人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【人】 美雲居 月子



[ 孫同士を結婚させることが条件だったのだ。
その親友は、祖母のことが好きだった。
だから、祖母との繋がりを持ちたくて、
そんなことを提案したらしい。

祖父は頷くほかなかった。

先に孫ができたのは親友の方。
祖父と祖母の間に母ができたのは遅かったし、
わたしが生まれたのも遅かった。
逆に親友の方は随分と皆早かった。
それで開いた年の差は20にもなる。

その約束のことについて聞かされたのは、
同級生の男の子に初恋をした、
小学5年生のときだった。

祖父に「好きな人ができた」と喜び勇んで
報告をしたら、静かに首を振られた。]

(79) ななと 2020/08/15(Sat) 0:41:32

【人】 美雲居 月子




「月子、お前には許嫁がおるんや。」


そういって見せられた写真は、
親子程も年の離れた男。
お前は将来この人と一緒になるんや、
そう言われたとて実感は湧かなかった。
ただ、自分には選ぶ権利が、
将来を共にする人を探す権利が、
なにひとつ与えられていない。
その真実だけがぼんやりと浮かんだ。

16になって、結婚できる年になった頃。
本当はびくびくしていた。
青春を味わうこともできぬまま、
すぐに嫁に出されるのではと。
だが、祖父は「25まで待つ」と言った。

それまでは好きにしていい、とも。
事実、家族はわたしがなにをしていようと
咎めることはしなかった。
───知らないのかもしれないけれど。]

(80) ななと 2020/08/15(Sat) 0:42:28

【人】 美雲居 月子




今晩がきっと、最後になる。
まだ顔もよく知らぬ男の妻になるまで、
許された自由の日。

肌を重ねて、愛される。

その幻想を触れた唇の数だけ増やして。
囁かれた愛の言葉を胸に。
吐いた嘘の分だけ、重ねて。
仕舞い込んで。

自由を手に入れたかった女が、
最後に選んだのは愛だった。

一晩だけ、過ごした相手が運命で、
ここから連れ去ってくれる、そんな
幻想を抱いて日の出を待ったこともある。

だけど、そんなのは全てフィクション。
映画の中の出来事でしかない。

現実は、そううまくは行かないのだ。

(81) ななと 2020/08/15(Sat) 0:43:58

【人】 美雲居 月子


[ 日の出のその前。
公園の芝生で飲むワイン。
見上げた空。
月の映る川。
煌く水面。ロマンチックな風景。

憧れた。
いくら爛れた遊びをしたって、
いつだって憧れたのは純愛だった。

子供っぽいと笑われるだろうか。
それでも構わない。

ないものねだり。
手が届かないから、ほしかった。


───だがそんな夢を見るのももう終わり。]

(82) ななと 2020/08/15(Sat) 0:45:14

【人】 美雲居 月子



[ あの2人も、口には出さずとも、
「この夜が明けなければいいのに」
そう、願ったのだろうか。


わたしは思う。
ひとりぼっちの月。
明けないでくれればいい。
ずっとそこに佇んでいてほしい。

わたしは選びたかった。
誰かに、選ばれたかった。

己の隣を、歩いてくれる人を。
このぽっかりあいた場所を、
優しい光で包み込んでくれる人を。

それも、無い物ねだりだ。]*

 
(83) ななと 2020/08/15(Sat) 0:45:58

【独】 美雲居 月子

/*
許嫁いる設定は初めから決めてたけど、映画好き設定は恋塚さんにムーランルージュ作ってもらったときにあとから足しました
(-67) ななと 2020/08/15(Sat) 0:49:51

【赤】 美雲居 月子



[ 肌を合わせると、温度が同じだけ、
上がっていくと、それだけで
ひとつに溶け合う気がした。

唇が重なり、深くなる。
体が揺さぶられるたびに小さな声が
揺れる体から漏れていく。
引かれていく腰に、ゾワゾワとした
ものが背筋に走って。]



    アっ───ッぅンンッ!!


