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【秘】 春山宮 霞 → 看護婦 清水 花枝く、うっ……はあ、っ…… [みちみち、と音がするような覚えすらしながら、開かれる花枝の体の中に分け入って、 全てを収めながらともに息をつく。 痛くない事はないのだろうが、その顔に浮かぶのは柔らかな笑みだった。] 最初から、最期まで… そう、ですか。 そこまで心に決めているんですね。 人の世界には… 其方を満たしてくれるものはなかったのですか。花枝… (-22) yusuron 2024/01/03(Wed) 11:10:43 |
【秘】 春山宮 霞 → 看護婦 清水 花枝[己の下にとどまってくれるのは嬉しいが、 未練はないと言い切る姿を見ていて、なぜか一条の涙がこぼれた。 それを拭って、腕の中に抱きとめたまま頭を撫で、顔を合わせる] わかりました。春の花のような柔らかく温かな人。 私が在る限り、花枝。 其方は春に咲く柔らかく愛らしい春の花そのものです。 其方を私が毎年春に咲かせる藤の花と同じだけ愛し続けましょう。 決して寂しい思いはもうさせないと…… 約束します。 その誓に背いた時は… [どうなっても構わない。そう言葉に出して約した。 人の約束とは違う…本当に自分を縛る役だ。 間違いなくそうなるだろう。 そう約して、腰を突き上げる。 嬌声が上がって、きゅうっと膣内が納めた分け身を締め付けた。] (-23) yusuron 2024/01/03(Wed) 11:12:49 |
【秘】 春山宮 霞 → 看護婦 清水 花枝はいっ…なら、花枝も腰を振ってください。 一緒に……交合(まぐあ)いましょうっ… ん、っ。んっ…… [花枝は私に手をついて支えながら腰を上下させ、私は花枝の腰を抱いたまま腰を浮かせ 肉棒の楔を打ち込む。 ずんっと突き上げればぱちゅん、と音がして擦れあう。 腰を落としてもう一度、ずんっと雄々しく突き上げる。 突き上げながらごりゅっと奥を抉る。 突き上げきってからさらに腰にぐっと力をこめて貫く。 見上げたら蕩けた目の花枝がそこにはあって、その淫靡さと愛らしさを併せ持つ姿に、 納めた逸物は一層雄々しく硬くなる。] (-24) yusuron 2024/01/03(Wed) 11:13:14 |
【秘】 春山宮 霞 → 看護婦 清水 花枝ええ、愛します、ずっと、愛し続けます。 何度でも… 千に、万に…… ずっとこんな風に、 其方を愛する者として、あり続けます、花枝…… [ずちゅん、ぬちゅんと互いに腰を内付け、愛の雫を飛び散らせる。 胎内に収めた雄々しい肉棒で花弁をかき回し、 腰を引いて落ちそうなところにずん、と力強く突き上げる。 春の花の神というには似合わないほど、納めたものは雄々しく躍動して花枝を愛するだろう。 目の前で揺れる実りの乳房に顔を埋めて、色づく先に吸い付き吸い上げる。 左を吸いながら右を揉んで、右を吸いながら左を揉みしだいて。 甘えられるほどに興は乗り、愛すれば、私自身も満たされていく。] (-25) yusuron 2024/01/03(Wed) 11:25:08 |
【秘】 春山宮 霞 → 看護婦 清水 花枝花枝…… もう少しで、至ってしまうかも、しれない… 中が、温かくて、気持ちよくて… このまま、果ててしまっても、構いませんか…? [どのくらい経っただろう。余裕のない目で見つめながら、そう尋ねる。 花枝をおいては果ててしまいたくない。 人の子であるうちは、多分孕んだりはしないだろう。いずれはどうだろう。 もっとも、もうそのあたりにどれほど意味があるのかはわからないが… そんな野暮は口にせず、ただ愛し合う者同士として、突き上げは止めないままに一言告げた**] (-26) yusuron 2024/01/03(Wed) 11:25:18 |
【秘】 看護婦 清水 花枝 → 春山宮 霞「かっ、霞くん!?」 涙を一筋流す姿を見て。 そして紡がれた言葉に動揺したけど、わたしを憐れんでなのか、それとも想いの強さになのかわからない涙にわたしはきゅっと唇を引き締めた。 「確かに私には人の世に未練は無いかも…。 でもそれは、不幸では無いわ。 一体どれだけの人が自分の生き方に 誇りを持ち、そこにいたいと願えているのか。 わたしは居場所を見つけられただけ幸せよ。 それがたとえ、人の世ではなくても。」 抱きしめられて身を寄せる。 再び唇を重ねて、中を突き上げられる。 甘い声が喉から迸り二人きりの空間に淫らな音と共に響いて、反響するそれがまたわたしの気持ちを甘く溶かしていく。 あなたに溺れて行く。 (-27) もくもく 2024/01/03(Wed) 22:15:54 |
