【人】 二年生 田邊 夕鶴― 花巻庵の屋台付近 ― ………… ………… なんか [チャラいです。 (感想提出>>316) こちら、木の陰に潜む私です。 今現在、私視点、蓮見くんは 最高に可愛い後輩の女の子とお祭りデート中にも関わらず 屋台の店員の女の子にもチャラチャラ声を掛けて>>318 チャラチャラチャラチャラと え?いつもそんな事してるんですか??? という感じで その甚平すごく似合ってるね。いろんな意味で。 本当に楽しそうで何より。>>319 そんな事を考えながら、睨むようにその背中を見送っていると え……? 嘘…… 三人目…………?? と、その声が聞こえたならそう思ったのだけれど>>322 とりあえず篠田さんと稲出くんが二人になったのはわかって、 私はちょっと何がなんだかわからなくなってきて、 あれ…………??? ……とりあえず、本来の目的を果たそうと思った。(買い物)] (327) chiyo 2021/07/24(Sat) 20:30:08 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴― 篠田さんと私と大丈夫じゃない話 ― [楽しんでいると言う篠田さんは、 私の挙動不審を訝しんでいる様子。>>353 そうだよね、私も何がなんだかわからないよ と思いながら視線を彷徨わせていれば、 篠田さんが服装の話を振ってくれたので、 ありがたく乗らせて貰った。] そっか、浴衣って暑いんだ。 ……うーん、でも。 やっぱり、いいな。浴衣。 私も頑張って着てみれば良かったかな、なんて、 ちょっと思っていたところ。 [そう。さっき、篠田さんを見てそう思った。 もっと可愛かったら良かったのかなって。 ……でもそんな思考、今は振り切って] あ、このシャツもすごく良いけどね! うん、涼しくて。 サイズ感も丁度いいし、気に入ってるんだ。 [と笑っていたのだけれど。] (365) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:07:17 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴え。 ばったり? …………そう。 [それを聞いて。しばし固まって。 ……私は耐えた。何とか耐えた。 と言っても気力だけでコントロールできるものではないので、 どうしても止められなかった羞恥の分、 うっすら顔に血が上ったけれど。まだうっすらの範囲。] あ、大丈夫。 私、たい焼き、まだ食べてないから。 これから行ってくるね。うん。 篠田さんも、稲出くん待たせているんじゃない? そろそろ、行かなくて大丈夫? [どうにかまともな事を言えば、 篠田さんは納得してくれたかな。 まだ何かあれば、なんとか、返事をしたと思うけれど。] (366) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:09:56 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[大丈夫だと信じて貰えたなら、 見送る時には、声掛けてくれてありがとうね、と ちゃんと先輩らしく振る舞って、お見送り。 お見送りできた?できたかな?? それなら早速人のいない方向にに顔を向け] だいじょうぶじゃないです…… [今度こそ羞恥に耐えかねて、私は両手で顔を覆った。 ばったりって。 じゃあ、私の奇行は一体……。 ただの奇行!! その後大丈夫になるまで、 しばらくその場で深呼吸した……。]* (369) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:14:04 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴― 花巻庵の屋台 ― [そんなこんなで、色々あったけれど。 篠田さんと話した後、 落ち着きを取り戻した(はずの)私は、 本来の目的だった、花巻庵の屋台に来ていた。] (374) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:51:39 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[私が初めて買った、水羊羹。>>162 教えて貰った通り、竹の容器を綺麗に洗って、 きらきら輝くビー玉を入れる宝箱にした。 悩んで選んだ、水まんじゅう。>>163 ぷるぷる震える姿が子供心をズキュンと射抜き、 散々悩み抜いた結果、あの日は水まんじゅうを買って。 食べる際に皿に出し、ずーっとふるふる揺らしていたら、 祖母にいい加減にしなさいと怒られた。 ぷるぷる食感ももっちり餡子も美味しかった。 やっぱりこっちも気になって、次の機会に買った柚子寒天。 実は、固め食感の良さ、最初の時はわからなかったのだけれど。 中学生になって、祖父母宅から足の遠のいた私に、 季節の便りとして送られて来たのがこれだった。 その時、この寒天の喉ごしの楽しさに目覚めて。 ふわりと香る柚子は、高校生になった今も私のお気に入り。 そうやって、私の日々の中に、 花巻庵さんのお菓子はいつも存在していて。 だからあなたの面影も、 頭の中のどこかに、いつも残していたはずなのに。] (376) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:55:15 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[本当に、どうして気付かなかったんだろう? ヘアクリップが無くたって、 「いらっしゃいませ」の笑顔だけで、 気付いてもよかったのに。 お家の和菓子が大好きな女の子。 いつもニコニコ笑って、お勧めを一生懸命説明してくれた、 そういうところ、変わっていないんだなって。 それから。 どんな格好をするのかなって>>76 確かめられなかったあの日の答えが、目の前に。 その浴衣は、今の彼女によく似合っていて。 でも私は、それを着た彼女に笑顔の花が咲く事が、 何よりも一番嬉しいのだった。 よかった。本当に――] (だからそれについては、感謝しておこう。 そもそも、花巻庵さんの娘さんなら 蓮見くんの、幼馴染だったわけで…… チャラチャラチャラチャラとか思ってごめん。 チャラチャラチャラ に減らしておくね>>340 あ、篠田さんの事も誤解だったら チャラチャラだね うん、普通に戻ったね……) (379) chiyo 2021/07/24(Sat) 23:56:50 |
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