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![]() | 【妖】 王子 シール[首筋に口付けの雨を降らされた後は、服の上から 腰や腹をまさぐられる。 性急な求めに怖くなって制止の声を上げてしまった>>$14けど、目の前の男を煽ってしまっただけのようだ。 心の準備がしたいと言ったのに、調子の良い返事を続けて返されて、わたしの体を探る手の動きは止まらない] あっ [これだけ密着していれば、胸元に触れられるのも 時間の問題だった。 慣れた手付きで乳首の位置を探られ、 的確に刺激が与えられる] ……あっ、ぅうんん…… [おっぱいに触ってるくせに、おっぱいみたいとは妙な事を言う。>>$18 お前が触っている場所は他に何と呼ぶんだ、と訊ねてみたい気もするが、固く尖って来た乳首がジンジンとしてきて、ちょっとヘンな気持ちになってきたから、それどころではなくなってしまった。体が少し熱くなって、何だか蕩けてしまいそう] ($21) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 18:20:37 |
![]() | 【妖】 王子 シール…───ッ、ン! [男の大きな手に覆われるように胸を掴まれ、反った背中が台座から浮く。両膝を擦り合わせるように身を捩った。] ……っ… [浅ましくも今の刺激がもっと欲しいと願ってしまった。 なのにお前ときたら手を止めて、脂肪だか何だかって 無粋な事を言う] し、脂肪とはなんだ……無礼者め…ッ [相手の胸中に湧いた疑念や混乱を察する事ができず、 聞こえてきた単語に機嫌を損ねて声を上げる。 そうしたら再び確かめるように手が動かされて、 重なる刺激にすぐに夢中になると、短い声を何度も上げた。] ($22) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 18:21:11 |
![]() | 【妖】 王子 シール……、み、見るなよ…… [薄っすらと脂肪が貼り付いたような胸元だが、男の手で揉みくちゃにされれば、快楽が生まれるらしい。手の動きに追い立てられながら、今触ってるそこを直に見るなと乞う。 むしろ見ないでほしい。 あまりに小ぶりすぎて、性別を誤認するようなサイズだから。 魅力に乏しいそこを見られて、男のやる気が削がれるのを恐れた。*] ($23) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 18:21:44 |
![]() | 【妖】 王子 シール[男の手付きが確かめるものから、情欲に駆られたものに変わる。>>$25 わたしは目を閉じていたけれど、顔や目元に当たる視線に込められた気配で、何となくそれを察する事ができた。 明日成人を迎える今日まで、恋愛事情にまったく関わって来なかった己にとって、いきなりのこうした行為は難関なわけだが。 果たして、わたしの反応は男を満足させているだろうか。 別にこちらも演技をしているわけではないが どうかこのまま、最後までしてもらわねば、困る。 時折男の剥き出しの欲情に触れるというか、何度か怖くなったり気後れしそうになったけど、傍らの花を見遣って励まされては、何とかここまで受け入れ続けていて、] ($30) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 21:25:15 |
![]() | 【妖】 王子 シール[続く呟きにも、わたしの心は揺さぶられてしまう] (こんな体でも、女の子みたいだって言うんだ) [何故かそれがひどく嬉しくて、胸が痛くて、泣きそうになった] ($32) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 21:26:01 |
![]() | 【妖】 王子 シール[けれど、泣く暇なんて与えられない。 すぐに胸の頂きを口に含まれれば、泣き声は鼻にかかったような甘やかなものに変わり、反らした喉を上って口から溢れ出る] ……んっ、あっ、いや……っ、 お、と……音、…立てないでぇ…ッ [耳に届く水音がいやらしくて、恥ずかしくて煽られてしまう。 乳首を強く吸われると、乳房の柔らかい部分も一緒に引っ張られて変形するのが見えて、わたしのでもそのくらいの役目は果たせるのだ、と何故か感じ入ってしまった。 それにしても、この光景のなんと煽情的な事よ。 口の動きだけじゃない。 時々そこに固い歯が当てられたり、浮いた口の隙間から熱い吐息が零れて肌に掛かったり。 胸に覆いかぶさる男の頭が動くのに合わせて、前髪が胸元を擽るのを感じると、何だか胸を突くような、愛しい気持ちが湧いてきたりもする] ($33) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 21:26:35 |
