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【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ教えるだなんて白々しい。 本当はただ死にたくて、 死ぬ勇気も無いから、殺されたいだけだ。 「じゃあ、復習になりますね」 首に触れる子供の手に、自らの手を重ねる。 喉の両側から、軽く力を与えた。 「……ここ、脈打ってるのわかりますか。 この辺りを両側から押し込んでください。 気道ではなく、脈から絞めると容易です」 微笑んだ、筈だった。 笑うのは得意な筈なのに、自信がない。 (-94) wazakideath 2021/07/09(Fri) 18:00:31 |
【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ「リョウが生きてたら、なんて言ったかな」 病室のベッドに寝転がって二人で話をしたことを思い出す。 この嵐がなければ、きっとああやって語り合う相手なんて いなかっただろう。 ほんのわずかな時だったけれど、嬉しかった。 あれが、今でなければよかったのに、と思ったこともある。 「ウソなんて、つかなくてもよかったのかな。 わかんないや……もう死んじゃったんだから」 ああしていれば、こうしていれば、一人でいるとそんな ことばかりが脳裏に駆け巡っていく。 「勝手に食料にしたからには、ちゃんと食べるからね」 なにもない空間に語り掛けながら、悲し気に、薄く笑った。 (-97) DT81 2021/07/09(Fri) 18:20:42 |
【独】 被虐 メイジ (-98) DT81 2021/07/09(Fri) 18:28:19 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「……ありがとう」 食べてくれるという言葉に嬉しそうに笑った。 全部本当の事を言ってほしかったのは本音だけど、彼にも事情があったのだろう。 嘘をついたことも、殺したことも、責めるつもりはない。 もし、また言葉を交わせる時が来たら色々聞いてみたいな…… そんな事を考えながらふわりと隣にいた少年の気配は消えた。 (-100) kotorigasuki 2021/07/09(Fri) 18:57:46 |
【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ教えてもらいたくなんてない。 あなたに死んでほしくだってない 殺す勇気のほうが、死ぬ勇気よりもあるなんて嫌だった。 「……こわい……?」 (……嫌だよ) ゆれる、大きな瞳があなたを見つめている。 問うたところで何になるというのか 脈打つ鼓動が、体温が、手のひらに伝わってくる。 嗚呼、これをまた、自分が生きる為に 止めなければならないのか。 「大丈夫だよ、オレちゃんとやるからさ」 (──本当に嫌だ) メイジは笑う。道化みたいに。 震える手に、指に、じわりと力を込め── 「……じゃないと、ただ苦しいだけでしょ」 (でもね、勝手に死なれるよりは、いいかなって) 腕をぐ、と強く押し込んだ。 メイジが出せる限りの力を出した。 ──でもきっと、前にやったようには、強くできなかった。 (-102) DT81 2021/07/09(Fri) 20:09:27 |
【赤】 被虐 メイジ「…………」 だれかが、傍にいたような気がした。 以前感じた悪寒はない。根拠もない。 ただ彼のことを思い出していたから そう思い込んだだけかもしれない。 メイジは、ふいに立ち上がって 干されていた"肉"をかき集めて、その場を後にした。 (*9) DT81 2021/07/09(Fri) 20:44:06 |
【人】 被虐 メイジ雨風が弱まろうとも、助けがすぐ来る保証もない。 メイジは調理室でなにかを焼いている。 以前、それをやっていたセナハラの代わりをするように。 調理台に並ぶは、一夜干しの肉だった。 「……あ。焦げたかも……」 前に食べた時と同じにおいが漂う。 見様見真似。火加減はよくわからなかった。 (5) DT81 2021/07/09(Fri) 20:53:42 |
