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【人】 京職 一葉■エピソード@'' 妻問題 === 百鬼夜行は1008年の間封じられる事となった。 逆に言えば、1008年経てば封印は崩れ去るという事。 私は、その連なる未来まで、鬼一の血を継ぐ子供達を見守る心積もりでいた。 百継邸を訪れれば、百継様の恋文がとか嫁がとか、さわさわと其処此処でそんな話になっていて。 なんとなく状況を把握した私は、他意無く──そう、混じり気なしの全くの善意そのもので──、あの黄色餅が所有する怪しい茶を支度したのだった。大量に。 「継置様。日に三度、とのことでございます」 日に三度飲み続ければずっと継置様はおなごの姿でございます。 そう笑顔で告げる私に、継置様は啜っていた茶を吹き出した。 いえいえそれには まだ 入ってございませぬと私は笑みを深くする。「黄色餅の話では、身体のつくりが胎の裡まで変わるとのことゆえ」 「────百継様と、子を成すことも可能かと」 聞きたくない聞きたくないと中途から耳を塞ぐ継置様に、何故この唯一無二の素晴らしい解決策を拒むのかと心底首を捻る私。 「ご心配めされるな、ほんの一年いや二年ほどの事」 その間"失踪状態になる継置様"のふぉろーは完璧にございますればと、私はおおいに胸を張ったのだ。** (2) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 6:12:04 |
【独】 京職 一葉……案の定、昨夜の記憶は3割くらい曖昧ですな。 (でも宿酔にならなかった私えらい) おはようございまする。 これが、皆が幸せになる一番の解でございましょう? [継置様も幸せでない筈がないという思いに満ちあふれた顔] (-109) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 6:15:22 |
【独】 京職 一葉うつくしのように性根が捻ていないだけで、私もあやかしでございまするに。 うつくしのように性根が捻ていないだけで(二度言う) (-111) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 6:48:28 |
【独】 京職 一葉おなごと化した継置様と私とで顔を見合わせて 「うわぁ……………………」 と絶句する未来がほの見えたなど (でも大丈夫百継様が思いを寄せるのはきっと継置様のみゆえ) (-124) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 7:46:23 |
【独】 京職 一葉(百継様と誘蛾様を見習ったところで"かわいい"を習得するのは難しいのでは) (かわいいの概念について真面目に考え始めてしまう一葉) (-135) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 8:19:03 |
【独】 京職 一葉【PC用エピ議題】 ■1 自分の作ったお気に入りのシーン、台詞など >>1:10「来年も、再来年も」「百継様と、この桜を見とうございます」 キャラ設定を貰った時に浮かんだ情景が"あやかしとして、人として、それぞれ桜を見上げている絵面"だったので、それを一番敬愛する人と見るシーンが立てられて良かったなあ、と。 >>5:0「真に守りたいものが有るか否か────只、それだけでございますよ」 誘蛾に「ひとと あやかしの 違い、とは」と問われ>>4:49、秒でこれが沸いて出て。まあ直後にあっさり敗退したわけですけども……(かっこわる……) (-144) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 9:18:51 |
【独】 京職 一葉■2 他の方の作ったシーンで最も印象に残った場面、印象的な台詞など 印象深いとなると、どうしても自分絡みのシーンが主になってしまうわけでございますが。 百継様 >>2:16「また来年も、一緒に桜を見ると約束しよう」 この一連のシーンで百継様との繋がりが固まった感。本性を隠し続けて、どこか浮き足立っていた一葉の心境が、地に足着いた最大の切っ掛けだったな、と。 徽子 >>3:60「もっと可愛いところを見せてくれるわ」 かびこまじかびこ、と思いましたよね。むっかつくー。 ブレない敵役として天晴れでございました。 継置様 >>4:4「おれはそれを信じる」 ほんとその桃チップ、ズルいですから。この一葉、見る度きゅんきゅんしておりましたから。 なのに >>3:21「精々侮りすぎない事だ」 などとイケボで言った挙げ句、本当に事を成してしまいましたから。 継置様まじいけめん。 誘蛾様 >>3:32「………そち、何者、かや?」 誘蛾様は落とすシーン、言葉、全てが雅で一編の詩歌のようで、どれにも見惚れつつ。これ問われた瞬間、空気が変わった気がしましたよね。あ、正体を知られてしまった、って素直に思えてしまった。 (さながらホラー映画「来る」での最終決戦直前に巫女が「来るよ」と言ったシーンのような逢魔時感) 氐宿様 >>4:19「訪れる夜を明けぬ朝としますか。それとも、ひと時の朝としますか」 氐宿様も、紡がれる言の葉が歌のようで(自分にはこういうのは無理!なのでございます)。 己の強い欲は無く、世の諸々を突き放しているような、問うてはいるけど実のところは興味が無さげなこの感じ。ああ掴み処のないお人だなあと思わせるこのシーンが最も印象深かったなと。 (-145) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 9:23:54 |
【人】 京職 一葉■エピローグ/一葉 百継様は本当に懐深く度量の広い御方。 罰するでも遠ざけるでもなく、誘蛾様、氐宿様、そして徽子にまで変わらぬ待遇を約束していた。 徽子については、1000と8年先の未来まで監視し続ける事が出来るのは百継様らの子孫に期待する他には私しかおらず、ふらふらと放浪されるのも厄介だったゆえ、百継邸に留まることを私も賛同した。 来たる日にはオレがお前を止めてやるからと告げた事については、鼻で笑われた次第だけれど。 (4) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 17:12:04 |
【人】 京職 一葉初夏の今日は、五穀豊穣を祈る祭りの日。 絵巻物のように煌びやかな牛車神輿が練り歩き、絢爛な飾りをつけた馬隊や舞人、命婦らの行列が目を楽しませてくれる。 百継様がその行列を臨む茶屋に私たちを呼び寄せた。 宴席を支度するゆえ、皆で祭りを楽しもう、と。 果たして誘蛾様と氐宿様はいらしてくださるだろうかと気に掛けつつも、私は約束の刻の少し前に、徽子を寺の門前に呼び出した。 折り悪く勤行の時間帯だったようで、本堂からはあの不快な香の匂いが強く漂ってくる。 顔を顰めて鼻を袖で覆う私に、何故此処に呼んだと問う徽子の顔は涼しいもの。 あやかしとしての器の違いをまざまざと見せつけられつつ、私は徽子を伴い寺の奥へと歩んでいった。 (5) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 17:12:59 |
【人】 京職 一葉そこは、今が季節と菖蒲が咲き誇る蓮池。 「────これを、な。見せたいと、思った」 青に白に濃紫。もうすぐ訪れる夏の夕暮れのような色彩が広がる中、迷いのない足取りで一画に進み、しゃがみ込む。 そこには、深い青緑色を孕んだ珍しい色合いの菖蒲が小さな群生となっていて。 「お前の髪の色に似ていると、思った」 あやかしに、花を愛でる嗜好は無い。 己は相当に異端な存在で、そして、"人の世に上手いこと溶け込んでいる"だけの徽子に、花を美しいと感ずる心があるとは思っていなかったけれど。でも、それでも。 「うつくしが、これを綺麗だと思える日が来ると良いと思っている」 そう言いながら立ち上がった。 茶屋にはきっと御馳走が待っている。 私の好物の餅菓子も、きっと。 徽子の心が、舌が、あの並ぶ馳走を旨いと感ずるに至るのはまだ遠い話かもしれない。 けれどそれは、あり得ない未来でも無いと、私は思うのだ。* (6) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 17:14:41 |
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