人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【独】 灰原 詩桜

/*
ソロル拾い隊としては、昨日からバーに一人の羽井さん拾いたい気もするけど。
うーん、バーなんだよな…悩む。
他にもソロあるかな?
意外とメモや簡易メモ更新忘れられてたりして、現在地不明瞭になってたりするのよね。
わたしも気をつけよ。
(-91) 夢見 2020/07/25(Sat) 7:00:48

【独】 灰原 詩桜

/*
妹ちゃんもソロ、か。
でも体調不良ぽいから、負担かけたくないな。
(-92) 夢見 2020/07/25(Sat) 7:03:26

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・→バー─

[そこに足を向けたのは、本当に好奇心からだった。

 だってまだ二十歳じゃない。
 お酒もタバコもハタチから。
 成人年齢が18に引き下げられてもそうなんだって。
 未成年者飲酒禁止法と未成年者喫煙禁止法、
 そっちをわざわざ法改正しないといけないかららしい。

 しかも、両者とも"未成年"の表記で
 だけど18歳から成人になるからと
 内容を変えずに名前だけを変えるとか。
 …なんと言う中途半端!

 それはさておき、まだ成人年齢引き下げも
 まだ行われてない自分は未成年最後の日。
 でもフライングくらいみんなしてるよね? と、
 ひょっこりバーに顔を出した。ら、
 今日出会った顔がそこにある。>>347
 
(398) 夢見 2020/07/25(Sat) 7:16:16

【人】 灰原 詩桜

 
   こんばんは、羽井さん。
   お隣良いですか?
 
 
[カウンターにテーブルが二つ。
 これが、狭いのか適度なのか私には判断つきかねる。
 けど、きっと彼の合意の前に隣に座ろうとした。

 せっかく名前を知っている人がいるのに
 無視するのもなんだしね。
 けれど、店員に注文を求められて。]
 
 
   えっと…ノンアルコールカクテル、
   何かお願いします。
 
 
[咄嗟に出てしまう、生真面目な自分。
 …だってお酒の名前なんてよくわからない。
 バーならカクテルだよね、とばかりに
 ちょっと戸惑いながら注文したのだった。]*
 
(399) 夢見 2020/07/25(Sat) 7:16:43
灰原 詩桜は、メモを貼った。
(a97) 夢見 2020/07/25(Sat) 7:18:06

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

   ええ、初めてですね。
   私ビビリなので、お酒は二十歳からを守ってたんです。
   でも、もう明日だし良いかなあって……。
 
 
[思ったのだけど、いまいち踏ん切りがつかなかった。
 一日くらい誤差だ、と思わなくもない。
 けれど堂々と胸を張って飲めるわけでもない。
 だからこそのノンアルコールカクテルだ。

 注文を受けた店員が持ってきたのは
 一見色の薄いオレンジジュースのようなドリンク。
 シンデレラです、と教えてもらい
 店員に軽く会釈してグラスを取った。

 本当にジュースのような見た目。
 本当にジュースのブレンドとは知らない。]
 
 
   何事も初めてがあって。
   慣れていくものですしね、たぶん。メイビー。
 
 
[そうしてグラスを揺らして、
 山吹色の水面を揺らして笑った。]*
 
(401) 夢見 2020/07/25(Sat) 8:10:51

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

   あはは、ありがとうございます。
   失恋って、まあ、私から振ったんですけどね。
   でもおかげでスッキリしてます。
 
 
[彼の動きに合わせてグラスを合わせれば
 チン…と小さく硬質な音が鳴った。
 グラスに口をつければ爽やかな甘さ。
 ジュースみたい。
 本当にジュースのブレンドな辺り、
 店員の私に対する見立てはたぶん間違ってない。]
 
 
   一人じゃなきゃ、こうのんびり出来ませんし。
   ビリヤードもしなかったですしね。
   のんびり一人でふらふらも楽しいものです。
 
(403) 夢見 2020/07/25(Sat) 8:36:37

【人】 灰原 詩桜


   ……あの後、足湯にも行きましたけど
   気持ちよかったですよ。
   羽井さんはあの後どうしてました?
 
 
[何か楽しいことや良い出会いはあったろうか。
 私にはあった。
 まだ滞在初日だからこれからも何かあると期待はする。
 けれど広いからこそ楽しみきれない気もして、
 彼が別の何か楽しみを見出したならと
 それこそ興味本位で質問した。

 こう、静かな雰囲気の店はまだ慣れない。
 自然と声が小さめになるのがその証拠だった。]*
 
(404) 夢見 2020/07/25(Sat) 8:36:53

【独】 灰原 詩桜

/*
あれ?一名募集だったのでは…?
と思ったらまだ人数の調整はしてなかったのか!
まあそれならうえるかーむ!
もう、あと空いてる分全員来てしまうと良い!(
(-93) 夢見 2020/07/25(Sat) 8:58:09

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

   馬、は、触れ合い動物園で、昔。
   馬にも乗れるんですか、良いですね!
   こう、視線が高くなって風を感じるの。
   なら。明日はそこに行ってみようかな?
 
