時までも その羊をどこまでもそれこそ--- 品定めの為だけにねめつけていた . . . (-76) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 14:36:55 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 左方舞 五十鈴それは夜前に近い頃になるか。 五十鈴も住処に引き上げようという時分に忘れ屋が現れた。 「やあ・・・。悪食くん、 引き留めて悪ぃんだが少し付き合ってくれねえか。」 その手に大きなりんご飴。 「ただの世迷言かは知らねえが、 方法としては案外ばかにならねえ気がしてな。」 「俺も試してみてえ気になってきちまったんだよ、己の言う"神狼喰い"という奴を。」 この厄介な訪問者は冗談抜きだといった微笑みをたたえている。 「手伝うぜ?」 (-82) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 16:20:08 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 忘れ屋 沙華「あれぇ、沙華じゃん。 めっずらしー、僕のこと嫌いかと思ってたよ。 ……沙華はさ、”崇拝派”じゃなかったの?」 足を止めて大きなりんご飴を見やる。 その分は話を聞こうと思っているようだ。 (-85) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 16:48:54 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 左方舞 五十鈴「己の事がかわいくなけりゃ叱ってねえよ。」 手に持ったままのリンゴ飴をつん、と五十鈴のくちびるにあてる。 言葉と裏腹いつも自信のないやつだね。 「俺が大人しく伝統に従っていると思うか? ついこの前まではこの島ごと終わらせてやろうと目論んでいたんだが…」 平気で物騒なことをいってのけるのだが。 「意外と気が替わるということもあったみたいでさ。」 「そこで己の言い分よ、このまま神か何かの使いっ端で居るよりも 俺が神狼様になっちまえば美味しく収まるとは思わねえかい。」 (-86) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 16:56:48 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 忘れ屋 沙華わざとらしくあてがわれればぺろりとそれを舐め、にいっと笑う。 「あはは、やっぱ沙華とは気が合わないね? ……僕が、神狼を殺して心臓を食べて、本当の島神になろうと思ってたんだ。 まさか同じこと考えてたなんてね? ああ、でも二人いれば保険には丁度いいか。 ……沙華。生贄の人選がさ、妙だと思わない? 祭りに逆らわないサクヤを除けば、何も知らない島ソトの奴ばっかりだ。 神狼のやつ、そろそろ本気だと思う。 ……100年に一人でいいからって、誰かに命握られるのはもう沢山だよ。 僕は僕で神狼を殺して神になる、でも沙華は沙華で神狼を殺して神になっていい。 生贄を出さなきゃいけないなんて、良くないよ。 僕はりんご飴でみんなを守ってあげる神になる。 ……だからそれまで、協力してもいいよ」 (-87) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 17:08:00 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 左方舞 五十鈴「へえ、殊勝なことを考えたもんだな。」 「それじゃあ協定成立としようか。」 飴の棒を手渡して、 さら...と五十鈴の口元にかかる髪をよけてやる。 「そうだな。今回ならすくなくて五人、多くて七人。」 「記録からいってそう狙ってる予定だろう、詰めて来てるのは違いないねえ。」 「しまそとの奴が要るというのは俺にはピンと来てねえんだがどうなんだい?」 (-90) Sanpatu Tea 2021/07/24(Sat) 17:21:03 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 忘れ屋 沙華「ん、お優しいなあ沙華は。 昨夜選ばれたシキはソトから来た奴だ。 鬼女もソトから来たって言ってた。 サクヤは逆らわない、シキと鬼は祭りのことを知らなかった外者だ。 生贄にするなら”丁度いい”よね? 逆らわない子、そもそも知らない奴、神狼にとっても食べやすいでしょ」 (-91) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 17:28:03 |
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