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フランドルは、こいつは一発殴られても文句は言えないと思う。 (c25) unforg00 2021/12/16(Thu) 17:10:20 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート信頼されているのはわかる。こちらもそうだ。 そう、いつだってこちらもそうだった。"あの時"も例外なく。 「──もう一つ、ついでに返してもらおうか」 言うや否や、貴方の左頬目掛けて、腰の入った右拳を振り被る。 幾ら貴方が人と比べて丈夫な方とはいえ、とはいえだ。 されども当然誰しも痛いものは痛いはずで、そして何より… 「『──咄嗟の不意打ちで顔を殴られれば、 思考の低下に加えて隙も生まれやすい』。 さて、お前はどうだった?」 問いの返事はあってもなくてもいい。 この暴挙を受けて貴方が蹌踉めいたならつかつかと歩み寄り、 そうでなくとも更に距離を詰めるだけ。 (-86) unforg00 2021/12/16(Thu) 17:10:54 |
フランドルは、だからそのようにした。 (c26) unforg00 2021/12/16(Thu) 17:11:04 |
フランドルは、ただ貸し借りを帳消しにしただけだ。そしてこれからも同じこと。 (c27) unforg00 2021/12/16(Thu) 17:12:05 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート「──お前は昔から俺の眼に弱かった」 それは有無を言わさず"聞かせる"ような響きをもって。 視線を合わせ、掠れた声が囁いた。 実際のところ、事実そうだったかは定かではない。 けれど貴方がこの言葉を耳で聞き、 脳が理解し、思考を誘導され、意識すれば、それで十分。 曰く、精神干渉の術とは思考誘導から成るものなのだと。 だから魔術師狩りは口を揃えてこう言うのだ。 『術師の言葉には耳を貸すな』、と。 「 『今は俺だけを見てくれよ』。 相棒の"お願い"、聞いてくれるだろう?」 利便性から煙霧を媒介とし、幻術という形を取っているだけで。 この騎士が扱う術は、本来精神の操作や魅了の系統に程近い。 その事で後ろ指を指される事も、今までに何度もあった。 精神干渉には精神干渉を。実に力技じみた"命令の上書き"。 痛みによって作った隙に差し込めば、 少しくらいは綻びが生じる事もあるだろうか。 (-87) unforg00 2021/12/16(Thu) 17:15:05 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「ぐあ゛ッ!? ッ──!?」 信頼と油断は別物だ。 とは言え、「隣の男が突然殴って来る」と想定してないと 幾ら警戒しようが避けれやしないし喰らうものは喰らう。 無意識にこの流れで、剣や杖を使われるならともかく、 拳で殴り掛かって来るとは思っていなかったのもある。 恐らく前者だったらまだ動いていたか、と言うと微妙だ。 だってあの時あなたを殴ったのも“尋問”の為で、 決して恨みや憂さ晴らしではなかった。理由がある。 それを今、全く思いついて無かったから想定外だった。 想定外、の時点で。結果もわかり切った事だろう。 口の端を変に切ったのか、口内に血の味が広がる。 鉄臭さを吐き捨てたいが、宿の中となればそうもいかない。 「──、は、……こんなので、 明、す 、とは」 思わなかった。まで言い切れずに距離を詰める貴方に目を瞠る。最もその動作で余計に幻術が効きやすくなるなんて。そんな皮肉も考えるまでもなく、 “そう”在るし、“そう”なる だろう。 (-92) poru 2021/12/16(Thu) 19:02:12 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル確実に効いた手応えはあっただろう。 見る目が、色が変わった。 明瞭とした振りをしている普段の目つき。それと違って革命軍内でよく見る、感情の死んだ色に変わる。変わって、 「言われずとも」 不意に、貴方の胸倉を掴んで引き寄せる。 引き寄せてから、そのまま躊躇なく唇を重ねて。 切れた口内の 血 をお裾分けだと言わんばかりに、嫌がらせのように分け与える。この行為がどんな影響を及ぼすかなんて考えちゃあいない。 ただ、悔しかったから、ざまあみろ。それだけだ。 「お前の事を見ていた。いつも」 唇を離す頃には、少し感情の色がある目。 それでもまだぼんやりしているところはあるが、こんな事を行ってる時点で、自我は強いが、催眠にかかりやすい部類の男なのだろう。