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【独】 きっと教育係 キネレト/* 他のどのチョコより優先して食べたい気持ちと、あまりにももったいない気持ちとで食べられなくない……???食べられない……どうしよう…………というか僕がチョコを贈る日では…………??? 去年はオランジェットを(勝手に用意して自分で食べた())のだけれど今年は何にしようかな…… (-198) rinto 2021/01/10(Sun) 1:37:51 |
【独】 きっと教育係 キネレト/* アザレアくんもやひろさんもだいだいだいすきだよ〜〜〜……………………………( ˘ω˘ ) スヤァ… (-199) rinto 2021/01/10(Sun) 1:42:46 |
【独】 きっと教育係 キネレト>>-200 そんなに悲しそうな顔をしないでおくれ。 どんなに沢山チョコレートを貰っても、僕の本命は君だよ。 [手作りの薔薇を真っ先に頂くのはやっぱり勿体無くて その美しさと愛おしさにただただ見蕩れてしまう。 ……そういえば君は好物ほど先に食べたいタイプだったか。 大切に最後まで取っておきたい僕の行動が、 君には理解しがたく映るのかもしれないね。 それを思うと真っ先に腹に収めた方が 君は安心出来るんだろうか。 一先ず写真に残そ。待ち受けにしよ。 100枚ぱしゃぱしゃ] ……僕自身の気持ちは関係なく 受け取るだけでも不安に思ってしまうのかい? 困ったね、どうすれば君に安心してもらえるのかな…… [って眉下げて君の瞳を覗き込みながら 妬いて貰えてるっぽいことに嬉しいだなんて 思ってしまうからきっとタチが悪い。 逆に君が大量のチョコレートを持ち帰ったなら 君が皆に愛されているのを喜びながら妬いてしまいかねない。 後ろ手に隠してた 深紅の薔薇を一輪、君の胸ポケットに刺し入れて 手作りのとろけるトリュフをお口につんつんむいむい。 試行錯誤を重ねた自信作だよ。食べてくれるかな?] (-210) rinto 2021/01/10(Sun) 8:14:38 |
【独】 きっと教育係 キネレト/* 世界一大切な花だから 余すことなく写真に収めておきたくてね…… [あらゆる角度から3Dビュー再現出来る程度に写真を撮りながら] (-214) rinto 2021/01/10(Sun) 8:44:14 |
キネレトは、|ω・)にまにま rinto 2021/01/10(Sun) 11:14:09 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[そうか、きみの母性的な部分に情欲を抱いていたのか。 まじか。まじか。 ちょっと混乱している頭で考え込めば余計におかしな方向に 思考が嵌って行きそうな気持ちを落ち着けようと 素数でも数えてみようとして…… あれ素数ってなんだっけ?に 見事意識を逸らす事に成功する。 すうがくすぐわすれる。普段使わないからね。 落ち着いて考えればそんなきみの一面にも 等しく惹かれているだけだと 上手く噛み砕くこともできるのだろうけれど 今は思考がとっ散らかったままなのでまとめて放棄した。] ……ここで二人、揃ってのぼせたいのでなければ いじわるをしないでくれ。 放っておけばおさまるから。 [お湯のとろみで普段より滑りのよくなった柔らかな肉が 偶然にしては随分と遠慮なく触れてくるから 心地よさに腰が揺れそうになる。 絶対にわざとだ。大胆になったものだ。 ついこの間まではわたしの興奮を知っただけで 真っ赤になっていたのに。] (-222) 海月 2021/01/10(Sun) 14:42:38 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[それだけ待たせているんだよなぁといまさらに思う。 「待って」いてくれているんだと思う。 そうでなければ慣れてきたからといって 彼女の性格を考えるに、こんなふうに触れないだろう。 どうせ最後まではしない油断からじゃれているのではなく この先を許されていることは言葉からも、 行動からも伝わっている。