 
[流石にもう今からでは遅いから。
 明日はそうしよう、と言葉にもしながら
 自分の飲み物をくい、と口にする。
 酸味の効いた甘さは飲みやすく、
 量も少なめなのであっという間だ。

 しかし、何に?>>409
 
 
   あ、えっと。ありがとうございます。
   ………んー。
 
 
[新歓などで先輩たちが飲んでいた
 ラムコークやカシスソーダはカクテルに値するのか。
 答えは是だけれども、私はそれを知らない。
 とりあえず生? なんて頭に浮かんだけれど
 やっぱりノンアルコールが良いんだろうか。

 それだと、さっきのしか分からない。
 だから、少しばかり悩んだあと。]
(410) 夢見 2020/07/25(Sat) 9:07:12

【人】 灰原 詩桜

 
   …羽井さんのお勧めはなんですか?
 
 
[にっこり笑って、そう尋ねる。
 尋ねながら
選択肢を投げた
とも言う。]*
 
(411) 夢見 2020/07/25(Sat) 9:07:44

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

   ミントは、まあ。平気です。
   眠気覚ましによくガム噛むし、
   チョコミント好きですし。
 
 
[もしここからバーテンダーの技が見れるなら
 それをしげしげと見つめていただろう。
 グラスの中で材料を潰すなんてはじめてだから。
 そうでなければ、手持ち無沙汰に両手を組んで。]
 
 
   …と言うことは、初めてのお酒だ。
   初めてのお酒がカクテルってなんかお洒落。
 
 
[これはこれで、良いのかもしれない。
 少しばかり夢見た形とは違うけれど
 その夢は自分が自分の意思でちぎって投げ捨てたので。
 それにしては良い初めてを味わえてるし
 良い誕生日になりそうだ、と。

 カクテルが届けば今度はこちらから。]
 
(415) 夢見 2020/07/25(Sat) 9:39:35

【人】 灰原 詩桜

 
   初めてのお酒に乾杯…ですかね?
 
 
[相手にグラスを向けて、重ね合わせようと。]*
 
(416) 夢見 2020/07/25(Sat) 9:39:49

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

[口の中に広がるミントの味はよくわかる。
 ラムの甘さは、その風味がラムレーズンアイスのそれに
 似たものだな、なんて思いながら。
 それよりも口の中から喉奥に流し込んだときに
 熱を感じて目を瞬かせる。
 喉奥が、食道が、そしてお腹の辺りが。
 アルコールが通ることによって熱を帯びて
 ほぅ…と思わず吐息を溢していた。

 美味しい。冷たい。でも熱い、不思議な飲み物。
 なるほどコレがお酒かあ……。]
 
 
   ええ、美味しいです。
   さっぱりとしていて、冷たいのにぽかぽかして。

   ……あ、はは?
 
(422) 夢見 2020/07/25(Sat) 10:34:36

【人】 灰原 詩桜

 
[アルコールで熱されて頬がほんのり染まる。
 けれどそれがほんの少し冷めた気がしたのは、
 服装のことを言われたからだ。

 少しだけ乾笑して、またクイッとカクテルを喉に注ぐ。
 半分ほど減らしてからグラスを置いて頬杖をついた。]
 
 
   本当はですね、彼氏と泊まるつもりだったんです。
   だから、彼好みの服ですね。
   振ったの今朝ですから。
   女性陣の「ナニソレ無いわぁ」のお墨付きな理由で。
 
 
[だからそれ自体に未練はない。
 未練はないけれども。]
 
(423) 夢見 2020/07/25(Sat) 10:34:52

【人】 灰原 詩桜

 
   まあ、わざわざ新しい服を買うのもなんですし
   服に罪はないので着てるんですけど。

   羽井さんも、こう言う服が好きですか?
 
 
[元彼曰く「清楚なお嬢さんらしいワンピース」が。

 ちら、と彼を見て。
 少しだけ拗ねたように、唇を尖らせた。]*
 
(424) 夢見 2020/07/25(Sat) 10:35:09

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

   え?
   お母さんも行きたいって言ったからで
   母親連れてきましたけど。今朝。
 
 
[何度考えても馬鹿な話だ。
 匿名掲示板のまとめでそんな話を見かけるたびに
 作り話しだろうそんなのー、
 新婚旅行について行きたい親なんかいるもんかー、
 そう思っていた過去の私よ、いたよ本当にそんなのが。
 でも、もうそこには何とも思わない。
 煩わしい通知が無くなっていればとは思う。]
 
 
   分かりやすい服、ですか。
   …でもありがとうございますね?
 