![]() | 【妖】 王子 シール……はぁっ…… [気持ちよくて頭がぼうっとして、熱い溜息が零れた。 あと、さっきから何かお腹の辺りがざわざわとして、 内股がウズウズするのが居心地悪い。 その感覚から逃れたくて、無意識に腰を揺らしたり、 膝を擦り合わせたりしていたけど、] あっ [急にそこへ膝が強く押し付けられて、 声を上げると同時に腰がビクンと跳ねた。 今のは一体なんだと見上げたら、目の前の男は急に 動きを止めてしまって>>$28] し、つれい、…って、え、……アッ [乱暴ともいえる動作でいきなり下穿きの中に手を突っ込まれて、 思わず悲鳴を上げた。 男の指が湿りを帯びたそこに入り込むと、体がブルっと震えて、台座に両手を縫い止められたまま上体を捻る] ($34) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 21:27:22 |
![]() | 【妖】 王子 シール[けれど、それは僅かな間の出来事で、 どうやら 真相 に辿り着いたらしい男の様子が急変する>>$29わたしの体から手を離し体を起こすと、 勢い余ってそのまま台座から落ちてしまった] エース?! [さすがに驚いてわたしも飛び起きた。 上着の裾を下ろして脱がされかけた下穿きの方まで覆うと、 台座の上からそうっと様子を伺う] ……だ、大丈夫、……か? [男は床にうつ伏せになっていた。打ち所が悪くなきゃいいけど。 内股の辺りにまだ若干の熱を残しつつも、 今はそれどころでなくなってしまったから、まずは彼がショックから回復するのを待とうか] ($35) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 21:28:21 |
![]() | 【妖】 王子 シール[ようやく搾り出されたような呟きが聞こえると、 わたしはふぅ、と溜息を一つ吐いて] この国でわたしが女だと知っているのは、 両親と兄のみだ。 つまり王家内の極秘情報なのだよ。 [これまで言えなかった事情については、 先にサラッと触れて、] 服を脱がなければ、ひょっとしたらバレずに 最後まで出来るかと思ったけど……そうも行かないか [台座の上にぺたんと座り込んで肩を落とす。 従者が起き上がってきたら、聞かれた事に答えようか。*] ($36) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 21:29:38 |
![]() | 【妖】 王子 シール[衝撃を受けたらしい従者を台座の上から見守る。 ようやく起き上がると、猛烈な勢いで捲し立てられた。>>$40] ……そうか、やはりバレてしまうものなのか。 いや、服を着たままなら誤魔化せると、 本当にそう思ったんだ…… それよりもお前、 その言葉遣いは聞き捨てならないぞ ついに童貞と言ったな?! [一応言葉遣いに対しては苦言を呈したが、心配を掛けた事は変わりないようで、従者が先に頭を下げたのであれば>>$41こちらも合わせて詫びる] いや、知らなかったのだから咎はないぞ わたしの方こそ、大事な事を伝えなくてすまなかった [わたしが先に許した以上、体を弄んだことに関しては 詫びは不要なので、 わたしが望んだ事でもあるわけだし 今の言い方に関する詫びだと受け止めてしまった] ($43) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 23:40:54 |
![]() | 【妖】 王子 シール──しばらくして── [いくら騎士が隙間に剣を差し込んでみようが、 壁を蹴りつけようが、やはりそこはビクともしないようだった。 力尽きて壁の前でへたり込んだ頃を見計らって、 ゆっくりとそちらへ近づいていく。 なお、わたしの服装はちゃんと整えた後だ] 大丈夫か?……ほら、水だ。 飲んで、まずは落ち着け。 [部屋の中で見つけた飲み水らしいものを従者の方へ差し出す。 散々暴れまわった後なら、少しは頭が冷えて話が出来るようになっただろうか] さっき、ここから出る方法については確認しただろう? それについて伝えたい事があったのに、 お前ときたら早合点して、こんな風に…… [騎士の側にしゃがみこんで、膝を両手で抱えて横から覗き込む。 話を聞いてくれそうだったら、このまま続けよう] ($45) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 23:46:31 |
