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【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[こいつは…… ただ同性であるだけで誤魔化さなきゃいけないことに 傷ついたりしてきたんだろうか。 だからあんなに、 自分が悪いなんて思い込む癖がついたんだろうか。 考えてみても、良く解らなかったから 代わりに足を止めて、片手を差し伸べてみる] それとも。 仮装なしで繋いでみる?お試しで。 [その位大丈夫だ、と。 何故だか無性に言ってやりたくなった。 何の気紛れなのかは、自分でも良く解らなかったけれど 良く解らないので、考えることを放棄した。*] (-112) yahiro 2020/10/29(Thu) 21:42:48 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡まだ言ってるんですか。 俺が真っ赤なら葛西さんは革ジャン着せますよ。 [気安い後輩の顔で笑いながら返してから あれ、意外と似合うのではって想像してみる。 ちょっと色の擦れた古着風の茶色のレザージャケット。 気だるく着こなす姿はセクシーでいいかも知れない。 なんてぼやっと考えていたものだから 突然耳元で囁かれて身体が先に反応して固まった。 耳からじわじわ広がっていく熱を 抑えつけるみたいに手で強く蓋をしても 後輩の顔はがたがたに崩れていってしまう。 …なに、言ってんだ。 恥ずかしいのと混乱の入り混じった視線を投げかける。 普通、大人は手を繋いだりしないものだ。 恋人同士でもない限り。 まあ女性なら友達でも手を繋ぐかもしれないが 男同士の友人や、ましてや先輩後輩ではまずない。 寝起きでまだ距離感がバグってるのか、 それともからかわれているのか。 判断出来ずに相手の様子を伺うけれど ごく普通の顔をしているから余計分からなくなる。] (-115) 0zakuro0 2020/10/29(Thu) 23:57:28 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[幸いにも、なのかどうかは分からないが 人を好きになった事がないから ノンケに恋をしてしまってこっぴどく振られ トラウマになるみたいな経験はした事がない。 けれど今まで付き合った事のある男達は カミングアウトしている方が珍しかったし、 公衆の面前でいちゃつく事も要求しなかったから 男同士の距離感ってのはそう言うものだと思っていた。 大っぴらにはしないものだ、と。 マイノリティーの俺にはマジョリティーが分からない。 『普通の人』から自分がどう見えるのか どんな風に映るのかが分からない。 だから無難に普通の振りをして生きてきた。 それなら少なくともおかしいとは言われない。 何の波風も立ちはしない。 普通の成人男性は、男と手は繋がない。 ましてや、恋人でもない相手とは。] (-116) 0zakuro0 2020/10/29(Thu) 23:57:47 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[正直、どうして彼がこんな事を言い出したのか いくら考えたところで分からないのだが、 俺が手を伸ばしたとして 「本気にすんなよ」って笑うような 質の悪い冗談を言わない人だって事は知っている。 だったらこれは彼なりの譲歩なのかも知れない。 俺が以前蹴ってしまった、あの時のような。 そうだとしたらこの手を払い除けたら きっと前みたいに変な溝が出来てしまうに違いない。 所構わずいちゃつく恋人達には鳥肌が立ってしまうし どこでもくっついていたいとは思わないが だからと言って手を繋ぎたくないという訳でもなく。] (-117) 0zakuro0 2020/10/29(Thu) 23:58:13 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡…じゃあ、お試しで。 [ここなら――人通りのない所だったら 後輩の顔をしていなくてもいいのかなって 差し出された手を恐る恐る握ってみたけれど。 何だか悪い事をしているような、気恥ずかしいような 妙な緊張感で足取りが重くなった。]* (-118) 0zakuro0 2020/10/29(Thu) 23:58:52 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[姉の貞操観念というか恋愛観的なものが 若干、大分、大幅に普通ではなかっただけに、 せめて俺は普通であろうと外面ばかりが良くなった。 だから、ふつうは、おとこどうしなら、しない。 なんて普通であることに拘る気持ちはわからなくもない。 しかしこちとら姉が突き抜けていたお蔭で スルースキルはカンストしていた。 姉の言い分は全く理解できなかったけれど 少なくとも俺の知る範疇では誰に対しても 不誠実なことはしていなかった。 あれでいいとは言わないしあれが普通だとは思わないし ああなりたいなんて微塵も思わないけれど…… 若い頃は姉を訳もなく嫌ったし 両親だってそう理解を示していたわけでもないけれど クソ程ハイスペックで隣に並んだら 男でいることをやめたくなるような 白人の義兄ができてなんかもう全部馬鹿馬鹿しくて 何もかもどうでもよくなった。 「どうせやるなら誰に何を言われようとも 徹底的にやったほうが絶対いい。」 馬鹿みたいに幸せそうな顔して笑う姉の言い分は当時 ああこいつ本物の馬鹿だな、としか思わなかったけど……] (-121) yahiro 2020/10/30(Fri) 1:11:47 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[……まぁ、ちょっとやってみようかなぁと。 何故か唐突に、思ってしまった訳だ。 そういう突飛な行動を周りを気にせず 何の前触れもなく始めるところと 普段徹底し過ぎてる猫被りみたいに凝り性なところは 確実に姉の血縁だな、と自分でも思う。 別に想像の中のこいつが不憫だとか同情でもなんでもなく 割とできるんじゃないかという好奇心を以て。 何か良く解らないことを始めようという気になってしまった。 ので、拒否しにくい言い回しをした自覚はある。 まぁ拒否されてもするんだけどな。 俺がやると言ったらやる。 