わかっては、いる。 そろそろ、いい加減。自分でも思う。 のに。ここで強引に出られないあたりが わたしたる所以なんだよなぁと ちょっと他人事みたいに途方にくれた。 放っておけばと言いつつも 甘やかす腕が心地よくて 放っておいてくれとは言えなくて。 突き放すことも無理強いすることもできないまま 抱き寄せて重なる体の柔らかさを堪能したり 首筋に唇を寄せてみたりしていれば 落ち着きを取り戻せる筈もなく。 わかっているのに一緒に上がろうと意地悪に誘う彼女を 先に上がっていてくれと追い出して、 素数を思い出す作業に戻る。 きみの汗が引くくらいまで 一人ぼんやり浸かっていた。*]] (-223) 海月 2021/01/10(Sun) 14:49:32 |
【独】 きっと教育係 キネレト/* あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!ヾ(:3ノシヾ)ノシヾ(:3ノシヾ)ノシヾ(:3ノシヾ)ノシヾ(:3ノシヾ)ノシヾ(:3ノシヾ)ノシヾ(:3ノシヾ)ノシ!!! (-224) rinto 2021/01/10(Sun) 14:54:19 |
【独】 きっと教育係 キネレト/* ひぇっ…………………………………………………………………… おしごとおつかれさまだようううううぎゅっぎゅっ ありがとうありがとう!!きをつけてね!!! (-227) rinto 2021/01/10(Sun) 15:22:59 |
【人】 きっと教育係 キネレト言葉遊び好き、って点では 本質的にはどちらも相違ないだろうし、 君の言葉遊びは心地良いよ。好きだ。 [文脈的に、まさか君は 自分を下手の横好きと評価してるんだろうか。 好きこそ物の上手なれが僕か? 実際は逆なんじゃなかろうか? 上手い言葉がさっぱり出て来ないから 君の言葉選びに惹かれる僕と、 言葉遊びが好きだからひとつの言葉を上手く展開して 僕の世界を広げてくれる君だろう。 そう訴えようとしたところで 君本人がそう言うのだから、 君にとってはそうなんだろうなぁと口篭る。 少し前の僕なら、 君は無理して付き合ってくれているんじゃないかとか こんな話はつまらないんじゃないだろうかとか うじうじ延々と気にしていたと思う。 今も、もっと何か自分に出来ることはないか 何事ももっと上手く出来ないものかと 思い悩むことには変わりない。 けれど、以前よりも随分と気は楽になった。] (69) rinto 2021/01/10(Sun) 21:51:05 |
【人】 きっと教育係 キネレト[上手かろうと下手だろうと、 楽しんでいればきっとそれで良いんだ。 二人で100%を目指すのだからまずは半分の50%を目指して、 僕がめいっぱい楽しめば良いんだと そう教えてくれたのも君だった。] やっぱり自覚が足りないね。 僕が居なくても君の魅力が成り立つのは いろんな人から伝え聞いているよ。 僕も、君が居てくれて初めて成り立つ類の魅力なら 誰にも負けないつもりでいるし、 ……僕には本当に 君しか見えていないのだけれど…… ねぇアザレアくん、 そんなに僕は信用ならないかな……? [まぁ胡散臭そうな顔ではあると自分でも思う。 君みたく眼鏡でも掛けてみれば、 多少今よりかは誠実そうに見えるだろうか。 或いは僕が信用ならないというより、 君が自信を失くしかけているんだろうか。] (70) rinto 2021/01/10(Sun) 21:51:10 |
【人】 きっと教育係 キネレト[無事に仕事を納めて開放的な気分になったからか 君と夢にまで見た温泉旅行に来ることが出来たからか、 この宿に足を踏み入れてからというもの 何故か僕はいつも以上に大胆に 積極的に働きかけようとしてしまうから…… 余計に君を不安にさせてしまうんだろうか。 休日も日がな一日、 家でのんびり過ごすことの多い僕らだ。 慣れない環境で逆に落ち着かないのかもしれない。 そんな風に邪推してしまうのは、 彼と接していていつもというわけではないけれど 割と鏡を見ている気分になることが多いからだ。 自分は君を困らせたくなくて なかなか言い出せない仄暗い醜い感情も、 君が似たような想いを抱いてくれているのだと知れば 甘く胸が震える心地がしてしまうから不思議だ。 僕が君をばかだなぁ、と笑って 抱き締めたくなってしまうように、 君もきっとこんな僕の面倒な感情ごと 抱きしめてくれるんだろうな、と自惚れてしまう。 いっそわかりやすく妬いて見せた方が 君は安心出来るんだろうか。 めんどくさいぞ。 君のとこの有能な司書さんたちや教え子にすら妬くぞ僕は。] (71) rinto 2021/01/10(Sun) 21:51:20 |