【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ……悲しかっただろうか? 寝こけた父の頭を酒瓶で殴り、雨風と恐怖から逃げるようにここへやってきたフジノはまだ、父の事を。 自分の行いを悲しんで、いない。 そうしなければならなかったという本能が、勝っている。 もう少し時間が経てば、そう思えるだろうか? フジノはまだ、わからない。 肯定できないまま続けられる言葉を、耳にした。 ……なぁんだ。二人とも、“似た者同士”だったんだ。 「そう。……何を、したと、しても。 私は、ここにメイジが居て、よかったと思う」 そんな言葉がこぼれた。 「私だって、怖かった、だけだもの。 怖くて……もう、それしか方法がないって、思っちゃっただけ」 笑い始めた貴方を、見て。 少し怖いと零した貴方を見て、笑みを向けた。 「……うん。 もう、やらなくて大丈夫、だよ。 メイジが怖いと思うこと。 メイジが悲しいと思うこと。 しなくて、いいんだよ」 (-108) sym 2021/07/09(Fri) 21:53:09 |
【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ「怖くは、……怖かったんですけど。 何故でしょうね。今は、安心してます」 ぐ、と力が込められる。 頭がじわりと熱くなったような錯覚があった。 「……ッ。気を、失っ……ても。そのまま、……ね、」 その笑顔が、どこか泣いている気がして。 滲む視界の中、手を伸ばす。 以前の様に頭をそっと撫で、褒めようとしたのかもしれない。 「 、」 「 」 尤も。 頬に触れた直後、手から力が抜け──…… それは、叶わなかった。 (-109) wazakideath 2021/07/09(Fri) 21:53:33 |
【秘】 被虐 メイジ → 焦爛 フジノ「…………そ、っか……」 ぽつり。まだ実感が持てないような言葉がこぼれる。 「オレ……ずっと誰かにそう言われるの、待ってたのかも」 結局、誰かの言いなりにしかなれなかった自分。 死にたくなくて無様に縋りついていただけの自分。 あなたの言葉で、すこしだけ肩の力が抜けた。 「……フジノ……ちょっと、ごめん」 ぽすり、首を傾けて、控えめにあなたに寄り掛かった。 肩が触れるくらい、少し体温が感じれるくらいの距離。 メイジは、ちっとも強くなかった。 ……だから、誰かに寄り掛かりたかった。 ずっと、助けてほしかった。 「こうしてて、いい?」 その目はまだ、ぼんやりと遠くを見ていた。 (-112) DT81 2021/07/10(Sat) 1:37:01 |
【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ──頬にあなたの手が触れた。 あの時、やさしく頭を撫でてくれた大きな手だ。 緑が、瞬く。一瞬だけ緩まる指。離れゆくあなたの手。 視界が歪み、雫が頬をつたう。静かに服を濡らす。 ぽた、ぽた、ぽた、ぽた、ほろ、ほろ、ほろ。 メイジは、いつのまにか泣いていた。 「……ねえ、セナさん……オレわかるよ…… ホントはさ、自分が死にたいだけなんでしょ」 「ずるいね」 もう届くかわからない言葉だった。 その感情を、なけなしの殺意を腕に込める。 今考えていいのは、目の前の男を殺すことだけだ。 早く死んでしまえ。早く、早く── (-113) DT81 2021/07/10(Sat) 3:31:14 |
【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ「オレがもしやめても、勝手に死ぬんだろ」 「……なら……、オレが……」 首を、絞めて、絞めて、絞め続ける。その鼓動が止まるまで。 ……いつまでやればいいんだ。いつまでつづくんだ。 「……や、だよ……」 じっとりと冷や汗が噴き出る。呼吸が浅くなっていく。 震える声を、絞り出す。 「嫌だ、嫌だ、嫌に決まってるだろ……っ! もう、こんなの、たくさんだよ…… なんで、……どうして……」 「助けてよ、誰か、──」 この人を、みんなを、自分を── だけど、ついぞその手を止めることはない。 メイジは、あなたに抗うことはできなかった。 (-114) DT81 2021/07/10(Sat) 3:33:18 |
【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ数日前のように怯えるような動作を取る事も、払い除ける事もなかった。 「……うん。私でよければ、いいよ」 そう言い、肩の力を抜いて受け入れた。 だって、似た者同士なのだ。 『誰か』にして欲しかった事は、わかるつもりだ。 フジノも、そうだったから。 貴方の気が済むまで。貴方の望むように。 フジノはメイジに寄り添っていただろう。 (-116) sym 2021/07/10(Sat) 4:18:39 |