身内からすると一番困ったタイプだろうとは思う。 今革命軍のことに何か命令をされた訳ではない。 だから相反していない。 綻びとまではいかないが、命令の掛け方次第で、 強引な上書きで綻びか、解く鍵か、運悪く精神崩壊か。 何かしらの答えは得られるかもしれない。 (-94) poru 2021/12/16(Thu) 19:05:16 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル/* やりましたわ!確定ロールですわ!ガッツポーズで大喜びですわ〜〜〜!!!!!!!! 私も確定ちゅーしたけど嫌だったら避けて下さいましね! (-96) poru 2021/12/16(Thu) 19:07:37 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート理由は明白だ。 単なる意趣返し、つまり目には目を、という意図も 無きにしも非ず、ではあるものの。 一番の狙いは、精神的な隙を作り出す為。 手段は何でも良かったが、何でも良いなら、といった所。 そして凡そ目論見通りになったらしい。らしい、が。 胸倉を掴まれた所まではよかった。 暗示を掛け損ねて反抗される事は想定していた。 或いは、以前のように食って掛かられるか。 けれど、これは、 ──あ、まずい。 重ね合わされる唇ではなく、 その行為によって分け与えられるものに。 そう思った頃には、手遅れだ。 (-103) unforg00 2021/12/16(Thu) 20:55:51 |
フランドルは、それではだめだとわかっているのに、 (c33) unforg00 2021/12/16(Thu) 20:56:04 |
フランドルは、 もっと血が欲しい。 (c34) unforg00 2021/12/16(Thu) 20:56:30 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハートもっと。 渇望じみた、衝動じみた欲求のまま。 与えられたものを自ら望み好んで貪って、それで、 それではまだ足りない。 ──曰く、リロワーズ家は吸血鬼の末裔だという。 その血は薄れて久しいが、 今でも時折、ごく薄くはあれど、先祖返りのように それらの特徴を持つ者が現れる事があるのだと。 幼少の砌より、貴方の血に対して。 きっと心の内で奇妙な執着を抱いていたのだろう。 その衝動の根源を知ってからは、抑圧していたのだろうが。 フランドルは、不義の子だった。 だというのに、その血を証明するような体質を生まれ持った事。 恐らくそれは決して幸運な事ではなかった。 「…なら、言い方を変えよう。 傍に居てくれよ 」「ずっと」 「なあ、ずっとだ、ハーディ…」 離れた唇を惜しむように、請い願うように貴方を呼ぶ。 暗示めいた言葉は懇願のようであるくせに、 身体を寄せて、背に腕を回して、逃がす気は無いようだった。 (-104) unforg00 2021/12/16(Thu) 20:58:12 |
フランドルは、結構やんちゃらしい。 (c35) unforg00 2021/12/16(Thu) 21:17:06 |
【秘】 灯屋 レイ → 残影の フランドル同情も仲間意識もなく、優しくもないのなら。 馬鹿な事をしていると悟り、自身にも厄介事が降ってきた時点で逃げ出しても良かっただろうに。 柵があったとはいえそうしなかった貴方の事を、灯屋は貴方が評価するよりは好意的に……なんだかんだ苦労しそうな人種だと、捉えている。 「策があると。 …………理解ってなんでしたっけ?」 まぁ、それで治るならそれに越した事はない。 案外、言っている通りびっくりして正気を取り戻すかもしれないし。どうにかすると言い切ったからには、任せようとするだろう。 「……憂う方向性は違いますが、そうですね。 行き場を失った気持ちは多少わかります。 "番犬"も彼の事を気にかけていたようですし、なにか取っ掛りがあるかもしれません」 あくまで推論だ。それでも、何もしないよりはなにかした方がいいだろう。 お気をつけてと、向けられた背に告げる。 カンテラの灯りに照らされたまま、貴方を見送っただろう。 (-107) sym 2021/12/16(Thu) 21:20:03 |