【人】 きっと教育係 キネレトぶっ……… マッサージも看病もいくらでもするけれど 君が痛い思いをするのは嫌だなぁ。 小さいやつか。なるほどね。 僕も少し作ってみようかな。 [体力無さそうだもんなぁ、君。 ぎっくり腰で君がベッドに寝たきりになってしまえば 君を独占出来るし世話もし放題だな、なんて 一瞬浮かんだ物騒な思考を君に悟られる前に胸の奥に沈める。 私利私欲の為に君の不幸を望むなんて最低だ。 君に倣って湿気を含んだ雪を一掴みして 君がだるま作りに夢中になっている間に、 己を戒めるように雪塊を頬に当ててみた。ひゃっこい。 久方振りに触れる雪は想像以上に冷たくて 素手ではとてもじゃないが二つも握り固められない。 細長い小さなスイートポテトみたいな塊を作って、 体良く落ちていた葉と赤い実で飾って 雪うさぎとしようとしたがすぐに消えた。] (72) rinto 2021/01/10(Sun) 21:51:27 |
【人】 きっと教育係 キネレトどうかな。上手くできたかい? 雪だるま…… ………… ………………? うーん?? [積み重ねられた二つの雪玉のシルエットは 確かに雪だるまのそれだ。たぶん。少し歪ながら。 足りないのは大きさか、装飾か、丸さか…… その辺に落ちていた団栗や小枝で飾ることを提案してみる。 三段重ねにしてみてもいいかもしれない。] 雪だるまとはなんだっただろうか、か。 なかなかに哲学めいていて面白いね…… [ここが温泉でなくて君が裸でもなくて 君の手に手袋が嵌められていたなら、 時も僕も忘れて雪に夢中になる君を 少し淋しくも微笑ましい気持ちで見守りながら 僕も一緒になって雪と戯れただろう。 けれども残念ながらここは露天風呂だ。 キリのいいところですっかり冷たくなった君の手を取って 暖めるように息を吹きかけてから、 お湯の中へと引きずり込んだ。]* (73) rinto 2021/01/10(Sun) 21:51:40 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[赤くなって俯いてしまったままの君が 何を考えているのかは僕にはわからない。 僕は僕で、君に腿を擦り付けながら なんだかよくわからない気分になっていた。 この一年で学習したことは、 恥じらえば君はそこで手を止めてしまうということだ。 心優しく臆病な君は、僕を無理矢理組み敷くことはしない。 つまり僕が恥じらい続ければ きっと二人はいつまでもこのままだ。 確かにお互いに合意の上で臨んでいるはずなのに、 いつも気付いたら僕は普通に眠っている。 君は何も言わずにいてくれるけれど、 たぶん志半ばで意識を飛ばしてるんだろうね。 ……不甲斐ない。 僕だけが気持ちよくなってしまっているみたいなのも嫌だ。 そう思って少しずつ、 少しずつ自分からも君に触れるようになって 触れ合う時間が増えれば増えるほどに 慣れて、自分でも怖いくらいに欲張りになって…… けれどこれが正解なのかどうかは 未だよくわかっていないんだ。] (-253) rinto 2021/01/10(Sun) 21:51:57 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア……っ わ、わかった。 ……ごめんね、意地悪して。 [君の言葉で我に返ると急激に恥ずかしくなった。 お湯の中でも君が欲しかった、なんて。 もしかしたら君もそう思ってくれてるんじゃないか、なんて。 押し付けていた太腿をぬるりと離して 熱を逃がそうとすれば抱き寄せられて、 重なる箇所からお湯の温度を優に超えた熱が篭る。 