人狼物語 三日月国


108 灰色うさぎと紫うさぎの冬支度

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【人】 オルテイシア

―― 冬籠り ――

[楽しかった旅行はあっという間に過ぎ去り、彼が施してくれた赤い花が肌から薄れていく頃。

再び仕事と日常に追われる日々が戻ってきていた。
休みを斡旋してくれた理英先輩には、お礼に林檎を使用したパイのお土産を渡した。
合コンで連絡先をゲットした彼とは、順調にいっているらしい。
「良かったですね」とつい自分のことのように喜んでしまう。
彼は旅行で休んだ分、連勤が続いていて帰りも遅い。
久しぶりに寄った夜のSASANKAで、美味しいご飯のご相伴に預かった帰り道。

彼の口から出たクリスマスの予定の多忙さに、眉尻を下げたけれど、続く提案にぱっと表情を明るくした。]


 クリスマスディナー?
 ……素敵。一緒に作ってもいいんですか?
 一日デートできるんです?
 嬉しいです。


[ぎゅっと繋いだ手を握り締めて、はしゃいだ声を上げてしまう。
世間とは日程が少しズレるが、週末なかなか休みが取れない彼とゆっくり過ごせるのならこれ以上嬉しいことはない。]
(10) milkxxxx 2021/11/14(Sun) 23:20:11

【人】 オルテイシア

 
 クリスマスの当日は、
 基依さんが好きなショートケーキにしようと思っていて。
 ブッシュドノエルとも、迷ってるんですけど。
 ……私もいちご好きですし。

 クロカンブッシュは食べたことないですね……?
 食べてみたいかも。

 メニューは何がいいでしょう?
 温かいものが食べたいな。
 クリスマスといえば、ターキーとか?
 でも二人だと余しちゃいそうですよね。
 うーん、鶏肉を使った何か、とか……。


[興奮冷めやらず、手を揺らしながらおしゃべりが止まらない。
今日のようにSASANKAで久しぶりに食べる食事も、特別感があって好きだけれど、自宅で「私のため」だけに振る舞われる料理を覚えて以来、随分と欲張りになってきたと思う。

特別な日に、特別な料理を二人で。
それも一緒に作れるのだと思うと嬉しさも一入だ。]


 初めてのクリスマス、楽しみですね。


[隣を見上げて、嬉しそうに笑った。*]
(11) milkxxxx 2021/11/14(Sun) 23:20:36

【独】 オルテイシア

/*
既に育てられていたwww
ちゅうだけでイく身体にはなりたいですね……。

朝と夜の寝顔を見られている……(*ノェノ)
いつも支度に紫亜が先に起きてるから、くたくたに抱かれた後の朝に基依さんに起こされる朝も経験してみたいですね。
寝顔見られてたと思うと、恥ずかしいですけど……!

でも紫亜も逆の時は寝顔を堪能してるからおあいこ……。
(-66) milkxxxx 2021/11/14(Sun) 23:27:05

【人】 オルテイシア

[二人ということを意識してくれることに眦が緩む。
握り返された手がそのことを伝えるように。]

 
 一緒に作れるの、嬉しいです。
 めいっぱい助手しますねっ。

 プレゼントも考えなくちゃ。
 何がいいかなぁ……。


[空いた手を口元に当てて、ううんと唸り声を上げた。
欲しいものは本人に聞くのが一番だけど、サプライズのことを考えれば何も知らないままで居てもらいたくもある。
彼のことを思って考えている時間も好きだから、今回は聞かないままにした。

ポケットの中でカイロに温められた彼の手が心地良い。
ぽす、と腕に頭を凭せ掛けて、今の時期しか楽しめない距離を楽しんだ。]
(14) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 0:09:53

【人】 オルテイシア


 前に見かけた時は飴細工がキラキラして綺麗でした。
 自宅で作れるのかと思うとわくわくします。
 シュークリームをたくさん食べられるのも楽しそう。

 クリスマスツリーに見立ててるんですね。


[少し先の楽しみを想像してくすくすと笑う。
自宅で作る分、高さは少し小ぶりになってしまうだろうが、なかなか作れないものだから特別感がすごい。
自分なら考えつかなかった案が出てくるあたり、さすがだなあと見惚れてしまった。]


 トマト煮いいですね。
 あーん、でもローストチキンも気になります。

 それも当日のお楽しみにしちゃダメですか?


