……５、６、７匹っと。
　あっ 人数分はちゃんと残してくれてるね。
　ぺちってしてごめんねシマ・ジロ！

[謝るついでに撫でておく。毛はちょっと硬い。]

　よっし、魚とキノコに木の実もあるし。
　他の皆もきっと何か手に入れてくれてるはず！

　そだね。
　お腹が減ると争いがおきやすくなるって言うからね。
　バトルとか始まってたら困るもんね。

　

　今、連れて行くほど私達に余裕ないもんね。
　ご飯が無くなって私達かシマ・ジロの
　どっちかが肉になるのは耐えられない。
　
　それに動物連れて帰るとお母さんに
　返してきなさいって言われるものだよ……。



　だから、シマ・ジロ。元気でね。
　ちゃんと餌捕って筋肉つけてこの森の王者になるんだよ。
　凄く短い間だったけど楽しかったよ。

[最後にひと撫で。
目が合うと少し目が潤んでしまったので、
そのまま振り返らずに野営地へ向かうよ。*]

[簡単なのは塩焼き？
でもここはやっぱりしょっつる？
何をしてもとれたての魚ならきっと美味しい。
そんな帰り道。
]

―　野営地　―

[野営地の様子がおかしい……？]


　ただいまー！
　動物の肉はダメだったんだけど、魚は獲れたよ！
　新鮮なうちに食べよ。

　わ、寝床までちゃんと準備されてる。
　フルリーちゃん、ありがと〜！！

[色とりどりのパジャマのどれが良いかな？
なんて考えてたら
フェリちゃんに主張するユラちゃんがね>>211]


　セクハラ？

　……セクハラ？

[キヨヒコくんの姿が見えなかったので
つまり
てなわけで、アッシュくんの方を見て首を傾げたのだ。**]