【秘】 看護婦 清水 花枝 → 春山宮 霞甘えるように胸を吸われるとまたそれが心地よくて、ぎゅっと頭を抱き寄せながら内側を締め付けて。 そうするとまたより雄々しい存在に気づかされて、腰を落とすと打ち上げられるものだからわたしは甘い声をあげっぱなしだった。 「ひゃうっ♡あんっ♡あっあっあっ♡♡♡ もち、ろんっ、中に…っ、 霞くんの全部、注いで欲しいの…っ♡」 子供ができるとか、そうで無いとか。 もしできたとしても良いと思えるのは、もうこの時点で妊娠の可能性があるならあるのだから。 そんな医療的な知識が頭を過ったけれど、その分そのまま受け入れたその時点で全部欲しいと欲深く願ったのはわたしの方。 突き上げられ、甘く熱い視線が絡み合うと子宮がキュンと疼いて断続的に彼を締め付けた。 どちゅっ、と最奥を突かれるとわたしは彼にしがみつきながら背を逸らす。 (-28) もくもく 2024/01/03(Wed) 22:16:16 |
【秘】 看護婦 清水 花枝 → 春山宮 霞「んああああっ♡♡♡♡」 びくっ、びくっ、びくん──。 わたしの体が大きく痙攣して、体の内側もビクビクと大きなうねりを見せた。 全てを搾り取るかのように、その癖柔らかに全て受け止めるように蠢く内壁は甘えるように雄々しい槍へと絡みついて。 全身にピンと力がこもって張り詰めていたけれど、やがてくたりと力が抜けて。 それでも、びくっ、ぴくん、と最後の一滴まで欲しがるように内壁は小刻みに震えている。 (-29) もくもく 2024/01/03(Wed) 22:16:36 |
【秘】 看護婦 清水 花枝 → 春山宮 霞「…私も、霞くんを愛する存在として 隣に在り続けたいと誓うわ。 あなたに花のように愛されるように ずっと、ずうっと…。」 頬を擦り寄せながら耳元で囁く。 満ち足りた気持ちになっていた私は、きっと。 少しずつ、人では無いものに変化して行くのだろう。** (-30) もくもく 2024/01/03(Wed) 22:16:54 |
【秘】 春山宮 霞 → 看護婦 清水 花枝[私が涙を零したのは、自分でもなぜかは良くわからない。 彼女の境遇の全てを知らぬままの憐れみだけでなかった事は確かだと思うが、なかったとも言い切れない。 ただ、強い想いが思わず溢れ出たというなら、確かにそうなのだろう。そして、花枝の告げる言葉に強く抱きしめて一言告げた。] すみません、なんだか、思わず。 …わかりました。 もう再び人の世への未練は問いません。 こちらの世は少し退屈に感じることもあるかもしれませんが…必ず幸せにします。 [そう言って二人しての交合いを再開する。 二人しての思いの交わしあいの果て、花枝に告げられたとおり、抜くことなど思いもよらず、楔を奥の奥まで打ち込んだ。背を反らし痙攣し、声を上げて佳がる花枝をしっかり抱きしめながら] いきます、花枝……い、くっ…… [分け身が跳ねてびゅくん、びゅくん。花枝の奥を己の色で染めていった。] (-31) yusuron 2024/01/04(Thu) 12:41:20 |
【秘】 春山宮 霞 → 看護婦 清水 花枝花枝……愛しています。 私の側に在り続けてください。 其方が在る限り、ずっと…… [愛しい身体を腕の中に抱きとめながら、そう耳元で囁やき返し、口吻をかわして。 その一部始終も、その後のことも私達しか知らなくて良いことだったろう。] (-32) yusuron 2024/01/04(Thu) 12:43:58 |
【人】 春山宮 霞[そうして、数日もしないうちに幽谷楼の雪はやみ、彼岸と此岸が再び分かたれる時が来る。 その前には、花枝に告げておいた。] 仕事の手はずでやっておきたいことがあるんでしたね。 文での何らかの言伝てなら簡単にできるでしょう。 そうでなしに直にあちらでしておきたい事があるなら… 念の為に私が鳥居の前で待っておきます。 あまり時間は多くないので気を付けて。 戻ってきたら、私の住まいに案内します。 人の世と比べればいささか退屈かもしれませんが、景色はとても良いところですよ。 春には花を咲かせ、秋には大社に顔を出し、時には人の願いに応えることもありますが…冬にはまたここに。 そして、其方をいつも愛し続ける。 そんな在り方を花枝、其方と共にできるならそれだけで構いませんから。 [花枝が人の世から隠れてしまう支度ができるまで、私は待っていよう**] (0) yusuron 2024/01/04(Thu) 12:54:07 |
春山宮 霞は、メモを貼った。 (a0) yusuron 2024/01/04(Thu) 21:45:59 |
看護婦 清水 花枝は、メモを貼った。 (a1) もくもく 2024/01/04(Thu) 21:52:42 |