【独】 残影の フランドル/* 次の笛吹き、スカリオーネさん行くんだろうな。 やべえよやべえよ…いよいよ風邪引いた時の悪夢だよ… (-109) unforg00 2021/12/16(Thu) 21:31:50 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「──んっ、……、?」 背には腕、こうも密着した状態では逃げられない。 最も逃げるつもりもないし、続いての命令も。 嫌がらせの為の口付けだったが、その反応を見るに、 まだ恋しそうに見えたので、もう一度唇を重ねようとする。 今は強く抱き止められているから、叶うかはわからないが。 嗚呼、先程までの『怒り』感情が薄れる。 ほんの僅かに、不意を突かれた怒りはあったのに。 貴方の表情で、血を分け与える事の『愉しさ』を思い出す。 エアハートは彼の詳細な血筋のことなんて知らない。 彼は隠していたから情報を得られないのはあった。 それでも、人が思う以上に『魅入られている』ことに気付くもとで。 理由はわからずとも、フランドルが自身の血に酔うのは、感覚で知っていた。 「あぁ。一緒に、傍……そうだ。今も、ここ、に?」 既に『成されている』事を再度、命令された。 そう認識している為か、困惑の色が浮かぶ。 今この瞬間はここにいるし、貴方は帰ってきた。 だからエアハートは、今も『傍にいる』と信じている。 (-111) poru 2021/12/16(Thu) 21:46:31 |
フランドルは、なんか方々にやんちゃだと思われてる気がする。 (c36) unforg00 2021/12/16(Thu) 21:56:22 |
フランドルは、まあ概ね事実だしいいか、と思う事にした。 (c37) unforg00 2021/12/16(Thu) 21:58:31 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート「……ん、…っ…」 唇を重ねようとすれば、拒まれるはずもなく。 ゆっくりと口内を探り、血の味を探し、目を細めて。 この渇望には耐えられない。 血には抗えない。 自らの行動がそれを証明してしまっている事が、 何よりも嫌で仕方なく、それでも。 貴方が欲しいという欲求に嘘を吐けはしない。 どんなに身を寄せようとも、きっと鎧が阻むのだろう。 血を啜る酩酊の中、それを取り払おうと手を這わせる。 曰く、鎧というものは他者が着脱を手伝うものなのだという。 二人共にあった頃は、きっと互いにそうしていた。 「…今、……今は、そうだとしても お前はまた、俺を置いてどこかに行くんだろう。 ああ、なら、今だけじゃだめだ。ずっと傍に居てくれよ。 ずっと傍で、俺以外の何にも囚われないでいてくれよ。 俺はお前の陰、お前の傍だけが俺の居たい場所だ お前が居ないなら、生きていたって意味がないんだ…」 半ば給餌のような口付けを終えた頃。 お綺麗な愛を囁くには重すぎて、切に請い願うには甘すぎる。 掠れた声がもう一つ、貴方に"お願い"を重ねた。 (-126) unforg00 2021/12/16(Thu) 23:13:58 |
【独】 残影の フランドル/* 思えばここまで不義の子開示はすれど 吸血鬼の血筋真実は誰にも出してなくないか…? おめでとうございます!元気な初解禁ですよ! まあお貴族様が吸血鬼どうこうというのは 創作物ではよくある話よな。 (-130) unforg00 2021/12/16(Thu) 23:30:20 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「……んっ、……ふ、ふ」 本当に、雛に餌でもやる感覚にも思える。 それすらご機嫌とばかりに腕を回し、 口付けを深くしながら自ら血を分け与える。 ほら、やっぱり血に抗えてない。 俺が何とかしてやらないと。 貴方の渇望は、この男の心の内部に潜む 仄暗く澱んだ使命感と愛着をも呼び起こす。 でも今は傍にいてと乞われたからまだ。まだ、もう少し。 鎧に触れられるとすぐに何をしようとしてるのか、思考が繋がる。手伝う様に回していた手をこちらに戻せば、すぐに中のラフな服装になるだろう。 今でこそ脱ぐのに慣れきった鎧だが、騎士団に所属してた頃は二人でよく、構造に悪態をついていた。 ──あの時を、あの日の笑顔を 取り戻そうとしてるのは俺もなのに。 どうして彼は納得しないのか。 飛び出した時は理解していたそれも、 『革命軍』に犯された脳ではそれも理解できない。 ▽ (-137) poru 2021/12/16(Thu) 23:56:52 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「────まだ、まだ、駄目だ。 お前以外の何にも囚われない為に、 お前のせいじゃない血を、排除したら、そうしたら、 本当にどこに居ても、俺達、"昔のまま"いられる。 ずっと傍にいられる。 それじゃあ、駄目、なのか、フランドル」 でも、目に力が宿る。 先程から着いたり消えたり自分達との心の機敏のよう。 