情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
カナイは、 「うらみち?」 (c1) 榛 2022/07/12(Tue) 13:42:19 |
【秘】 陽炎 シロマ → 甚六 カナイ繰り返し、伝えた筈だ。 本心を、貴方に明かした筈だ。 なのに返ってくるのは、拒絶ばかり。 「……、伝わらないかぁ」 その笑顔に影が差す。 理解されないことは、誰だって寂しい。無論、それは死者も同じ。 だと言うのに、分かり合えない。 どうしてだろう。 「同じ人間でも、分かり合えないんだ。 直ぐに分かってもらうのは難しいよね。 もしそんなことができるなら、戦争だって起こらなくて……私だって焼けなかったんだから」 しかし。 「でも、大丈夫」 ここで諦めてはいけない。 何故なら────、 ▽ (-130) wazakideath 2022/07/12(Tue) 14:32:18 |
【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ「……こずちゃん?」 翳る笑顔を見れば、反射的に。 気づかわしげな声で呼びかけてしまう。 こんなときにさえ。 きみが悲しい顔をするのは、 ▽ (-136) 榛 2022/07/12(Tue) 16:47:30 |
【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ焼ける肉の匂い。 「――― ぅ、」 目を見開く。 ぼた、汗が滴り落ちる感覚。 一転、翳りを照らし出すような。 無邪気で、他愛無くて、目も眩むような笑顔。 腹の虫の音。 「 ぃ っしょに 、……て」「 ま 、ぁ って」 「こず ちゃ……」 焦げる夏の、匂いがして。 ▽ (-137) 榛 2022/07/12(Tue) 16:47:55 |
【秘】 劣等生 カナイ → 陽葉 シロマ「っ ひぃ、 ぅ」 引き攣れた息をひとつ―――ぷつん。 暗転、目の前の少女の胸元へくらりと倒れこんだ。 (-138) 榛 2022/07/12(Tue) 16:48:51 |
【秘】 空っぽ カナイ → 元弓道 マユミ『拙はもう、どうしたらいいのか分からないのです』 抜け殻の喉は、声を発せない。 亡骸の耳はもう、零れ落ちた音を拾えない。 ただ、そこにあるだけの。 これはきみに、何も返しやしない。 瘠せ衰えた死体は、ただ眠るだけだった。 ▽ (-143) 榛 2022/07/12(Tue) 18:02:39 |
甚六 カナイは、メモを貼った。 (c2) 榛 2022/07/12(Tue) 18:22:20 |
追憶 カナイは、メモを貼った。 (c3) 榛 2022/07/12(Tue) 18:24:18 |
【秘】 幼なじみ カナイ → 元弓道 マユミ (-144) 榛 2022/07/12(Tue) 18:30:56 |
【秘】 奔放 クリス → 甚六 カナイ「なんで、か」 ふい、と外を見る。古い窓ガラスが張り巡らされているそこを。 いや、それはどちらかというと。 窓ガラスそのものに映った何かを見ているかのように。 最初は、ただの。模倣だったような気がする。 だが、その形だけは良くなじんだ。 なんでも、じゃなかった。その先に連なるものを。 「解決したいからかな。きっと、ただの趣味さ」 ──それはもしや。情のようなものだったのかもしれないけど。 もう、形に飲まれてよく分からない。 (-152) chizuaquarii 2022/07/12(Tue) 20:34:36 |
【秘】 甚六 カナイ → 友達 ネコジマぽかん。倒れた椅子を、見て。 ―――今の。ぼくに、できたのか? のたのた慌てて、起き上がる。 『ねこや』 『ねこや』 猫に呼びかける少年の声を背にして、 廊下に続くのとは別の、もう一つの扉へ飛び込んで。 「な なんかないか」 「あるだろ」 「いっこくらい、あれよ……」 ▽ (-159) 榛 2022/07/12(Tue) 22:00:00 |
カナイは、準備室。ガタガタ漁って見つけるのは、 (c4) 榛 2022/07/12(Tue) 22:00:22 |
カナイは、画板とそれから、いい感じ度が38くらいのもの。 (c5) 榛 2022/07/12(Tue) 22:00:36 |
カナイは、見つけたそれらを抱えて、このあと転ばない (c6) 榛 2022/07/12(Tue) 22:01:04 |
