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![]() | 【赤】 マシロ〜〜ッンぅ、あ、 ふ、ぁン、ん……っ っや ァ、も、ばか……ぁっ……! [ 敢えて言葉にしてこちらの羞恥を煽ってくるのは、 彼の無意識の癖なのか、わざとやっているのか。 甘ったるい喘ぎが響くのが嫌で声を堪えたいのに、 快楽に慣らされた身体は我慢がきかなかった。 身体と神経中に痺れが奔って、お腹が疼く。 ナカがさみしくて、熱で早く埋めてほしくて、 ──はしたないと思うのに、その慾に耐えられない。 ] ────ひぁ、ん、ッンぅ〜〜……ッ! いぃ、から ッ……はやく、いれて……っ [ 秘芽に当てられる快楽以上に、ナカへ挿入ってきた 彼の指が気持ち悦くて、きゅうとキツく締め付ける。 掻き回される度に粘着質な水音が響き、 問いへ必死に答えながら 熱い息を吐いた。 ] (*76) 鬼葉 2023/03/31(Fri) 23:03:30 |
![]() | 【赤】 マシロ[ もう少しでいつもみたいに視界が弾けそう、というところで 水が止められ、秘芽への刺激が止まる。 蜜壺が「もっと」をねだるようにきゅうきゅうと収縮し、 ──"イく"ことを教えられた身体は、 その感覚を求めて、彼の指をさらに奥へ招き入れようと。 ぼんやりした頭のままふと見つめた鏡。 湯気の中でも曇らない鏡の中に、上を気にする彼の姿…と 快楽に蕩けた自分の顔が映っていて、堪らず目を逸らした。 ……いつも、あんな顔をみせているのか。じぶんは。 今更理解した事実に頭が沸騰しそうなくらい恥ずかしい。 けれど同時に、自分よりも何か別の個所へ気を取られる 彼の姿が過って ふつ、とこころが煮立った。 ────こっちみて、と弱く胸板へ凭れ掛かり、 ] (*77) 鬼葉 2023/03/31(Fri) 23:03:35 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……きょう、ゴム、つけてほしくない……です、 [ 囁くように、か細く言葉を零した。 それだけでは駄目だと言われてしまうだろうか。 セーフティセックスを心掛ける彼なら。 ] (-120) 鬼葉 2023/03/31(Fri) 23:03:40 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ きっとまだ蜜壺の物寂しさを埋めてくれている彼の指を、 薄いお腹越し、撫でるように触れて。 ] ……あんぜんなひ、…だし くすり、……のんでる、から……、 ──おねがい、やわたさん おなか、さみしい……。 [ 貴方が憶えさせたのだ。 ナカを埋める熱のあつさも、あまさも、 奥で弾けた慾が薄膜越しであってもきもちがいいことも。 ──"もっと"、ほしくなるに決まってるのに。 ] (-121) 鬼葉 2023/03/31(Fri) 23:03:50 |
![]() | 【赤】 マシロ────……ね、 …いれて……? [ 私のナカに入りたい、と慾を零し続ける貴方の熱。 その熱でしか届かない奥をいつもみたいに突いて、 ──気持ち悦く、して、慾しいの。 だからよそ見しないで、こっち 向いて。 うさぎは寂しいとしんでしまうのだから。* ] (*78) 鬼葉 2023/03/31(Fri) 23:03:56 |
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![]() | 【赤】 マシロ[ 俗にいうところの、ナマで、というのが 安全日であっても可能性を十分孕むことは知っている。 家族を作ろうと言っても、"もうひとり"は まだ早いのはこちらも同じ思いで。 ────……二人きりを、楽しみたいから。 けれど、肌を重ねて体温が馴染むたびに。 夜を過ごして、熱を教え込まれるたびに。 快楽を交えて、きもちいい、を覚えさせられるたびに。 ──薄膜越しじゃない、あなた、が慾しくなった。 ] (*84) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:30:12 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 狼が生唾を呑む音が響いて、耳にまで届く。 白うさぎの心音も同じくらい大きく鳴って、動いて、 やっとこちらを向いた視線へ微かに頷いた。 ] ………… のま、せて、 [ 染めて。混ぜて。 貴方以外の誰もが知らない場所の、奥深くまでを ──── なにより熱い慾で、しろく、白に。 ] (-136) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:30:17 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ そうすれば次は、貴方も染まってくれるでしょう? あたまの中も。 慾の矛先も。 貴方の形になったナカの熱にも。 ────染められて、染めて、二人で。 ] (-137) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:30:23 |