![]() | 【妖】 王子 シールまず、わたしを女の子と呼ぶのは止めろ わたしはこの国では、誰が何と言おうと 王子 という立場だ。お前の主である事には変わりないぞ。 ……まあ、王子と呼びにくかったら、 名前呼びでも殿下でもいい。 だが、女の子は許さん。 さっき、誓ったな? この部屋から出たらすべて忘れろ、と。 ……そういう、事だ。 ($46) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 23:47:58 |
![]() | 【秘】 王子 シール → 騎士 エースそれと、……避妊について…だがな それについては、心配しないでいい。 えっと……、わたしの子宮の中には、それ用の物が入っている。 旅に出る前に装着したのだ。 まあ、旅先で色々あっては困るからな ……だから、大丈夫…なんだ。 [いわゆるこの国この世界の魔法用具の一種で、 処女にも装着できる避妊リングのようなものだが、 旅に出る前に母の計らいによって装着させられた。 細かい説明は今ここでしなくても、 そういったものがあるからと伝えれば、 この忠実なる騎士は納得するだろうか] (-45) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 23:49:41 |
![]() | 【妖】 王子 シールこの部屋を一緒に出ようって決めただろう? だから、……いいのだ。 それとも、わたしの事なんてもう抱けなくなってしまったか? 少しの間だけだったが、お前に触れられている間、 ……わたしは幸せだったぞ。 [口にするのは少々恥ずかしいが、 伝えねばなるまいと言葉を駆使する] ($47) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 23:52:19 |
![]() | 【妖】 王子 シールわたしは生まれつき、男として生き抜く事が定められている。 女として誰かと肌を重ねる事など、一生ないと思っていた。 ……おあつらえ向きに、 わたしは女としてはあまりに魅力に欠ける、 貧相な体をしているしな。 [自嘲を込めて付け足すと、小さく溜息を吐く] やはりお前から見ても、わたしは女としての魅力は無いか。 ならば、どうすればお前をその気にさせる事が 出来るか、教えてくれ。 まずはここから出なければならないのだから、 ……それだけを、考えよう。 [膝を抱えていた腕を解き、騎士の方へ手を伸ばすと 頭をそっと撫でる。 まるで幼い子に対してするように、慈愛を込めて。*] ($48) vitamin-girl 2024/01/20(Sat) 23:53:42 |
王子 シールは、メモを貼った。 ![]() (a3) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 0:13:34 |
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![]() | 【秘】 騎士 エース → 王子 シール[けど、続けられた言葉に、ぱっと目を見開いてしまう。 じゃあ、できるじゃん。 と、一瞬本能で喜んでしまった自分がいる] ……そう、ですか。 [そんな自分を内心殴りつけながら目を逸らす。 何ができるじゃんだ、クソ。 処女なのに身体の中に何か入れられてるなんて、可哀想だ。 痛かっただろうな、なんて、 勝手に想像して憐れむなんて、愚かな思考にしばし耽る] (-49) nikibi 2024/01/21(Sun) 5:51:50 |
![]() | 【秘】 王子 シール → 騎士 エース(少し驚いたように目を見開いたように見えたけど、 今のは何だろう?) ……喜んでくれたのならいいが (-51) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:06:44 |
![]() | 【妖】 王子 シールお前はこれまで、数々の危機からわたしを救ってくれた。 ここへ来る途中、落下していた時もそうだ。 身を挺してわたしを守ってくれようとしただろう。>>0:90 [長い旅の途中で遭遇した、様々な出来事を思い返しながら、 これまでの忠義と働きを労い、感謝の気持ちを込めて伝える] 時には命を投げ出す覚悟で守ってくれた騎士に対して、 返すものがわたしの純潔では安すぎるような気もするが ……いや、お前が『大事なモン』と解釈するなら、 それなりの価値が見込める、か…? [軽く首を傾げ、ふふ、と喉を転がすようにして笑う。 何だか目の前の騎士を愛しいと思ってしまった。頬が少し熱い] ($59) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:08:44 |