【秘】 看護婦 清水 花枝 → 春山宮 霞愛し合い、絡み合い、愛を受け止めて愛を捧ぐ。 そんな初めての交わりは私にはかけがえの無い絆の始まりとなった。 何度も痙攣しながら彼を受け止め、そして果てる。 声は何度も囀ったせいで微かに掠れて、けれどとろりと甘い蜜のよう。 「わたしも愛してる…。」 今までそんな感情知らなかったのに、自然と口にしていたの。 あなたへの愛を。あなたへの誓いを。 そうして、わたしは──。 (-33) もくもく 2024/01/04(Thu) 21:59:06 |
【人】 看護婦 清水 花枝「そんなに時間は掛からないわ。 すぐに戻るからね。」 そんなふうに笑顔を向けて、わたしは一度人の世に戻って行った。 わたしが急に消えたものだから、勤め先には驚かれたけれど、人攫いにあったのでは無いと伝えると安堵された。 けれど、直ぐに戻らなければならない。 辞職して遠くに行く旨を伝えて、引き止められたけれど理由を語らずに手続きをとった。 本当なら半月ほど前に言わなければならないけれど、無言で雪の中に消えたわたしはすでにシフトははずされていたからなんとかなった。 それに。 >>0:0あの古書店の店員の言葉のような噂がこの辺りにはあったから。 神様に見染められたのか? そんなことを言われて、わたしはただ微笑みを返して。 (1) もくもく 2024/01/04(Thu) 21:59:24 |
【人】 花枝いつしか私は、人の世を捨てて。 貴方と共に花を咲かせて保つ、時に癒しの雫を与える、そんな存在になるのでしょう。 霞くんとの間に子供が生まれても、そうでなくても、ひっそりと人の世を離れ貴方を愛し、隣に居続ける。 私は、その運命を選んだの。 ──ただ一人の花枝として。** (3) もくもく 2024/01/04(Thu) 22:00:18 |
【独】 花枝/* 一応これで〆とさせていただきます。 色々あって遅くなってすいません! でもとても楽しかったです。 お付き合いいただきありがとうございました。 (-34) もくもく 2024/01/04(Thu) 22:09:29 |
【人】 春山宮 霞[すぐに戻ると言って花枝は人の世に一度戻っていった。 私はこの場所へ続く門が知らぬ間に消えてしまわないように、鳥居の前で待ち続けていた。 百花が時々様子を見に来たけれど、私は動かなかった。 …ほんの少しだけ、花枝はこのまま戻ってこないかもと思った事もないではなかった。 あれだけはっきりと口にしたものの、やはり、彼女は知った人と顔を合わせて、 人の世にとどまる事を選ぶのではないか、とか。 …その方がやはり彼女には良いのではないか、とも。 ただ、私はその場を動かずに、待ち続けていて。 神代から在り続ける身には、ほんの数日どころか数年でもあっという間であるはずなのに、 その間はひどく、ひどく長かった。] (4) yusuron 2024/01/04(Thu) 22:32:09 |
【人】 春山宮 霞…………… 花枝? [声に顔を上げれば、見えるのは藤紫の髪飾り。 私が彼女に最初に会った時にあげたもの。 花束のように腕の中に投じられた姿を私は抱き留めた。 春の花のように柔らかく咲き香る、私だけの花。] おかえり、花枝。 [春の山にたなびく霞のように、私はその名の通り、温かく柔らかな笑みでそれを迎える。 そして、共に、私の住まう処へと彼女を導いた。] (5) yusuron 2024/01/04(Thu) 22:34:37 |
【人】 春山宮 霞[そうして、私は彼女を妻に迎え、共に在り続けるだろう。 春には藤の花を咲かせ、夏には病魔を祓い、秋には他の神々と顔を合わせ、冬にはあの場所を訪れる。 その傍にはきっと常に花枝の姿があって、 私は人の世ではほとんど名を知られることもなく、本当の名前すら忘れ去られてしまったけれど、 それでも愛する女性が傍にいてくれる限り、 私は彼女を愛し続け、ただそこに在るだけではない者として、 心で、体で、彼女を愛する者として、在り続ける事ができるだろう。] 愛しています、花枝。 私と其方がこの世に在る限り、ずっと、きっと、果てまでも。** (6) yusuron 2024/01/04(Thu) 22:41:48 |
【独】 春山宮 霞/* こちらもこれで〆ですね。 慌ただしい中だったかと思いますが、 おかげさまでとても楽しませてもらいました。 お付き合いいただきありがとうございます! 近いうちにまたお世話になるかと思いますが、 今後も、どうかよろしくお願いします。 (-35) yusuron 2024/01/04(Thu) 22:43:29 |
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