[なんて、まるでクイズのように摩り替えて笑った。
寒い帰路を身体を温め合いながら歩く。
週末への話題は尽きることなく、家に着くまでリクエストと笑い声が続いた。*]
(15) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 0:10:06

【独】 オルテイシア

/*
まだ後3日……?あります!
あと10日ぐらい欲しい(また言う)

最初は見つめられるのも照れちゃってダメでしたからね……w
寝顔を見れるのは隙きを見せてくれる特別感がありますからね。
似た者同士はそうかも、たまに照れるところ似てるし。
付き合ってたら似てきちゃう……?
寝顔見られて二度寝していることに紫亜は気づいてなさそう……w

そして明日明後日は私もお仕事なので、お返事遅くなります。
ご飯作るの楽しみだなぁ。

おやすみなさい!**
(-69) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 0:21:33

【人】 オルテイシア

 
 私がメイン……?
 んん〜、でも基依さんのお料理食べたいし……、
 あっ、でも「持ち寄る」っていうのはいいですね。

 なにか一品かぁ……。


[その発想はなかった。
彼は率先して作ってくれるし、それが一番美味しいと思っていたから。
美味しいものを食べてもらいたいという思いはある。
けれど、いつもそれ以上に美味しいものを作ってくれるし、作っている姿を見るのが好きだから、結局はメインを任せることにして、一品は自分でも考えてみることにした。
あまり難しいものは作れないから簡単なものになるだろうけれど、前菜ぐらいなら任されたい。
自身の中の小さな引き出しから考えるのもまた楽しい。]
(19) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 20:00:06

【人】 オルテイシア


 へえ……、素敵ですね。
 二人分だから、高さは出せないですけど、
 クリスマス・ツリーらしさは出しましょう。
 抹茶の生地なら、苺とも相性良さそうです。
 緑と赤で、それっぽくなるかも?


[思いつきで案を出してみるが、実際に形にするのは難しいかもしれない。そこは本職の料理人の知恵を借りることにしよう。]


 ラタトゥイユもカプレーゼも好きです。
 うーん、どっちがいいでしょう。
 作りすぎちゃって食べれなくなるのは本末転倒だし、
 基依さんのお料理は食べたいですし……。


[食いしん坊の悩みは尽きない。
野菜のジュレ寄せも、サラダも、キッシュも。
次々に浮かぶアイディアに頭を悩ませる。
贅沢な悩みは尽きずに、帰るまで続いた。*]
(20) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 20:00:43

【人】 オルテイシア

―― 迎えた週末 ――

[その日はゆっくりとした朝だった。
隣で目覚ましを止める音がして、ぐずるように寝返りを打つ。
目覚ましが鳴れば起きられるが、朝が強いという訳でもない。]


 ……ン、……


[身体を起こした後もしばらく頭が回り出すまでは、ぼうっと虚空を眺めて、ようやく大きな伸びをした。]


 ……おはよう、ございます。
 私はグラノーラにしますね。


[寝間着のままリビングへ顔を出せば、声をかけられてふにゃりと笑って眠たげな声を出す。
お互い寝間着姿で始まる朝は久々の休日が重なった珍しい日。
冷蔵庫に向かって牛乳を取り出せば、眠気もようやく覚めてきた。

朝ご飯を食べたら、いつもより少しオシャレして出かける予定だ。
それだけで「何でもない日」が「二人だけの特別な日」に変わっていく。*]
(21) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 20:01:44

【独】 オルテイシア

/*
96時間も出来るんですか!?
私はいくらでも遊べますのでえりーさんさえ良ければ96時間でもやってみたいのです!w

口癖とかも一緒に居るうちに移って来ちゃうし、食べ物の好みとかはすごく似か寄る気がしますよね。
だから、似てきてもおかしくはない……?

