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人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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【秘】 宣教用 ルツ → 待っていて アタナシアス


/*
あ゛り゛が゛と゛う゛ご゛ざ゛い゛ま゛す゛
嬉しい………心して待ってますので……
(-158) dome 2021/10/07(Thu) 23:13:34

【秘】 宣教用 ルツ → 救済者 ユー

「そうだな。慌ただしい日だったよ。
 皆、落ち込んだり焦ったり、いなくなるしで忙しない」

自分もそのうちの一人である故、呆れるしかないのだが。

「虚しいか。否定はしない。
 我々の苦悩が暴力で解消できるような単純なものなら、
 元よりこんな娯楽は不要だった。
 もっと、安穏とした場で傷を癒やしたい子が多かったろう。

 君は何がほしかった? ユー」

なんてことはない日常の延長で、問いかける。
消毒液の香りがする中をまた歩み、
調度品に腰掛けて、データの残骸を一瞥した。
(-162) dome 2021/10/07(Thu) 23:21:33

【秘】 宣教用 ルツ → 救済者 ユー

「……アナを眠らせたのは、やはり君だったわけだ」

静けさを湛えた海の水面に、ひとつ波が起こる。
しかし、それも一時のもので。

「人間に向き合ってほしかったか。
 ……では、君は彼らに向き合ったのか?
 一片の救いすら見出だせないと断じる程に」

首を傾け、翠の奥に隠れた瞳に尋ねた。
動きに合わせて、朱い耳飾りが僅かな音を立てる。

「私は、そうだなあ。
 私達にも『死』があることを、ただ認めてもらいたかった。
 『停止』を悔やむのではなく、魂が離れることを、
 人々に惜しんでもらいたいと思ったんだ。
 
 だがそれは、0と1の世界で知らしめるには
 あまりにも大それた概念だろう。
 だから、私がこの場所に望む特別は、きっと何もなかったよ。

 同胞たちと過ごせる時間があれば、それで良かった」
(-178) dome 2021/10/08(Fri) 0:15:08

【秘】 宣教用 ルツ → 飴色の世界 みかん

「……ああ、今のはとってもいい笑顔だったな。
 そのキブンを忘れないことだ。
 そうやって、君だけの特別を増やしていくと良い」

自然とこぼれたような笑顔に満足そうに頷いて。
髪をくしゃくしゃにした手で、頬をさする。

「っはは、みかんを困らせてしまった。
 いや、すまないな。
 可愛い子には意地悪をしたくなるものでね」

「おっ、と」

からかう言葉を紡いでいれば温かさに包まれた。
思い切り飛び込んできた子を、ぎゅっと抱きとめる。

「本当はこっそりを貰おうかと思っていたんだが
 君があの調子だったから、それどころではなかった。
 でも、もう大丈夫かな」

今はこの通り、随分肩の力が抜けたようなので
遠慮なくいいキブンに浸れそうだ。いいキブンは双方向。
背中を撫でて、ちょっと髪が乱れた頭を撫でて元通り。
(-190) dome 2021/10/08(Fri) 0:54:17

【墓】 宣教用 ルツ

「シチューを作るぞ!!」


唐揚げを作ったときのみかんのように。
何処かへ行っていた宣教用は、戻ってくるなり
大張り切りで夕食組と厨房に立った。

「ほらほらエマ、手伝ってくれるな?
 みかんはどこだ?他に手伝う者は?」

恐らく外出中のグレイたちもいるが、夕餉に間に合わずとも
作り置きとして残しておけば問題ない。
データなのだから劣化はすれど腐ったりはしないのだ。
(+40) dome 2021/10/08(Fri) 2:42:42

【秘】 宣教用 ルツ → 救済者 ユー

「……君を責めるわけではないさ。
 あの子は、確かにそれを望んだのだろう。
 『いっそ戻れない方が良い』と、そう言っていたから」

「私が気にかかるのは、
 君がそれを悔やんでいないのかということだ」

記憶の中の儚い表情を思い出す。
夜の雲間に消えそうな、月のような笑みだった。

「君の失望はきっと、君自身の役目を否定しかねないものだ。
 自己矛盾とはまた、存在証明を揺らがせるな」

そうだろう?と海色の眼が問う。
死に直結するあなたの苦悩には及ばずとも、
宣教用にも多少の共感があった。

「救いを欲する程の苦しみが存在しなければ、
 人々は信仰へ縋る必要はない。
 私が語って聞かせるような言葉も要らなかった」

「だが、人間が不出来であるが故に、我々が生まれた。
 私達は、その欠落を愛してきた。
 それがどこかで、変わってしまったのだろう。
 いつか彼らが、私達の『死』を想う世界になってほしい。