 
[似合っていると言われるのは悪くない。
 自分の自尊心を満たしてくれるし、
 自分の意外な一面を知ることもできるから。
 それにしても、と。
 またグラスの中身を口にし、チビチビ減らしながら
 笑みを浮かべる彼に、大人だなあとしみじみ思う。

 そうして頭をよぎったのは。
 少し前に他の男性との会話で。]
(427) 夢見 2020/07/25(Sat) 11:07:54

【人】 灰原 詩桜

 
[つい、と彼に向けて手を伸ばす。
 叶えばその手にそっと触れようとして。]
 
 
   ……流石に。
   初めての火遊び、なんて。

   いけないですよね。
 
 
[先はそんなつもりは無かったのに。
 夜になったからか、飲酒したからか。
 そんな誘いを小声でして彼を見つめる。

 けれど、
 もしそれをかわされたり拒まれたりしたなら
 すぐに手を離して笑ってしまうつもりだ。]*
 
(428) 夢見 2020/07/25(Sat) 11:08:15

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

[そうそう、あんな男のことなど
 怒ってから笑い飛ばして仕舞えば良い。
 だから彼の反応にもどこか心が救われて
 だからこそ、だったかもしれない。]
 
 
   熱くは、ありますね。
   お酒は冷たいのに熱くなる。

   ……どのくらいが、酔った、なんでしょうね?
 
 
[笑って誤魔化して手を引いてしまおうと思っていた。
 けれどその手は握られたまま、彼の太腿に導かれる。
 強めに握り締められ、視線を逸らされないで。>>434
 そう、彼とは一方的にとは言え別れた。
 そう宣言してきたし、吹っ切れた。
 浮気ではない。けれど、本気かと言われても違う。]
 
(447) 夢見 2020/07/25(Sat) 12:27:46

【人】 灰原 詩桜

 
   さっきも、冗談でしょうけど言われたんです。
   アバンチュールしませんか、って。

   その時は、その気にはならなかったんですけど…。
 
 
[外だったから。まだ、明るかったから。
 お酒を飲んでいなかったから。
 そうならなかった理由と、今そうなった理由は
 些細な物の差でしか無いはず。

 それでも彼に握られた手の親指をやわりと動かし
 彼の太腿を指の腹で撫でながら
 そっと、彼の肩に頭を預けようか。]
 
(448) 夢見 2020/07/25(Sat) 12:28:08

【人】 灰原 詩桜

 
   今は。
   ……そうしたい気分なんですよ。
 
 
[きっとそれは、夜だから。
 大人になる前の最後の夜。]*
 
(449) 夢見 2020/07/25(Sat) 12:28:24

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

[先のグラスを空けると新たなカクテルの注文。>>457
 それが、何やらそう言う噂のカクテルであると言うのは
 何かの漫画で見た気がする。
 それを今注文されると、それが本当だったのか?と
 少しばかりお目映い気持ちに駆られた。

 そのグラスに手を伸ばす。
 先程よりも柑橘系の甘さで飲みやすいけれど、
 より強いアルコールが私の体に熱を生むのがわかった。]
 
 
   そうですね、でも、
   ……まあ誤差ですよね。お酒のことは。
 
 
[明日には成人するのだから。
 それを誰かに分かち合って欲しかった。
 夜は長い。
 けれど、体に生まれた熱は頭をふわふわと頼りなくして
 自分とは別の誰かにそばにいて欲しくなる。

 互いに囁き合う距離。
 唇に触れたチェリーを唇で挟んだ。
 そうしながら息を詰めたのは、彼の指先が
 私の指を撫でたから。>>458
 
(467) 夢見 2020/07/25(Sat) 13:38:49

【人】 灰原 詩桜

 
   ッ…………、
 
 
[ピク、と私の指先が震えて止まる。
 熱さで潤んだ瞳で彼を見つめて
 
 そっと彼に顔を寄せた。
 成功したなら、唇に挟んだチェリーを彼にお返し。
 そのまま唇が触れても構わない。

 失敗してしまったなら、肩を竦めて
 チェリーを口の中にしまって食べてしまおう。]*
 
(468) 夢見 2020/07/25(Sat) 13:39:09

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・バー─

   んうっ?
 
 
[相手にチェリーを返すはずが、
 舌先で相手に返されて目を白黒させてしまう。
 ぬる、と押し込まれたときに触れた舌先に
 ぞくりと背筋に甘い感覚が走る。

 もごもご、口を動かしてチェリーを咀嚼。
 紙ナプキンに手を伸ばしてそっと顔を横に向けた。
 タネを吐き出し、そっと彼に向き直る。]
 
 
   …こう言うとき、どうしたら良いか
   分からないくらいには初めてなんですよ。
   こう言うの。
 
 
(484) 夢見 2020/07/25(Sat) 14:23:04

【人】 灰原 詩桜

 
[大胆、というより、無鉄砲かもしれない。>>476
 唇に寄せられるグラスは、
 1杯目より2杯目より強いアルコールの香りがする。
 少しだけ眉を寄せた後、それでも彼の手に重ねるよう
 自分の手でそのグラスを持つと、そっとそれを傾けた。

 ──喉が、灼ける。
 咽せそうになるのを必死に堪えて嚥下すると、
 それが通ったところが今まで以上に急速に熱を帯びた。]
 
 
   …………ケホッ、これは、強いです、ね……?
 