付き合う前と後でかわっていくのいいですね。
ムラムラはキスで解決しましょ!
(-71) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 20:07:49

【人】 オルテイシア

[サプライズという響きにわくわくする。
同じものを用意したなら、笑い種の一つになるだろう。
それだけ好みが似ているということに嬉しさも募る。

何気ない家事の一つだった料理が、こんなに景色を変えてくれるとは思っていなかった。
それもまた、彼と付き合い始めて表れた変化。

好きなものが増えていって、時短ばかり気にしていた料理が好きになっていく。
迷ったら手解きを介して、作った料理は美味しいと言って食べてくれる彼をどんどん好きになっていく。

二人の繋がりを強くしたのは「料理」だから。
その行為を、これからも大事にしていきたい。]
(25) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 21:24:53

【人】 オルテイシア

[そんな決意を胸に秘めた当日。
前菜のメニューは密かに決めたもののまだ彼には伝えていない。

彼が出してくれたカフェオレボウルにグラノーラとミルクを入れる。ドライフルーツがミルクの上を泳いだ。
彼のバナナヨーグルトもシンプルだけれど美味しそうだ。
「ひとくちください」と甘えた声を出して、スプーンを揺らした。
コーヒーはいつものように二人分。
食後に味わっていれば、彼が家事を名乗り出る。]


 お願いしちゃっていいんですか?
 ……じゃあ、急いで用意してきますね。


[支度に時間が掛かるのを考慮してくれたのだろう。
こちらが気にしないように言い回しを変えてくれるところに眼が細まる。
お言葉に甘えて、メイクと着替えを整えた。]
(26) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 21:25:04

【人】 オルテイシア

[パーティという程ではないけれど。
「特別な日」だから、シックな黒の総レーストップスを選ぶ。首周りから胸の上にまで掛けてレースで編まれた服は、それだけで大人っぽく見える。
ボトムはローズレッドの膝丈フレアスカート。クリスマスカラーを取り入れても派手過ぎないように、足元はトップスと同じ色合いの黒のファー付きショートブーツで抑えめに。

首元には旅行中に彼がプレゼントしてくれたグレーパールのネックレスと、あの後、もう一度寄った1000円ガチャで出てきたパールのピアスを付けた。

メイクはいつもより少し明るめに、リップはスカートに合わせて明るめの赤のルージュを引いて。

鏡の前で一度くるりと回って自分の姿を確認する。
目一杯可愛くなれたかどうかは、彼にチェックしてもらうとして、チェック柄のロングコートと鞄を手に、彼の待つリビングへと向かう。*]


 おまたせしました。
 準備ばっちりです!

 
(27) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 21:25:30

【独】 オルテイシア

/*
すごい!いっぱい遊べる!!
わーい、早くも次回を楽しみにしておきますね!
次は来年かなぁ。

わあ、同棲あるあるだ可愛い……。
どんどん似たもの同士になっていく未来、愛おし過ぎる。

基依さんが鋼の理性だ……!
(-73) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 21:31:30

【独】 オルテイシア

/*
>>18の「さあ、今日をクリスマスにしよう。」良きですね……。
特別感が生まれた感がすごい。

基依さんのたまに垣間見える台詞口調のこういうト書きすごく好きなんですよね……。
(-74) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 21:35:01

【人】 オルテイシア

[はちみつ入りのバナナヨーグルトは唇に甘さを運んでくれた。
共犯という悪い響きが蠱惑的で朝からドキリとする。
動く彼の唇を見つめて、俯いた。頬が熱い。

時間は気にしなくていいという彼に頷きながらも、メイクは丁寧に手早く施していく。
洋服だけは前日のうちに決めておいて良かった。
朝選んでいたら、それこそ彼を待たせてしまっただろう。

着替えた姿を彼に見てもらって、感嘆の声が上がって小さくはにかむ。]


 はい。
 おうちでもちょっと上品な感じにしたくて。
 ……ありがとうございます。


[新しい服をお披露目する度に、褒めてくれる彼にきゅんとする。
初めてディナーに訪れた時にも、彼が一番に気付いてくれたのを思い出して目元が緩む。

彼からもらえる「可愛い」は世界一の褒め言葉。
差し出された手を取って、冬の街へ繰り出した。]
(31) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 22:53:55

【人】 オルテイシア

[スーツにタイを結んだ彼は、グレーに薄い紫を合わせたシックな姿。
二人の色を取り入れてくれたことが嬉しくて、彼の首筋にはプレゼントしたうさぎのネクタイが揺れている。
体格が良いから、スーツが良く似合っていて格好いい。]


 基依さんがくれるものなら何でも嬉しいですよ?
 でも、欲しいもの、考えてみたんですけど……、
 いつも使ってるブランドの限定コスメが出ていて。
 それがいいかなって、考えてました。


[旅行から帰ってきて洗ったクッションは綺麗に元通りになっている。
今はもう旅行の名残はない。
シートベルトを締めながら、赤いリップを乗せた唇が動く。]