おずおずと伸ばされた手をしっかり繋いで すっかり散歩の気分じゃなくなった犬を 引き摺るように気にせず同じペースで歩き出す] 大丈夫、誰かに何か言われたら 僕の方向音痴が酷いって言っておけばいいよ。 手を離したら即迷子になる、ってね。 理由も問わずに笑うような相手は 何をしていてもしていなくても馬鹿にしてくるものだしね。 好きにさせておけばいい。 (-122) yahiro 2020/10/30(Fri) 1:12:40 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[何を徹底的にやるつもりなのかは自分でも良く解らない。 たかだか街中で男同士手を繋ぐくらいのことに 徹底する程のことなどある筈もない。 ただ、ふと、こいつは男をすきな男なんだなと 何故だか今更漸く理解して。 俺を好きな男と街中を歩くという 今迄何も気にせず何度か熟した行為に ちょっと真面目に取り組んでみようと考えてしまった。 昨日までは、これはただの知り合いと出掛ける買い物で 欲しいものも分らないこいつの興味の矛先を 知るための意識調査みたいなもので。 デートだなんて 一瞬たりとも考えもしなかったけれど] だって…… デートの時は、ふつうは、手くらい繋ぐものだろう? [聞こえ良く言い換えた訳でもなく、するりとそんな言葉が出た。 これがお前の好きな『普通』なんだから堂々としていればいい。 後ろめたそうなこいつの分まで堂々と胸を張っておく。 まぁ、なんでも慣れだ。なれろ。] (-123) yahiro 2020/10/30(Fri) 1:13:08 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[お前が俺を好きになったことは まず間違いなくお前にとって失敗だけれど。 人を好きになることは多分間違いではないし 何も悪いことはしていない。 街にあふれてる恋人たちが当たり前の顔をして過ごす一日を 同じように過ごすことをこいつが望んでいるとは思えないが ちょっとやってみたくなった。俺が。 結果こいつが如何思うかなんてお構いなしで。 何か不満を感じたなら聞き出して お互いが納得できるまで向き合ってみよう。 その辺の恋人たちみたいに。 なんせ暇だ。 肉体関係を持ってた遊び相手に根こそぎ振られて もう新しく作るのも面倒になっている今 暇を持て余している。] (-124) yahiro 2020/10/30(Fri) 1:16:24 |
【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[どうせなら お前に惹かれ始めて、恋人として過ごすことを意識し始めた その辺の、何処にでもいる一人の男みたいに 徹底して、騙しきってやろう。 お前のこの恋が失敗だってことも。なにもかも。 どうせ、俺は人を好きになんてなれないのだし。 徹底して普通の振りをしてみるのも、面白いかもしれない。 割と下衆なことを考えている自覚はあるが、 弄ぶのも、ばれなければ、 それはこいつにとっては本当と大差ないんじゃないかと 欠片程度の罪悪感にすら満たない何かに、蓋をした。*] (-126) yahiro 2020/10/30(Fri) 1:21:31 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[きっと直接話しかけてくる誰かなんていないし 同僚にでも会ってその言い訳をしたところで 迷子が先を歩いてるのかと指摘されるんじゃないだろうか。 だから本気で言い訳なんてするつもりじゃなくて これはおどおどしてる俺に対するフォローな気がする。] …葛西さんが甘すぎる。怖い。 対価に一体なにを要求されるんですか、俺。 [普段から甘やかされている自覚はある。 傍にいても許されるし、ご飯食べさせてもらってるし。 けどこれは今までのとは質が違う。 俺が求めて許可されたものじゃない。 友人の範囲で与えられるものでも、多分ない。 友人と出かけるのはデートとは言わないし。 許容量を超える優しさは機能不全を起こす。 昨日学んだ。昨日はオーバーヒート起こして逃げた。 今日は逃げるわけにはいかないので、 茶化す事で心の平静を保つ事にしてみたのだけど。 割と失策だった気もしなくはない。 白けて手を放り出される可能性が過る。] (-127) 0zakuro0 2020/10/30(Fri) 2:16:21 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡嫌とかではなくて…! 誰かと手を繋いで歩くというのが、慣れなくて。 [慌ててフォローを入れて歩幅を合わせる。 慣れろ慣れろと心の中で唱えるのに必死で 彼がどんな顔をして歩いているのか全く見えなかった。 目的地に近付くにつれて雑踏が大きくなり ちらほらと人の姿が視界に入るようになってくる。 すると無意識にするりと手が解け落ちた。 間を置いて、自分で手を引いたのだと気付いたけど もう一度握り返す勇気はまだなくて] …また今度、お願いしてもいいですか。 [と、次の約束を取り付けるので精一杯だった。 この時、今まで辟易して見ていた 街中でいちゃつく恋人達の気持ちが ほんの少しばかり分かったような気がした。] (-128) 0zakuro0 2020/10/30(Fri) 2:17:41 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[求めたから許されてでなく、 自発的に与えられる恋人のような行為の理由を 考えれば考えるだけ頭が混乱する。 俺に向けられた好意だと思ってしまいたいけど 多分、そうじゃないって事は分かる。 だって俺は好きだと先に言っているし 彼に俺への好意が生まれたとしたならきっと言葉にしている。 話し合おうって、そう言う約束のような取り決めになっている。 だから好きだと言われない以上、好意はないのだ。 愛がなければ嫌だと駄々をこねるつもりもない。 理由が知りたいと問い詰めるつもりもない。 けど予想もしない所から降ってくる 愛情に似た何かに頭が馬鹿になってしまうから、 答えなんて出ないと分かっているのに 考えてはまた混乱するのを繰り返してしまう。]* (-131) 0zakuro0 2020/10/30(Fri) 2:35:57 |
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