貴方の命令を聞くはずの、肯定しかしないその声が、 はっきりと【否定】を口にした。 「……生きていく意味がないなんて言わないでくれ。 お前が生きる為に、今まで生きてきた俺は何だったんだって 事になる。俺は、お前を陰じゃなくて──」 傍に立つ、光にしたかったのに。 (-138) poru 2021/12/16(Thu) 23:58:34 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート「嫌だね」 たった一言。 貴方の陰は、低く、低く否定を返した。 「何にも囚われない為に、俺達が俺達のままである為に。 その為に為さなければならない事があるのは別に良い。 だが、その為にこの街で何をする必要がある? だが、この街の革命はそれと何の関係がある? 革命軍はその為にお前に何かをしてくれたか? なあハーディ、 手段と目的が随分ちぐはぐじゃないか? 」否定を突き付けた先は、破綻。 そう、今は手段と目的の相関にあまりにも違和感がある。 そうでさえなければ、そこに第三者の意図さえ無ければ。 貴方の剣は、曲がらぬ刃は、それに異を唱える事はしなかった。 貴方の誘いを受け入れない理由は無かった。 (-148) unforg00 2021/12/17(Fri) 1:34:01 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート「なあ。 随分と回り道をするじゃないか。 それともそれは、俺の"お願い"より優先すべき事なのか? ここで凡そ無益に時間を浪費する事が、 決して俺達のこれまでとこれからを蔑ろにはしていないと お前は本当にそう思ってやっているのか?」 荒れた喉も厭わず、淀みなく問いを投げ掛ける。 そうしながら、ぐ、と身軽になった貴方の胸を押して。 突き飛ばすというよりは、追い込むような動きだった。 大丈夫、後ろにはベッドがある。 貴方がその上へと倒れ込めば、 その顔の横に手をつき、首筋にもう片手を這わせて、 「これが俺の為、本当にそう思ってるなら、お前はばかだ」 ほんの少し、僅かに呼吸を奪う程度。その指に力を込めた。 言葉と表情に、綯い交ぜになった感情を滲ませながら。 (-150) unforg00 2021/12/17(Fri) 1:35:24 |
【独】 残影の フランドル/* Q. なんで急にガン詰めし始めたの? A. だって俺の為言うて全然俺の事見てないじゃん…… この街の革命俺の為となんか関係ある?無くない? 無い気がするから、拗ねるね。 だそうです。 (-152) unforg00 2021/12/17(Fri) 1:49:27 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「ちぐはぐ?何処がだ? この街に来たのは“アレ”を探しに来た。 ただ政府とやらが管理していたから、 何かを掴むにはどうしても── ──。 ────? あれ、なんでだった? ──いや、いい。そもそも、 革命軍に協力するのは私として当然の事だ。 何でその前提を否定する?否定したら 私 がそもそも、…いや、 俺 なら否定、されない?……は?俺 って誰だ、……まあいい、でも、じゃあ何であのと、き──?」 傍から見ると明らかな「破綻」でも、それを「当然」とした強い洗脳だ。つまりそこに疑問を抱かせた場合“今”のエアハートの否定になる。 「 ──革命軍を優先する。 だって、」「 お前の為の行動だから。 お前の願いであっても、絶対優先にはならない」 なにより、最悪な事に、「本来フランドルに行おうとしていた事」と「革命軍に協力する」がイコールで結ばれている。 洗脳時にそれに手を貸すとでも言われたのか、単純に都合よく描き替えたのか。 いずれにせよ、そんな歪なイコールで結ばれていると言う事は、“そう記憶が混濁してもおかしくない状態”で掛けられた。 (-156) poru 2021/12/17(Fri) 2:18:57 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドルつまり、比較的健全で元気な時の今のフランドルによる魅了は、半年の間の根を張り巡らされた脳への侵食を、言葉ひとつではぎ取れるほどには、今はまだ強くはない。 最もそれは、逆を言えば「同じ事」を行えば、 上書きや綻びの可能性が出るだろうと言う事。 そして洗脳を掛けた者も、「それを行える人間がほぼいない」と、そう思ったからこそ、今のエアハートの地位と自由度があるのだろう。 「……は、っ……貴方もレモネードがお嫌いでしたかね。 馬鹿で、結構です、よ。 今までだって、私達はそうして生きて来た。 