![]() | 【赤】 マシロ────……ッぁ、ンぅっ、ふぁ あ、あ……っ! [ びくん 、と身体が跳ねて、快楽が迸る。 後ろから抱き寄せられるように挿入ってきた彼の熱が、 解れ切っていないのに すっかり蜜で蕩けて 迎え入れるように蠢く膣肉の奥へと進んでいく。 ] ひ、ぁ……っ、あ、つ ぃ……ッ [ 挿入の衝撃だけで媚肉は僅かに痙攣し、 甘く、まだ軽い絶頂を迎えたことを彼の熱へ報せている。 薄膜がないだけで。 たったそれだけで、お腹が火傷しそうに熱かった。 歓喜を訴えるように奥からとめどなく蜜が溢れ、 彼の熱がナカを擦るための手助けをする潤滑油替わり。 予告もなく律動されることへの文句も言えない。 ] (*85) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:30:28 |
![]() | 【赤】 マシロ〜〜〜ッや、いっしょ、ッンぁ、ふ……っ!? [ すっかり敏感に育った媚肉を直に擦られながら、 同時に熟れた秘芽へ指先が宛がわれたのを感じ取り 強すぎる快楽へびくびくと脚を震わせた。 ぐい、と突き出された熱杭が、子宮口を抉り当てる。 ゴム越しではない、やっと触れ合った熱の温度へ 子宮口は喜んでいつもより強く吸い付いた。 ] ──────〜〜〜…ッひぅ、ぁ、んン……! [ 涙で潤んだ視界に、鏡に映った二人が見える。 どろどろに蕩けきった顔の自分と、 交わりへ夢中になって自分を貪る彼の顔。 "たべられている"実感が湧いて、また背筋が震えて、 ] (*86) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:30:34 |
![]() | 【赤】 マシロ[ 貴方の声をよく拾い上げる耳が、 "そわそわする"と例えた、直接的な名称を聞き取った。 熱に浮かされた掠れ声。粘着質な音。 聴覚も、視覚も、──ナカも外も全部犯されている気分だ。 またさっきのようなそわつきが肌をざわつかせる。 腹の奥が疼くのは、────これが? ] ──……ッは、 ンぁ、や、きもち、ぃ……っ ふぁ、あ、んンっ、 すきっ、それぇ…ッ [ きもちいい、奥が"ほしがって"いる。 物覚えの良い白うさぎは譫言のように喘いで零し、 「おく、もっと」とねだった。 ずっと甘くイっている。 ──同時に、覚えのない感覚が這い上がってきて。 ] (*87) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:30:48 |
![]() | 【赤】 マシロ[ 奥を突かれ、秘芽を弄られ。 数か所も性感帯もくまなく責め立てられるうちに、 その"なにか"はぞわぞわと這い上がって止まらない。 すっかり力の抜けた腰を捩ってどうにか動かし、 快楽で思考力を失った頭が逃げようと訴える。 好きにたべて、と散々煽って焦らして、 ────実際その通りになったのが気持ち悦いくせに。 ] っやだ、ぁ、まって、おねがぃ、 なにか でちゃ、うっ、 ……ゃっ、とまって、とまってぇ…………ッ! [ いつもの脳髄まで痺れるような絶頂の前触れではない。 痴態を見せたくなくて、必死に頭を振り、 熱杭から逃れようと腕を前へ伸ばした。* ] (*88) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:31:02 |
![]() | 【独】 マシロ/* それすき♡ってきもちよくなってるのにいざヤバいイき方しそうになったら逃げようとする女子が好きです (性癖の話) 仮眠をとるかもしれない 夜にまたきます! (-138) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 18:34:05 |
![]() | 【独】 マシロ/* 逃げちゃだめが性癖ですありがとうございました!!! 恋人と書いてごちそうもてんさい。致命傷で済んだからお返事をかきます (-142) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 21:16:51 |
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![]() | 【赤】 マシロ[ お腹の中がずっと火照って、あつくて、疼く。 二人とも同じくらい温度が"熱い"のか。 或いはどちらも感覚がおかしくなっているのか。 包み込む方も、包まれている方も熱いなんて。 ────肌を重ねるのがこんなに気持ち悦いなんて 誰からも聞いたことがない話。 耳に届く、溶けた砂糖菓子のように甘くて高い声。 いつもと違う貴方の声。 ] ン、んぅっ、 ふぁ、あ、きもち ぃ……っ ぁふ、〜〜〜ッ [ 与えられる愛と、熱と、知識。 白うさぎはそれらを咀嚼してご馳走になる。 シュガーにはちみつをコーティングしたような、 ひたすら甘ったるい声が溢れて止まらない。 大好きな人に、愛を教えられることのきもちよさ。 ──どこもかしこも快楽の痺れが奔る。 ] (*94) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:10:51 |
![]() | 【独】 マシロ[ これが生命を宿すための営みではなくても、 貴方の遺伝子をこの身の奥深くまで刻み込んで慾しい。 そうして新しい私へ変えて。 愛されている証の熱を直に飲み込めたらきっと、 心の次は身体も愛と熱で交わって生まれ変われるの。 外も内側も、貴方仕様にカスタムされて、 貴方の為の 私 になれる。 ────なりたいの、そんな自分に。 ] (-146) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:11:01 |