[ 嬌声が彼の口の中に吸い込まれていった。]
 
(*59) ななと 2020/08/15(Sat) 1:13:26

【秘】 美雲居 月子 → 木原 敦久




    ぁ、つひさ、っ……さ、




[ 聞こえた名前を、消え入りそうな声で呼ぶ。]
 
(-72) ななと 2020/08/15(Sat) 1:14:20

【赤】 美雲居 月子


[ 尋ねられたことに、今にも溢れそうなほど、
いっぱいに涙を溜めた下瞼を
やわく撓ませて、頷く。
ぼろ、とまたこぼれてシーツを濡らした。

水音が響く。
もうそれがどこから聞こえているのか、
わからないくらい頭がぼうっとする。
一度絶頂の淵に立たされた体は、
簡単に熱くなっていくから。
離れた唇を追うように見つめ。

くりくりと指で捏ねられるそこも
また、温度があがる。]



    そこ、ッぁぅ、好き、ッんん、


[ そう伝えて。
広げていた足を折って、その背筋に
足先でつつ、と這わせ、
ぐ、と引き寄せる。]
 
(*60) ななと 2020/08/15(Sat) 1:14:58

【赤】 美雲居 月子




    おく、もッすき、
  

[ 自分で軽く腰を動かして、
いいところにその傘の窪みが
当たるようにして。]



    ここッも、すき


[ そう示してみる。
だが本当はその上の方が、
より一層弱い、なんてこと、
彼はもしかしたら知っているかも
しれないけれど。]*
(*61) ななと 2020/08/15(Sat) 1:16:14

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて


[ 捕まえきれる気がしなかった、か。>>86
そんなことはない。
きっといつだって、誰か拐っていって
くれないかと。そこに愛があるならなんだって
構わない、と思っていたはずだ。

だが、彼はそうは感じなかった。
結局わたしは、どこかで諦めているのだろう。

振り払うように切り替えた話題。
彼のぼんやり発光するような髪。
それが地毛だと聞けば当然「そうやの」と
頷く。彼の顔立ちは日本人の
それとは違っているから、
おそらく海外の血が入っているのだろうと
それくらいのことはわかっていた。
聞いていなかっただけで。

笑う彼にこちらも微笑みかけ。]

 
(97) ななと 2020/08/15(Sat) 8:22:34

【人】 美雲居 月子




    ほんま、綺麗やわ


[ と落とした。

後回しにされていた疑問への
返答が続いたのはその後だった。>>88
触れられなかったから、
深堀りせぬ方がいいことなのかと
思ったのだが、どうやら
そういうわけでもないらしい。

珍しいほど、受け入れてくれる人の
少ない、欲望とはなんだろう。
そうぼんやり考えれば、
口端が好奇心で吊り上がるのがわかった。]
 
(98) ななと 2020/08/15(Sat) 8:23:02

【人】 美雲居 月子


[ わたしなら、と聞かれて、
何何?といわんばかりに膝に両肘をついて、
顎を掌に乗せて、両手で顔を包む。
じっとそちらを見つめれば、
彼の顔がすぐ近くまで寄る。

ゆらゆら、視線をからめれば、
落とされた問いに目を細めた。]



    ええよ?

   ……けど…かわりに三谷さんも、
   うちのものになってくれはらんと
   割りに合わへんなあ


[ と片目を眇め、体を起こす。
そのまま姿勢を正して、距離をとった。]


   うち、商売人やさかい
   取引は、対等やないと。


[ そう伝えて。]

 
(99) ななと 2020/08/15(Sat) 8:23:29

【人】 美雲居 月子




   三谷さんの気になるお相手は、
   全てを受け入れてくれはるの?
   なんの打算もなしに?


