【人】 羽井 有徒── 現在 ── [遊技室をあとにしていったん自室へ戻った。 シャワーで汗を流し、それからランチはルームサービスで済ませた。 外は日差しが強く夏らしい暑さ。 すこしだけげんなりしながらも、夜には蛍がきれいだという沢を歩いてみた。 蛍を放しただけあって水が透き通るように綺麗で。 暑さを忘れるというほどではないが、多少の涼にはなったかもしれない。 小一時間ほど散歩を楽しんだ後、ふと案内に目をやる。 そこには「乗馬体験」の文字。 すこしだけ逡巡して、指をパチンとならすとそ牧場へ向かうことにした。]* (199) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 13:31:18 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a53) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 13:33:47 |
【人】 羽井 有徒── 現在、牧場 ── [ホテルを通して予約を入れた。 馬に乗るのなんてもう何年振りだろうか。 お袋に連れられてこっちに来てからは一度も乗っていない。] あー、一応経験者で。 と言ってもガキの頃だから未経験みたいなものかな。 [選んだのは初心者用、まずは角馬場で馬の操縦方法のレクチャーと練習。それから林道をウォーキングというコース。 走らせるわけじゃないからプロテクターこそ付けないものの、脚とヘルメットは必須だったが、ブーツは暑苦しそうだったのでチャップスを付けることにした。] 羽井 有徒、と。 [諸々の承諾書にサインをして、支払いはホテルのほうに乗るらしい。 そうして装具を受け取ったら受付の横に座ってチャップスを装着することにした。]* (219) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 14:58:23 |
【人】 羽井 有徒── 牧場 ── いいよ、代わろっか。 [元から乗る馬に思い入れもないし。 さっき外から聞こえてきた声といい、どうやらこの馬が随分とお気に入りの様子。>>240 一見して落ち着いた雰囲気もありそうなのに、すいぶんと可愛らしい様子も見れたからよしとしよう。] それじゃ、そういうことで。 お願いしますね。 [スタッフに”ジェシー”には彼女が乗ること、もう一頭別の馬、といっても彼女用に用意された別の馬に乗ることを伝えて了承を得る。] 羽井(はねい)だ、よろしく。 乗馬は初めて? [手を差し出して、握手を求めた。]* (243) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 17:15:37 |
【人】 羽井 有徒[握られたを軽く握り返して離す。] 子供のころに何度か。 それ以来ずっと乗ってないから初めてみたいなもんかな。 [乗ったといってもそれも数回のこと。 そのときの感覚も何も覚えてはいないから、間違ってもいない。] 大丈夫。 乗馬の用の馬ってのはおとなしいんだ。 人を乗せてる訓練もしてるしな。 [特にこういう乗馬体験のできる馬っていうのは、初心者でも扱いやすく気性もとても大人しい。 基本的には進めと止まれの指示だけでよかったはずだし。] (245) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 17:36:17 |
【人】 羽井 有徒百聞はなんとやらだ。 乗ってみよう。 [そう誘って、馬の元へ。 彼女は鹿毛のジェシー、こっちは芦毛のギンザンという元競走馬。 スタッフの補助を受けながら鐙に足を掛け馬の背に体を乗せてから反対の足を回して体を起こした。競馬や乗馬競技のジョッキーの様にはさすがにいかなかったがスムースに乗ることができた。] へぇ……。 [そうして馬の背に跨れば思ったよりも高さがある。 目線が高くなるだけで景色も大分違って見えた。] どう? [と、真由美のほうを向いた。]* (246) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 17:37:10 |
【人】 羽井 有徒── 牧場 ── [あまりにも元気な返答に思わず口元が緩む。>>248 確かに、昔はじめて馬に乗ったときの自分もあんな反応だった。 久しぶりの馬の背の感触に懐かしさがこみ上げる。] それは良かった。 [そうこうして、まずは角馬場での練習。 腹を軽く蹴ってスタートしたり、手綱を引いて止めたり、または左右に引いて方向を変えたりと。 気持ち手綱を少し長めに持った。掴まるもののない馬上では短く持ったほうが安定するのだけど、あまり短く持つと馬の動きで前に引っ張られて馬が止まってしまうから。] 乗ってると走らせたくなるよな。 [馬への指示出しが上手くようになると、徐々にスピードを上げたくなるが、そこは初心者なので調子には乗らない。 これだけ楽しいのなら乗馬を趣味にしてみるのもいいかもしれないなんて。] おっと、と。 [停止したところで、急にギンザンがぐっと頭を下げたので手綱を持っていかれて、バランスを崩しそうになった。 なんとかこらえたが格好悪いところを見せただろうか。]* (251) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 18:01:03 |
【人】 羽井 有徒── 牧場 ─<line></line>─ 大丈夫、大丈夫。 ハハ、失敗した。 [心配する真由美に>>253バツが悪そうに笑ってみせる。苦笑いのような恥ずかし紛れのような。 どうやら手綱を長く持ちすぎたらしい。 ハミを通じて馬と意思の疎通を計るのは思った以上に難しい。] こうしてるとずっと昔から馬は人間にとっての、 大事なパートナーだったってわかる気がする。 [こうやって人を乗せて歩く、とき走ったり荷を乗せて移動したり。馬を馴致するノウハウや騎乗の技術、長い間培ってきた様々の技と信頼関係。 そういったものがあって、今こうして乗馬を楽しめている。] (261) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 18:29:51 |