下級市民が騎士になるなんて、 馬鹿を通り越して蛮行だとも。まあ、なりましたけどね。 だから馬鹿と言われようがやめません。貴方相手でも」 ベッドに押し倒されて、顔の横についた手を見ている。 首筋に触れられる人肌の感覚から少しでも目を逸らす為に。 (-157) poru 2021/12/17(Fri) 2:20:42 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート──平行線だ。 矛盾点への正論は揺さぶりにこそなるが、 どうにも揺さぶりを掛ける以上の成果は生まないらしい。 破綻を認識した瞬間認識が擦り替えられてでもいるのか。 そもそもの話、この妙な様子が鳴りを潜めるのは 大抵は現在の目的とは関係の薄い話の時だったようにも思う。 とはいえ引き離すだけで直るものでもないだろうが。 一度ひどく混乱した後、すぐさま平静を取り戻す様子を見て 抱いた所感はそんなものだった。 何れにせよ、言葉によって、論理的に突き崩す事は難しい。 となれば、となれば、だ。結局の所、結論は。 叩いて直すしかないのかもしれない。 過程は少々違えど、辿り着く手段は同じ事。 何処ぞの灯屋には少々疑問符を浮かべられはしたものの、 精神面への操作を行う側としては結構本気で言っていた事だ。 痛みによるショックや動揺は存外に人を正常にする。 それで術が解ける事も、わりとある。あってしまう。 (-175) unforg00 2021/12/17(Fri) 4:06:05 |
フランドルは、もうちょっと叩いてみる事にした。 (c44) unforg00 2021/12/17(Fri) 4:06:21 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハートとなれば、まあ。 「馬鹿が」 首から一度手を離し、溜息混じりに零して。 その手で容赦なく片頬にもう一発くれてやった。 あの時は結局何度殴られたんだったかな。覚えてなどいないが。 何より、今は殴るよりも。 「ああもうだめだ、最悪だ。 手酷くやられたせいもあるし、お前が煽るせいで余計に」 ぶつくさ言いながら、する、と隠し持っていた短剣を抜いて。 刃を貴方の首筋に当て、ぶつり、浅く食い込ませた。 そんな事をすれば当然傷口からは血が伝うわけで。 からん、適当な所に短剣を放って。 傷口に唇を寄せ、舌を這わせ、割り込ませて。 唯一この身が求めてやまない血を啜る。 時折もっとと強請るように傷口に歯を立てながら。 空いた片手は貴方の服の下へと潜らせて、 手慰みに腰や脇腹を擽るようになぞる。 レモネードは嫌いじゃないが、今はこっちの方が良い。 (-176) unforg00 2021/12/17(Fri) 4:10:07 |
フランドルは、"レモネード"より中毒性の高いものを知っている。 (c45) unforg00 2021/12/17(Fri) 4:20:24 |
フランドルは、正直今のこいつは"レモン"だと思う。 (c46) unforg00 2021/12/17(Fri) 4:29:24 |
【独】 残影の フランドル/* レモンからレモネードを作る… 役に立たない物から役に立つ物を作り出す、という諺。 或いはレモンとは、欠陥品という意味のスラングですね。 (-180) unforg00 2021/12/17(Fri) 4:31:09 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「いッ」 ──1回目。「ぁ、がッ」 ──3回目。「っ、…………ぐ」 ──13、14?回目。「痛っ、……は、ぁ」 ──突然首筋に走る鋭い痛み。 「あ゛、や、ぃや」 ──じんと痛むそこに触れる温かさ。 「グ、…やめ、ッひ…!」 ──啜って“喰われる”感触。 確かに遊んだ事はあった。度々コイツが何故か怪我を、 しかも切り傷の方が多かったけれど、見る目が違って 見えたから。何も言わないから黙っていたのに。 ちょっと遊んでやろうと思っただけなのに。 ここまでなるなんて聞いてない! どうしてなるかも、一言も説明された事もなかったのに! こんなのになるなら尚更、あの血を何とかしておくべき、 啜られるだけじゃ飽き足らず、傷口に歯を立てられる。 明確に、皮膚を突き破られる感覚。 「も、嫌だッ!! い、」 ──だってこの後の性交は普通じゃない。 服の下に回る手になんて気が回ってない。 最悪だ最悪だやっぱりさっさと血を消し飛ばしとけばこんな事には間違ってるのは私じゃなかったのにどうしてこんな目に、 (-182) poru 2021/12/17(Fri) 5:47:36 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート因果応報、意趣返しの節はあると言っても。 