 
[吐き出しこそしなかったが、やはり小さく咳き込んで。
 口直し、とばかりに橙色のカクテルを口に運ぶ。
 今度はやたらとこちらが甘く感じられて、
 クイッ、とかなりの量を干して。

 ああ、なんだかとても……。]
 
(485) 夢見 2020/07/25(Sat) 14:23:25

【人】 灰原 詩桜

 
   ……わたし、よっぱらい?
 
 
[ふにゃふにゃ、ゆらゆら、気持ちいい。]*
 
(486) 夢見 2020/07/25(Sat) 14:23:47

【人】 灰原 詩桜


[本当に、お酒という感じのお酒だ。
 ワインもこうなるんだろうか。
 日本酒は……と、頭に浮かぶのは他愛もないこと。
 立派な酔っ払い認定され>>495
 チェックを、と言うのをどこかゆらゆら聞いていた。

 あー、お支払い、どうなるんだろう?
 部屋につけておいてくれるなら
 自分の分は奢りと言われたの以外払うけど。]
 
 
   お支払いって、いま、ですか?
 
 
[今なら今で、きちんと払って。
 部屋付けなら後で払う、そのつもりで。
 私は彼と共にバーを後にした。]
 
(504) 夢見 2020/07/25(Sat) 14:56:22

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・エレベーター─

   うん、大丈夫、です。
   ふわふわしてるけど…私の部屋、ですか?
 
 
[行くのは、彼の部屋かと思っていた。
 だから首を傾げて彼の体にすり寄ってしまう。

 それは半分は酔った不可抗力で、
 ぎゅ、と彼の服を握り締めているのは自分の意思。]
 
 
   613ですよー。
   ……ああでも。はずかしい、な?
 
 
[一人なのにダブルの部屋を見られるのは。
 そんな言葉を飲み込んで、
 ヘニャリと笑いながら眉尻を下げた。]*
 
(505) 夢見 2020/07/25(Sat) 14:56:42

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・自室(613号室)─

[大人しくベッドに横…にはならなかった。>>513
 抵抗するつもりではなかったけれど
 自分ではすとん、と寝台に座っただけ。
 ただやっぱり抵抗する気はなかったから
 彼に促されて横になったのだと思う。

 持ってきてくれた水は有難く受け取って
 横になっていたから飲みにくくはあったけれど
 ゆっくりゆっくり、注いでいく。

 身体に生まれた熱を、冷ましていく。]
 
 
   …………はは、やっぱり、ダメですか。
 
 
[休め、と言われて>>514
 私はやっぱりな、と落胆しながらも笑った。
 アバンチュールなんて私には無理だ。
 言われても、それはただの冗談で、
 揶揄われているだけ。

 ……そう言う対象に見られる事は本当に稀。]
 
(516) 夢見 2020/07/25(Sat) 15:40:16

【人】 灰原 詩桜

 
   すいません、羽井さん。
   もう大丈夫ですから……。
 
 
[少し、震えた声で彼の名を呼んで
 体を起こして、彼の手を握る。
 そのまま寝台から降りようとすると少しよろけたけど
 深呼吸してドアのほうに向かう。]
 
 
   ……どうぞ。お帰りください。
 
 
[なんだかとても恥ずかしかった。
 なんだかとても悲しかった。

 …火遊びだって、無理なんだなって。
 私は私を嗤うしかなかった。]*
 
   
(517) 夢見 2020/07/25(Sat) 15:40:31

【人】 灰原 詩桜

 
─ホテル・自室(613号室)─

   ── えっ?
 
 
[立ち上がって、そのままドアのほうに行こうとしたのに
 逆の方向に力をかけられて>>519
 酔った私の足はカクンと力が抜けて
 あっさりと彼の方に倒れ込んでいた。

 その腕の中に収められて、
 普段は隠しがちな目を晒されて見つめられて。]
 
 
   羽井さ、………ん………っ。
 
 
[唇が重なる。
 驚いたけれど嫌ではなくて。
 目を見開いた後、そっと閉じてから
 むしろわたしの方から唇を押し付けていた。
 体の力を抜いて、彼にしなだれかかる。
 繋いだ手だけにギュッと力を込めながら。]*
 
(521) 夢見 2020/07/25(Sat) 16:12:48
 




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