【秘】 甚六 カナイ → 友達 ネコジマひとまず見つけたそれらを持って、 わたわた、のたのた。さっき居たところに駆け戻る。 (ネコジマには、画板がひとりでにやってきたように見えるのかも。) そうしてぼろっちい画板の表面に、 ちびた鉛筆を走らせようとした……のだけども。 「あえぁ…」 積もってこびりついた埃のせいで、なかなかうまくいかない。 思わず助けを乞うように、猫と少年を交互に見た。 (-160) 榛 2022/07/12(Tue) 22:02:32 |
【秘】 友達 ネコジマ → 甚六 カナイ画板と鉛筆の浮いていた高さだとか。 持っていたものを簡単にとられちゃったところだとか。 とられた後、すぐは動けないでいるあたりだとか。 知っている人なら、きっとあなた。 あなただとおもった。 (-171) 66111 2022/07/13(Wed) 0:14:30 |
【秘】 甚六 カナイ → 奔放 クリス窓の方を向いた横顔を、ぽけ、と見つめる。 向かい合う鏡写しを、見たような見なかったような。 「……ひとごと?」 ぼそ、と呟く。きみの口振りが、そう聞こえたから。 (-172) 榛 2022/07/13(Wed) 0:20:35 |
【秘】 奔放 クリス → 甚六 カナイ「ひとごと、だった」 「僕は、相馬栗栖だった」 理解できない言葉だ。所詮、意味がない言葉。 それに込められた意味を理解できるものは、多分……、いないかもしれない。 自分でさえ。 「ま、やりたいからやってるのさ。知りたいから知ろうとしている」 「ただ、知るだけじゃ満足できなくなってたのは困り者だがね」 (-174) chizuaquarii 2022/07/13(Wed) 0:25:35 |
【秘】 甚六 カナイ → 奔放 クリスだった が二つ並んだ。 並んだところで、よく分からないが掛け算になるだけだった。 「そぉまは、難しいこと ばっか 言う… 」ごにゃごにゃ。 不服そうで、だけどちょっと嬉しそう。 それからやっぱりよく分かっていない感じに首を傾げて、 「……『ほしがり』 か?」 はっ、と閃いたみたいな顔をして起こした。 (-177) 榛 2022/07/13(Wed) 0:44:47 |
【秘】 奔放 クリス → 甚六 カナイ「あっはっはっはっは! ほしがり、ほしがりか!」 笑い声が響く。笑っていないのに、確かに、己に諦念はない。 ただ、そうしたいと思ったことをそうするだけ。 うまく現実にすりあわせて、破綻がないように、諦めることなく。 「フフ、フ。そうかそうか、」 ▽ (-178) chizuaquarii 2022/07/13(Wed) 0:50:03 |
【秘】 甚六 カナイ → 友達 ネコジマにゃあ。猫の鳴き声で我に返る。 きいてくれるのか、と今度は手のひらと鉛筆を見比べて。 「……えぅ」 ちょっとの時間、迷って、考えて。 しばらく固まって、それから慌てて両手を伸ばしたり。 相変わらず、情けない声をあげていたり。 名前を呼ばれて、ちょっと嬉しそうなのが隠せなかったり。 知ってるよ、と静かに呟いたり。 そういうのはいっこも、伝わんないけど。 ▽ (-180) 榛 2022/07/13(Wed) 1:24:14 |
【秘】 友達 カナイ → 友達 ネコジマカナイはきみと向かい合ったまま、短く綴る。 先の丸まった芯が手のひらの上を、ゆっくり。 みのる おかえり 間抜けにも、逆さまの文字を。 (-183) 榛 2022/07/13(Wed) 1:33:57 |
【秘】 気狂 ネコジマ → 甚六 カナイ「生きてないと何もできないんだから」 「何かできたなら、生きているんです」 「見えないのはー…猫島の目が悪いんでしょう」 「聞こえないのも、猫島の耳が悪いんでしょう」 「だから猫島は放っておいたら、さみしいあなたを傷付けます」 「今もちょっと、すこし、割と。…そうでしょ?」 取り上げた画板を適当な場所に置く。 これだってけっこう、衝動的な行動で。 猫島にとって、死人は何かをできてはいけない。絶対に。 (-192) 66111 2022/07/13(Wed) 12:09:24 |
【秘】 気狂 ネコジマ → 甚六 カナイ「だからね、じゃあねかなネエ」 「大丈夫です。ちゃんとよくしてきますよ、目も耳も」 そうして、他の何かを伝えられてしまう前に、 猫島は足早に図工室から出て行ったのだった。 (-193) 66111 2022/07/13(Wed) 12:10:17 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新