[ 爪に目を落とし、また
親指の腹で先端を撫ぜてから下ろす。]



   それは───なんでなんやろなあ


[ そんな、きっとここには答えのない
問いをぼんやりと投げて。]*

 
(100) ななと 2020/08/15(Sat) 8:23:45

【秘】 木原 敦久 → 美雲居 月子



  ……もっと呼んで


[口の中に流れ込んでくる音に破顔して
彼女の内側で暴れる熱が嵩を増す]
(-85) リャマ 2020/08/15(Sat) 11:20:17

【人】 美雲居 月子

  ───風呂

[ 夜も更け。一度部屋に戻ると、
乱れていた布団は綺麗に整えられていた。

水着が必要だというスパにも興味があった。
一応持ってきたのは黒の
オフショルダーのモノキニ。
正面は編み上げ、鳩尾のあたりが
小さく菱形に開いている。
くびれの部分はドット柄のチュールに
なっており、背中は腰あたりまで大きく開き、
紐が一本、軽く結われているのだ。

その水着に腕を通し、
その上から浴衣を着た。

中には誰かいるのだろうか。
まず確認しよう、と開いた扉。

そこにいたのは ] 
 
(116) ななと 2020/08/15(Sat) 11:57:42

【人】 美雲居 月子




   ───あら?


[ 見た顔。>>111]



    恋愛嫌いのお兄さんや


[ とにっこり笑って。]*

 
(117) ななと 2020/08/15(Sat) 11:58:05

【赤】 美雲居 月子


[ 目元に落ちる唇が熱い。
柔らかくて、心地いい。
好きな場所を彼につたえれば、
玉の汗が滴って落ちた。

中で質量を増し、硬くなるそれに、
また体は喜びに打ち震える。
つかまっていろ、と言われて
腕の力をその通りに強めた。
強く打ち付けられる腰に、
また声が溢れる。

だがそれが、より一層弱い場所を
かすめれば、詰まった。

ふ、と息が耳元にかかる。
笑ったような気がした。]

 
(*79) ななと 2020/08/15(Sat) 12:27:15

【赤】 美雲居 月子




   ま、ッて、そこ、ゃ、だ
   だ、っめぇ──…ッ!!!


[ ぞく、として。嫌な予感に変わり、
だがそれでとどこかで期待して。

静止をかけるも止まってくれることはなく、
狙ったようにごりごりと責め立てられれば、
目をぎゅっと瞑って。
押し寄せる快楽の波に抗えなくて。]



   ぁ゛ッや、だめ、そこ、ッ
   おかし、なる、変なる、ぅッ!
   きもちぃ、 ッきもちぃ、い
   ああぅ、っは、はぁッぁ、は、ぁっ



[ がくがくと体が震える。
喉がひゅ、と鳴って息ができない。
足先からビリビリと迫るものに、
抗おうとその背に力を込めれば、
思わず爪が食い込んでしまう。
けれど、それに気づくこともなく。]
 
(*80) ななと 2020/08/15(Sat) 12:28:13

【秘】 美雲居 月子 → 木原 敦久




    ッあつひさ、さ、



[ 酸素が取り込めないまま、
詰まった息で微かに言葉にすれば。]
(-87) ななと 2020/08/15(Sat) 12:28:50

【赤】 美雲居 月子




   アッぅ、っ───んんッ!!!


[ そのままびくんッと大きく体が
弓形にしなって、布団に落ちた。
肩で息を繰り返す。

腕の力をすこし緩め、彼の瞳を見つめる。
できるなら体をすこし持ち上げて、
触れるだけの口づけを。]*

 
(*81) ななと 2020/08/15(Sat) 12:29:07

【人】 美雲居 月子

  ──風呂


[ やっと会えましたね、と
振り返った彼の唇が動く。]



   うち、また会えるようにと思うて
   書いといたのに……
   気づいてくれへんかったん?



[ なんて、悲しげにこぼす言葉とは
裏腹にその目は細められる。
ちゃぷ、と微かに湯の揺れる音がした。

帯をするりと解く。
露天の入り口を入ってすぐの棚にある
籠の中に置いて、ちら、と彼の方を
視線だけで確認する。

もし彼がこちらを見ているなら
ふ、と笑いかけるだろう。]
 
(127) ななと 2020/08/15(Sat) 13:58:03

【人】 美雲居 月子



[ 合わせを指先で摘んで開いて、
肩から滑らせるように
浴衣を落としていく。
膝に引っかかれば指先を離し、
そのままだらりと下ろせば、
重力に従って布は下に落ちた。

首だけ動かして背中を確認し、
腰を折って拾い上げ、
帯を入れたのと同じカゴに入れた。

簪を一本使って、
くるりと髪を上げてしまえば、
その白い足を進めて跪き、
桶で掬った湯で体を濡らす。

それからゆっくりと足先から
湯に浸かろうか。]


   今日のお仕事は終わらはったん?