 新色のリップとネイルなんですけど。
 ……リップなら、
二人で、使えるかなって……。



[使えるという意味を暗に濁して、頬を染める。*]
(32) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 22:54:24

【独】 オルテイシア

/*
理性を更に削っていくだけのお仕事……?
PCの心情見えるの大好きマンなので、にこにこ眺めています!
(-76) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 23:00:09

【人】 オルテイシア

[基依さんと一緒に暮らすようになって、敬語がすっかり口に馴染んだ。
会社に入社した頃から周囲が年上ばかりになり、敬語で話すことが多くなったという理由もある。
たまに言葉が崩れてしまうこともあるけれど、その時も彼から指摘されたことはない。
この言葉使いはきっと、これからもこのままだろう。]


 はい、えっと。
 この前出掛けたデパートの方で……、


[道中までは分からないから、デパートの店名を口にする。
以前にも二人で出掛けたことがあるし、ナビがあれば大丈夫だろう。
現地に着けば、彼の手を引いて道案内は任されることにして。]
(35) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 23:47:21

【人】 オルテイシア

[デパートの化粧品フロアは男性にとっては少し居づらい場所かもしれない。
あまり長居はしないように気をつけたいが、リップを試すなら少し時間が掛かるかも知れない。
居心地が悪いようなら他のフロアを見て回ってもらうことも考えていれば、運転席から溜め息が聞こえた。

溜め息と共に聞こえた言葉にドキリとする。
リップの話は彼の何かを刺激したようで。]


 ……はい。


[照れて俯いてしまいながら、小さく頷きを返す。
分けることに抵抗はないけれど、今はまだ日も高く出かける前でもある。
両頬を抑えて、頬の熱が冷めるのを待った。]
(36) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 23:47:31

【人】 オルテイシア

[デパートの近くのパーキングに車を停めて、また手を繋いで歩き出す。
歩く時は、自然と手を繋ぐ習慣がついた。

デパートに入れば、クリスマスソングが流れる。
コスメフロアは週末とあって女性客で溢れていたが、中には同じようにカップルでフロアを巡っている人たちも居た。]


 ……えーっと、確か。
 こっちです。
 

[ブランドは決まっているから、彼の手を引いて人の波を掻き分けてコーナーへ向かう。
ちょうどタイミングよく人が捌けたタイミングだったのか、店員はすぐに捕まえることが出来た。]


 すぐ終わりますから、待っててくださいね。
 他のフロアで見たいのがあれば、
 終わったら連絡しますから、
 見てきてもらっても大丈夫ですよ?


[そう一声掛けて、メイクスタンドに座る。
クリスマスコスメは、いつもと商品のデザインも違っていて可愛らしい。
それだけで気分が上向くから女の子は単純だ。

それからは店員さんと何色かのリップを試してみて、一番気に入ったピンクのリップとベージュのネイルがセットになっているものを購入することに決めた。*]
(37) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 23:48:26

【独】 オルテイシア

/*
えへ。反応してくれるの嬉しいです。
お時間了解です!
残り時間も少なくなってきましたし、お料理もしたいのでデパートと食材買うのは今日中に切り上げたい気持ち。
お返事は端折ってもらっても大丈夫です!

毎回直面する人前でいちゃいちゃできない弊害……w
(-78) milkxxxx 2021/11/15(Mon) 23:52:23

【人】 オルテイシア

[きっと居心地が悪いだろうに、彼は傍らで待ってくれていた。
新色を塗ってもらったリップを見せて、どうですか?と尋ねたら、似合ってる、とお決まりの言葉が返ってくる。

プレゼント包装を彼がお願いしたら、店員さんに「素敵な彼氏さんですね」なんて言われて、気恥ずかしくも「はい。」と微笑って応えた。

リップは服装に合わせて、同じ新色シリーズの赤いリップを塗ってもらった。
そちらの方はサンプルを貰うだけにしておく。
メイク用品は集め始めればキリがないので、時には我慢も必要だ。

ショッパーを持った彼が戻ってきたら、それを受け取って]


 ありがとうございます。
 ……大切に使いますね。

 さ、次は基依さんの番ですよ?
 