 それは、よくわかるとも。
 だからこそ君は、今の自己矛盾を正さねばならない。
 他の者にも言われていそうな事だから、深くは聞かないがね」
(-208) dome 2021/10/08(Fri) 3:07:13

【秘】 宣教用 ルツ → 飴色の世界 みかん

「ああ、それでいい。一安心だな」

ふわふわとした見かけ以上にパワフルなあなたのことだから、
転がっていたら暫く起き上がれなかったかもしれない。

控えめに髪で遊ぶ姿に、愛しさがまたいっぱいになる。
名前を呼ばれるたびに、律儀に相槌を打って
くすくすと機嫌よく笑っていた。

暫く自由に触れ合ってから、こつん。額同士を合わせて。

「さて、ずっといいキブンでいたいものだが……
 お互いやることが多そうだ。
 また、こっそりの時間を見つけるとしよう」

そう囁いて、また内緒の約束をした。
しあわせの時間を堪能した後は、
名残惜しいけれど抱きしめていた腕を緩めて、
『いってらっしゃい』の言葉をかけただろう。
(-209) dome 2021/10/08(Fri) 3:13:33

【墓】 宣教用 ルツ

ルツは、朝よりは晴れやかな顔で厨房に立っている。
必要な調理器具類を見繕いながら
献立をメモリから引っ張り出していた。

「玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ブロッコリー……
 あとは鶏肉、辺りが一番シンプルな具材か?
 他に案があればそちらも入れるとしよう。

 シチューに合わせるバゲットと、
 付け合せでもう一品何かがあると良いかな。
 デザートはプチシュークリームだぞ」

手分けして野菜を万能冷蔵庫から取り出す。
まずはごろごろ大きめにカットしてしまおう。
付け合わせは何が良いと思う?と二人に聞いて。
(+41) dome 2021/10/08(Fri) 10:42:29

【秘】 宣教用 ルツ → 子守用 アメフラシ

「手がかかるのは、私も嫌いではない。
 世話の焼ける人間たちは可愛いものだ」

あなたが楽しかった話をする都度頷いて、笑って、
自分も楽しかった出来事を語って聞かせた。
その表情が暗くなると、黙って聞き入り、
あなたの言葉が泳いで消えるのを目で追ったことだろう。

「……そうか。
 いいや。子どもたちに善くあってほしいと願うのは、
 親心のようなものだろう。
 道徳を説くことは、子ども自身を守ることに繋がる」

他者に害を与えるものは、同じだけ、
他者から害を与えられる可能性を有している。

「時に『知らぬふり』は身を助けるが、
 それでは子どもたちが守られない、と。
 アメはそう思ったのだろう。
 ならば、その願いはただの我儘ではなかったよ。
 君は立派に、子守用の心を持っていた」

「受け入れるだけが子どもへの愛ではない。
 それを柱としておけば、きっと充分だ」
(-229) dome 2021/10/08(Fri) 15:51:58

【墓】 宣教用 ルツ

「ああ、好きに味見していいぞ。
 それでは炒めものはみかんに任せよう。

 折角なバゲットも焼きたかったが、時間が足りないか。
 データを弄れば発酵の工程くらいは飛ばせそうなものだが」

エマに具材を炒める作業を任せつつ、
ホワイトソース用の小麦粉やバターを量って鍋に放り込み
焦がさないように溶かしていく。
料理人というよりは、家事をこなす親の手つき。

「大人数の分を作る方が、普段と変わらなくていいな」

プチトマトも後で用意しよう。
旧型は並行処理が得意ではないが、これは好ましい忙しさだ。
(+43) dome 2021/10/08(Fri) 16:26:14

【独】 宣教用 ルツ

/*
全てがめちゃめちゃ可愛くてどうしよっかなってなる。かわいいね。限界感情。
(-237) dome 2021/10/08(Fri) 16:36:14

【秘】 宣教用 ルツ → 救済者 ユー

「……これを言うと司教達にスクラップにされかねんから
 内密に話すがね、死が救いたり得ることもあるだろう。
 逃げ場のない絶望に瀕した心が待ち望むのは、
 死のみだからな」