首筋に触れた柔らかな感触にぴくりと肩が跳ねた。 君の首筋に熱い吐息をいくつも撒き散らしながら、 腕から力が抜けていく。 ──だから、追い出したのは正解だ。 悪足掻きに最後に一度だけ君の肩に唇を25秒押し付けて よろよろとお湯から這い上がった。 おぼつかない足取りで扉へと向かう身体は、 頭のてっぺんからつま先まで真っ赤に染まっていただろう。 当然の如く寒さなんかもう微塵も感じなかったし、 湯船に置き去りにした6匹のあひるちゃんたちのことも 完全に忘れていて頭になかった。] (-254) rinto 2021/01/10(Sun) 21:53:20 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[脱衣所に戻りバスタオルで水気を拭って 下着を身に着けて浴衣を羽織っても、 暫くの間、帯を手にぼんやり虚空を見つめていた。 長時間熱いお湯に浸かったからではなく心臓がうるさい。] はー…… 君は休めてるのかな……… [君も上がってきたなら浴衣を着せ合うのも楽しかろうと 思っていたのだけれど一向に上がってくる気配がない。 既に結構な時間浸かっていたような気がするんだが 大丈夫なんだろうか。少し心配だ。 ゆるく前を合わせて帯を巻き、 ゆるゆるになんかよくわからない適当結びにした。 着方が合っているかどうかわからないけれど 鏡を見た限り、君にやりなおして貰った方がいい着こなしだと思う。 お湯の中で繰り広げた出来事を思い出すだけで 流した筈の汗が全身から噴き出しそうになるから、 涼みながら気を紛らわせよう。 脱衣所の端の椅子に膝を抱えて座り込んで 君が戻ってくるまで紅い顔で俯いていた。]* (-255) rinto 2021/01/10(Sun) 21:53:30 |
【独】 きっと教育係 キネレト/* 杏音ちゃんめっちゃ褒めてくれてうれしい有難うね……てれてれ[なでなで] 眼鏡なしアザレアくんはちゃめちゃにかっこいいよね。すき。 (-256) rinto 2021/01/10(Sun) 21:56:25 |
【念】 きっと教育係 キネレト[君に並び立てる自分になれるように、あわよくば 君を組み敷けるくらいの僕になれるように…… ……と強さを意識しすぎた結果 どうも方向性を誤ったらしい。 君の反応がすべてを物語っている。失敗した。 固まってしまった君の気配に またじわじわと恥ずかしさが込み上げてきて、 額を肩に押し付けて誤魔化そうとしたけれど 君に押されてあっさり顔を上げることになった。] ──ふふ。 神聖な……そんなもの、 僕には何も備わってはいないのにね。 そっか。僕に触れるたびに 君はそんなことを考えていたのかぁ…… [見上げた瞳が、淋しさの色を帯びて揺れた。 神様の加護とかそういった類のものも 僕は何も持ってはいない(はずな)のに。] (!19) rinto 2021/01/10(Sun) 22:08:32 |
【念】 きっと教育係 キネレト[神聖な、と言うならば 聖女様だったり司教様だったりした君の方が きっとよっぽど神聖だろう。 あれほど喉から手が出る程欲しがっていた神力が、 今はちっとも欲しいと思わない。 好きな人に敬遠されてしまうような自分なんて要らない。 僕がもし何の変哲もない本当にただの普通の人間だったなら、 君はそんなこと考えずに済んだろうか。それとも、 それでもやっぱり背徳感を覚えてしまったろうか。] 背徳感、なら…… 道理に背くのではないと納得出来たなら 君は堂々と、 安心して僕に触れられるのかな……? [君の中で僕への神聖視が揺るがないのなら、 例えば、僕が君に 触れられることを望むのであれば。 頬を包み込んでくれる大きな手に手のひらを重ねて、 幼い日に絵本で憧れたようなキスを交わして 鼻先の擦れ合う距離で、 君と同じように目を細めて蕩けるように微笑んだ。] (!20) rinto 2021/01/10(Sun) 22:08:46 |