【人】 羽井 有徒……そうだな。 [強い日差しも木陰に遮られ、馬の歩みに流れる空気。 林道を進めば真由美の言うように濃い緑の香り。] 本当に、気持ちがいい。 [真由美に笑い返す。 ギンザンのスピードを調節してジェシーの横に、とはいってもしっかりと合間を開けてだけど。 先導するスタッフの後ろで二人と二頭、並んで歩く。] 真由美さんが来てくれてよかった。 一人でもよかったけど……、 こうして誰かと並んでる方がきっと楽しい。 [ぽっぽっかと揺れる馬上。 ときおりその横顔を見れば、楽しそうな笑みにこちらまで楽しさが伝染するようだ。]* (262) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 18:30:20 |
【人】 羽井 有徒── 牧場 ── [さて、牧場に戻れば最後に待っていたのは記念撮影だった。 少しだけ思案したあと、馬から降りてギンザンの口輪に繋がれた綱を持って、ジェシーと馬上の真由美に近づいた。] 口取りをしても? [なんとなく、馬上の写真よりも馬を引いている姿がいいと。 左手にギンザン、右手でジェシーで撮影したいと真由美とスタッフに申し出た。]* (273) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 19:04:00 |
【人】 羽井 有徒── ホテルまで ── 奇遇だな。 [なんて言って、牧場を出ればそのまま別れるつもりだったけど、様にならないこと>>279になった。 だけど、それは偶々というわけではなくて。] 聞いても? なんでこの街に? [如月町、”何か”がある街。 それほど栄えているわけでも寂れているわけでもない。 大学もあるけど学生街ってわけでもない、こうして立派なリゾートエリアだってある。 この街には何がある? スタッフたちが勧めた街、あいつが根を下ろした街。 そう長くはないホテルまでの道すがら、少し話を聞きたいと真由美の横に並んだ。]* (281) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 19:47:50 |
【人】 羽井 有徒[どうしてだろう。薦められたから、かつての有人がこの街を選んだから。興味を引かれた要素はいくつか思い浮かぶ。] ……少し似てるかな。 もう何年前に消えた友人が、 この街で暮らしてるって聞いたんだよ。 元気だったよ、あの頃とは全然違って。 [夜の街でボロボロになって消えた。そんなあいつはこの街で元気にそして幸せそうに暮らしていた。] この街の何がそうさせたのかって。 興味を持ったんだよ。 [今のところ、そんな特別な何かは見当たらない。 ただのリゾート、ただの休暇、ただの、─── 街だ。]* (297) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 20:19:12 |
【人】 羽井 有徒── ホテルまで ── [特別な何かを求める、それは極自然なこと。 何か、儘ならない何かを求めるとき、きっとそういうものを信じたくなる。 もしかしたら、真由美も、そして自分も。] それなら、この二人も何か理由があるのかな? [そんな軽口で纏まらない話を締めた。] こちらこそ。 ”運”があれば、また。 [そう笑って連絡先すら交換することなく、ただ手を振り返した。]* (307) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 20:43:50 |
【人】 羽井 有徒── 702号室 ── [自室に戻り本日二度目のシャワーを浴びた。 この季節は外に出るとそれだけで汗だくになるし、加えて乗馬もしたから、余計だった。 陽はとうに沈み。 時刻は、夜を迎えようとしていた。 髪をドライヤーで乾かして、それから着替える。 白のドレスシャツに黒のスラックス、ダークグレーのジャケット。 左耳にはオニキスをあしらったピアス。 身支度を済ませると、部屋の外に出た。] (343) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 22:20:04 |
【人】 羽井 有徒── ホテル:バー ── [すっかりこのホテルのバーを気に入っていた。 旅行先で良い店を見つけるというのは、やはり喜ばしいこと。 カウンターにテーブルが2つと、こじんまりとしながらもオーソドックスな作り。 静かな雰囲気が気に入った。] モヒートを。 [夏といえばこれというぐらい、夏らしいカクテル。 ラムに程よい甘さとミントの香り。 このホテルに来てからは、毎晩このバーでモヒートを頼んでいた。]* (347) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 22:24:29 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a76) JohnDoe 2020/07/24(Fri) 22:29:22 |
【人】 羽井 有徒── ホテル:バー ── [のんびり一人旅。>>403 あてもなくぶらぶらとするのもいい、もちろん誰かと感動を共有するのもいい。 一人きりもいい、二人だけもいい。] ここの足湯、いいよな。 俺ものんびりしてた、散歩したり、乗馬したり。 馬に乗ったことは? めちゃくちゃ気持ちいいな、あれは。 [乗馬で一緒になった彼女が詩桜と足湯を共にしていたというのは妙な縁だが、それは知らないこと。] ”何”にする?一杯奢るよ。 [たわいもない話の中、彼女のグラスが空になれば次を促す。 もちろん、ノンアルコールではなく普通のカクテルを。]* (409) JohnDoe 2020/07/25(Sat) 8:53:17 |
【人】 羽井 有徒── ホテル:バー ── [本当に初めて尽くしらしい。 まあ、その年ごろなら色んなことが初めての経験で、きっと色んなものがキラキラしているだろう、なんておっさん臭いことを考えていた。] ……乾杯。 [彼女の動きに合わせてグラスを合わせる。 チンと、小さくグラス同士の重なった音。 口に運べばミントの爽やかな香りとラムの甘味とアルコールが広がる。] どう? 気に入って貰えたかな? [一気にグラスを半分ほど空けてから尋ねた。] (419) JohnDoe 2020/07/25(Sat) 9:56:26 |
【人】 羽井 有徒そういえば……その服いいな。 よく似合ってる、昼間より少し大人っぽく見えるし。 [昼間のビリヤードの時とは違う服装。 スラリとした高い背丈によく合うワンピース。 身体の線を強調するでもなく、でもスタイルの良さよくわかる。] その服も初めて? [でも、あまり気慣れているようには見えなかったから、笑顔のままそう聞いてみた。]* (420) JohnDoe 2020/07/25(Sat) 9:57:21 |
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