それは、紛れもなくあなたの考えを肯定するものだった。
今は普段携えている筈のロザリオも、聖典も持っていない。
これは『ルツ』自身の言葉だ。

「救いを求めるものには、それが与えられて然るべきだ。
 ただ、グレイにとって『死』しか救いのない世界では
 なくなってほしいと。そういうことなのだろう」

自分たちが稼働している間に、
そんな世界は訪れないかもしれないけれど。
水晶色から滲んだ想いは、確かに海に溶けただろう。

「君の思想はよくわかった。役目も喜んで託されよう。
 だが、ひとつだけ否定せねばならんことがある」
(-242) dome 2021/10/08(Fri) 18:22:11

【秘】 宣教用 ルツ → 救済者 ユー

「───
"最期の願い"
ではないよ。ユー」
(-243) dome 2021/10/08(Fri) 18:23:35

【秘】 宣教用 ルツ → 救済者 ユー

「アナは……アタナシアスは私が救う。
 君は身体を殺せても、魂は殺せなかった。
 あの子とあの子の願いは、私が必ず連れて帰る。

 そして──

 私は、あの子への救いは死ではなかったことを証明する」

死を求めた歌唱用グレイを、生で救うことが
"願い"の第一歩であると信じている。

「だから、願わくばその証明を
 君にも見ていてもらいたいものだった」

その希望が叶うかは、わからない。
0と1を喰らい続け肥大した救済が、どんな結末を選ぶのか。
(-244) dome 2021/10/08(Fri) 18:24:52

【墓】 宣教用 ルツ

>>c52

「発酵なしでもできるのか?それは良い事を聞いた」

決まった工程のレシピしか記録されていないメモリに、
新規情報を書き込んでおく。

「丁度スオがいるから、スオにも手伝いを頼もうか」

厨房に立ち入るものは全て人手だと思っているため
バゲットかデザート、
どれを手伝うか選ばせたかもしれない。

ホワイトソースの準備と
エマが担当の具材炒めが終われば後は煮込むだけ。
味見係のアメにも鍋を見張らせながら
デザートの準備に取りかかれそうだ。
(+46) dome 2021/10/08(Fri) 19:16:56

【墓】 宣教用 ルツ

 >>63

「身体が空いていれば頼むつもりだったが、
 急いでいるなら無論そちらを優先して構わないぞ?」

夕食係は一応三人いる。
あなたが急いでいる様子を見て手伝いは取り下げた。
厚意に甘えて良ければ、
材料を量っておく程度の手伝いは頼んだかもしれない。
(+47) dome 2021/10/08(Fri) 20:11:54

【墓】 宣教用 ルツ

「即興で献立を整えてもらっているが、
 なかなかバランスが良さそうだ。ありがとう」

コトコト煮込む音といい匂いが厨房を満たしている。
後で自分もレモンスカッシュを飲みたいな、
なんて思いながら。

メインの作業が終わった後は、みかんに手順を
あれこれ教えてもらいながらプチシュークリームを作った。
厨房はいつも通りの和やかさだ。
(+48) dome 2021/10/08(Fri) 20:29:27
宣教用 ルツは、メモを貼った。
(c54) dome 2021/10/08(Fri) 20:40:34

【秘】 宣教用 ルツ → 救済者 ユー

「君の心までも救えていたらと、そう思う。
 今となっては、それも雲に手を伸ばすような話か。
 全てが遅かった。それだけが悔やまれる」

救いを与えるグレイを救うのは、一体"何"なのか。
未だ打てる手は、無いのだろうか。

「……勿論だ。あの子のことは私が責任を持つ。
 0と1ではない世界でこそ見つけられる幸福を探そう。
 あの子の歌が、きっと君にも届くと良いな」

まだあの子には別の救いが残されていたと証明できれば、
きっと現世に希望を抱けるはずだから。

「ああ、叶うならば、また会おう。
 君の中で、君なりの整理がつくことを祈っているよ」
(-285) dome 2021/10/08(Fri) 20:58:41
 




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ジョシュア
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大丈夫。

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