殴り付けても特別胸のすくような気持ちは無かった。 様子を見てもやはり生半可な衝撃ではだめらしい。 まあいい、憔悴させた方が精神面の操作はしやすいものだ。 何も無意味ではないだろう、とはいえ。 湧き上がる衝動は、与えられた分だけでは満たされなくて。 もっと血が欲しい。 渇望は既に無視できない所まで来ていた。だから、怯え竦む声も、拒絶の声も。 どこか遠くに聞きながら、血を啜り、牙を立て、血に酔って。 喉を鳴らし、合間合間に熱い息を漏らして。 忌むべき血筋によって与えられる歓びをただ享受していた。 ずっとずっと、我慢していた。 貴方の血を見る度に奇妙なざわつきを抑圧し、自制していた。 不思議と、他人の血では決してそうはならなかった。 深く血に酔う感覚と、向けられる恐怖は、これが初めてだった。 (-184) unforg00 2021/12/17(Fri) 8:50:59 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート「──ああ、 随分恐ろしいものでも見るような目をするんだな。 受け入れられないか、受け入れられないよな。 俺が不義の子だと知った時のようにお前は拒むんだろう 俺だって受け入れ難いくらいだ、当然だ。 結局は何処も同じだ。それが普通の事なんだろう」 ああ、居場所がない。 結局は居場所がない、居場所がないのだ、何処にも。 上流階級には棄てられ、中流階級には見向きもされず。 下層の吹き溜まりでは流れる血のせいで擯斥される。 人間とも言い切れなければ、人ならざるものとも言えはしない。 政府に与する事も、革命勢力に与する事も無いよそ者だ。 他人を心から信用する事はできず、友の心の在り処も曖昧だ。 何もかもが"どっち付かず"、居場所の無い人生だ。 「これに限って言えば、"餌付け"をしたのはお前だったがな」 "蝙蝠"は自嘲めいて嘲笑う。どこまでも暗い笑みだった。 幾ら血を与えられたからと言って、自ら牙を立てれば、それは。 理性に欠ける化け物と取られても致し方なくはあるのだ。 わかっている。 もしかしたら、と期待する事の馬鹿馬鹿しさなんて。 もう、痛いほどにわかっている。 (-185) unforg00 2021/12/17(Fri) 8:52:51 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート「なーあ、ハーディ。 お前のことは何も取って食いやしないさ。 俺にはお前が俺にしたみたいに手酷く抱く理由はないんだ。 昔みたいにうんと優しく抱いてやるからさ、 だからそんなに怖がらないでくれよ…」 怯える子どもをあやすように、掠れた声が甘く囁いて。 暗示めいた言葉が脳裏に刷り込まれていく。 嘘か本当かに関わらず、貴方の恐怖と後悔を煙に巻く。 「それとも、 良い子にしていろよ …と言った方が良いか?」貴方の下穿きをずり下げ、潤滑剤を垂らしてやって、それから。 "命令"を重ねた後、着けっ放しの手袋を咥えて外して。 そうして宥め賺すように再度口付けを交わし、 その傍らに貴方の下腹部へと指を滑らせた。 先ずは前から。粘着質な水音がする。 今は局部は恐怖に萎えているかもしれないが、まあ。 貴方がこちらの身体をよくよく知っていたように、 こちらもどうすれば貴方が好くなるかを知っているわけで。 (-186) unforg00 2021/12/17(Fri) 8:54:19 |
【秘】 羽無し妖精 アイシャ → 残影の フランドル「大丈夫なのです、お邪魔しますなのですよ。 ……あ」 椅子に腰かけようとしたところで、ラナンキュラスの花に気付き 柔らかい笑みを浮かべます。 皆が、こうして花を置いていてくれてるのを見ると どうしたって嬉しいものですから。 傷に響かないよう、ゆっくりと椅子に座り。 「……フランドル様には、目星がついているのですね。 実を言うと、告発を望んでいるわけではないのです。ご理解されている通り…なのですよ。 私は、このざわざわが収まるなら 根絶までさせる必要はないと思っているのです。 その一方で疑惑の段階で同じ目に遭う人が増えるのも……同じく、望んではいないのですけれど」 今のやり方も気に食わないけれど、悪者探しがしたいわけでもないのです。 「フランドル様にも……白羽の矢が立ってしまったことが、酷く心苦しいのですよ」 (-199) otomizu 2021/12/17(Fri) 17:14:28 |
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