![]() | 【妖】 王子 シールどのみち、わたしは生涯独身で通す予定なのだ 純潔を捧げる宛など無かったのだから、 ここで使えるなら、むしろ役に立ってよかったと思う ……受け取ってくれるか? [我ながら、男女の愛の語らいから随分とかけ離れた、色気のないやり取りだなと思う。 だがこのくらいが、自分らしいのかもしれない] ($60) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:09:06 |
![]() | 【妖】 王子 シール[そう愛しみを込めて頭を撫でたのに、 目の前の騎士ときたら、渋々と自身に言い聞かせるように「手伝う」とか「王子が望むなら」と迷いを見せていて、向けられた苦笑に苦笑を返してしまった] ……別に王子だから、ではなくて 単純に考えても、ここから出る方が重要だろう? お前はこの辛気臭い何も無い部屋で一生を終えるつもりか? [部屋から出る事と天秤にかけて、『女の子の初めて』の方が重いのか、と半ば呆れたりもしたけど。 この忠義に厚い騎士にとって、今からする事を考えれば、主に対して罪悪感が生じてもやむを得ないか……と考え直す。 ならば出来るだけ、彼の罪の意識を軽くするように務めようか。それが、主の役目ならば] ($61) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:10:50 |
![]() | 【妖】 王子 シール[騎士が言う節穴だとか変装上手だかには>>$55 苦笑をもう少し明るいものに変える] わたしが女であることは、家族以外の極秘だからな。 目の前の騎士を欺き続けることができれば、 他の者たちにも覚られないと。 そう思っていた部分があったから、 出来る限り男であろうとしていたよ これからも接し方は変えて欲しくないが、 まずはこれまでの長い間、……打ち明ける事が出来ずに、 本当にすまなかった。 [改めてこれまでの詫びを伝えてから、己に対する評価を聞いてふむ、と首を傾げる。 幸いにも、騎士から見てわたしは それなりに 魅力があるらしい。たとえ忠誠心の高い騎士の言葉であっても、十分>>$55という表現は鵜呑みに出来なかった ならば、わたしにも何か出来るだろうか] ($62) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:13:05 |
![]() | 【妖】 王子 シール[それから伝えられた要望について考える。 触ってほしいところとなると、] …… [思い描いたら たくさんありすぎて 、いっぺんに言うのは不可能だ。あと言うのはやっぱり恥ずかしい。 それは後回しにして、残りはどうだ? 可愛く……は、できるか分からないのでいちかばちかに、かけるしかない。おねだり……なら、できそうか] わかった、……では、教えるから、 台座へ行こう [顎に触れる指先を、両手でふんわりと包んでから立ち上がる。 騎士にも立つように促したら、手を繋いで台座の方へと向かった] ($64) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:15:21 |
![]() | 【妖】 王子 シール……少し向こうを見ていてくれ [台座の前に並んで立ったら、騎士にはこちらを見ないようにと伝える。顔の向きを確認すると、わたしは衣服を脱ぎ始めた。 上着はまず、台座の上に拡げて置く。 台座に直接肌が当たるのを避ける、多少の敷き布変わりになるか。 ズボンは敷くとなると、形状的に相応しくないかもしれない。 畳んで広い台座の隅に置く。 その上に、脱いだ黒の上下の下着を重ねて置いて] ……もう、こちらを見ていいぞ [そう告げるには、相当な勇気と覚悟が要った。 振り返った騎士の目には、首元のペンダント以外、一糸まとわぬ姿になったわたしが映っただろう。 ただし、左腕を横にして両胸を覆い、右手で秘部が見えないように隠してはいたけれど] ($65) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:16:31 |
![]() | 【妖】 王子 シール[騎士からの視線が全身に当たれば、倒れてしまいそうな気持ちになる。恥ずかしくて気が遠くなりそうなのを耐え、真っ赤にした顔を伏せながら、震える声で おねだり する]ま、っ…まず…、 たっ、……誕生日おめでとうって、言って わ、わたしに…キ、 キス をして…くれるか?[まだ誰も触れた事のない唇に触れてほしいとおねだりする。 続いて、] あとは、……台座の上で、 普通の男女があ、…愛し合うように、…だ、 抱いて …ほしい…[以降はどうするのか分からないから、 すべてはお前に任せたいと身を委ねるつもりで] ($66) vitamin-girl 2024/01/21(Sun) 11:18:49 |
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