![]() | 【赤】 マシロ[ 薄い腹を押し上げる先端が、ぽこりと腹を変形させている。 親指が浅瀬の気持ちいいところを押して、熱と擦れて、 快楽の海に溺れてしまったような そんな状態だ。 きもちいい。すき。 きもちいい、──すき、 でも、これは、だめ、 いつもみたいな、お腹の奥じゃないところがおかしい。 ぐずぐずになった思考ではどこが、なんて分からないまま 未知の感覚に震えては無意識に逃げを打つ。 ] ────ッや、だって、だってぇっ、 ほんとに だめなのっ、これ、だめなやつ……っ [ 語彙まで馬鹿になってしまったらしい。 骨の髄さえ溶ける前にせめていったん休ませて、と お願いしようとして、先手を打たれた。 耳朶を甘く噛まれ、「ひゃぅっ」と肩が跳ねる。 ] (*95) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:11:07 |
![]() | 【赤】 マシロ────ッや、ァあ 、ッひぁ、ン、ん…! も、むりっ、 でる、でちゃ…ぅ……っ [ 絶えず秘芽も浅瀬も奥も責め立てられて。 粘着質な水音は激しさを音で教え、聴覚を犯す。 前に伸ばした腕は鏡像の彼しか掴めない。 空を切って、必死に頭を振るけれど、もう限界だ。 息を詰めた彼が「おそろい」と紡いだ言葉が どこか遠くに けれど確かに耳へ届く。 ] (*96) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:11:11 |
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![]() | 【赤】 マシロ──────〜〜〜……ッふ、ぁ あ…ッ!? [ ぐ、 と奥を抉るように強く突き上げられて、 ──最奥に求めた熱が溢れていくのとほぼ同時。 頭も視界もまっしろに弾けては、身体が大きく震える。 ナカが強く収縮し、子宮口は鈴口にキツく吸い付いて。 ぷしゅ、と下腹部からは──蜜ではない、 さらりとした透明なものが噴き出した。 がくがくと脚がふるえ、肩で必死に息をする。 くた、と彼の方へ寄り掛かって、熱い息を零した。 ] (*97) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:11:29 |
![]() | 【赤】 マシロ[ 自分が潮を噴いたことなんて知らない。 まだそれは知識にないことだ。 だから、何が起きたか分からない子どものような顔で、 ただ胎に叩きつけられた白濁の熱さを 薄腹の上から撫ぜて ] ………ッふ、……おなかのなか、 ちゃんと やわたさんで、いっぱい…… [ 一気に高いところまで快楽が上り詰めたせいか、 頭が全く上手く働かない。 だしちゃえ、なんて抗えないコマンド、ずるい。 彼が出すものと自分が出してしまうものは きっと違うのに。 ──そこまで思い出して、漸く 何かとんでもない粗相をしてしまったのではないかと 慌てたように瞳孔が開いて、彼を見上げた。* ] (*98) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 22:11:41 |
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![]() | 【赤】 マシロ[ どれがトリガーを引いたのか、自分でも分からない。 全身余すところなく甘く気持ち良くて、蕩けてぐずぐずで 最奥にずっと求めていた 熱 が弾けた。────その瞬間、もうだめだった。 耐えられなくて、いつものイき方とはまるで違うモノが 這い上がっては外に出たがって。 幾夜も喰べられ 幾度も開発されたこの身体は、 ついに潮を噴くことまで憶えてしまった。 ] ………ぅ、……? ん、 ……がんばり、ます……? [ ちかちかと視界の裏で白が弾け飛んでいる。 薄い腹を押し上げていた硬さはないけれど、柔くもない。 腹の中に残ったままの熱を、ぼんやりした意識で撫ぜて よく理解もせずに「頑張ろうね?」と投げられた疑問符へ うん、と子どものように頷く。 ] (*105) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 23:59:50 |
![]() | 【赤】 マシロ[ がんばる。──何を、だっけ? 思い出さなきゃいけないことが他にもあった気がする。 そう、例えば、自分が今しでかしたことだとか。 は、とそこで意識が降りて、輪郭を取り戻した。 見上げた彼から優しいキスを与えられるのを 目を閉じて受け止め、羞恥に頬を火照らせる。 ] ────……ッや、…… しお、? [ 力の抜けた身体ではもう碌な抵抗も出来ない。 顎に宛がわれた彼の指が、また鏡の方を向かせてきて まるで鏡まで飛び散った水滴を見せつけるよう。 実際恐らくはその意図なのだ。意地悪な狼は。 彼の口から紡がれた二音で真っ先に思い浮かぶのは 調理に欠かせない調味料だけど、それではない。 しお、────潮。 シャワーでも結露でもないこの透明な水滴が、 「なにかでる」と抵抗した感覚の正体、らしい。 ] (*106) 鬼葉 2023/04/01(Sat) 23:59:59 |
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