[と、彼の手を引いて男性用のフロアへ向かった。]
(39) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 1:13:53

【人】 オルテイシア

[辿り着いたフロアは男性用の財布や小物が陳列されているフロア。
ネットで調べていたものと同じものがあるか、キョロキョロと辺りを見回しながら進めば、革製品のシリーズが取り扱っている場所にそれはあった。

ハンドメイドの一点物の革製品が並ぶ一角。
グレーの革で作られたキーケースを手にして、彼に見せる。]


 ……グレーの色が残ってて良かった。
 これ、プレゼントさせてくださいね。


[二人の家に帰ってくる鍵が嵌るキーケース。
それを特別に彩りたくて選んだもの。
彼が自宅に帰るのが楽しみになるように。

その願いを篭めて、キーケースを手にレジに向かった。]
(40) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 1:14:17

【人】 オルテイシア

[それからは、彼の新しい服の物色なども楽しんだり、デパートでしか買えないような食材を見て回ったりして、デパートを後にする。
いつもより値段の張るワインも、少しだけ試飲させてもらって、気に入った赤ワインを購入した。
互いの手にはプレゼントの小さなショッパーがある。

帰り際に寄ったスーパーでは夕食の食材を買い込んだ。
私の分からないものは彼が見立ててくれる。
私の好きな野菜も多めに仕入れて、余ったとしても翌日繰り越せるように。

両手にいっぱいになったエコバッグを二人で分けて車に乗り込む。
帰路に着く頃には、少し日が傾きかけていた。**]
(41) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 1:14:48

【独】 オルテイシア

/*
さくっとお買い物を済ませて自宅に戻るまで。
次に進めていただいて大丈夫です!

基依さんいつもリップに気づいてくれますよね。嬉しい。
お食事しているうちに、きっと薄れてきますので……w

というわけで、私もおやすみなさい!*
(-80) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 1:17:39

【人】 オルテイシア

[僅かな色の変化にも気づいてくれるから、彼のためにオシャレをするのにも力が入る。
いつでも彼の前では可愛くありたいと思うけれど、変化にすぐに気づいてくれるから、それが独り善がりではないと思わせてくれる。

エスカレーターに乗る時はいつも彼が下りに立つ。
日頃見上げることが習慣づいて居るから、同じ高さは珍しい。
鏡越しに微笑みを交わす。
スーツの袖を握りしめて、思わずキスしたくなるのをぐっと堪えた。

プレゼントは彼の目にもお気に召しただろうか。
グレーのカラーは彼を表す色。
その色が年数を重ねると共に深みが増していくのが楽しみだ。

恙無く終わったプレゼント交換、手には互いに手渡した袋が下がる。
彼がキーケースを使う度、私がリップを使う度に、きっとこの日を思い出す。
「特別」が少しずつ彩られていく。]
(45) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 20:09:45

【人】 オルテイシア

―― 自宅 ――

[エプロンを締めて、並んだ食材たちを見つめる。
約束通り当日まで悩ませてくれた彼に感謝しつつ、]


 はい。
 悩んだんですけど、トマト煮が食べたいかなって。
 赤も使うし、クリスマスっぽくなりそうです。


[ローストチキンも悩んだが、それは次回に持ち越す事にして。
蛇口を捻り、手を洗って準備を済ましたら、ここからは彼の腕の見せどころだ。]


 何から手伝えば良いですか?


[気分はすっかり新米助手。
食材と彼を交互に見比べて小首を傾げた。*]
(46) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 20:10:55

【独】 オルテイシア

/*
こんばんは。

毎度の事ながら出来た彼氏様で照れちゃう……(*ノдノ)
紫亜にとって最高のパートナーですね。
(-82) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 20:13:34

【人】 オルテイシア


 はぁい。
 バターライスいいですね。

 えーっと、お米2合とバター大さじ1……。


[バターライスはオムライスのイメージしかなかったから、どう仕上がるのか楽しみだ。
隣でサクサクと手際よく進んでいく彼を見留ながら、お米を測って2合分取り出す。
プラスチックのザルにお米と入れて、水を流して研ぎ始める。
冬場の水は都会でもよく冷えていて冷たい。

お米を研いだらザルを引き上げて、深めのフライパンに移した。
火を付けて、バターを入れて炒め始める。]


 お米、炊くんじゃなくて、炒めるんですね?


[お米はいつも炊飯器だよりだから、フライパンを使うのは珍しい。]
(49) milkxxxx 2021/11/16(Tue) 22:08:52
 




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イウダ
39回 残----pt

紫亜の傍でずっと

オルテイシア
44回 残----pt

基依さんの傍ら

犠牲者 (1)

リーリエ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

クジマ(3d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

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