【念】 きっと教育係 キネレト[じっと見つめ合ったままで 甘えるように君の項へと両腕を伸ばす。 触れ合わせるだけの優しいキスでは いまは、大分、物足りない。 もっと長く。 もっと深く。 息が出来なくなるくらいに。 言葉を紡ぐ代わりに唇を寄せて、 温泉の水音とは違う艶かしい水音に目眩がした。] ん ぁ…………っ [温泉に浸かることでしっとりと整えられた肌を 君の掌が順に滑っていくにつれて、 少しずつ呼吸が乱れていく。 つい先程自分から君に押し付けていた場所に その掌が触れたところで、 自然とまた甘ったるい声が喉奥から漏れた。 そこで触れるのが特別好き…… なのかどうかは正直自分でもよくわからない。 なぜならあんな大胆なことは滅多にしないからだ。 けれど、やたらと身体が反応してしまうのは おそらくはつまりそういうことなんだろう。] (!21) rinto 2021/01/10(Sun) 22:09:00 |
【念】 きっと教育係 キネレト……アザレアくん、僕も 君に触れても構わないかな……? [袷の隙間からそろりと指先を差し入れる。 胸板の狭間をそっとなぞってから掌を広げて 君の鼓動をより強く感じられる場所を手探りながら滑り落ちた。]* (!22) rinto 2021/01/10(Sun) 22:09:09 |
【独】 きっと教育係 キネレト/* 寝て。 ゆっくり寝て。 お疲れ様だよ旦那様。 遅くまでがんばってくれて本当にありがとうね。 [てろんてろんの脱げかけ浴衣姿でよしよしなでこ お布団に潜りこんでむぎゅ。] (-296) rinto 2021/01/11(Mon) 6:07:31 |
【独】 きっと教育係 キネレト/* ふえぇえ………………すきだよ……………………君に飽きられる僕は想像しても君に飽きる僕は想像できないよ…………………………なんでむらあしたおわってしまうん……………………????? (-324) rinto 2021/01/11(Mon) 14:30:18 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[意地悪をしたつもりなんてないのだろう。 恥じらうばかりだったきみに、 そうしてくれと何時か強請って教えたのは 多分他ならぬわたし自身だ。 狼狽える彼女に気付いてすこしだけ冷静になれば そうと理解できて、自分の方が意地悪を言った気分になる。 なお、罪悪感はあまりない。 嗜虐心をくすぐられはするが。 タオルで前を隠すと後ろが丸見えだな、とか 上がろうとする後ろすがらを湯船の中から見送ると 大事な場所を見せつけられているみたいだとか 余計な知識が増えたので全力で目を逸した。 見ても許されているからといって まじまじと眺めるのは今は違うと思う。多分。 目をそらすことに必死だったせいで 彼女の足取りが危うげなことに気付く事はできなかったが 離れる足音がゆっくりだったので 不満を抱かせただろうかと見当違いな心配を抱く。 不満、だったんだろうか。 ここで強引に、きみを組み敷かなかったことが。 雑念が多すぎて100までの素数たった25個を数えるのに 随分と時間がかかって逆上せそうになった。] (-325) 海月 2021/01/11(Mon) 14:30:19 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[回らない頭で無理やり数える素数はなかなか効く。 冷静さを取り戻しはしたがその代償に普通に逆上せかけて 暑い顔を仰ぎながら脱衣所に戻れば 彼女がそこで待っていたことにまず驚いて 纏う浴衣がガウンよりもラフな状態なことに驚いて 俯いた顔が未だに随分赤いことに驚く。 どういう状況だこれは。] キネレト? どうしたんだ、逆上せたか? 気分は悪くないかい? [バスタオルを雑に腰に巻いて彼女の前に跪いて顔を覗き込み 紅い頬に手のひらの背で触れる。 そういえば最初から熱がっていた。 ひとり先に上がらせたことを後悔する。 体調を気にしながらものろのろ浴衣を直して 治ってないな?に仕上げた。] (-326) 海月 2021/01/11(Mon) 14:32:41 |
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