【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ死人は語らない。 貴方に語りかける、優しい声が返ってくる事は無かった。 「……」 いつのまにか、貴方の触れる首から脈拍が消えている。 未だ人肌の温もりがあるが、鼓動だけがどこにも無い。 ずる、と座っていた姿勢が崩れた。 「…………」 貴方が手を離せば、支えを無くした身体は横たわる。 そこにあるのは、ただの死骸だった。 (-117) wazakideath 2021/07/10(Sat) 5:20:01 |
【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ/* あ、メイジオネエへ セナハラの死体ってどうする?手術室に置いとくかしら? そろそろメモに貼っとこうかと思ってるわ! (-122) wazakideath 2021/07/10(Sat) 12:24:20 |
【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラメイジは、腕の力が出せなくなるまで あなたの鼓動が止まったことに気がつかなかった。 首にかけられた手は、やがて力なく滑り落ちる。 倒れそうになった体をそのまま抱きしめるように支えた。 あなたの胸に耳を当ててみても、鼓動は聞こえない。 「死んじゃった」 ぽつり。胸に頭を預けたまま呟く。まだ、温かかった。 おもむろにあなたの腕を持ち上げて 人形遊びでもするみたいに自分の頭に手を乗せた。 「よく頑張りました」 薄く笑う。手を離すと、あなたの手は ずるりと虚しく床に落ちていった。 (-124) DT81 2021/07/10(Sat) 12:36:40 |
【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ/* 了解!手術室にあるよ〜って書いても大丈夫かしら。 死体見られたくないなら書かないでおくわ! (-127) wazakideath 2021/07/10(Sat) 12:55:07 |
【秘】 被虐 メイジ → 焦爛 フジノ「ありがとう」 メイジは、あなたに寄りかかって 静かに泣いていた。 涙は出なかったが、泣いていた。 「オレも、フジノがここにいてくれてよかった」 似た者同士は、あなたがさっき言ってくれたことを 確かめるように、同じように、返した。 (-132) DT81 2021/07/10(Sat) 13:45:22 |
【独】 被虐 メイジ自決するか・・・・・???? でもなんかさ、フジノちゃんはおるから まだ大丈夫そうだし 死ぬより生きたほうが美しいと思う・・・・・・・ (-141) DT81 2021/07/10(Sat) 15:57:54 |
【独】 被虐 メイジただの快楽殺人鬼するのは簡単なんですけど せっかくなので、生きる為の殺人してほしかったとこ あるので暴れるのを押さえた 御手洗忍封印した (-143) DT81 2021/07/10(Sat) 16:01:33 |
【赤】 被虐 メイジこれは、誰かが遺体を見る少し前の手術室── メイジは壁際に座り込んだまま動かない男と 結構な時間、寄り添っていた。 悲しみに暮れていたのか、動く気力がなかったからか。 「やっぱ起きないや」 当然だ。己の手で殺したのだから。 やがてそれにも飽きたのか、気だるそうに立ち上がり ずるずると遺体を手術室の中央まで引きずっていた。 「………重い」 持ち上げて、仰向けに手術台に寝かせた。 だらりと投げ出された手を胸の前で合わせる。 「………………重たいよ」 消え入りそうな、忌々しげな声が 腐敗臭のただよう手術室にむなしく響いた。 (*10) DT81 2021/07/10(Sat) 16:33:54 |
【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ落ちるものがなくても、貴方が泣いているのがわかった。 躊躇いがちに腕を伸ばして、貴方の手を握る。 ここにいるからねと、伝えるように。 「……私の、方こそ。 一緒にいてくれて、ありがとう」 もっと早くに。 貴方が村を出る前にこうやって話せていたら、よかったのにな、なんて。 そうしたら、もしかしたら、なんて。 『もしも』をつい、考えてしまった。 (-152) sym 2021/07/10(Sat) 17:55:34 |
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