[ と尋ねて、両手で湯を掬いながら
首を傾げ、そちらを見た。]*

 
(128) ななと 2020/08/15(Sat) 13:58:23

【赤】 美雲居 月子

  ───椿

[ 重すぎる快感の波に、
完全にさらわれてしまう前に、
なんとか止まったかのように、
痙攣する体を肩で息を繰り返して
なんとか宥めていた。

触れるだけの口づけを交わす。
だが、腹の中で熱が爆ぜた感じはしなくて。
眉尻を下げて、不安げにそちらを
そっと見遣った、瞬間]



   ぁ゛ッゔぅ!!!ひ、 は、


[ 息が吸えない。明滅する。
ちかちか、きれいにひかった目の前と
ぐらり、脳が揺さぶられる感覚。]

 
(*103) ななと 2020/08/15(Sat) 14:57:03

【赤】 美雲居 月子





    ま、って、イ、ッた、
   ばっかり、っやの、にぃッ!
   あっぅ、だめ、だめだめ、ッ
   止まって、おねが、ぃ、は、


[ その上陰核をぐりぐりと
いじられてしまえば、余計に
体はまた絶頂へと導かれて。
熱が離れていく。]

 
(*104) ななと 2020/08/15(Sat) 14:57:15

【秘】 美雲居 月子 → 木原 敦久


[ それが、───。]


   あつ、ひささ、ッん、手ぇ、
   おねが、いッ…

   いやや、
さみしい、



 
(-91) ななと 2020/08/15(Sat) 14:58:46

【赤】 美雲居 月子


[ 濡れそぼった目を彼に向けて、
腰を掴む腕をとり、なぞった。
ゆっくり上体を起こし、
背に腕を回して、首元に顔を埋める。

そこまでしてしまえば、
あとは身を任せるだけ。
高められていく感覚に
抗おうと声を上げることはしない。]



   ァッあ、っぅ、ぁッ
   あ、もぉ、ッふ ァ───…ンッ!



[ びくびく、と彼の体に
半ば縋るように抱きついたまま、
達して仕舞えば、くた、と
体をそちらにあずけ。]
 
(*105) ななと 2020/08/15(Sat) 14:59:08

【赤】 美雲居 月子




    ん、ぅ……はぁ、



[ 痙攣する体をなんとか動かそう。
伏せた目で、腕を背から離し。]*

 
(*106) ななと 2020/08/15(Sat) 14:59:52

【人】 美雲居 月子

 ──露天風呂




   そう


[ 彼の言葉に頷きながら布を取る。

正面から見ればワンピース、
後ろから見れば
ビキニに見えるというのが
モノキニという水着らしい。

水着売り場の女性に
絶対にこれがいいと勧められたから
そうなのか、と思って購入した。

海にはいかない。
時折プールで泳ぐことはあるが、
そのときは競泳用の水着を着るくらい。
だから、実際に袖を通したのは
初めてだった。

静かに湯に浸かる。
熱すぎないちょうどいい温度。
ふう、と息を吐いた。]

 
(139) ななと 2020/08/15(Sat) 16:21:38

【人】 美雲居 月子




   ええきもち


[ 小さく落として、
掬った湯を肩にかける。
そうして尋ねたことへの返答に
「そう」とうなずき、
問いかけに首を傾け。]



   どうやろか?

   確かめてもろてもええけど?


[ と目を細めた。

「そういえば」と眉を上げる。]


   ───お兄さん、映画はお好き?


*
(140) ななと 2020/08/15(Sat) 16:21:58
 




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